【面接対策】新日本建設の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】新日本建設の中途採用面接では何を聞かれるのか

マンションから銀行、学校まで多様な施工実績を持つ新日本建設への転職。採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、ともに働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策をすすめましょう。


新日本建設の採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

1964年の設立以来、首都圏において開発事業と建設事業を自社一貫体制でおこなっている新日本建設。千葉を拠点とし、首都圏を中心に事業を展開しています。幕張メッセ国際会議場や、ジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアムなど大型建造物の施工に携わるほか、自社ブランドマンション「エクセレントシティ」を開発・展開し、幅広い分野で数多くの建物を創り上げてきました。

そんな新日本建設の口コミには、「年功序列」「体育会系」といったワードが見られ、昔ながらの日本的企業文化であることがうかがえます。「普通に働いていれば5年目で主任を任せられる」「賞与は実績ではなく年功序列で決定される」「夜遅くまでの残業は当たり前」などに加え、「休日出勤が多い」という声が多く、旧態依然とした会社の体質に不満を感じる人も見受けられます。

一方、「建物が完成した時の感動が大きい」「社会貢献度が高い」「堅実な経営」「財務内容は抜群」といった口コミも。やりがいや安定した財務状況を活力に、「首都圏において多くの案件を取り扱い、社会のまちづくりの一環を担っている」という高い意識を持って仕事に取り組んでいる社員が多く見られます。

社会貢献度を高く意識し、安定した経営を重んじる新日本建設。こうした社風にフィットするかどうかは、面接の際に重要なポイントとなります。同社の社風を理解した上で、これまでの業務経験や今後のキャリア形成などを整理して対策をおこなうことが重要です。

選考は何次まで?

コーポレートサイトによると、新日本建設の中途採用面接の選考は、書面郵送またはメールからスタートします。選考フローについて明確な記載はありませんが、口コミによると書類選考通過後に2~3回の面接がおこなわれ、最終面接後1週間ほどで結果連絡がくるようです。

2020年5月現在、コーポレートサイト上では、マンション管理職・開発事業職・建築設計職・工事技術職の職種でキャリア採用をおこなっています。それぞれの募集要項では、歓迎スキルや勤務地、年収等条件、休日休暇などが記載されていますので、事前に必ず目を通し確認しておきましょう。

また、転職エージェント経由での募集もおこなわれています。キャリコネにも情報が掲載されていますので、確認してみるとよいでしょう。転職エージェント経由の場合、選考フローが上記とは異なる場合がありますので注意が必要です。

面接内容の傾向は?

あまり変わった質問はなく、転職理由や志望動機、自己PRなど基本的な質問は必ず出てきますので、自己分析をしながらしっかり整理しておく必要があります。

特に、新日本建設のイメージや建設業界を選んだ理由などを聞かれている方が数多く見受けられました。事前に企業研究をして「なぜ新日本建設なのか?」を明確に答えられるよう準備しておきましょう。また「建設業界全体の動向や自分が建設業界のどのようなところに興味を持っているか」「その中で新日本建設を選んだ理由」なども合わせて伝えられるようにしておくことが重要です。

ある面接経験者は建設業界へ興味を持つようになったきっかけを聞かれ、東日本大震災を経験した際のエピソードを交えて回答していますので、参考にするとよいでしょう。

新日本建設の面接攻略法(面接対策)

新日本建設の経営理念を理解した上で自己分析をする

面接に臨む前に必ず理解しておきたいのが新日本建設の経営理念です。新日本建設には「今日よりも価値ある明日をめざして。」という経営理念があります。人の暮らしを快適に、街をもっと豊かなものにすることを信念に、これからも社会と誠実に向き合い信頼に応える企業であり続けることを目指しています。

新日本建設 コーポレートサイトより

建設総合デベロッパーとして多くの建築物を手掛ける新日本建設は、用地取得から企画・設計・施工・販売・管理までを一貫しておこない、販売コストの削減、建設期間の短縮、建物の高いクオリティ、高収益の確保などを実現。安定を保ちながら成長し続ける企業として、社会のニーズに対応した「安心で安全の住まいづくり・街づくり」を創造していく姿勢が根づいているようです。

面接の前には、新日本建設の経営理念がどのようなものか考え、自分のビジョンと照らし合わせることが重要です。そして、「新日本建設で自分が発揮できる力は何か」「やりたいことは何か」を明確に説明できるようにしておきましょう。

「なぜ新日本建設に転職したいのか」の明確化には他社研究が必要

面接にあたっては、「なぜ新日本建設か」という質問に対して明確な回答が求められます。面接官はこの質問を通して、「この人がやりたいことは何か」「この人は当社で力を発揮できるのか」などを確認し、「当社のことをどれくらい理解しているのか」といったことも合わせて見極めようとしています。

新日本建設についてしっかり理解するためには、競合となりやすい他社の研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。

  • 名鉄不動産株式会社
  • 大和地所レジデンス株式会社
  • 株式会社イチケン
  • 日本建設株式会社

新日本建設の採用面接で実際に聞かれた質問内容

企業研究をおこなうことで、新日本建設が目指している方向性、そして活躍できる人材像が具体的に見えてきたのではないでしょうか。経営理念への理解を示し、自分のスキルがどのように発揮できるかを明確に回答できるよう準備しておきましょう。

公共施設や住宅など、幅広い建設分野で多くの建物を生み出してきた新日本建設。事業をおこなう際に重要視しているのは、「社会貢献度を高く意識し、安定した経営を重んじる」ことです。社員は、「自社製販一貫体制で首都圏を中心にスピーディな事業を展開し続けている」というプライドを持って仕事に取り組んでいます。日本の建設業界を支える仕事に向き合える人材であることをアピールするため、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。

以下、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるかしっかりと考え、面接対策をしておきましょう。

[20代前半・男性/建築設計] 【結果:内定を辞退】

質問

なぜ当社か?

回答

開発から施工まで一貫して行なうことで自分らしさ、企業らしさが建築に…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/施工管理] 【結果:入社】

質問

現場監督とはどんな仕事か?

回答

仕事内容についてはあまり良く知らなかったのですが、重機などを…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/建築設計] 【結果:入社】

質問

どうしてこの業界に興味を持ったのか?

回答

3.11を経験して色々考えさせられたから、それまでやりたい事…(口コミの続きとアドバイスを見る

新日本建設の採用面接に向けて

新日本建設の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「社会貢献度を高く意識し、安定した経営を重んじる」といった社風を理解した上で、自分がこれに合致した人材であるとアピールする。

  • 経営理念を理解し、それに沿った自己分析をおこない自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜ新日本建設か」に対する答えを明確にしておく。

これらについて自己分析と面接のシミュレーションをおこない、当日は自分の人柄を活かして積極的にアピールしましょう。

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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。

この記事の執筆者

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