ここではザイマックスの正社員採用について扱います。ザイマックスアルファやザイマックス関西など子会社・関連会社の内容とは異なる場合がありますのでご了承ください。
ザイマックスの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
2000年、MBOの手法によりリクルートから独立して誕生したザイマックス。「日本株式会社の不動産部」を標榜し、不動産コンサルティング・不動産の運営および管理・ファシリティマネジメント・法人向け賃貸仲介などを手がけています。
口コミには、「年次や役職に関係なく誰でも自由に発言する機会が多い」「社内の雰囲気は非常に明るく、社員同士で会話する機会も多い」など、活発なコミュニケーションをうかがわせるコメントが寄せられています。オフィスのフリーアドレス制や、“さん付け”で呼ぶ文化などがそれを後押ししているようです。また、性別に関係なく活躍できるリベラルな風土について「いい意味でリクルート文化が残っている」と評する向きもあります。その一方で、「発言しない人は馴染めない雰囲気かもしれない」「一人で黙々とという方にはつらく感じることもあるかもしれない」といった声も聞かれました。
また、「本人のやる気を尊重してくれる文化」「若いときから活躍したい人にはおすすめ」という口コミからは、仕事において主体性が重んじられ、それがきちんと評価と成長につながる社風であることがうかがえます。
面接では、周囲と活発にコミュニケーションをとりながら、主体的に仕事に取り組む社風にフィットする人材であるかが見極められます。これまでにチームでおこなった取り組みや、自ら目標を立てて成し遂げたことなど、具体的なエピソードを用意して臨むとよいでしょう。
■選考は何次まで?
選考プロセスに関する公式情報はありませんが、口コミによると、書類選考後に2〜3回程度の面接と適性検査がおこなわれます。担当する面接官は、回数を重ねるごとに役職が上がり、最終面接では社長を含む複数の役員が務めることが多いようです。なお、新型コロナウイルス感性症対策として、選考の一部がオンラインとなる可能性がありますので注意してください。
2020年6月現在、同社の採用ページでは、グループ会社であるザイマックスアルファ、ザイマックス九州、ザイマックスウィズなどで中途採用を募集中です。ザイマックス本体については、転職エージェントや求人サイトを通じて経理や社内SEの募集があります。キャリコネにも求人情報が掲載されていますので参考にしてみてください。
■面接内容の傾向は?
一般的な質問を掘り下げて聞かれる傾向にあります。ある面接経験者は、「回答に対して延々となぜかを問われた」「思考の深さを見ていたようだ」と自らの面接を振り返っています。表面的な事象だけでなく、「なぜそうしたのか」「なぜそう思うのか」という部分まで踏み込んで考える必要があるでしょう。口コミには、「第三者が聞いて納得してもらえるような要因やエピソードを具体的に話せるように整理しておくとよい」というアドバイスもありました。
面接官は、否定することなく話を聞くなど、話しやすい雰囲気を作ってくれる場合が多いようです。臆せず自分の言葉で語れるよう、企業研究や自己分析といった基本的な準備は手を抜かずにおこないましょう。また、「内容が100点でなくてもレスポンスが良ければ(選考通過の)可能性は高い」という口コミもありますので、双方向のコミュニケーションを心がけ、面接官の印象に残る面接にしたいところです。
ザイマックスの面接攻略法(面接対策)
■ザイマックスの経営理念を理解した上で自己分析をする
ザイマックスの面接を受ける前に、同社の経営理念を理解しておきましょう。
「新しい事業モデルの創造によるリーディングカンパニーへの挑戦」「働く人が元気であり続ける経営の実践」という経営理念を掲げるザイマックス。同社では、日本の不動産を取り巻くさまざまな分野において新たなビジネスをつくり、育てていくことで社会に貢献していく、すなわち「日本株式会社の不動産部」になることを目指しています。そのために大切にしているのが、新しい社会に役立つビジネスを創出するという「創業者精神」です。そのうえで、「誰よりも真っ先に手がけ、その新しいビジネス分野をリードし、No.1の存在であり続ける」ことに挑戦しています。
また、そうした組織であり続けるために、「人」を軸とした経営をおこなうことを方針としています。その根底にあるのは、働く人が元気であることが企業グループの力を強くすることはもちろん、さまざまなステークホルダーにとっての幸せにつがなるという考えです。当然社員にも、そうした環境のなかで主体的に仕事に向き合い、成長のチャンスを獲得していく意欲が求められるでしょう。
面接に際しては、この経営理念が意味するところを理解し、自分のビジョンや行動に落とし込んでみる必要があります。
■「なぜザイマックスに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
中途採用面接にあたっては、「なぜザイマックスか」という質問に対する回答を明確にしておくことが重要です。面接官は回答を通じて、「応募者はどのような仕事をしたいのか」「それはザイマックスで実現可能なのか」ということに加え、「ザイマックスについてどれくらい理解しているのか」を確認しようとしています。同社の事業内容や特徴について知っておくことはもちろん、業界での位置づけも把握しておきたいものです。
そのためには、他社研究が不可欠です。競合となりうる企業と比較しながら各社の事業規模や特徴をつかめば、同社の独自性やポジショニングがより鮮明に見えてくることでしょう。ここでは、参考として3社をあげます。
- シービーアールイー株式会社
- 株式会社コスモスイニシア
- 東京建物株式会社
ザイマックスの採用面接で実際に聞かれた質問内容
ここまでの企業研究を通じて、ザイマックスが目指している方向性や求める人材像が明らかになってきたのではないでしょうか。
不動産総合マネジメントサービスグループとして、「日本株式会社の不動産部」を標榜するザイマックス。面接にあたっては、経営理念の実現に向けてどんな貢献ができるのかを、自らのビジョンとともに整理してみる必要があります。そのうえで、覚悟を持って仕事に向き合い、仕事を通じて自らも成長していく意欲を示したいところです。「周囲とコミュニケーションをとりながら、主体的に仕事に取り組める人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[20代後半・男性/アセットマネージャー] 【結果:最終面接を辞退】
[20代後半・男性/コンサルティング営業] 【結果:一次面接で不採用】
[30代前半・男性/不動産管理] 【結果:一次面接で不採用】
ザイマックスの採用面接に向けて
ザイマックスの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 周囲と活発にコミュニケーションをとりながら、主体的に仕事に取り組む社風にフィットした人材であることを具体的にアピールする。
- ザイマックスの経営理念を理解し、これに沿った自己分析をおこない有益な自己PRにつなげる。
- 競合他社についても研究し、「なぜザイマックスなのか」という問いに明確に答えられるようにしておく。
これらを参考に準備をすすめ、当日は面接官との双方向のコミュニケーションを心がけましょう。
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