Plan・Do・Seeの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
同社は27年前に立ち上げた小さなブライダル会社から始まりました。今では国内13店舗、海外では7拠点でホテル、店舗を運営するまでに拡大し成長をし続けています。“OMOTENASHI HOTELS”というブランドを掲げ「日本のおもてなしを世界中の人々へ」というビジョンのもと新しいスタイルを提供しています。
「社員全員がお客様の視点にたって考えながら仕事をしている」「ホテルやレストランなどの非現実的な空間を最大限楽しんでいただける方法を考える」という口コミからも、お客様の要望に真摯に向き合っていることがわかります。環境面では、社員同士の距離も近く、言いたいことが言えるとのこと。やりたいことはすぐにチャレンジさせてくれる社風で、前向きで向上心のある社員が多いことも同社の魅力のひとつでしょう。
一方で「土日の勤務が多い」「お客様のことを思うがゆえに、ハードワークである」という口コミも見受けられました。結婚式というお客様の特別な日のために、創意工夫を凝らすことをやりがいと考える社員が多いことも確かです。常に責任感をもってお客様と向き合っている会社といえるでしょう。
採用面接では「お客様のためを思い、その実現のために向上心もって行動する」といった社風に馴染み、同社で働き続けることができるかを見極められます。
■選考は何次まで?
同社では2020年6月現在、ブライダル、ホテルでの宿泊スタッフやキッチンスタッフ、本社でのインテリアコーディネーターなど、多くの職種で中途採用をおこなっています。それぞれ、勤務地や雇用形態、業務内容が異なりますので、リクルーティングサイトを確認し、自身のやりたい仕事を明確化しましょう。
選考フローはホームページによりますと、説明会を受講後、1次選考(グループワーク)→2次選考(グループ面接)→3次選考(個人面接)→内定となるようです。4次面接まで進んだという口コミも見受けられたので、面接回数は状況によって異なると認識しておいたほうが良いでしょう。また面接官もマネージャー、社長などさまざまのようです。誰が面接官であっても自分の想いを話せるようきちんと準備しておきましょう。
■面接内容の傾向は?
面接の雰囲気は明るくカジュアルだったとのこと。お客様と接する仕事が多いので、面接ではビジネスマナーの徹底と笑顔での対応を意識しましょう。また面接経験者からは「服装にも気配りを」とのアドバイスもありました。非現実的な空間の演出する仕事であることを念頭におき、常に身だしなみを整えておく必要があります。
質問内容は幼少期のエピソードなど、自分自身について詳しく聞かれるようです。「どんなことを大切に生きてきたのか」といった質問からも、人間性を重要視していると考えられます。自己分析をしっかりとおこない自信を持って答えられるようにしましょう。
また「将来の夢」や「顧客志向」についても確認されることから、仕事にかける情熱やお客様へのサービスに対する意識の高さも求められているといえます。今までの経験やスキルを振り返り、アピールできることを整理しておきましょう。
Plan・Do・Seeの面接攻略法(面接対策)
■Plan・Do・Seeの企業理念を理解した上で自己分析をする
同社の面接を受ける上で、経営理念やビジョンの理解は欠かせないものです。同社の経営理念は「日本のおもてなしを 世界中の人々へ」です。その実現のために行動方針も掲げています。
「I am one of the customers」という行動方針は「もし自分がお客様だったらどう思うか」という視点を表しています。自分がお客様だったら嬉しいと思えるような接客やサービスについて常に自問すること。その行動が「相手を想う」ということに繋がり、圧倒的なおもてなしを提供できると考えています。その実現のために同社が大切にしている価値観があります。
①心から愛せる商品をつくる。
②感謝を忘れず、愛情を注ぐ。
③責任力を磨いて、成長する。
④本物を学び、進化させる。
⑤全員、勝つことにこだわる。
⑥今に向き合うことで未来をつくる。
⑦笑う門には人来たる。
大切にしている価値観は、リクルーティングサイトの「ESSENCE」に詳細が記載されておりますので確認しておきましょう。面接ではこの企業理念への共感を示し、自身の想いを伝えることがポイントです。その上で、事業への興味や将来の展望をアピールすると好印象を与えられるでしょう。これまでの経験から、行動方針や価値観に共通していることをピックアップし、伝えられるよう整理しておきましょう。
■「なぜPlan・Do・Seeに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
面接で必ずといってよいほど聞かれる「なぜPlan・Do・Seeなのか」という志望動機。応募者が「当社で何をしたいのか」「当社でそれを実現できるのか」ということを確認するために、企業にとって必要な事項です。あわせて、「当社をどれだけ理解しているのか」「当社の理念や価値観をしっかりと把握できているか」ということも見極めているのです。
また同社をより深く理解するためには、競合他社研究が不可欠です。ホテルやブライダルをメイン事業にしている企業も多いので、Plan・Do・Seeとの違いについて確認しておきましょう。以下に競合とされる企業をピックアップします。これらを参考にし、同社の強みを理解するようにしましょう。
- 株式会社トランク
- 株式会社ベストブライダル
- 株式会社星野リゾート
- 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
Plan・Do・Seeの採用面接で実際に聞かれた質問内容
同社の社風や目指している方向性を理解することで、どのような人材を求めているのか分かってきたのではないでしょうか。採用面接を受ける前には、これまでの経験を振り返り、エピソードの整理をしましょう。そして面接当日は、自身の想いや熱意をアピールすることが大きなポイントとなります。
面接では「お客様のためを思い、その実現のために向上心もって行動する」という社風にマッチした人材であると印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておきましょう。
続いて面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[20代後半・女性/ウェディングプランナー] 【結果:結果待ち】
[20代前半・女性/ウェディングプランナー] 【結果:二次面接で不採用】
[20代前半・女性/代理店営業] 【結果:二次面接で不採用】
Plan・Do・Seeの採用面接に向けて
同社の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「お客様のためを思い、その実現のために向上心もって行動する」という社風にマッチしている人材だとアピールできるよう、それに沿った自身の経験を用意をする。
- 企業理念である「日本のおもてなしを 世界中の人々へ」を理解し、自己分析をして自己PRに繋げる。
- 競合他社についても研究し、「なぜPlan・Do・Seeなのか」を明確にしておく。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。