ファインドスターの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
紙媒体・デジタル媒体を問わず、ダイレクトメールの制作・送付をはじめとした広告・マーケティング事業を担うファインドスター。同社の強みは、プリントメディアとデジタルメディアの両方の特色を生かし、より効果的に消費者にコミットできることです。
同封チラシや新聞折り込みチラシなど紙媒体のマーケティングにおいても、テクノロジーを掛け合わせた手法をとっている同社。現在では、デジタルとアナログを融合したパーソナライズDM発送システム「Re;p(リップ)」を同社の新たな主力事業へと成長させていくとしています。「Re;p」のシステムについては重点的に確認しておきましょう。
そんな同社の口コミには、「仲間意識が強い社風」「トップのほうの社員も謙虚でフレンドリーな人が多い」という意見が多数挙がっており、風通しが良くフランクな雰囲気が感じ取れます。そのため産休・育休も問題なくとることができ、「女性も長く働きやすい」との意見が見られます。実際に、2019年にはオープンワークによる「働きがいのある企業ランキング」30位に同社が選出されました。
「風通しの良い雰囲気の中、デジタルとアナログを掛け合わせた事業に注力する」。採用面接においては、こうした社風に馴染み、この会社で働き続けることができそうか見極められます。
■選考は何次まで?
同社では2020年6月現在、「オープンポジション(総合職)」という形態でのみ中途採用をおこなっています。具体的な記載はありませんが、入社後に適性を見て各部署に配属されると考えてよいでしょう。
採用ページから「エントリー」ボタンをクリックすると、応募の詳細を見ることができます。これによると、選考フローは書類選考→WEB適性検査→一次面接→最終面接→内定という流れで進みます。
募集要項を見ると、「当社の理念とビジョンに共感し、働けること」が応募の前提とされています。応募前には同社の理念とビジョンをよく確認し、これに共感しているというアピールを書類に盛り込んでください。
■面接内容の傾向は?
まず同社の募集要項を見ると、以下のことが「必要となる要素」とされています。
・成長意欲が高く、成長の動機が自己ではなく他者に向いている
・コミュニケーション(意思疎通をする能力)に長け、本質的な課題やニーズを探ることができる
同社の面接対策をするためには、これらを意識することが重要です。実際に「自分の強み・弱み」や「これからのビジョン」について問われたという口コミがあります。面接官はこのような質問への回答から、応募者が自身の長所・短所を把握しているか、そしてそれを生かしてこれから成長していけるかを判断します。
また、同社は企業理念とビジョンを非常に重視する傾向があるようです。「面接時に指針や理念について書かれたカードをもらい、説明を受けた」という人もいます。この企業理念とビジョンは必ず確認しておきましょう。
ファインドスターの面接攻略法(面接対策)
■ファインドスターの「企業理念」と「VISION」を理解した上で自己分析をする
ファインドスターの面接を受けるにあたっては、採用エントリーページにも記載があるとおり、同社の理念とビジョンを理解しておくことが必要です。
同社は、経営理念・基本的価値観・存在意義の3つの柱からなる企業理念を掲げています。詳細をコーポレートサイトで確認しておきましょう。キーワードは「信頼」と「新しい価値の創造」です。「顧客から信頼を得て、事業において新たな価値を生み出すことで顧客に貢献する」ということが第一とされています。
また、「VISION」もこの企業理念に通じるものです。ここでは、マーケティングによって顧客に貢献していく旨が強く語られています。そして、そのために「サービス力の向上」と「働く仲間の成長」が重視されていることにも注目しましょう。
面接では、このような同社のフィロソフィーに共感した上で、「新たな価値を生み顧客から信頼を得ると同時に、自身も成長していける」人材であると示してください。
■「なぜファインドスターに転職したいのか」の明確化には他社研究も忘れずに
面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜファインドスターなのか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「広告・マーケティング業界に向いているか」「それまでの経験を同社で生かせるのか」といった点はもちろん、「本当に同社の特色を理解しているのか」ということです。
業界や職種の枠を超えてファインドスターという企業について理解するためには、競合となりやすい企業についても調べておく必要があります。とくに同社は理念とビジョンを重視しているため、他社の理念・ビジョンについて調べ、ファインドスターの考え方との違いを明確化しましょう。例として、以下のような企業とファインドスターとの違いを調べてみてください。
- 株式会社三栄広告社
- 株式会社日本ダイレクトマーケティング
- ディーエムソリューションズ株式会社
ファインドスターの採用面接で実際に聞かれた質問内容
ファインドスターの社風や目指している方向性を理解することで、同社がどのような人材を求めているのか分かってきたのではないでしょうか。このように、ファインドスターの採用面接を受ける前には、前職での経験を振り返り自己分析をおこなうことや、他社研究を踏まえ志望動機を整理することが大切です。
そして面接の場では、「風通しの良い雰囲気の中、デジタルとアナログを掛け合わせた事業に注力する」という社風を意識して、「新たな価値を生み顧客から信頼を得ると同時に、自身も成長していける」人材であると印象付けられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくことが望ましいです。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。このような質問をされたらどのように答えるか、事前にシミュレーションしておき、実際の面接の際に落ち着いて話せるようにしましょう。
[20代前半・女性/経理] 【結果:一次面接で不採用】
[40代後半・男性/その他] 【結果:入社】
[30代前半・男性/代理店営業] 【結果:一次面接で不採用】
[20代前半・女性/制作ディレクター] 【結果:二次面接を辞退】
ファインドスターの採用面接に向けて
ファインドスターの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「風通しの良い雰囲気の中、デジタルとアナログを掛け合わせた事業に注力する」という社風にマッチし、「新たな価値を生み顧客から信頼を得ると同時に、自身も成長していける」人材だとアピールできるよう、具体的なエピソードを用意する。
- ファインドスターの「企業理念」と「VISION」を理解し、これに共感していることを示す。
- 競合他社についても研究し、「なぜファインドスターなのか」に対する答えを明確にしておく。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。