【面接対策】トゥモローランドの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】トゥモローランドの中途採用面接では何を聞かれるのか

オリジナルブランドからセレクトショップまでトータルで展開し、アパレル業界をけん引するトゥモローランドへの転職。採用面接では、これまでの仕事への取り組み方や成果を具体的に問われるほか、人柄も評価されます。即戦力として、ともに働く仲間として評価されるので事前にしっかり対策をして転職しましょう。


トゥモローランドの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

1978年、1枚のニットからトゥモローランドは始まりました。そのメンズニットブランドの発表から、他のオリジナルブランドの立ち上げやセレクトショップの設立など、40年間アパレル業界をけん引し続けてきたトゥモローランド。

同社のこだわりは「徹底したモノづくり」。企画からデザイン、販売まで、自分たちの手で1から生みだすことに圧倒的な自信を持つ同社。それは「商品のクオリティ、モノ作りのこだわりが本部社員だけでなくショップスタッフにも伝わっている」「商品のこだわりが細部に感じられ、自信を持って接客できる」といった口コミからも明らかです。またオリジナルブランドだけでなく、世界的なブランドとパートナーシップを組み、新しいクリエイティブな商品を生みだすことにも注力しています。「すべての仕事が、クリエーション」とリクルートサイトに掲げているように、社員一人ひとりの考えやアイデアを大切にする同社。新しいことにチャレンジすることが好まれ、ファッション文化や価値がそこから生まれることがトゥモローランドの魅力だといえるでしょう。

一方、「拘束時間が長い」「プライベート時間の確保が難しい」といった口コミも。店舗販売だけでなく、イベント開催をおこなうブランドもあるため、労働時間は比較的長い傾向にあるようです。また、正社員、契約社員、アルバイトと多様な雇用形態が存在することから、「年功序列」「新卒入社が有利」などの口コミがあり、評価が曖昧となっている様子も。

しかし、最近では仕事とプライベートを両立できるよう環境づくりに努め、さまざまな制度が導入されているようです。「出産で退社する人は少なく、時短勤務制度を使っている女性社員が多い」「夏と冬のリフレッシュ休暇で1週間程度休みが取れる」といった声も聞かれるようになりました。働き方改革の取り組みに力を入れているため、将来的にさらなる改善が期待できるかもしれません。

採用面接では「モノづくりと商品に誇りを持ち、社員の新しい意見にも耳を傾け、チャレンジし続ける社風」を理解し、そうした理想像にマッチした人材であることをアピールしましょう。

選考は何次まで?

トゥモローランドでは現在、デザイナー、パタンナー、バイヤーといった本社業務の職種と店舗での販売職を幅広く募集しています。どの職種もまずは書類選考からとなりますので、リクルートサイトにあるエントリーシートをダウンロードし、人事部へ提出しましょう。くわえて、デザイナーを希望する場合は、トゥモローランドのオリジナルブランドからひとつを選び、イメージデザイン画を3点以上添付することが求められています。バイヤーを希望する場合は、自身の感性が表現できるものを添付する必要があります。スキルをアピールできるよう、課題にはしっかりと取り組みましょう。

口コミによると、選考フローは書類選考と2回の面接がおこなわれるようです。職種と勤務地、希望するブランドによって形態が異なっており、個人面接の場合とグループ面接の場合があったようです。面接官も人事社員や役員、複数者の場合と、こちらもさまざまなケースがあるようです。どんなスタイルの面接でも、自分の想いや考えをしっかり伝えられるよう整理しておきましょう。

面接内容の傾向は?

同社の面接は「人柄」と「ファッションへの興味やセンス」を重視する傾向にあります。そのため、リクルートスーツは厳禁とされ、私服での来社を指示されるようです。トゥモローランドのブランドに近いファッションを期待されますので、イメージに合ったファッション研究を事前に必ずおこなっておきましょう。また、センスには定評のある商品を扱う企業であるため、販売職でなくても、清潔感など、見た目や気遣いも確認されます。爽やかなイメージをアピールし、笑顔を意識して面接に挑みましょう。

面接経験者からは「話し方や雰囲気など人柄を見ている」「ありのままの自分を素直に伝えることが大切」といった口コミがありました。スキルや能力よりも、自身の想いや熱意を表現することにウェートを置いているようです。自身が携わりたいブランドや、どのような働き方をしたいかについて、自身の意志も交えながら、前向きな気持ちを伝えられるようにしてみましょう。

面接の雰囲気は和やかで圧迫感はなく、ゆっくりと話を聞いてもらえるようです。「緊張感ゼロ」「フランクな雰囲気があり、自由に話をさせてもらえた」といった口コミも。話しやすい反面、会話から品性や立ち振る舞い、コミュニケーション能力が確認されていると推測されます。ラフな対応にならないよう、最後まで気を抜かないようにしましょう。

トゥモローランドの面接攻略法(面接対策)

トゥモローランドのビジョンを理解した上で自己分析をする

面接に臨む前に、同社のビジョンについて理解しておきましょう。

トゥモローランド リクルートサイト 企業理念より

トゥモローランドのビジョンは「Small is possible -目指すのは、小さな会社-」。167ものファッション店舗を展開し、社員数が1400人を超えている同社は、決して小さい会社とはいえません。「小さな会社」とは、保守的にならず、チャレンジ精神を持ち続けるという意味を表しています。「働くすべての人が何かを表現したいという欲求を持ち、それを実現できる小さな会社であり続けたい。」という言葉には、一人ひとりの声に耳を傾け、新しいことを始めたいという想いが込められています。

1枚のニットがすべての「きっかけ」となった同社は、その後世界中のブランドとコラボレーションをおこなうなど、ファッション界をリードしてきました。これもひとえに、上記に掲げたビジョンの浸透により、社員一人ひとりが現状に満足することなく、向上心を持って働いてきた結果だといえるでしょう。

このビジョンは、トゥモローランドの価値観や企業文化を形成する土台です。しっかりと理解し、面接ではこのビジョンと通じている自身の想いを表現できるようにしておきましょう。

「なぜトゥモローランドに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要

面接で聞かれる質問のひとつに「なぜトゥモローランドなのか」というものがあります。この質問で面接官は、「当社で何をしたいのか」「それは当社で可能なのか」ということを見極めています。これらにくわえ、「当社をどれだけ理解しているのか」ということも判断しています。

同社をより深く理解するには、競合他社の研究が不可欠です。アパレル会社は自社のブランドや商品にこだわりや誇りを持っています。それぞれの違いや特徴についてきちんと理解し、自身の考えも用意しておきましょう。以下に競合とされる企業をあげますので、参考にしてください。

  • 株式会社ユナイテッドアローズ
  • 株式会社ビームス
  • 株式会社アーバンリサーチ
  • 株式会社パル

トゥモローランドの採用面接で実際に聞かれた質問内容

トゥモローランドの社風や求める人材について理解が深まってきたのではないでしょうか。面接では「清潔感を意識した服装」や「気配りに配慮したコミュニケーション」を意識し、ありのままの自分を素直に表現してください。「ファッションへの関心の高さと、そこにかける想い」を伝え、ビジョンに通じる「チャレンジ精神を持ち続けられる人材」であるとアピールできると、同社の求めている人物像に近づくでしょう。

以下に、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策をしておきましょう。

[20代後半・女性/店長] 【結果:内定を辞退】

質問

ファッションとはなんだとおもいますか?

回答

感性だと思います。なぜなら人それぞれ…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・女性/生産・物流コンサルタント] 【結果:結果待ち】

質問

趣味について

回答

趣味についてずっと聞かれておそらく人柄についてみていた…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/ショップスタッフ] 【結果:一次面接で不採用】

質問

1分間で自分をアピールしてください。

回答

短時間で自分を印象づけるために芸能人のモノマネをしま…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/販売促進] 【結果:内定を辞退】

質問

志望理由を教えてください。

回答

トゥモローランドの服は他社よりも高いがデザイン性能…(口コミの続きとアドバイスを見る

トゥモローランドの採用面接に向けて

トゥモローランドの面接を受けるにあたり、押さえておきたい重要なポイントをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいことは、以下の3つです。

  • 「モノづくりと商品に誇りを持ち、社員の新しい意見にも耳を傾け、チャレンジし続ける社風」を理解し、自身が貢献できる人材であることをアピールする。

  • トゥモローランドのビジョンを理解し、これに沿った自己分析をおこない、自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜトゥモローランドなのか」に対する答えを明確にしておく。
これらについてしっかりと準備した上で、当日は面接官からの問いかけに対し、自身の言葉でアピールしましょう。

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