【面接対策】エスキュービズムの中途採用面接では何を聞かれるのか

同社は小売業を中心に店舗やオフィスへのITソリューションを提案しており、ECサイト構築やPOSレジ、セルフレジの導入など、実績は1000社以上にのぼります。現在、ECとPOSをワンパッケージで提供できる企業は同社だけで、サービス領域もインフラのみならず、コンサルティングやマーケティング、採用・教育・組織支援に至るまでクライアントに寄り添っています。

同社のプロダクトは小売業のデジタルトランスフォーメーションを推進する上で欠かせないツールです。そのため現場にはスピード感が求められ、急成長企業らしい臨場感があるようです。口コミにも「スピード感を大事にしているため組織は臨機応変に変化する」「意思決定が早い」「若手であっても裁量権が大きい」などの意見が見受けられます。

また、チーム意識も高く「ニックネームで呼び合う、バーベキューイベントがある」などのコメントがありました。

「受け身の姿勢は通用しない」「完全成果主義」との意見も多く、主体的に行動し成果を出せば評価される、スピード感あるベンチャーらしい社風と言えそうです。面接では主体性と何ごとにも前のめりに取り組む姿勢をアピールするとよいでしょう。

2020年6月現在、同社コーポレートサイトにおいて、アプリケーションエンジニア、システムエンジニア、インフラエンジニア、テクニカルディレクター、プロジェクトマネージャーなどの職種の中途採用募集がおこなわれています。また、オープンポジション募集も受け付けています。営業、マーケティングなど、これまでの経験・能力に応じた職種へのアサインを希望する人が応募することができます。

コーポレートサイトに選考フローについての記載はありませんが、口コミによるとWEBエントリ→一次面接（人事、現場マネージャー）→二次面接（部長、本部長）→内定となるようです。最終選考として社長面接があったという口コミもありました。選考期間は2週間程度のようです。

転職エージェント経由でも募集があります。詳細はキャリコネの求人情報から確認してください。

経験者の口コミによると、「これまでの経験」「同社に興味を持った理由」「なぜ転職するのか」という一般的な質問が多いようです。

特に難しい質問はなかったようですが、同社の印象を聞かれることが多いようです。よく企業研究をおこない、客観的なデータを踏まえながら、自分なりの見方で同社を評価できるといいでしょう。特に自社プロダクトが多いため、導入事例も含めてしっかり研究しておきましょう。

また、採用サイトには「仕事は本来楽しいもの」との考えが記されています。どうすれば仕事が楽しくなるかという観点で、これまでの経験を振り返りながら自分の考えをまとめるとよいでしょう。なお、面接の雰囲気はベンチャーらしいラフな雰囲気だったとの口コミが見受けられます。リラックスして臨むとよいでしょう。

面接を受ける前に、同社のミッション・ビジョン・バリューについて理解しておきましょう。

ミッションとして掲げているのは「デジタルシフトのワンストップ支援」。同社のメインターゲットである小売業界ではオムニチャネル戦略が経営を左右します。オムニチャネル戦略とは、実店舗やECサイト、アプリなど、顧客とのあらゆる接点で最適な購買体験を提供する戦略ですが、まさにこの仕組みを提供しているのが同社です。つまり、デジタルシフト化を提案・推進し、さらにワンストップでクライアントを支援するという同社のミッションは、この小売業界全体を支えることでもあります。

ビジョンにはプロダクト力とチーム力の強化があげられ、これを実現させるためにバリューがあります。

世の中にないものを生み出し不確実な未来に立ち向かう「Challenge」、チャレンジと改善のサイクルを速く回す「Speed」、品質、リスク管理などすべてに責任を負う「Professional」の3つが求められます。

面接では同社のミッション・ビジョン・バリューに共感し、チャレンジ精神と業界全体を左右する仕事へのプロフェッショナル思考をアピールするとよいでしょう。

同社の面接では「なぜエスキュービズムなのか」と問われることが多いようです。この問いにより「同社のミッション・ビジョン・バリューを理解しているか」「同社の社風や方向性に合うか」などを見極めます。この問いに答えるには、同社への理解に加え、競合他社についても研究しておくことが大切です。

小売業をクライアントに持ち、ECサイト構築やプロダクト販売、コンサルティングなどをおこなっている企業が競合となります。具体的には、以下のような企業について調べておくことをおすすめします。

• 株式会社アイル
• 株式会社ショップブックジャパン
• 株式会社フューチャーショップ
• 株式会社ecbeing

同社が社会で担っている役割や、同社に合う人材像が見えてきたのではないでしょうか。

唯一無二の自社プロダクトで小売業のデジタルトランスフォーメーションを推進する同社。オムニチャネル戦略が経営を左右するクライアントにとっては力強いパートナーになっています。同社のミッション・ビジョン・バリューをしっかりとおさえ、「チャレンジ精神と業界全体を左右する仕事へのプロフェッショナル思考を持つ人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされた場合どう答えるか、シミュレーションしながら面接対策をしておきましょう。

同社の面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

• 「主体的に行動し成果を出せば評価される、スピード感あるベンチャーらしい社風」を意識し、自身と社風がマッチしていることをアピールする。


• 同社のミッション・ビジョン・バリューを理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。


• 競合他社についてよく研究し、「なぜエスキュービズムか」に対する答えを明確にしておく。