ソフトブレーンの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
営業×ITによる「顧客の生産性の最大化」をミッションとするソフトブレーン。同社の営業支援ソフト「eセールスマネージャー」は、CRM/SFA(営業支援システム)の2021年度ユーザー調査で4年連続総合満足度No.1を獲得しました(ESP総研調べ)。同社では、こうした営業支援システムやコンサルティングによって、営業課題に対するソリューションベンダーとしての価値を提供しています。
その組織はフラットでオープン。困ったことがあれば上長だけではなく、他部門にも気軽に声をかけに行けるワンフロアのオフィスが特徴です。行動指針のひとつに「公平で開かれたコミュニケーション」を掲げており、「誰が言ったか」ではなく、「何を言ったか」が重視されています。
1992年の創業から30年近い年月を経て安定した基盤を構築した同社ですが、今でも大切にされているのが創業から続くベンチャー精神です。社員においても、オーナーシップを持ちながら意欲的に成長を望む人が多いといいます。良くも悪くも実力主義であり、主体的に考えて行動し、課題を解決していける人材が求められていると言えそうです。口コミには「企業変革に興味があり、明確なキャリアプランのある方にはおすすめ」といったコメントも見られました。
フラットでオープンな組織風土の中で、オーナーシップを持ちながら自らも成長する。採用面接では、このような社風にフィットするかどうかが見極められます。
■選考は何次まで?
2021年5月現在、「法人向けソリューション営業」「導入コンサルタント」「製品開発プロジェクトリーダー」「カスタマイズエンジニア」「中途採用担当」など、複数の職種で中途採用をおこなっています。コーポレートサイトの採用ページには、仕事内容や募集背景といった詳細が記載されており、そこから応募する流れです。そのほか、求人サイトや転職エージェントを活用して応募する方法もあります。キャリコネにも情報が掲載されていますので、参考にしてみてください。
選考フローに関する公式情報はありませんが、口コミ情報によると、書類選考後に2〜3回の面接がおこなわれるようです。内定までの所要期間はおおむね1ヶ月程度となっています。コロナ禍の現在、オンライン面接も想定して準備を進めるとよいでしょう。
■面接内容の傾向は?
志望動機や入社後の展望を通じて、オーナーシップや成長意欲といったマインドが見られる傾向にあります。同社の新卒向け説明会では、「3年で10年分生きろ」というメッセージが発信されます。中途採用の場合にはあえて強く発信されることはないそうですが、主体的で濃密な仕事が求められることに変わりはありません。したがって、そうした点を意識した自己アピールが必要になってくるでしょう。
そのほか重視されるのが、説明能力やコミュニケーション力です。同社では、主観的・定性的な説明ではなく、客観的・定量的なファクトベースのアプローチが重視されます。そのため、オーソドックスな質問であっても、ファクトに基づいた論理的な回答が望まれます。また、傾聴力も問われますので、双方向のコミュニケーションを心がけながら、入社への熱意を伝えられるようにしましょう。
ソフトブレーンの面接攻略法(面接対策)
■ソフトブレーンの「企業理念」と「MISSION・VISION・VALUE」「行動指針」を理解した上で自己分析をする
同社では、理念への共感が大事にされています。面接の前に、4つの企業理念を理解し、自らの価値観や行動に照らし合わせてみる必要があるでしょう。
この理念を通じて大切にされているのは、「変化を驚異ではなく、チャンスと捉える」ということです。変化に柔軟に対応し、これをチャンスに変えられることが生き残るためにマストだとしています。
行動指針においても、「現状を疑い、変化を起こせ」を掲げるなど、現状に安住することなく、自ら変化を追い求めることが進化につながると考えています。ここに表れているのは、成長を追い求める姿だと言えるでしょう。行動指針のひとつとなっている「3年で10年分の成長を」は、高速でPDCAを回すことで圧倒的な成長を求めるものです。その過程で課題に直面したとしても、目標を高く持って向き合い、やり抜く力が重要だとしています。
そのほか、「MISSION・VISION・VALUE」についてもコーポレートサイトで内容を確認しておく必要があります。すべては、MISSIONである「顧客の生産性の最大化」のためにおこなうことです。そのために、行動指針に沿って具体的にどんな価値を提供できるのかを深堀りした上で、面接の場で戦略的にアピールしてみましょう。
■「なぜソフトブレーンに転職したいのか」の明確化には他社研究を
面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜソフトブレーンなのか」というものがあります。面接官はこの質問を通して、「業界のどこに魅力を感じているのか」「それまでの経験をどのように生かしていくのか」といった点はもちろん、「本当に同社の特色を理解しているのか」ということを見極めます。
面接官が知りたい点に明確に回答するためには、競合となりやすい企業についての研究が不可欠です。他社との違いを明らかにした上で、「なぜソフトブレーンなのか」について、自分の言葉で説得力のある回答をする必要があります。以下の企業を参考に自分なりの軸で他社研究をおこなって、面接に臨みましょう。
- 株式会社セールスフォース・ドットコム
- ナレッジスイート株式会社
- サイボウズ株式会社
- Sansan株式会社
ソフトブレーンの採用面接で実際に聞かれた質問内容
ここまで読んで、同社の求める人材像や方向性についての理解が深まってきたのではないでしょうか。同社の場合、「フラットでオープンな組織風土の中で、オーナーシップを持ちながら自らも成長する」という社風を意識し、営業にイノベーションを起こす気概や自らの成長意欲を伝える必要があります。そのために、具体的な実績やエピソードを用いて戦略的にアピールしましょう。
以下に、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。自分ならどのように答えるかシミュレーションして、面接対策の総仕上げをおこなってください。
ソフトブレーン株式会社の面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[30代後半・男性/営業事務、管理事務] 【結果:入社】
[20代後半・女性/財務] 【結果:一次面接で不採用】
[20代前半・女性/その他] 【結果:入社】
[30代前半・男性/マーケティングコンサルタント] 【結果:入社】
ソフトブレーンの採用面接に向けて
ソフトブレーンの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「フラットでオープンな組織風土の中で、オーナーシップを持ちながら自らも成長する」という社風を意識し、営業にイノベーションを起こすことにコミットできる人材と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを用意して臨む。
- ソフトブレーンの「企業理念」「MISSION・VISION・VALUE」「行動指針」を理解した上で、これに沿った自己分析をおこなって自己PRにつなげる。
- 競合他社についても研究し、「なぜソフトブレーンか」に対する答えを明確にしておく。
これらのポイントを意識して対策を進め、面接当日は論理的な回答で入社への意欲をアピールしましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。