【面接対策】ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングの中途採用面接では何を聞かれるのか

「お客様にあった保険探しのお手伝い」をテーマに、専門知識を持つスタッフによる保険コンサルティングを提供するニュートンFC。日本最大規模のコールセンターを構え、全国の顧客にテレマーケティングで保険商品の提案や販売をおこなっています。

同社では、「経営」「募集」「苦情」「情報」の4つの管理態勢を軸にコンプライアンスの強化を図り、顧客が安心してサービスを受けられる体制を構築。社員の口コミにも、「コンプライアンスに対する意識が強い企業」といったものが散見されました。

また、営業に力を入れているためか、「フットワークの軽い人が多い」「目標に向けて追い込んだりするのである程度タフな人が多い」などの声が寄せられ、職場の雰囲気は体育会系だといいます。「結果が全てという社風」という口コミも見られ、目標に向かって切磋琢磨する緊張感を楽しめる人にとっては、評価や出世、成長という点において満足度の高い職場のようです。そのほか、「女性責任者を増やすため、女性社員を対象にした研修もおこなっている」「女だからではなく、頑張った分だけ評価される」といった口コミからは、女性活躍にも力を入れていることがうかがえます。

「実力主義で体育会的な雰囲気の職場の中で、目標に向かって切磋琢磨する」。採用面接では、応募者がこのような社風にフィットするかどうかを見極められます。

2021年6月現在、同社の中途採用では「保険プランナー」を募集しています。これは、顧客が契約している保険の内容や将来に関する不安などをヒアリングし、最適な保険商品やプランを提案する仕事です。転居を伴う転勤の可能性がある総合職と、転居を伴う転勤がない一般職／地域限定社員のどちらかを選択できます。

原則的な選考フローは、「書類・適性検査 → 一次面接（個人）→ 最終面接（個人）」というものです。面接は平日10時から18時の間でおこなわれますので、在職中の場合には綿密なスケジュール調整が必要です。調整が困難な場合には事前に相談しましょう。また、対面での面接が基本ですが、事前相談の上でオンライン面接も可能となっています。まずは、同社の親会社であるNFCホールディングスのコーポレートサイトからエントリーしてください。

面接は「志望動機」や「自己PR」など、一般的な質問を中心に進みます。中でも重視されるのが、将来のキャリアについてのビジョンです。面接経験者から寄せられた質問内容にも、「キャリアビジョンを教えてください」「10年後のあなたはどうなってますか？」といったものが見られました。自己分析を通じ、将来のありたい姿を明確にして臨む必要があるでしょう。

また、顧客へのコンサルティングがメイン業務となるため、コミュニケーション力や人柄も評価の対象となります。実際に電話応対をロールプレイングすることで、言葉遣いや立ち居振る舞いなどを見られることも。人と接する機会が多いため、ストレス耐性やストレス発散方法について聞かれる場合もあるようです。

また、実力主義で体育会系の社風を有する同社では、特に営業職においてやる気やメンタルの強さが求められます。ある面接経験者は、「いつもの自分より、はるかに元気を出した感じで臨んだほうが良い」と、明るく前向きな態度で臨むことをアドバイスしています。このような社風を意識しながら、結果にコミットする強い意思を伝えられると良いでしょう。

採用面接を受けるにあたり、同社の経営理念を理解しておきましょう。同社では、「お客様に絶大に支持される会社」「従業員が本気で長く働きたいと思える会社」の2つを経営理念として掲げています。

「お客様に絶大に支持される会社」に関しては、顧客一人ひとりとのつながりを大切にし、それぞれのライフステージに合わせた最適の保険提案を通じて、一生涯つき合えるような関係性を築くことを目指しています。また、保険代理店でありながら保険会社レベルの募集品質を追求する同社では、品質強化に向けた取り組みとして、4つの管理態勢を構築していることは「社風について」で前述した通りです。

さらに、従業員の成長が会社の成長であると考え、さまざまな福利厚生や人事制度の整備、従業員が自由に意見できるシステムの構築、定期的な従業員アンケートの実施などを進めています。こうした施策を通じて、「従業員が本気で長く働きたいと思える会社」を目指す考えです。

自己分析の際は「こうした経営理念に共感できるか」「理念実現に向けてどういった側面から貢献していきたいか」という視点を持ちながらおこない、面接官の印象に残る自己PRにつなげましょう。

面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜニュートンFCなのか」というものがあります。面接官はこの質問を通して、「業界に向いているか」「それまでの経験を同社で生かせるのか」といった点はもちろん、「本当に同社の特色を理解しているのか」ということを見極めます。

業界や職種の枠を超えてニュートンFCという企業について理解するためには、競合となりやすい企業についても調べておく必要があります。他社との違いを明らかにした上で、「なぜニュートンFCなのか」について、説得力のある答えを用意しておきましょう。以下に挙げる企業を参考に、他社研究をおこなってみてください。

• ほけんの窓口グループ株式会社
• 株式会社アドバンスクリエイト
• 株式会社アイリックコーポレーション

ニュートンFCの社風や目指している方向性を理解することで、同社がどのような人材を求めているのか分かってきたのではないでしょうか。

同社の採用面接を受ける際には、「実力主義で体育会的な社風」を意識して、「目標に向かって仲間と切磋琢磨できる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。

以下に、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングの面接で聞かれた質問内容（キャリコネ）

ニュートンFCの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、次の3点です。

• 「実力主義で体育会的な社風」の中で、「目標に向かって仲間と切磋琢磨できる人材」であると伝えられるよう、これまでのキャリアの中からエピソードを用意しておく。


• ニュートンFCの経営理念を理解し、これに沿った自己分析をおこなって自己PRにつなげる。


• 競合他社についても研究し、「なぜニュートンFCなのか」に対する答えを明確にしておく。