シグマクシスの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
日本の総合商社で売り上げトップである三菱商事と、アメリカの投資ファンドRHJインターナショナルの共同出資により2008年に誕生したシグマクシス。今日では独立系コンサルティングファームとして、幅広い分野における戦略・業務・ITなどのコンサルティングサービスを展開しています。また、ビジネスパートナーやクライアントと共同で、新規事業の開発や運営なども手掛けているのも特徴のひとつです。あらゆる人々と協力し、事業を通じて下記ビジョンの実現を目指しています。
Create a Beautiful Tomorrow Together
さらに、12個のバリューも掲げています。なかでも、実際に働いている方の口コミやインタビュー記事から感じられるのは、「コラボレーション」の大切さ。さまざまなバックグラウンドをもつプロフェッショナルな人々が、専門分野を活かし部署を超えてコラボレーションすることでプロジェクトを成功に導いています。その背景にあるのは、「得意分野をオープンにして、互いに学びあい価値創出に繋げる」という社風です。採用面接では、このような環境で結果をだせる人材であると、エピソードを踏まえて論理的に伝えられるとよいでしょう。
■選考は何次まで?
書類選考後、複数回の面接と適性検査で構成されているようです。面接官は人事部門の採用担当者と配属予定先のコンサルタントが担当し、面接官と一対一となることもあります。
募集職種は、各種コンサルタントやエンジニア、新規事業開発職など計18種類。コンサルタント職だけでも6種類あり、官公庁など公的機関担当や商社など業界ごとに分かれています。たとえば「インダストリーコンサルタント(インシュアランス)」は、保険業界に対して戦略・業務コンサルティングを実施。「インダストリーコンサルタント(エアライン)」は、航空会社のシステム導入やIT戦略、社員の意識改革など幅広く手掛けています。
このように、一口にコンサルタントといっても業務内容はさまざまです。事前に職種理解を深め、ミスマッチのない職種に応募することが大切です。また、自身の強みとしてアピールする内容も、ずれのないように注意しましょう。
■面接内容の傾向は?
面接内容は、一般的な質問が多いといえます。コンサルティング会社なので、自身の回答に対して面接官から複数回「why?」「so what?」と掘り下げられることを予想し、準備しておくとよいでしょう。また、一般的な面接のほかに「プレゼンテーション面接」または「ケース面接」が行われることもあります。
ケース面接は、外資系金融やコンサルティング企業の選考において、中途採用の場合よく用いられる手法です。新卒採用のグループディスカッションのお題として使われることも多いフェルミ推定の、応用版といえるかもしれません。仮説をたてて数値を概算し、理論を展開しながら課題解決に導くことが求められます。また事前に与えられたテーマについてプレゼンテーションをすることが求められる場合もあるようですが、いずれにしても訓練である程度は鍛えることができるので、十分に練習を重ねてから臨むとよいでしょう。
面接の雰囲気は、場合によっては厳しいと感じることもあるかもしれません。しかしそれはコンサルタント職に必要な、コミュニケーション力や突破力などが試されている可能性も。冷静な対応かつ論理的な回答を心がけましょう。
シグマクシスの面接攻略法(面接対策)
■シグマクシスの基本方針と取り組みを理解した上で自己分析をする
面接に備え会社理解を深めるためにも、必ず目を通しておきたいのが 2019年度(2019年4月~2020年3月)基本方針と取り組みです。
2019年度の売り上げ予測は150億円。それを実現するべく掲げている基本方針のひとつは「ビジョンの実現」です。売り上げを達成するためには、会社として品格向上が必要ととらえ「組織の自律型化」や「コンプライアンス意識の向上」に取り組むとしています。さらに、「ソーシャルマルチサイドプラットフォーム」を構築し、社会課題の解決に導くことにも注力しています。また、「事業の成長」も欠かせない基本方針です。ITなどのテクノロジーを活用した付加価値をつけるサービスや、人材育成を通じてサービスを向上させるなどの「収益モデルの多様化」も進めています。
このように基本方針や取り組みを理解し、自身ができることを根拠をもって説明することが大切です。これまでに携わったプロジェクトの経験をエピソードを通じて伝えることで、より具体的に強みをアピールすることができるでしょう。
■「なぜシグマクシスに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
面接で必ずといっていいほどよく聞かれる質問のひとつに「なぜシグマクシスなのか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいことはなんでしょうか。面接官になったつもりで考えてみてください。まず考えられるのは、「入社後なにをしたいのか」「経験やスキルをどのように活かしたい、活かせると考えているのか」など、本人の志向を問うと同時に募集しているポジションにマッチするかどうか。続いて、業界や職種、会社についての理解度。そして、志望度もはかることができるのがこの質問です。
このように、「なぜシグマクシスなのか」という質問の意図を自分なりに想像し、考えを整理しておきましょう。また、会社理解を深めるにあたって必要不可欠なのが、競合となる他社も含めた業界研究です。具体的には、以下のような企業について調べておくとよいでしょう。
- 株式会社ドリームインキュベータ
- AGS株式会社
- 株式会社船井総合研究所
- 株式会社タナベ経営
シグマクシスの採用面接で実際に聞かれた質問内容
シグマクシスが目指している方向性や、どういった人材を欲しがっているのかが企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。シグマクシスの場合、「得意分野をオープンにして、互いに学びあい価値創出に繋げる社風」と理解し、「未知との出会いや多様性を楽しみながら価値創造できる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
以下では、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[20代後半・男性/経営コンサルタント] 【結果:入社】
[20代後半・男性/経営コンサルタント] 【結果:内定を辞退】
[40代前半・男性/経営コンサルタント] 【結果:二次を辞退】
[30代前半・男性/システムコンサルタント] 【結果:一次面接で不採用】
シグマクシスの採用面接に向けて
シグマクシスの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「得意分野をオープンにして、互いに学びあい価値創出に繋げる社風」であることを理解し、それに合致した行動をとれる人材であることをアピールする。
- 基本方針を理解して、これに沿った自己分析を行い、自己PRへとつなげる。
- 競合他社についての理解を深め、「なぜシグマクシスなのか」に対する答えを明確にしておく。
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