【面接対策】ガンホーの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】ガンホーの中途採用面接では何を聞かれるのか

スマートフォンゲームやPCオンラインゲームの企画・開発から配信までを手がけるガンホーへの転職。採用面接では、これまでの仕事への取り組み方や成果を通じて即戦力となりうる人材かが見極められます。また、ともに働く仲間として「人間性」も評価されるので、事前にしっかり対策を進めましょう。


ガンホーの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

スマートフォンゲームの「パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)」などで知られるガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)は、これまでに数多くのヒットタイトルを生み出してきたゲーム運営会社です。社名に使われている「ガンホー」には、「熱烈な」「熱心な」「忠誠な」という意味があり、任務に対する想いを表したものだといいます。エンターテインメントを通じて、「Smile for Everyone ~感動と楽しい経験を提供する~」という企業理念の実現を目指しています。

そんなガンホーの社風は自由でフラット。口コミには、「服装も自由」というコメントがあり、内勤社員はスーツ不要の場合が多いようです。また、福利厚生には多くの社員が満足している様子で、「リフレッシュルームには何種類ものティーパックやコーヒーが備えられており、全て無料で飲むことができる」「専属の先生が常駐しているマッサージルームがある」「有休とは別にお誕生日休暇が取得できる」という口コミが見られます。コーポレートサイトの情報によると、リフレッシュルームの利用率は約100%、マッサージルームは月に100名ほどが利用するそうで、どちらも社員の憩いの場となっています。

一方、仕事に関してはシビアな面もあり、「数字(売り上げ)に厳しく殺伐とした雰囲気になりやすい」といった声も。そうした中でも、「様々な最新の端末を操作することができたり、最先端の技術に触れられたりと、新しいことをやれる満足感は非常に大きい」と感じる社員も多く、「非常にやりがいのある会社だと思う」という声につながっています。

面接にあたっては、同社の社風や企業理念を理解したうえで、理念実現に向けて自分ができることを具体的なエピソードを交えて伝えられるとよいでしょう。

選考は何次まで?

2020年3月現在、ゲーム開発部門、ゲーム運営部門、マーケティング部門、経営企画・管理部門における複数の職種で人材が募集されています。

応募はコーポレートサイトに設けられた採用ページからおこなうことになります。コーポレートサイトに面接回数に関する記載はありませんが、内定までに複数回の面接がおこなわれるようです。面接日程の調整がスムーズに進んだ場合、応募から2~4週間程度で内定が出る流れです。

コーポレートサイト内の採用ページには、社員のインタビュー等が掲載されていますので、応募を希望する人は必ず目を通しておきましょう。

面接内容の傾向は?

「職務経歴」や「キャリアビジョン」といったオーソドックスな質問は必ず出ますので、自己分析をしっかりとおこない、落ち着いて回答できるように準備をしておきましょう。

そのほかに必ず出るのがゲームにまつわる質問です。これは志望動機につながる部分もありますので、きちんと考えを整理しておく必要があります。例えば、「好きなゲームは?」という質問に対し、「◯◯が好きです」と回答するだけでなく、「なぜ好きか」「そのゲームがユーザーに与える価値は何か」といったところまで掘り下げて考えることが大切です。

同社が提供するゲームタイトルについての調査も必須となるでしょう。ある面接経験者は、「(そのゲームの)いいところと悪いところが言えるといいと思う」とアドバイスしています。また、ユーザーとしての視点のほかに、「そのゲームに自分が関われたなら、どんなことを実現したいか」といった視点を加えられると、回答により深みが出るでしょう。

ガンホーの面接攻略法(面接対策)

ガンホーの成長戦略を理解した上で自己分析をする

ガンホーでは「世界No.1エンターテインメントグループ」というビジョンのもと、「新規価値の創造」「既存価値の最大化」「パートナー・パブリッシング」「新分野」の4つを成長戦略の柱に据えています。

ガンホー コーポレートサイトより

具体的に見ていきましょう。

1つ目の「新規価値の創造」は、新規タイトルの開発が中心になります。その中で、これまでの日本市場メインの開発からグローバル市場を見据えた開発に切り替えて「グローバル展開」を推進するとしています。同時に、スマートフォン向けだけではなく、家庭用ゲーム機やPC向けゲームも含めた「マルチプラットフォーム展開」を進める考えです。

ガンホー コーポレートサイトより

続く「既存価値の最大化」では、パズドラをはじめとした既存ゲームをブランドとして捉え、それらをゲーム以外のコンテンツにも展開することで、既存ゲームの資産価値向上を目指します。こうした“ワンソース・マルチユース”の実践により、既存顧客の満足度を向上させ、収益基盤の安定化と持続的成長につなげる考えです。

3つ目の「パートナー・パブリッシング」とは、同社のオンラインゲーム運営力を活用しながら、他社の良質なゲームなどを配信することで、提供サービスの拡大と多様化を実現させ、これを収益の柱に成長させる戦略です。

ガンホー コーポレートサイトより

最後に「新分野」では、VRやAIといった新技術を睨みながら、新分野の研究・開発を続け、PCオンラインゲーム市場やスマートフォンゲーム市場にとどまらない新たな市場の創出に取り組むとしています。

こうした成長戦略を自分なりに噛み砕いて理解し、しっかりと自己分析に落とし込んだうえで面接に臨むとよいでしょう。

「なぜガンホーに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要

面接では、「なぜガンホーで働きたいのか」を問われる場面も見られます。この質問では、「志望動機」や「キャリアプラン」だけでなく、エンターテインメントを通じて「感動と楽しい経験を提供する」ことができる人材かどうかが見極められるでしょう。

こうした点をアピールするためにも、競合他社を研究することは不可欠です。研究結果をもとに同社の優位性や弱点、自身とのマッチングポイントを分析し、論理的に語ることができれば、面接でも有利になるでしょう。以下のような企業を研究対象の参考にしてみてください。

  • グリー株式会社
  • 株式会社コロプラ
  • KLab株式会社
  • 株式会社gumi

ガンホーの採用面接で実際に聞かれた質問内容

ガンホー・オンライン・エンターテイメントが目指している方向性や、求める人材像が企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。

ガンホー・オンライン・エンターテイメントの場合「Smile for Everyone ~感動と楽しい経験を提供する~」という企業理念を自分なりに咀嚼し、理念実現に向けて自分が提供できる価値を強く意識する必要があります。そのうえで、エンターテインメントに対する想いやゲームに対する想いを率直かつ具体的に語れるとよいでしょう。また、同社の成長戦略についても必ず目を通し、自分がどういったアプローチで貢献できるのかを伝えられることが大切です。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

[30代後半・男性/テクニカルライター] 【結果:二次面接で不採用】

質問

10年後にどうなっていたいか

回答

グループをまとめるリーダー的な存在になれたらいい…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/グラフィックデザイナー] 【結果:二次面接を辞退】

質問

好きなゲームは?

回答

全てのゲームはシンプルでわかりやすくあるべき姿だと思ったので…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代前半・女性/マーケティング] 【結果:内定を辞退】

質問

ガンホーのゲームはやっていますか

回答

ガンホーのゲームで好きなタイトルはあるか。好きなタイトルの…(口コミの続きとアドバイスを見る

ガンホーの採用面接に向けて

ガンホーの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「Smile for Everyone ~感動と楽しい経験を提供する~」という企業理念を理解し、理念実現に向けて自分にどんな貢献ができるのかを具体的なエピソードを交えて伝える。

  • ガンホーの成長戦略を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜガンホーか」に対する答えを明確にしておく。

これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。

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この記事の執筆者

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