トレンダーズの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
トレンダーズは幅広い業界の企業に向けて、常に最先端のマーケティングソリューションを開発・提供してきました。近年、SNSの普及やICT・AIなどによって社会が劇的に進化しつつあることを受け、企業のマーケティング手法にも大きな変化が求められています。
そんな業界にあって、常にイノベーションを起こし続けている同社。その強みの根拠は、ある領域において大きな発信力・影響力がある「マイクロインフルエンサー」のネットワークを構築していること、そして、独自のメディアネットワークで効果的かつ効率的に情報を拡散する仕組みを持っていることです。これらを活用し、次世代型の「マイクロマーケティング」を提供しています。
社会の進化のために前例のないことへのチャレンジが求められるという意識のもと、同社の社員には「好奇心」「行動力」「メンタルタフネス」が求められます。また、コミットメントが尊重され、失敗を恐れず挑戦する人にチャンスが与えられる社風の同社。面接では、自ら手を挙げてミッションにコミットできる人材かどうか、チャレンジ精神があるかが見極められます。
■選考は何次まで?
同社では2020年5月現在、「アカウントプランナー(プランニング営業)」「クリエイティブ(企画) 総合職」「役員アシスタント」について中途採用をおこなっています。また面談・面接を進める中で、双方で話し合い職種を決定する「オープンポジション」でのエントリーも可能です。
応募にあたっては、コーポレートサイトのエントリーフォームにアクセスしましょう。個人情報や就業状況、希望年収などを入力後、履歴書と職務経歴書を添付してエントリーは完了です。エントリーは慎重に、添付書類の不備がないようにしましょう。
その後の選考フローは、採用事務局面談→書類選考→役員面接→内定となっています。応募者多数の際は、事務局面談前に書類選考がある可能性があります。なお、キャリコネ上にも複数の職種で募集情報が掲載されていますので、チェックしてみてください。
■面接内容の傾向は?
質問内容は、これまでの職務経験など一般的なものが中心のようです。まずは基本的な対策をしっかりとおこなって挑んでください。特に、大手企業から転職する場合、なぜベンチャー企業に転職したいのか、前職での経験でどんなところに不満があったのかなどを質問されることがあるようです。視野を広げ、さまざまな角度から同社のことを研究し、なぜ同社を志望するのか答えられるようにしましょう。
その他、口コミによると「タフに働くことができるか」「人脈はどのくらいあるか」などの質問もあったようです。同社では必ず正答が求められるというより、積極的に自分の意見が言える人、好奇心をもって質問したり、難解な質問であっても答えようとするメンタルの強さを持つ人が求められていると言えます。圧迫感はないとの口コミもあるので、落ち着いて自分の考えを伝えられるとよいでしょう。
トレンダーズの面接攻略法(面接対策)
■トレンダーズの事業概要と戦略を理解した上で自己分析をする
面接を受ける前に、トレンダーズの最新決算書の中から特に「マーケティング事業の事業概要と戦略」に目を通し、同社の事業の方向性などをよく理解しておきましょう。
同社のマーケティング事業では、独自のノウハウによりトレンド予測・分析を行う「トレンドマーケティング」を軸として、クライアントと生活者をつなぐ「マーケティングソリューション領域」と、パートナー企業と生活者をつなぐ「ブランド開発領域」を展開。その詳細は以下のようになっています。
・マーケティングソリューション領域
特に美容・食カテゴリにおいて、インフルエンサーマーケティング・自社メディア・SNS広告を中心とした最先端のプロモーション施策を企画・実施。環境の変化にも迅速に対応し、2020年4月には新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請をふまえ、自炊を楽しむための企画「#おうちごはん革命」や、ネットショップオーナーの集客サポートなどにいち早く取り組みました。
・ブランド開発領域
ミレニアル世代に向けたD2Cブランド 「She Share Story」や韓国の人気コスメブランド「XOUL」の独占輸入販売を開始。
社会のニーズを瞬時にとらえ、誰よりも早くサービスに落とし込むことが同社の強みです。そのため社員にも、情報感度の高さや好奇心、今ないものを作り出す想像力と行動力が求められます。「商品化」「SNS広告ノウハウ」「メディア事業」に関わり成果をあげた経験があれば、具体的に説明できるようにしておきましょう。
■「なぜトレンダーズに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
どの企業の面接でも、「なぜ当社を選んだのか」ということはほぼ確実に聞かれます。採用担当者はこの質問を通して、「どんなキャリアプランを描いているのか」「この人のやりたい仕事ができる環境があるか」「この人の経歴を当社でどう活かせるか」といったことはもちろん、「本当に当社のことを理解しているか」を判断します。
選考をより優位に進めるためには、トレンダーズという企業についてしっかり理解しておく必要があります。そのためには、事業領域や顧客層などを踏まえて、競合となりやすい他社と比較することも重要なポイントです。具体的には、マーケティング事業で競合する以下のような企業について事前にリサーチし、それぞれの特徴をしっかり把握しておきましょう。
- 株式会社アイレップ
- 株式会社サイバーエージェント
- 株式会社セプテーニ
- 株式会社オプト
トレンダーズの採用面接で実際に聞かれた質問内容
トレンダーズが求める人材や目指している方向性などが、企業研究を通じて分かってきたと思います。トレンダーズは「コミットメントが尊重され、失敗を恐れず挑戦する人にチャンスが与えられる」社風です。そして面接では、同社の事業戦略において自分の経験がどう活かせるのか具体的に説明し、自分のキャリアプランを明示した上で、成長意欲やチャレンジ意欲を積極的に伝えましょう。
以下に、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりとシミュレーションしておきましょう。
[20代前半・女性/マーケティング] 【結果:二次面接で不採用】
[30代前半・女性/法務] 【結果:一次面接で不採用】
[20代後半・女性/営業企画] 【結果:結果待ち】
トレンダーズの採用面接に向けて
トレンダーズの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「コミットメントが尊重され、失敗を恐れず挑戦する人にチャンスが与えられる社風」であることを理解し、それに沿った行動ができる人材であるとアピールする。
- トレンダーズの事業概要と戦略をよく理解し、これに沿った自己分析をおこない、自己PRへとつなげる。
- 競合他社についての理解を深め、「なぜトレンダーズなのか」に対する答えを明確にしておく。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。