【面接対策】アピステの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】アピステの中途採用面接では何を聞かれるのか

大阪に本社を置き、環境改善機器、冷却機器、温調機器の開発・販売を手がけるアピステへの転職。中途採用面接では、これまでの仕事内容や成果、今後のキャリアビジョンを具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。事前対策をしっかりして自分を出し切り、転職を成功させましょう。


アピステの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

FAクーラーを中心に生産現場での熱環境をサポートする商品の提供を通じて、モノづくりの生産性向上と環境改善を目指すアピステ。1992年の設立以来、順調に業容を拡大し、国内はもとより海外にも幅広く展開しています。

同社では、顧客の課題解決のための提案営業を重視しており、営業は最もやりがいのある職種のひとつだといいます。口コミには、「一人ひとりに任される仕事の裁量が非常に大きいために充実感がある」といった声が聞かれ、顧客への価値提供にやりがいを感じる人が多いようです。

一方で、「常に仕事に追われてストレスの吐きどころがない」「年々営業のノルマは上がっていく」など、仕事の多忙さや厳しさをうかがわせるコメントも。体育会的な社風があるため、目標を設定して自らを鼓舞し、仕事を通じて成長する意欲が求められる職場だと言えるでしょう。

また、営業職は男性が中心だという声からは、保守的な風土がうかがえます。女性は営業アシスタントという立場で事務職として活躍している人が多いようです。

顧客への価値提供のために、自ら目標を設定して意欲的に仕事に取り組む。このような社風にフィットして活躍できる人材かどうかを、採用面接では見極められます。

選考は何次まで?

同社の中途採用情報はコーポレートサイトに設けられた採用ページで確認することができます。2021年4月現在、営業職や技術職で多数の募集があり、いずれも転職エージェントを通じて応募が可能です。キャリコネにも情報が掲載されていますので参考にしてください。

選考フローに関する公式情報はありませんが、書類選考後に複数回の面接がおこなわれるのが一般的です。現地での面接のほかに、Web面接が取り入れられることもあります。新卒採用試験ではSPIが課されることになっているため、中途の場合にも適性検査を想定して対策をおこなっておくと安心です。

口コミ情報によると、応募から内定まで3ヶ月程度を要したという記載もあるため、余裕を持ったスケジュール管理が必要でしょう。なお、同社の新卒採用ページには採用側からのメッセージや社員インタビューが掲載されています。中途採用の場合にも参考になる内容ですので、目を通しておくことをおすすめします。

面接内容の傾向は?

志望動機などのオーソドックスな質問が中心です。応募職種に応じた経験やスキル、意気込みなどを詳細に聞かれる傾向にありますので、前職での経験をしっかり棚卸ししておきましょう。具体的なエピーソードを交えて説明できると効果的です。

また、労働時間についての希望や意見を求められることもあるようです。入社後の見解の相違を避けるためにも、事前に働き方に対するスタンスを示しておくことが望まれます。自身のライフスタイルやキャリアビジョンと密接に関わることですので、自己分析をしっかりおこなうことが大切です。

口コミからは、圧迫的な面接に関するコメントも見受けられますが、ストレス耐性や臨機応変な対応力を見極める目的が考えられます。そのような場合も、自分らしさを見失わず、落ち着いた対応を心かげましょう。

アピステの面接攻略法(面接対策)

アピステの行動指針を理解した上で自己分析をする

同社には、「明確な高い目標設定」「その仕事を何のためにするのか」「問題があれば解決のために、今動く」という3つの行動指針があります。熱環境をサポートする商品の提供を通じて、モノづくりの生産性向上と環境改善を目指す同社にとって、この行動指針は顧客の課題解決という価値提供をもたらすものです。また、これに即した自発的な行動が社員の成長にもつながると考えています。さらには、同社の企業としての力を高めて高収益体質の経営を実現させ、企業価値を向上させるものだとしています。

アピステ コーポレートサイトより

仕事をするうえで、「目標意識」「目的意識」「問題意識」を持つことはもちろん、その内容について解像度を上げて考えてみる必要があります。今の自分にとっての「目標意識」「目的意識」「問題意識」を具体的な言葉で語れるよう、自己分析を徹底しておこない、面接での有益な自己PRにつなげていきましょう。

「なぜアピステに転職したいのか」の明確化には他社研究を

面接では志望動機に加え、「なぜ、アピステなのか」という質問が出されます。面接官はこの質問を通して、「社風について十分に理解しているか」「スキルや経験は生かせそうか」など、入社後のミスマッチを防ぐための要素を見極めています。

この質問に明確に回答するためには、競合他社についての研究が不可欠です。他社の経営スタイルや社風を理解することで、同社への理解がより深まるでしょう。以下に挙げた3社を参考に、自分なりの軸を定めて他社研究をおこなってみてください。

  • 株式会社キーエンス
  • IDEC株式会社
  • 京都電機器株式会社

アピステの採用面接で実際に聞かれた質問内容

企業研究を通じて、アピステの方向性や求める人材像が明らかになってきたのではないでしょうか。

同社の面接では、これまでの仕事で培ってきたスキルや経験について詳細に聞かれる傾向にあります。特に、営業に力を入れているため、営業にまつわる経験をアピールすることで面接官に印象を残すことができるでしょう。そのためには、エピソードを交えながら説明するのが効果的です。

また、面接の傾向を知るためにも、過去実際にあった質問内容のおさらいも忘れずにおこないましょう。以下に面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。面接の総仕上げとして、自分ならどう答えるかをシミュレーションしておくことをおすすめします。

株式会社アピステの面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)

[30代前半・男性/フィールドエンジニア] 【結果:一次面接で不採用】

質問

業務成果を教えてください

回答

業務のフロー化により専門性を薄くし、教育時間…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/法人営業] 【結果:二次面接で不採用】

質問

営業マンとしての考え方や前職で行動した結果について

回答

ハードワークでも常に一定以上のパフォーマンスを…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/法人営業] 【結果:二次面接で不採用】

質問

スピード対応についての質問

回答

前職では急な納期の物も上手く管理していた…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/ルートセールス] 【結果:一次面接で不採用】

質問

自己紹介を通じて長所・短所を答えてください

回答

今までのルート営業で得ることのできた営業経験…(口コミの続きとアドバイスを見る

アピステの採用面接に向けて

アピステの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「顧客への価値提供のために、自ら目標を設定して意欲的に仕事に取り組む」という社風にフィットした人材であることを、さまざまなエピソードを交えてアピールする。

  • アピステの行動指針を理解し、これに沿った自己分析をおこなって有益に自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜ、アピステか」に対する答えを明確にしておく。

これらについて事前に自らの考えを深めておき、面接当日は熱意ある積極的なアピールで転職を成功へと導きましょう。

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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。

この記事の執筆者

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