【面接対策】ベリサーブの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】ベリサーブの中途採用面接では何を聞かれるのか

ソフトウェア第三者検証機関として、ソフトウェアの品質保証およびテストを専門とするベリサーブへの転職。中途採用面接では、これまでの仕事内容や成果、今後のキャリアビジョンを具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。事前対策をしっかりして自分を出し切り、転職を成功させましょう。


ベリサーブの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

さまざまな分野で使用されているソフトウェアが適切な開発プロセスで正しく作られているかを、第三者の立場で検証するベリサーブ。経験とノウハウが凝縮された独自のテスト手法による非属人的な検証を強みとし、第三者検証のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。もともと現SCSKの一部門としてスタートした同社は、2019年にSCSKの100%子会社となりました。

東京本社のほか、大阪府、愛知県、沖縄県などに拠点を持ちますが、多くの社員は客先に常駐しています。そのため、社員間のコミュニケーションが取りづらい面があるようです。会社への帰属意識や貢献を積極的にアピールしていかないと、関係性が希薄になりがちだという声も寄せられています。

仕事に関しては、「開発者と共同で製品を世に送り出せることがやりがい」「品質を保証するプロとしての誇りを感じる毎日」といった口コミが多く見られ、自らの役割の重要性を理解した上で仕事に取り組んでいる姿がうかがえます。客先が変わるたびに新たな知識やスキルを身につけられることをポジティブに捉える人が多いようです。

品質保証のプロとしての自覚と誇りを持ち、検証技術のさらなる発展を目指す。このような社風にフィットして活躍できる人材かどうかを、採用面接では見極められます。

選考は何次まで?

2021年5月現在、コーポレートサイト上の採用ページには、関東エリア・中部エリア・関西エリアにおける品質保証コンサルタント・エンジニアの募集情報が掲載されています。必要な能力や経験などとあわせて、募集要項をしっかりと確認しておきましょう。

選考は、「書類 → 面接(2〜3回)→ 内定」というフローです。面接にはオンラインも取り入れられていますので、オンライン面接を想定して明瞭な話し方を練習しておくとよいでしょう。内定後は、入社時の研修を経て、現場へ配属となります。まずは、履歴書と職務経歴書を人事部・採用担当宛てに送付してください。

そのほか、求人サイトや転職エージェントを活用した応募も可能です。キャリコネにも情報が掲載されていますので、参考にしてみてください。

面接内容の傾向は?

同社の面接では志望動機が重視されます。これまでの経歴、前職の退職理由、入社後の展望などを丁寧に深堀りして、志望動機を戦略的に訴求できるよう準備する必要があるでしょう。過去には、「ベリサーブへの思い」を事前に書いて提出するということがおこなわれていたようです。自分の思いをしっかり言語化しておくと同時に、これにもとづく質問を想定し、回答を用意しておくことをおすすめします。

また、面接経験者から寄せられた口コミを見ると、「テスト仕様書からどのようにテスト項目を作るか」といった専門的な質問も目立ちます。自らのスキルや知識をきちんと伝えられるよう、これまでの経歴などをもとにわかりやすい回答を心がけてください。

そのほかには、「人間性をよく見られていた印象」「ビジネスモデルに特色があるため、ホームページなどでよく確認した方がよい」「品質保証の知識をある程度身につけてから応募した方がよい」などのコメントが寄せられています。こうした生の声や採用ページに掲載されている社員の声を踏まえた上で、万全の対策を講じて面接に臨みましょう。

ベリサーブの面接攻略法(面接対策)

ベリサーブの経営理念と行動指針を理解した上で自己分析をする

面接に際しては、同社の目指す姿や方向性を理解しておく必要があります。ここでは、同社の経営理念と行動指針を見ていきましょう。

同社が経営理念として掲げているのが、「夢ある未来を、共に創る」です。そこには、品質という観点でサービス展開することで顧客のビジネス上の課題解決を下支えし、ITを通して顧客とともに新たな価値を創出していきたいという思いがあります。

ベリサーブ コーポレートサイトより

具体的な取り組みとしては、コスト削減と高付加価値化の両立が必要不可欠となっている製造業界に対して、より効率的で高品質な検証を提供するために、豊富な経験知に基づいた検証の体系化を進めています。​また、刻々と変化する顧客の検証ニーズに対応するため、検証技術の高度化に向けて取り組んでいるのが、学術機関や関係団体と連携した研究活動です。常に、「顧客の抱える課題の本質は何か」を対話を通じて考え続けていくことで、こうした取り組みが進められています。

そして、こうした取り組みの根底にあるのが、「Challenge」「Commitment」「Communication」の3つのCで始まる行動指針です。同社への入社を希望する場合には、この行動指針を意識した自己分析が不可欠です。これまでの経験や実績を例に、同社の経営理念や行動指針への共感が伝わるような自己PRをおこないましょう。

「なぜベリサーブに転職したいのか」の明確化には他社研究を

面接では「なぜベリサーブか」という質問が必ずと言っていいほど出てきます。この質問の意図は、入社後のイメージができているか、同社で長く活躍できる人材であるかを判断することです。あわせて、業界のことを理解できているか、企業研究がしっかりできているかを見ることで、入社後のミスマッチを防ぐ目的があります。

同社についてしっかり理解し、入社後に活躍できる人材だとアピールするためには、競合となりやすい他社の研究を徹底的におこなうことが重要です。以下を参考に他社研究をおこない、「なぜベリサーブに転職したいのか」を明確にした上で面接に臨みましょう。

  • 株式会社SHIFT
  • バルテス株式会社
  • 株式会社ウェブレッジ
  • SCSK株式会社

ベリサーブの採用面接で実際に聞かれた質問内容

企業研究を通じて、ベリサーブの方向性や求める人材像が明らかになってきたのではないでしょうか。

同社の面接では、志望動機が重要視されることはもちろん、回答が深堀りされる傾向にあります。曖昧さをなくすためにも、事前の自己分析と企業研究は徹底しておこなってください。その上で、「品質保証のプロとしての自覚と誇りを持ち、検証技術のさらなる発展を目指せる人材」であると印象づけられるよう、オリジナルなエピソードを用意して面接に臨みましょう。

最後に、面接の傾向を知るためにも、過去に出た質問内容をおさらいしておくことが大切です。以下に面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。面接の総仕上げとして、自分ならどう答えるかをシミュレーションしておくとよいでしょう。

株式会社ベリサーブの面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)

[20代前半・男性/テストエンジニア] 【結果:内定を辞退】

質問

システム保証業務でもっとも重要だと思うこと

回答

前職では運用保守業務に従事していたため、システムの品質担保…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/法人営業] 【結果:三次面接で不採用】

質問

提出した志望動機から掘り下げて聞かれた

回答

震災ボランティアの話だったが、具体的な活動内容をかなり…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代前半・男性/テストエンジニア] 【結果:入社】

質問

テスト仕様書からどのようにテスト項目を作りますか

回答

テスト仕様書を読み込み、大項目を抽出する…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/法人営業] 【結果:三次面接で不採用】

質問

「ベリサーブへの思い」を書いて提出したものからの質問

回答

提出した資料にも記載しましたが、と前置きしたうえで、…(口コミの続きとアドバイスを見る

ベリサーブの採用面接に向けて

ベリサーブの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「品質保証のプロとしての自覚と誇りを持ち、検証技術のさらなる発展を目指す」社風を意識し、「顧客とともに価値を創造できる人材」であると伝えられるよう、さまざまエピソードを用意しておく。

  • ベリサーブの経営理念と行動指針を理解し、これに沿った自己分析をおこなって戦略的な自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜベリサーブか」に対する答えを明確にしておく。

これらを参考に自らの考えを深めておき、面接当日は自身の経験や能力、同社で成し遂げたいことなどを積極的にアピールしましょう。

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