三菱総合研究所への転職チャンスをものにする【シンクタンク・コンサル&ITサービス】

三菱総合研究所への転職チャンスをものにする【シンクタンク・コンサル&ITサービス】

年間4000万人のビジネスパーソンが利用する企業口コミサイト「キャリコネ」の転職エージェントがお勧めするイチオシ企業をご紹介します。今回は、シンクタンク・コンサルティングとICTソリューションの両輪で総合コンサルを提供する三菱総合研究所(MRI、以下三菱総研)を取り上げます。採用面接対策の企業研究にご活用ください。


この記事のポイント

1.三菱総研グループとして、社会課題の研究・提言から解決策の実装まで幅広くカバー。
2.業界別売上高(連結)は、金融・カードが45%、官公庁が24%。DX領域を強化中。
3.平均年間給与(単体)は約1,010万円。「場所を選ばない働き方」を導入。兼業・副業可。

三菱総研の概要

三菱総研は、三菱創業100周年事業として1970年に設立された国内屈指の民間総合シンクタンクです。2009年に東証二部上場、2010年に東証一部に市場変更し、2020年には創業50周年を迎えました。

三菱総研グループは、三菱総研と連結子会社10社・関連会社5社によって構成。三菱総研を中心にシンクタンク・コンサルティングサービスを、2005年にグループ会社化した連結子会社の三菱総研DCSを中心にITサービスを提供しています。

経営理念・方針

三菱総研は2020年に「新経営理念」を定めました。全社員が参加するボトムアップ議論を行う社員参加型プロジェクトを経て策定されたとのことです。

  • ミッション(果たすべき使命)
    • 社会課題を解決し、豊かで持続可能な未来を共創する
  • ビジョン(目指す企業像)
    • 未来を問い続け、変革を先駆ける
  • コミットメント(ステークホルダーへの約束)
    • 第1の約束 研鑽:社会や顧客への提供価値を磨き続ける
    • 第2の約束 知の統合:知の結節点となり、多彩な知をつなぐ
    • 第3の約束 スタンス:科学的知見に基づき、あるべき未来への道筋を示す
    • 第4の約束 挑戦:前例にとらわれず、社会の変革に挑戦する
    • 第5の約束 リアリティ:責任を持って実現に取り組む

また、三菱総研グループは「社会課題解決企業」として、社会課題を起点に、研究・提言(A)、分析・構想(B)、設計・実証(C)、社会実装(D)をつなぎ、社会やクライアントの課題を解決していくことで、最終的にあるべき未来社会の実現を目指しています。

事業ポートフォリオは、3つの成長事業と2つの基盤事業で構成。中期経営計画2023では “課題であった連結経営を強化し、DX事業など成長領域での事業の強化・拡大、事業・経営基盤の強化を図る” としています。

従業員数と国内外の拠点

三菱総研の従業員数(2020年9月末現在)は、三菱総研単体で977人。グループ全体では4,133人で、シンクタンク・コンサルティングサービスが1,184人、ITサービスが2,949人です。

日本国内に3つの拠点(本社・西日本営業部(大阪)・中部事務所(名古屋))、海外に2つの拠点(ハノイ駐在員事務所・ドバイ支店)を設けています。

本社は、東京・永田町の東急キャピトルタワーに置いています。

代表者

代表取締役社長の森崎孝(もりさき・たかし)氏は、東京大学を卒業後に三菱銀行に入行。副頭取を務めたあと三菱総研顧問を経て、2016年12月より現職に就任しています。

代表取締役社長 森崎孝(もりさき・たかし)氏 1978年東京大学経済学部卒、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。2008年三菱東京UFJ銀行常務執行役員兼三菱UFJフィナンシャル・グループ常務執行役員、2012年三菱東京UFJ銀行専務、2014年副頭取。2016年9月三菱総合研究所顧問、10月1日付で副社長執行役員、2016年12月より現職。

三菱総研の業績

三菱総研の2020年9月期の連結業績は増収増益で、過去最高益を達成しています。

売上高は、ITサービスが574億円(62%)を占め、シンクタンク・コンサルティングサービスの345億円(38%)を大きく上回っています。

ITサービスの内訳は、システム開発が63%(全体の39%)、アウトソーシングサービスが37%(同23%)という割合です。

連結売上高の業界別構成率は、金融・カードが最も大きく45%一般産業が31%官公庁も割合が比較的高く24%を占めています。

主要な顧客は、三菱UFJニコスが112億円、三菱UFJ銀行が95億円三菱系金融機関2社で全体の2割を超える売上高を上げています。

「中期経営計画2023」では、2023年9月期までに「経常利益100億円」「ROE10%」「年平均成長率12%」の達成を財務目標に掲げています。

三菱総研の事業・サービス

三菱総研グループの事業セグメントは、以下の2つです

  • シンクタンク・コンサルティングサービス:三菱総研が中心となり官公庁および民間企業向けの調査研究やコンサルティングを行っています。
  • ITサービス:三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)のコンピュータ受託計算部門から分離独立したユーザー系システムインテグレーターである連結子会社の三菱総研DCSが中核となり、ソフトウェア開発・運用・保守、情報処理・アウトソーシングサービスを行っています。

三菱総研(シンクタンク・コンサルティングサービス)

◆シンクタンク部門

◆ポリシー・コンサルティング部門

◆ビジネス・コンサルティング部門

◆デジタル・トランスフォーメーション部門

◆その他

三菱総研DCS(ITサービス)

◆ITコンサル

豊富な知識を持った専門家がお客様の課題を分析し、ビジネス変革を先導する最適な一手を提示

◆ビジネスアプリケーション

クラウドサービスから先進の開発基盤提供まで、お客様の最適なビジネス・開発基盤を提供

◆ITインフラ・運用

先進プラットフォーム、トータル運用サービスを提供し、プラットフォームの高度化・コスト削減に貢献

◆DX・テクノロジー

先進技術を駆使し、お客様の業務革新・デジタル化に貢献する幅広いソリューションを提供

三菱総研の人材育成

三菱総研では、「価値創造の源泉の第一は人的資本」と定義し、「高い志、高度な専門を有し、実践力と変化対応力を兼ね備えた、心身ともにタフな『プロフェッショナル』を育成」するための教育制度が整備されています。

育成プログラムとしては、基礎力を養う階層別研修、構想力・提言力・実装力を身につける各種専門研修のほか、当社内では習得できない知見・実事業経験を積むための社外派遣制度、海外の大学や専門機関への留学プログラムなども整備しています。

三菱総研の働き方

三菱総研では、「多彩な個性による総合力の発揮」という理念のもと、様々な社員が働きやすい制度・就業環境の整備を進めています。

  • 女性活躍推進:全社横断の推進チームによる提案施策を実行。2016年8月30日に認定マーク「えるぼし」の最高位を取得
  • 次世代育成支援:育児休職・育児勤務制度は対象となる女性社員のほぼ100%が利用しており、男性社員の利用も増加傾向
    • 育児勤務制度(子どもが満9歳の4月末日を迎えるまで利用可能)、制度利用者による情報交換会、出産・育児ハンドブックの作成、リモートワーク勤務制度、第2子以降誕生時に育児支援金(最高100万円)支給
  • 場所を選ばない働き方:新型コロナウイルスに対応し、2020年5月から新たな働き方に移行、自宅やサテライトオフィスなど働く場所を自由に決めることができる。一定の条件はあるものの、地方移住を選択することも可能

業務上、地方銀行など遠方のお客様のプロジェクトが多いです。これまでは打ち合わせの度に一日かけて出張していたため、月に3,4回の開催が限界でした。現在はオンライン会議を活用することでより柔軟に対応できるようになり、これまで以上に密な議論ができるようになりました。また、三菱総研ではサテライトオフィス環境が充実しています。そのおかげで、外出先で次の打ち合わせまでの隙間時間を有効に活用できるようになりました。

このほか、以下のような制度も設けられています。

兼業・副業制度

  • 社内では習得できない知見・実事業経験の習得を主な目的とし、兼業・副業制度を導入。最も多い兼業・副業は大学における非常勤講師であり、毎年30~40名の社員が非常勤講師となり、将来のプロフェッショナル人財育成に励んでいる。

休職、再雇用制度

  • 最長2年の休職が可能となるキャリアデザイン休職制度、自己都合による退職者の再雇用制度を設けている。キャリア形成に向けた私費留学や転職をする社員も、社員と会社双方のニーズがマッチすれば、再び当社で活躍できるように受け入れる体制を整えている。

三菱総研の平均給与

2020年9月期の三菱総研(本体)社員の平均年間給与は、1009万9738万円でした。前期比で16.6万円あまり増えています。

  • 2020年9月期:1009万9738万円
  • 2019年9月期:993万3580円
  • 2018年9月期:941万6547円
  • 2017年9月期:975万7163円
  • 2016年9月期:1031万6409円

三菱総研の求人

三菱総研のキャリア採用サイトには、2021年9月2日現在、48件の求人情報が掲載されています。

事業部門・センターごとに分類され、所属するグループ単位で求人が分かれています。それぞれのポジションで求められる専門性は明確に設定されていますが、どのポジションでも共通して求められる要素は以下の通りです。

  • ビジネスレベル~ビジネスコミュニケーションが取れる英語力
  • コミュニケーション能力、素直さと明るさ
  • 挑戦マインド
  • ロジカルシンキング能力
  • ドキュメンテーション能力

なお、ITサービスの中核となる三菱総研DCSでも求人募集を行っています。

三菱総研の採用面接で聞かれる質問

面接に際して、志望動機をまとめるためには「Can」「Will」「Must」についてよく考え、整理しておいた方がいいでしょう。念のため簡単に説明すると、

  • Can:自分ができること(スキル、能力、経験、実績)
  • Will:自分がしたいこと(意思、意欲、ビジョン)
  • Must:自分がしなければならないこと(会社から要求・期待されると認識していること)

の3点を整理し、それらが重なったところで「自分の志望動機」を整理するということです。

三菱総研の面接は、プレゼンテーションが選考内容に含まれていることが特徴で、事前に設定されたテーマをもとにスライドを作成し、当日発表します。自分の専門性や論理的思考力・コミュニケーション能力を発揮する必要があります。

マネジャークラス以上の面接準備

マネジャー以上については「Can」「Will」「Must」は当然として、職務に応じた個別の質問が多くなっており、あらかじめ準備が必要です。詳しくは、グローバルウェイ・エージェントまでお問い合わせください。(※登録フォームの備考欄に「三菱総研/三菱総研DCSの件」と明記願います。)

三菱総研への転職を成功させるために

以上、三菱総研という会社について、概要をご説明しました。

求人は、求められるスキルのハードルが高いのが特徴的です。しかし、仮に書類が通過したしたとしても、次の面接でつまづく方が多くいらっしゃいます。

面接の質問は、様々な内容が投げかけられます。定番的なものから地頭のよさを測るもの、職種特有の質問もあり多種多様です。

あらかじめ面接対策をしないと、選考を通過する確率はかなり落ちます。現時点で数千万円を稼ぐ優秀な営業の方が、面接対策を怠ったために失敗することもあります。限りあるチャンスを活かすためにも、ぜひ十分な準備を行ってから臨んでいただきたいと思います。

三菱総研の採用面接に臨む前に

転職成功の確率をアップさせたい方は、ぜひグローバルウェイ・エージェントにご相談ください。私たちはCxOや役員から直接情報を共有してもらうことで、必要な候補者像を把握しており、上記以外の「候補者公開不可情報」や「過去の面接成功・失敗事例」を把握しています。
なお、スピーディな対応を行うために、登録フォームの備考欄に「三菱総研/三菱総研DCSの件」と明記願います。費用は一切かかりません。ぜひご相談ください。

この記事の執筆者

東京大学卒業後、大手自動車メーカー入社。人事部門に配属。女性の働き方プロジェクトリーダーを担当。


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