【ITコンサル】アークコンサルティングにいま転職すべき理由と留意点【SAP】

【ITコンサル】アークコンサルティングにいま転職すべき理由と留意点【SAP】

【ITコンサル】アークコンサルティングにいま転職すべき理由と留意点【SAP】

株式会社グローバルウェイのリクルーティング・パートナー事業本部です。今回ご紹介するのは、SAP導入支援を主軸としたITコンサルティングを得意とするARK CONSULTING(アークコンサルティング)株式会社です。採用面接対策の企業研究にご活用ください。転職に興味のある方は当社エージェントがサポートいたします。


アークコンサルティングの概要

ARK CONSULTING(アークコンサルティング)株式会社は、令和元(2019)年5月に創業した日系のITコンサルティング企業です。

社名のARKは「ノアの方舟」(Noah’s Ark)から採っており、「希望の方舟」という意味を込めています。

クライアント課題を解決する「ITコンサルティングサービス」を中核事業としており、SAP導入プロジェクトにおける豊富な経験を強みとしています。

従業員数は76名(ビジネスパートナー・パートタイムを含む。2024年10月1日現在)。本社の東京オフィスと大阪オフィスがあり、将来的には海外(アジア諸国)で新規事業を展開することを目指しています。

本社オフィス:東京都千代田区九段南1丁目6番5号 九段会館テラス

大阪オフィス: 大阪市北区梅田 2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー19階


本社オフィスのある九段会館テラス

本社オフィス内の様子

オフィスの利用とリモートワーク

ARK CONSULTINGは、リモートワークを導入しており、参画するプロジェクトに依存する部分はあるものの、コンサルタント職は週2日程度リモートワークで働いています。

アークコンサルティングの会社概要

ARK CONSULTINGの企業ページの会社概要は以下のURLから確認できます。
https://www.arkconsulting.co.jp/

アークコンサルティングの経営体制

代表取締役の程昱琪(てい・いくき)氏は1989年生まれ。中国の大学を卒業後、日本の大学院に進学。修了後に日本企業のSAPコンサルタント会社に就職し、アビームコンサルティングを経てARK CONSULTINGを設立しました。中国語はもちろん、英語と日本語に堪能です。

ARK CONSULTINGでは程氏のほかに、アビームコンサルティングおよびKPMGコンサルティングでのコンサルタント経験を有する于 明星(う・めいせい)氏と、大手コンサルファーム(外資、日系)複数社でコンサルタント経験を有する大橋 靖徳(おおはし・やすのり)氏が役員を務めています。

TOPからのひと言メッセージ

アークホールディングス代表取締役の程昱琪(てい・いくき)氏

次世代のリーダーを輩出する会社を創りたい

大手ファーム時代、ロジカルシンキングなどのコンサルティングスキルを学ばせて頂いたことで、自分自身、大きく成長できたことにとても感謝しており、周囲のメンバーが成長していく様を見ていても、非常に重要なスキルであることを痛感してきました。

ただ他方で、大手ファームの環境は、実力があっても裁量権がないために、優秀なメンバーが思う存分その実力を発揮できていないのでは?また、人それぞれが持っている個性や価値観や発揮して成長することが難しい環境なのでは?と感じてきたことも事実です。

創業から5年目を迎える今年は、第二の創業とも言うべき重要なターニングポイントと位置付けています。

改めて、コンサルティングスキルをベースに、若くして裁量権を持って活躍するリーダーを育てたい。そして将来的には、それぞれの個性や価値観をビジネスとして体現して、その人らしく活躍する次世代のリーダーを輩出したい、そんな思いで新たなMISSIONを掲げました。

社名の“ARK”は、旧約聖書の”ノアの箱舟(Noah’sARK)”から命名しています。

日本では長らく「リーダー不在」が叫ばれていると聞きますが、大洪水の中で、ノアの箱舟が希望の光になったように、弊社ARKは、次世代リーダーを育て、日本の社会に微力ながら貢献できればと考えています。

世のため人のために尽くす

世の中では技術革新により日々変わっていきますし、経営スタイルもそれぞれですが、その中でも変わらないものはきっとあると信じています。善になる動機を持ち、人間としての「正しさ」を経営の原点に置き、成長することを目指してまいります。

アークコンサルティングのミッション・ビジョン

【Mission】

"Bloom Your Own Color"

独自の価値観(ビジョン)をビジネスとして体現できる人材を社会に送り出す

ロジカルシンキング・リーダーシップ・クリエイティブシンキングをベースに、若くして裁量権を持って活躍するリーダーを育てたいと思っております。そして将来的には、それぞれの個性や価値観をビジネスとして体現し、その人らしく活躍する次世代のリーダーを輩出したい、そんな思いでMISSIONを掲げました。

アークコンサルティングの事業

主力事業:ITコンサルティングサービス

ITコンサルティング

アークコンサルティングのITコンサルティングサービスは、システム・ベンダー選定からシステム導入に伴う業務改革支援まで、幅広い領域をカバーしています。

特にSAPを中心とした会計、販売、購買、物流、生産、人事領域の企業向け基幹システムの導入支援に強みを持ち、戦略的なIT活用を通じてお客様のビジネス変革を実現します。最新の技術と深い専門知識を活かし、最適なソリューションを提供し、お客様の持続的な成長と競争力強化を支援します。

・GROW with SAP導入支援

・RISE with SAP導入支援

・SAP S/4HANA導入支援

・SAP Ariba導入支援

・SAP SuccessFactors導入支援

・Tagetik

・Coupa

業務コンサルティング

アークコンサルティングの業務コンサルティングサービスは、企業が直面する課題解決に向けた経営戦略の策定、業務プロセスの改善、新規事業の開発までを包括的にサポートします。

経験豊富なコンサルタントが、お客様の成長戦略を実現するための戦略的アドバイスと実行可能なソリューションを提供し、効果的な変革管理を通じて持続可能な競争優位性を確保し、市場でのリーダーシップを築きます。企業の課題を明確にし、その解決に向けた適切な支援を行い、企業の成長に貢献します。

プロジェクト管理

アークコンサルティングでは、ERP導入プロジェクトを中心としたIT導入プロジェクトにおいて、プロジェクト管理オフィス(PMO)やプログラム管理オフィス(PGMO)の支援を提供し、クライアントの立場からも導入ベンダー側としても柔軟にサポートが可能です。特に、ERP導入が不慣れなクライアント様に対する支援に力を入れており、プロジェクトの規模や状況に応じて、プライムベンダーやレガシーシステムを含む周辺システムベンダーまで一貫して管理します。

また、構想策定フェーズ(RFP作成支援やベンダー選定支援)から導入フェーズ(要件定義~移行)まで、幅広く包括的なサポートを提供し、お客様のプロジェクト成功に貢献します。


ARK CONSULTINGの強みは、上流工程を中心に5~10年のSAP導入(構想策定含む)経験を有するマネージャーおよびシニアコンサルタントクラスのメンバーが多く在籍していることです。このことにより、高単価で案件を受注し、プロジェクトへ早期に参画することができています。
また、日本語以外に英語や中国語ができるスタッフがいる点も、他社にない強みとなっています。大企業のプロジェクトは、海外拠点やグループ会社も含めてグローバルになります。このとき多言語に対応できる当社のスタッフが活躍します。(程昱琪氏:Resaco編集部の独自インタビューによる)

アークコンサルティングの今後の展望

アークコンサルティングは、「Bloom your own color」という新たな経営理念を掲げ、社員一人ひとりが独自の個性や能力を最大限に発揮し、次世代のリーダーとして成長していくことを目指しています。

この理念に基づき、アークコンサルティングを中心に、現在「ARK Technology」および「ARK Systems」の2社を立ち上げ、AIやシステム開発を含む幅広い事業を展開しています。3社は、SAPをはじめとするコンサルティング、AI、システム開発のシナジー効果を最大化しながら、事業のさらなる拡大を目指しています。さらに、2030年度には上場し、グループ企業を7社に拡大することを目標としています。

アークコンサルティングでは、コンサルティングスキル、リーダーシップ、そしてクリエイティブシンキング(創造的思考)を発揮した社員が、グループ会社においてCxOや事業責任者などのポジションに挑戦できる機会も提供しています。

「ARK Technology株式会社」は、アークコンサルティングの新規事業部門から独立し、2024年に設立された企業で、VRやAIなどの先進技術を活用したサービスを提供しています。同社はARKグループの一員です。

「ARK Systems株式会社」は、アークコンサルティングと海外大手IT企業との合弁で設立された会社です。総勢1000名を超えるITスペシャリストが集い、システム開発を中心としたサービスを提供しています。同社もARKグループの一員です。


アークコンサルティングの売上実績

2019年の設立以来、平均成長率は154%で、安定して売り上げを伸ばしています。


ARK CONSULTINGのManagement plan

2030年 売上高70億円 & IPO(上場)を目指し、創業から5年間、順調に業績を伸ばし、創業時に掲げた売上目標を達成しています。これから2030年までの期間では、さらなる成長を遂げるべく、より高い目標を設定しています。上場にあたっては、ストック・オプションを導入し、社員への還元を予定しています。また、これまで以上の成長スピードが求められるため、会社をHoldings化し、複数事業ドメインでの売上樹立を目指しております。会社が上場するまでの成長を間近で感じ、あなたもその一員となってみませんか?


アークコンサルティングの労働環境整備

アークコンサルティングは設立数年のスタートアップベンチャーファームですが、以下のような働きやすい環境整備や福利厚生メニューを用意しています。
ただし一部(※)は、各プロジェクトのクライアントの方針に依存します。

社保・労保完備
フレックス勤務制度(※)
リモートワーク勤務制度(※)
業務用PC・iPhone貸与
年次有給休暇20日付与(入社日当日付与)
確定拠出型年金
カフェテリアプラン(導入予定)
マンツーマン教育、フォロー制度
研修支援制度
資格取得支援制度

当社は「メンター制度」を導入しています。
まず、社員のキャリアプランを一緒に考えるため、一人ひとりにやりたいことを聞きます。そして、プロジェクトの配属を考え、必要なトレーニングをします。
大手企業では実力主義の名目で未経験者が放任されていることがありますが、当社ではプロジェクトと部署にひとりずつ「メンター」をつけて、仕事ぶりをよく見たり、分からないことを指導したり、悩みの相談に乗ったりする体制を整えています。このあたりは大手のファームに負けない体制になっていると自負しています。(程昱琪氏:Resaco編集部の独自インタビューによる)

アークコンサルティングの研修制度

従業員のスキルアップにより売上伸長が期待できるビジネスモデルのため、スキルアップに係る制度を積極的に取り入れています。

SAP認定資格の受験費用(全額会社負担)

オンライン英会話研修の受講費用(全額会社負担)

社内研修制度

また、各種研修制度を整えることで、未経験でも安心して就業できる環境を整えています。結果的に少しづつSAP・ITコンサルティング未経験者の採用が増加しています。

小さなITコンサル会社ですと、いきなりプロジェクトの現場に入って技術寄りの知識を覚えるというようなことがありますが、当社ではそのようなことをしません。コンサルティングのスキルは、最初にしっかりトレーニングされないと身につけられないものです。
当社では入社後にプロジェクトにアサインするだけでなく、自身の成長につながる研修を受けてもらいます。ロジカルシンキング、プレゼンテーション、問題発見能力、お客様の真の課題をいかに発見するか、といったスキルを我々は明確に定義をしており、大手コンサルティング会社に負けない充実した内容の研修に力を入れています。
採用候補者にも事前に研修プログラムの内容を示しながら「入社してからはこういう研修も受けられて、自身の成長につながりますよ」という話をすることがありますし、それに響いて入社を決めてくれる方もいます。(程昱琪氏:Resaco編集部の独自インタビューによる)

具体的な研修メニュー

スキルアップに係る研修制度には、具体的に以下のようなメニューで実施しています。今後もさらに充実を図っていくとのことです。
・SAPソリューション研修
・ロジカルシンキング研修
・ドキュメンテーション研修
・クライアントインタビュー研修
・ファシリテーション研修
・要件定義トレーニング研修
・プロジェクトマネジメント研修
・ミニプロジェクト研修

アークコンサルティングの求人

アークコンサルティングの求人に関しては、求人サイトをご確認ください。

想定年収は450万円〜2,000万円(固定残業代・固定賞与含む。月収28万円以上)。給与・ランクについては経験・能力を考慮の上決定します。

固定残業手当:1カ月あたり30時間分の固定残業代を月々支給、固定残業超過分は別途支給

賞与手当:固定賞与年収の1/14を月々、残り2/14を固定賞与として支給、加えて業績賞与を別途支給

年収事例(業績賞与込み)

ARK CONSULTINGの企業サイトには、業績賞与込みの年収事例が掲載されています。
・マネージャー経験6年〜:年収1,250万円
・シニアコンサルタント経験3〜6年:年収950万円
コンサルタント経験2〜3年:年収650万円

転職を決断するためには、会社規模、年収、ポジションなど、何かしらの「キャリアアップ」「ステップアップ」の要素が必要だと思います。当社の年収レンジは、大手企業の同じポジションより高く設定しており、例えばBIG4から転職するときには、会社の規模ではかないませんが、「年収を下げて入社してください」とお願いすることはありません。
また、大手は人数が多いので昇格ランクが細かくなり、新卒からマネージャークラスになるのに10年くらいかかるケースが少なくありませんが、当社の場合は実力があればもっと早く上がれますし、年収アップが図れます。
その理由のひとつは、社員数がまだ少なく、役員クラスの上位者の目が届きやすいからです。大手では数年間の下積みがあっても、お客様と直接話す機会が得られないこともあります。当社では社員一人ひとりの働きぶりを見ることができるので早期の抜擢も可能になり、プロジェクトのリーダーとしてお客様の声に触れることができます。
会社として成長フェイズにあるので、現段階で入社すると相対的に将来昇格しやすくなるという状況もあるかもしれません。(程昱琪氏:Resaco編集部の独自インタビューによる)

求める人材像

圧倒的な努力

自分を成長させ、会社を成長させるには、努力が不可欠。圧倒的な努力で、周囲を驚かせて、喜んでもらおう。

思いやりのあるコミュニケーション

相手の視点に立ち、相手を理解しようと努力し、尊重しよう。相手への思いやりを持ったコミュニケーションを取ろう。

「人」にフォーカス

コンサル会社の経営資源は「人」。やみくもに事業拡大を追うのではなく、まずは一人ひとりの成長を考えよう。

ためらわずチャレンジしよう

スタートアップだからこそ、チャレンジできることがある。何にでもためらわずチャレンジして、自分を120%活用しよう。

GIVE&GIVE

誰かのおかげで自分が輝ける。謙虚さを忘れず、周囲に感謝し、実直に信頼を積み重ねて、貢献(GIVE)しよう。

内なる炎を持つ

ギラギラしていなくて良い。むしろ一見、穏やかで冷静。ただ奥底には炎を持っていたい。周囲を動かすのはその熱量だから。

役員および社員へのインタビュー記事

ARK CONSULTINGの企業サイトには、役員および社員へのインタビュー記事が掲載されています。役員・社員の経歴、社員から見たARK CONSULTINGの強み、ARK CONSULTINGに入社してよかったこと、どんな人が向いているか、ARK CONSULTINGでのワークスタイルなどに関して、働く人の生の声が読めます。応募に際し、会社の雰囲気を垣間見て、自分に合った職場かどうかの参考にできるでしょう。

アークコンサルティングの採用面接で聞かれる質問

ARK CONSULTINGの面接に際して、志望動機をまとめるためには「Can」「Will」「Must」についてよく考え、整理しておいた方がいいでしょう。念のため簡単に説明すると、

  • Can:自分ができること(スキル、能力、経験、実績)
  • Will:自分がしたいこと(意思、意欲、ビジョン)
  • Must:自分がしなければならないこと(会社から要求・期待されると認識していること)

の3点を整理し、それらが重なったところで「自分の志望動機」を整理するということです。

なお、ARK CONSULTINGの企業サイトには、経験・知見を含む「必須要件」、必須ではないがあると「望ましい条件」のほか、企業の価値観を示す「求める人材像」が明記されています。書かれている要件を自分がいかにクリアしているかを説明する準備が必要です。

面接では「あなたにとって人生の目的はなんですか」と聞くことがあります。また「5年後、10年後のキャリアのイメージ」を質問することもあります。
いずれも候補者の方が、自分がどうなりたいのか、何を目指すのか、何がモチベーションや意欲の源泉になるのか、といったことについて知りたい、という思いからです。
私個人としては「人生は登山のようなもの」だと考えています。そして、少しでも高いところに登って、違う景色が見てみたいという思いがありますね。(程昱琪氏:Resaco編集部の独自インタビューによる)

マネジャークラス以上の面接準備

マネジャー以上については「Can」「Will」「Must」は当然として、職務に応じた個別の質問が多くなっており、あらかじめ準備が必要です。詳しくは、グローバルウェイ・エージェントまでお問い合わせください。(※登録フォームの備考欄に「ARK CONSULTINGの件」と明記願います。)

アークコンサルティングについてより詳しく知りたい方へ

アークコンサルティングについてより詳しく知りたい方はアークコンサルティングのHPをご確認ください。

https://www.arkconsulting.co.jp/

アークコンサルティングへの転職を成功させるために

以上、ARK CONSULTINGについて、概要を説明しました。

求人は、求められるスキルのハードルが高いのが特徴的です。しかし、仮に書類が通過したしたとしても、次の面接でつまづく方が多くいらっしゃいます。

面接の質問は、様々な内容が投げかけられます。あらかじめ面接対策をしないと、選考を通過する確率はかなり落ちます。限りあるチャンスを活かすためにも、ぜひ十分な準備を行ってから臨んでください。

ARK CONSULTINGの採用面接に臨む前に

転職成功の確率をアップさせたい方は、ぜひグローバルウェイ・エージェントにご相談ください。私たちはCxOや役員から直接情報を共有してもらうことで、必要な候補者像を把握しており、上記以外の「候補者公開不可情報」や「過去の面接成功・失敗事例」を把握しています。
なお、スピーディな対応を行うために、登録フォームの備考欄に「ARK CONSULTINGの件」と明記願います。費用は一切かかりません。ぜひご相談ください。

この記事の執筆者

外資系IT企業、コンサルティングファーム、システムインテグレーターの各業界の現場の最前線で活躍してきたヘッドハンター集団。サーチ型エージェントとして活動しています。
直接キャリア面談の実施から入社、その後一生涯のキャリア形成までを丁寧にサポートします。

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