【面接対策】レオパレス21の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】レオパレス21の中途採用面接では何を聞かれるのか

日本を代表する大手不動産会社であるレオパレス21への転職。中途採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、「人間性」も評価されます。即戦力として、一緒に仕事をする仲間として評価されるので、事前にしっかり対策して転職活動をしましょう。


レオパレス21の採用面接前に知っておくべきこと

社風への理解

「全て社会の為に」という社是を掲げ、新しい価値を創造するために敢闘しているレオパレス21。敷金無料の賃貸マンションや家具家電付マンションなど、今までも住宅業界に新しい価値を提供してきました。一方、ここ数年は施工不備問題が大きくニュースに取り上げられています。

良くも悪くも知名度の高いレオパレス21ですが、実際に働いている方はレオパレス21についてどのように感じているのでしょうか?

実際に代理店営業として働いている方々の口コミを見てみると「実は世間が思っているほどブラックではない」「男性でも育児休暇が取れるので界壁問題さえなければホワイト企業だったと思う」と、イメージに反してホワイト企業体質であるという声が数多くあがっていました。

社風は「体育会系」という口コミが多く見られ、特に営業職は結果を重視されることが多いようです。また、「新しいもの好きなのか、世間で流行っているものはどんどん取り入れる」という口コミもあり、新しい価値を創造するという方針は社員まで浸透しているようです。

社会の為に新しい価値を作り、体育会系の雰囲気に馴染んだ上で成果をあげる。こうした社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められます。

選考は何次まで?

選考は1週間~2週間の方が多くみられました。書類選考後、面接は1~2回で終わる場合がほとんどです。

しかし中には3回の面接があったという口コミもあり、職種よっては通常より面接回数が増える可能性があります。書類選考に時間がかかったという口コミも見られたため、余裕をもって応募しましょう。

面接内容の傾向は?

面接を受けた方の口コミを見てみると、内定が出る比率がかなり高くなっており「入社は簡単。しかし離職率が高い」という意見が数多く見られました。

面接はフランクな雰囲気で、一般的な質問に少し答えた後に仕事内容や商材の説明を聞き、それに対して応募者が質問するというパターンが多いようです。また、営業職の場合は面接前のメールのやり取りでも営業として経験を見極められています。丁寧で迅速な対応を心がけましょう。

他にも「日本の縮小する経済について、建築・不動産という業界から見てどの様に思うか」「部屋の修繕などを自分でしたことはあるか」という、住宅や不動産業界に興味がないと答えづらい質問がありました。業界について質問されても困らない程度には知識をつけておくと安心です。

面接の通過率は高いため、肩の力を抜いて、仕事や社風が自分に合うかどうかを冷静に見極めましょう。

レオパレス21の面接攻略法(面接対策)

レオパレス21の経営戦略を理解した上で自己分析をする

レオパレス21の面接を受ける上では、経営戦略を理解しておくことが不可欠です。主だった戦略には以下のようなものがあります。

出典:レオパレス21のサイトより

レオパレス21の経営戦略は今後活躍する人材を採用する人事戦略にも影響します。しっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの経営戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。

特に重要なのはコア事業である、賃貸事業の戦略です。

東京・大阪・愛知では転入者が増え続けているため、三大都市に絞った受注活動をした上で「my DIY」や「セキュリティシステム」などの付加価値をつけ、入居率を確保していきます。また、社宅としての法人契約が全体の50%を超えており、法人営業の更なる強化に取り組んでいます。法人営業の経験がある方は有利に働くと推測できます。

また、国際事業にも力を入れているため、語学力がある方はアピールすると良いでしょう。

「なぜレオパレス21に転職したいのか」の明確化には他社研究も忘れずに

レオパレス21の面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜレオパレス21か」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「この人の経歴が当社でどう活かされるか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面もあわせて見ています。

業界理解や職種理解の枠を超えて、レオパレス21という企業についてしっかり理解する。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。

●大和ハウス
●大東建託
●三井不動産

レオパレス21の採用面接で実際に聞かれた質問内容

このように、レオパレス21の採用面接を受ける前には、経営戦略に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「社会の為に新しい価値を作り、体育会系の雰囲気に馴染んだ上で成果をあげる」という社風を意識して、「レオパレス21の戦略や商品を理解し、迅速かつ長く活躍できる」人材であると印象付けられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくと良いでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

[30代前半・男性/不動産管理] 【結果:入社】

質問

部屋の修繕を自分でしたことはあるか

回答

網戸や扉の立て付け等の調整は自分でしたことがある。管理部署なので…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/用地仕入] 【結果:一次面接で不採用】

質問

広い不動産業界の中でなぜ当社なのかと問われた

回答

業界でも超大手ということはアピールしました。学生時代にレオパレスに…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/営業] 【結果:入社】

質問

営業は忙しいしノルマあるけど大丈夫?

回答

営業が売上を上げなければ会社として成長していくのは難しい。自己成長の…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/カスタマーサポート] 【結果:一次面接で不採用】

質問

あなたにとって住まいは?

回答

全ての人々にとって生活をするうえで大事なものであり、ささいな…(口コミの続きとアドバイスを見る

レオパレス21の採用面接に向けて

レオパレス21の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

●「社会の為に新しい価値を作り、体育会系の雰囲気に馴染んだ上で成果をあげる」という社風を理解して、これに合致した人材であることをアピールする。

●レオパレス21の経営戦略を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。

●競合他社についても研究し、「なぜレオパレス21か」に対する答えを明確にしておく。


これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう

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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。

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