【19年11月期】ダイエットジムのトゥエンティーフォーセブン 競合とのウェブ広告競争に勝てるか

【19年11月期】ダイエットジムのトゥエンティーフォーセブン 競合とのウェブ広告競争に勝てるか

完全個室・マンツーマン指導のダイエットジム「24/7 Workout」を運営するトゥエンティーフォーセブン。2019年11月21日に東証マザーズへ上場し資金は潤沢になったものの営業利益が減少。2020年11月期は戦略投資の増加によりさらに大きく業績が落ち込む見込みです。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


損益計算書(PL):売上増も計画未達、コスト増で減益

トゥエンティーフォーセブンの2019年11月期決算は、売上高が前期比13.2%増の76億9800万円で増収となったものの、期首予想を下回りました。また、営業利益は9億9200万円で同10.5%減。営業利益率も12.9%で同3.4pt減っています。

これはコスト増によるもので、売上原価は前期比27.7%増の33億0600万円で、粗利率は同4.9pt悪化の57.1%。販売費及び一般管理費も同9.5%増の34億円にのぼっています。

主な要因について決算短信は「会員数の増加と新規出店の推進により売上は増加したが、人員の採用を前倒しで行ったため労務費が増加したことと継続会員比率の上昇、第4四半期での無料カウンセリング申込件数が減少したことにより減益となった」としています。

さらに、東証マザーズへの上場に伴う株式交付費及び上場関連費用の発生により経常利益は前期比12.3%減の9億7100万円、資本金等の増加に伴う税負担の増加により親会社株主に帰属する当期純利益は同22.6%減の5億8400万円と大幅減になりました。

なお、2020年11月期は売上が前期比13.5%増と見込む一方、営業利益は同83.6%減と大幅に減少する予想です。

減益要因としては、広告効果検証システムの強化やトレーナーの採用・教育強化などの戦略投資が嵩むためとしており、新規顧客獲得ピッチの再加速に向け総額約5.5億円の投入を計画しています。

セグメント分析:ウェブ広告の効率悪化でジム新規入会者減

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この記事の執筆者

自動車・IT系が得意。分かりやすい記事を発信できるよう努めます。