損益計算書(PL):広告費削減で営業利益増
モバイルファクトリーの2019年12月期決算は、売上高が前期比7.1%増の31億9000万円、営業利益は同30.7%増の11億1000万円の増収増益でした。
売上原価は前期比10.1%増の14億4700万円で、粗利率は同1.3pt悪化の54.6%。しかし、販管費が同22.3%減の6億3300万円と大きく下がったため、営業利益率は同6.3pt増の34.8%と改善しています。
この理由について、決算説明資料では、売上増とともに「中期的なサービス運用を見据えた基盤強化を優先し、第3四半期より戦略的に広告宣伝費を大幅圧縮」したことにより、営業利益が増加したとしています。
具体的には、2018年12月期第4四半期に9200万円(販管費全体の47.4%)だった広告宣伝費を、2019年12月期第4四半期に3300万円(同23.7%)にまで圧縮。11.0%あった売上高広告宣伝費率を4.2%まで抑制しつつ、売上高を前年同期比6.2%減にとどめることに成功しています。
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