【19年12月期】10期連続増益のモノタロウ　20年12月期も連続増収増益目指す

MonotaROの2019年12月期決算は、売上高が前期比20.0%増の1315億円、営業利益は同14.9%増の158億円で増収増益でした。これにより18期連続増収・10期連続増益を達成しています。

売上原価は前期比21.7%増の944億円で、粗利率は同1.0pt悪化の28.2%。販管費が同16.6%増の213億円とややコストが上がったため、営業利益率は同0.6pt減の12.0%とわずかに下がっています。

この理由について決算短信および決算説明資料では、 検索キーワード・商品リスティング広告強化や検索エンジン最適化(SEO)、取扱点数拡大などの取組みによる登録口座数が増加したこと、および購買管理システム（大企業連携）の連携社数増・利用増などにより売上が増加し、配送料率増や商品ミックスの変動により売上総利益率が低下したものの、広告宣伝費率や人件費率の抑制で販管費率が低下し増益となったとしています。