【19年12月期】システム監視のJIG-SAW 半導体への組込みパッケージで世界のIoT市場ねらう

【19年12月期】システム監視のJIG-SAW 半導体への組込みパッケージで世界のIoT市場ねらう

クラウド・サーバーのシステム監視・運用サービスを行うJIG-SAW(ジグソー)。ここ数年で飛躍的に売上が伸びており、2019年12月期も増収増益を達成。2020年12月期も過去最高の売上高になると予想されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


損益計算書(PL):売上が急増も、成長分野へ積極投資で利益は減少

JIG-SAWの2019年12月期決算は、売上高が前期比24.3%増の17億9800万円営業利益は同11.8%減の3億1500万円で増収減益。主要サービスの売上は増加したものの、積極投資による研究開発費・販売促進費・人件費・グローバル展開に係る経費の増加で減益となりました。

売上原価は前期比26.5%増の5億600万円で、粗利率は同0.5pt減の71.9%。販管費は前期比41.6%増の9億7700万円と増えたため、営業利益率は同7.2pt減っていますが17.5%と高水準を維持しています。

親会社株主に帰属する当期純利益は前期比41.1%増の4億4600万円でした。

2020年12月期の業績予想については、グローバルなIoT事業成長及び事業投資に関する不確定な要素が多いため、公開しないとしています。

セグメント分析:システムの監視サービスをIoT領域に拡大

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