損益計算書(PL):子会社売却で営業赤字
ブイキューブの2019年12月期決算は、売上高が前期比20.0%減の63億7000万円、営業損益は2億8500万円の赤字で、前期の3億4600万円の黒字から赤字に転落しました。
ただし、売上高減少の主な要因は、事業売却や子会社売却の影響によるもので、これらの影響を除いた売上高は前期比10.6%増です。
売上原価は前期比10.9%減の40億5600万円で、粗利率は同6.5pt悪化の36.3%。販管費は前期比15.2%減の25億9900万円と抑えていますが、会計方針の変更やマス広告の実施によるマーケティング費用の計上などの影響により営業赤字となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は前期比92.5%減ですが3400万円の黒字に。特別損失額を上回る子会社株式売却益が発生したため、最終黒字となっています。
なお、2020年12月期の業績は、売上高が72億3700万円(前期比13.6%増)、営業利益が5億円の黒字に回復、当期純利益が1億8500万円(同444.1%増)と予想されています。
セグメント分析:主軸はWeb会議サービス
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