損益計算書(PL):従業員増でコスト増も増収増益
2019年3月期の売上高は前期比2.2%増の4132億円、営業利益は同0.1%増の387億円の増収増益でした。
売上原価は前期比1.9%増の3450億円、売上総利益は同3.8%増の683億円で、粗利率も同0.3pt増の16.5%と微増しています。
しかし販売費及び一般管理費が前期比9.1%増の296億円と増え、営業利益率は同0.2pt減の9.4%とやや悪化しています。主な要因として、従業員数が2018年3月末の5353人から2019年3月末は6087人と13.7%増えており、従業員給料手当は前期比11.3%増で9億5700万円となっています。
親会社株主に帰属する当期純利益は前期比4.1%減の255億円でした。
2020年3月期の業績予想は、売上高が4200億円、営業利益が390億円、経常利益が400億円、親会社に帰属する当期純利益が260億円となっています。
2020年3月期第3四半期決算は、売上高が前期比3.6%増となりましたが、営業利益が同6.4%減、経常利益が同4.6%減となりました。それに伴い親会社株主に帰属する純利益も同8.9%減りました。一方で、受注高は同35.7%増と業績予想にあと少しのところまできています。次期繰越工事高も同32.2%増となっています。
進捗率は、売上高が70.6%、営業利益が57.7%と4分の3には届いていませんが、公共工事は年度末に実施されることも多く、通期予想は修正されていません。
セグメント分析:主力の舗装土木事業が増収を牽引
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まだまだ分析に不慣れですが、わかりやすい財務分析を目指して頑張ります。