損益計算書(PL):売上高の増加率は前期比6割超
メドレーの2019年12月期決算は、売上高が前期比62.5%増の47億6500万円、営業利益は1億5300万円で前期の1億円の赤字から黒字に回復しました。増収効果でコスト増を吸収しました。
売上原価は前期比44.4%増の15億5100万円、粗利率は同4.1pt増の67.5%。人員増強などの投資により販管費は前期比56.3%増の30億6100万円と増えていますが、営業利益率は同6.6pt増の3.2%に改善しています。
親会社株主に帰属する当期純利益は3億8100万円の赤字で、赤字額は前期比で147.4%増えています。
主な要因は、2019年に子会社化した株式会社NaClメディカルの将来キャッシュ・フロー計画の新規事業性が高いことから、将来キャッシュ・フローに不確実性があると判断し、同社に係るのれんの減損損失4億9400万円を特別損失に計上したことによるもので、それを除くと利益が出ています。
なお、2020年12月期の業績は、売上高が66億円~69億円(前期比38.5%増~44.8%増)、営業利益が3億3000万円~6億3000万円(同115.5%増~311.3%増)の大幅増益予想で、当期純利益3億円~5億5000万円の最終黒字となる見込みです。
セグメント分析:成果報酬型の人材採用システムが利益を牽引
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