【面接対策】アカツキの中途採用面接では何を聞かれるのか

アカツキは、モバイルゲーム事業を主として、サバイバルゲームフィールドやケータリングなども手掛けるライブエクスペリエンス（LX）事業を展開しています。

モバイルゲーム事業では、「シンデレライレブン」といった自社オリジナルのタイトルに加え、スクウェア・エニックスと共同開発した「ロマンシング サガ リ・ユニバース」やバンダイナムコエンターテインメントとの共同開発「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」といったタイトルがあり、いずれもアプリストアのセールスランキングで1位を獲得しています。

またLX事業では、子会社であるアカツキライブエンターテインメントと株式会社カヤックが協同し中国上海でのイベントを開催するなど、国内外で事業を展開しています。

そんなアカツキの口コミからは、自主性を重んじるポジティブで自由闊達な社風が伺えます。「社員を大事にする会社」「社員同士の仲が良い印象」「風通しが良く手を挙げやすい環境」といった声が多く聞かれます。またコーポレートサイトに公開されている行動指針「アカツキの哲学」からも、前向きでコミュニケーションを重視する文化であることが分かります。

アカツキの募集職種は中途採用ページに記載があるとおり、募集職種はデザイナー、エンジニアやディレクター、プランナーから、経営企画や人事などのコーポレート系職種まで幅広く、それぞれ採用が決まったら公開が停止されます。

応募はWEBからおこないます。デザイナー応募の場合はポートフォリオ、エンジニア応募の場合はGitHubや技術ブログの記事など、職種に応じて経験をアピールできる資料を併せて提出しましょう。アカツキの応募フォームにはフリーコメント欄があるため、志望動機や自己PRも記載できます。

採用情報には選考回数の記載はありませんが、口コミによると書類選考の後2回ほどの面接があり、途中でテストを設ける場合もあります。

面接では志望動機やこれまでの経歴、また成功体験などについて問われることが多く、和やかでラフな雰囲気のなか進むことが多いようです。質問はオーソドックスなものが中心ですが、受け答えを更に深堀されることを前提に面接対策をしましょう。

また、社員の自主性を重んじる社風に合わせて積極的な姿勢で業務に臨んだエピソードを準備するとともに、前述した「アカツキの哲学」を理解した上で、「共感した部分はどこか」「自分が仕事をする上で大事にしていることとアカツキとの共通点」について志望動機に落とし込んでおくとよいでしょう。

特に同社は組織やチームに強いこだわりがあるため、アカツキがチーム作りで特に大事にしている以下の3つについて自分なりに解釈して面接に臨みましょう。

アカツキの面接を受ける前に、戦略成長戦略を理解しておきましょう。

まず、主要事業である「スマホーム事業」では、ゲームを趣味とするようなこだわりを持つ層をターゲットとし、自社オリジナルと他社との共同開発をバランス良くリリースし、またタイトル数よりもヒット率を重視し開発タイトルは年2~4本に厳選。海外向けには、国内でヒットしたタイトルの水平展開をしています。
バンダイナムコエンターテインメントとの共同開発タイトル「ドラゴンボールZ　ドッカンバトル」は、日本を含む世界7つの国と地域でストアセールスランキングで1位を獲得しています。

LX事業では、専門領域や異業種のパートナーとの協業によるサービスの企画・検討をし、VR（ヴァーチャルリアリティ）やAR（拡張現実）といった新技術を活用したイベントや施設を展開。2019年にオープンした複合型エンターテインメント施設「アソビル」は、初年度の来館者数200万人を目標としていたのに対し、オープンから約3ヶ月間で100万人を突破するなど好調です。

この成長戦略によって、アカツキの業績は好調に伸びています。

以上の成長戦略をしっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの戦略を遂行するのに合致する人材であることをアピールしましょう。

アカツキの面接でよく聞かれる質問の一つに、「なぜアカツキなのか」というものがあります。 面接官はこの質問を通して、「アカツキの社風に合致した人材か」「仕事を通じて挑戦したいことは何か？アカツキで実現できることか？」を確認し、またしっかりと企業、業界研究をした上で応募しているかを判断します。

この質問に答える準備としては、アカツキの哲学や戦略、事業内容はもちろんのこと、業界や競合他社についての研究が必要不可欠です。例として、以下のような競合他社情報を収集するとともに、アカツキがリリースしタイトルも含め、いくつかのスマホゲームを実際にダウンロードして違いを把握しておきましょう。

• グリー株式会社
• ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
• 株式会社gumi
• 株式会社コロプラ

アカツキが目指している方向性や、どういった人材を欲しがっているのか、企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。アカツキの面接では、「アカツキの哲学」や経営理念を参考にした自己分析や業界研究を前提とし、志望動機を整理しておくことが重要です。また、IR資料や直近のニュースリリースから、アカツキの経営戦略や実際の施策、最新の状況も把握しておきましょう。

また、アカツキの人事広報チームが運営する「アカツキで働くひとがハートドリブンに発信するnote.」を読み、社風やアカツキで活躍できる人物像についてさらにイメージを固めておくとよいでしょう。

以下に、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策をしておきましょう。

アカツキの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

• 行動指針である「アカツキの哲学」を理解し、それに合致した行動をとれる人材であることをアピールする。


• アカツキが掲げる成長戦略を理解し、これに沿った自己分析をおこない、自己PRへとつなげる。


• 競合他社についての理解を深め、「なぜアカツキなのか」に対する答えを明確にしておく。