損益計算書(PL):販管費抑制し営業利益倍増
メディカル・データ・ビジョンの2019年12月期決算は、売上高が前期比12.5%増の40億2700万円、営業利益は前期の2.3倍となる8億1000万円の増収増益でした。
売上原価は前期比16.9%増の6億6300万円で、粗利率は同5.8pt増の83.5%に改善。販管費は前期比5.2%増の25億5500万円とやや増えたものの、営業利益率は同10.3pt増の20.1%に改善しています。
前期(2018年12月期)は、営業・新規事業関連の人材強化による人件費の増加や、本社増床による地代家賃の増加によりコストが大幅に増加し、営業利益が落ち込みましたが、今期はコスト抑制により大幅増益となっています。
なお、2020年12月期の業績は、売上高が48億円(前期比19.2%増)、営業利益が9億円(同11.2%増)、当期純利益が6億円(同8.2%増)と予想されています。
データ利活用サービスが堅調に売上を伸ばすほか、2019年12月期に子会社化したメディカルドメイン(医療情報ソフトウェアの独自開発・販売)が業績に貢献することなどが増加要因となっています。
セグメント分析:医療情報の「収集・蓄積」と「利活用」でビジネス
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