アドウェイズの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
国内に4拠点を設け、中国・台湾・韓国をはじめとするアジア地域やアメリカでも事業を展開する株式会社アドウェイズ。成功報酬型のインターネット広告「パフォーマンス広告」と社員の活躍や成長を促進するユニークな社風が特徴で、売上を堅調に伸ばしています。
同社では、サービスを通じて新しい価値を創造すべく「なにこれすげーこんなのはじめて」をスローガンとし、仕事を通じて社員に成長してほしいという思いを込めた「人儲け」を経営理念としています。代表取締役社長・岡村氏のインタビューによると、「人儲け」は経営会議での議題の判断基準として用いられることもあり、社風を形成する重要な要素の一つであると言えるでしょう。
また、社員の家族や健康を大切にする「愛社員課」といった組織や、岡村氏自らが社員に食事を振る舞う「岡村屋」といったイベント、家族がいる社員を対象にそれぞれに適切な福利厚生を紹介する「パパママコンシェルジュ制度」など、「人儲け」に関連するユニークな施策があることも同社の特徴です。
そんな同社の口コミからは、コミュニケーションを重視し、また成長を求めるベンチャーマインドを持つ社風が伺えます。「会社全体がアットホームで仲が良い」「とにかく良い人が多い」といった口コミからは、「人儲け」に象徴される社員を大事にしコミュニケーションを重視する同社の社風が伺えます。一方で、「成果主義である」「年齢やポジションに関わらず任せられる環境がある」といった口コミからは、上場してもなおベンチャーマインドを持ち続け、仕事を通じて成長を求める社員が多いことが伺えます。
アドウェイズの選考では、このような社風にフィットし同社で活躍できる人材かどうかが見極められるでしょう。
■選考は何次まで?
書類選考の後、2〜3回の面接を経て内定へと至るようです。同社の採用情報はホームページの「キャリア採用」に詳細が記載されており、2020年4月現在では広告企画営業やエンジニア、クリエイターなど幅広い職種の応募が公開中で、エントリー時には氏名や職務経歴に加えて志望動機の提出が求められます。
志望動機は面接でも問われることを想定し、応募時と齟齬が出ない受け答えができるように準備をすることが重要です。また、応募時点でより同社の社風を理解を深めるため、CNET Japanに公開されている岡村氏の組織づくりについてのインタビューや、子会社であるおくりバント社が運営するブログ「THE勝手にしやがれ」などに目を通しておきましょう。
■面接内容の傾向は?
同社の面接の内容は、「志望動機」や「転職理由」、「入社後どのように活躍したいか」といったオーソドックスな質問が中心です。同社の社風を反映したようにフランクな雰囲気で進むことが多いようで、「好きな曲は何か」「最近あった楽しい出来事は何か」といった、プライベートに踏み込んだ質問もあるようです。
学生時代までさかのぼり、これまでの経験や成功・失敗体験を棚卸しし、面接の場で「同社で再現可能な経験・スキルがある」ということをアピールできるように準備をしておきましょう。また、意思決定の基準や自分の好きなことや趣味など、人柄をあらわすエピソードも整理して伝えられるようにしておくと良いでしょう。
アドウェイズの面接攻略法(面接対策)
■アドウェイズの中・長期戦略を理解した上で自己分析をする
アドウェイズの面接を受ける前に、中・長期戦略を理解しておきましょう。
同社の強みである「パフォーマンス広告」に加え、「ブランディング広告」を拡大することを今後の戦略として掲げています。「ブランディング広告」では動画やAR(拡張現実)技術によって、広告に興味を持ったユーザーが体験することのできる広告手法に取り組んでいます。例えば、スマホやタブレット端末のカメラを風景に向けると、商品の3D モデルが空間に表示されるような広告手法「AR AD」を新たに提供開始しています。
また2020年3月に株式会社電通が発表した「2019年日本の広告費」によると、インターネット広告費がテレビ広告費を初めて超えて2兆円規模となりました。インターネット広告は既存の広告媒体に比べて割安であり、特に同社が強みとする成果報酬型広告はイニシャルコストが抑えられるために不況下であっても比較的広告主は安定して出稿をすると言われています。こういった外部環境も、同社の成長の後押しになると言えるでしょう。
このような同社の中・長期戦略や外部環境を理解し、自己分析や志望動機に結びつけて、面接での質問に対して明確に受け答えができるように準備をしておきましょう。
■「なぜアドウェイズか」をはっきりさせるためには他社研究が必要
同社の面接では、「なぜアドウェイズか」と志望動機が問われます。面接官はこの質問を通じて「アドウェイズへの興味関心度合い」や「同社のビジネスへの理解」、また「同社の社風にフィットする人材かどうか」ということを見極めています。
面接官の印象に残るように明確な回答をするため、IR資料やプレスリリースを確認し同社のビジネスについて理解を深めるとともに、岡村氏や採用情報に掲載されている社員のインタビューに目を通して社風をより理解できるように準備をしておくことが重要です。併せて、競合他社についても研究し、志望動機に説得力を持たせましょう。
同社は複数の事業を展開していますが、強みである「パフォーマンス広告」を同じく主要事業として展開する下記企業について調べておきましょう。
- 株式会社インタースペース
- バリューコマース株式会社
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 楽天マーケティングジャパン株式会社
アドウェイズの採用面接で実際に聞かれた質問内容
アドウェイズが目指している方向性や、どういった人材を欲しがっているのかが企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。アドウェイズの場合経営理念である「人儲け」をベースとしたユニークな組織やイベントなどの施策があり、それらがコミュニケーションを重視しベンチャーマインドを持つ社風を形成していると言えるでしょう。採用面接では、同社のユニークな社風にフィットし活躍できる人材かどうかが判断されます。
面接に臨むにあたり、同社の経営理念やスローガン、岡村氏のインタビューに目を通して社風を理解し、また中・長期戦略や外部環境も含めて同社の事業について理解を深めるようにしましょう。その上で自己アピールや志望動機に反映し、「アドウェイズで中・長期的に活躍できる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[20代前半・男性/代理店営業] 【結果:入社】
[20代前半・男性/代理店営業] 【結果:内定を辞退】
[20代後半・男性/総務] 【結果:一次面接で不採用】
[20代後半・男性/企画営業] 【結果:最終面接で不採用】
アドウェイズの採用面接に向けて
アドウェイズの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。
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