【20年3月期】Ubicomホールディングス、7期連続で増収増益 米国進出を加速しファンドに出資

【20年3月期】Ubicomホールディングス、7期連続で増収増益 米国進出を加速しファンドに出資

フィリピン子会社によるオフショアのシステム受託開発を主軸とするUbicom(ユビコム)ホールディングス。現地の豊富な若手人材と育成ノウハウを武器に業績を伸ばし、2020年3月期も増収増益を果たしました。高付加価値分野の強化で営業利益率が大きく改善しており、株価も上昇中。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


損益計算書(PL):7期連続で増収増益

Ubicomホールディングスの2020年3月期決算は、売上高は前期比13.6%増の40億3800万円、営業利益は同25.5%増の7億800万円で増収増益でした。

売上原価は前期比16.0%増の23億1800万円に増えましたが、売上総利益も同10.5%増17億2000万円に増えました。しかし原価増の割合が大きく、粗利率は同1.2pt減の42.6%とやや悪化しています。

販管費も前期比2.2%増の10億1300万円に増えていますが、増額分は少なく、営業利益率は同1.6pt増の17.5%に改善しています。

このほか、営業外収益(約6割に当たる1915万円が持分法による投資利益)や、特別損失として投資有価証券評価損1億1300万円の計上、法人税等調整額マイナス1億3500万円の計上などがあり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比44.4%増の5億3300万円と大きく増えています。

2021年3月期の業績は、売上高が44億3700万円(前期比9.9%増)、営業利益が8億700万円(同14.0%増)、経常利益8億4000万円(同17.4%)、当期純利益6億500万円(同13.4%増)の増収増益と予想しています。

なお、この予想には「新型コロナウィルス感染拡大の影響」として経常利益の5000万円マイナスを織り込んでおり、これがなければ「前期比2割以上の経常利益増益率」が見込める勢いであるとしています。

 

セグメント分析:フィリピンでのオフショア受託開発とレセプトチェックの2本柱

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