ベルシステム24の採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
1982年の創業以来、30年以上コールセンター業界をけん引してきたベルシステム24。2020年6月現在、国内36拠点17000席超のコールセンターの運営のみならず、国内最大のCRMクラウドの提供や人材サービスソリューションなども展開しています。
女性の割合が高く女性管理職も多いベルシステム24は、性別関係なく活躍できる環境のようです。口コミでは、「男女区別なく働ける職場」「女性がリーダーとして活躍している」「女性でもキャリアアップが望める」といった声が多く見られました。そのほか、「仕事ができれば評価されるので働きがいがある」「やる気があれば、さまざまな仕事を任せられる」「大手企業の業務を担当することが多いため、やりがいがある」などの口コミも。意欲を持ち仕事に取り組む人にとっては評価とやりがいが得られる環境といえるでしょう。
また、クライアント企業に寄り添い経営課題に取り組み、改善提案を実践する企業なので、コンプライアンス意識が強い傾向があるようです。「コンプライアンス関連に力を入れている」「コンプライアンスがしっかりしている」などの口コミが見受けられることからも、企業倫理の徹底がうかがえます。
実力主義で企業倫理を重要視する社風のベルシステム24。このような社風にフィットするかどうかは、採用側が見極めたい重要なポイントとなります。コーポレートサイトなどを見て企業理念や事業内容を理解し、自分がどの分野で力を発揮できるか明確に答えられるよう、準備しておくことが重要です。
■選考は何次まで?
ベルシステム24のキャリア採用ページに選考フローに関する記載はありませんが、口コミなどの情報によると、書類選考後、面接は1回~複数回おこなわれ、筆記テスト・適性検査・パソコンのスキルテストなども実施するようです。
2020年6月現在、内勤営業職・コンサルタント職・ITセールス職・マーケティングマネージャー職など、複数の職種で中途社員を募集中です。採用ページには、それぞれの職務内容や応募資格、待遇などが詳細に記載されていますので、入社を考えている人は必ず目を通し、入社後のイメージを掴んでおきましょう。
また、転職エージェント経由での中途採用もおこなわれています。キャリコネにも情報が掲載されていますので、確認してみるとよいでしょう。転職エージェント経由の場合は、選考フローが異なるケースがあるので注意が必要です。
■面接内容の傾向は?
質問内容は、志望動機や前職の経験など一般的なものが中心となるので、面接当日は明確に答えられるよう自己分析を通じて整理しておきましょう。
特に、「これまでのキャリアの中で大変だったこと」を聞かれている方が多く見受けられました。事前にそのエピソードと解決法をいくつか用意し、明確に答えられるよう準備しておきましょう。また、将来のビジョンについて質問されたという口コミも多数ありました。自分がベルシステム24において、これまでの経験をどのように活かし、どのようなキャリアプランを望んでいるか伝えられるようにしておきたいところです。
コールセンターの運営だけではなく、多岐に渡り事業を展開している企業のため、それぞれの事業に関しても事前に調査をおこない面接に臨むとよいでしょう。「この応募者は当社の事業についてしっかり研究している」という印象を面接官に与えられるはずです。
職種により求められるスキルなどは異なりますが、面接経験者からは「共通して求められるスキルは、協調性と相手の話を聞く姿勢」といった声があがっています。面接の際は意識して、相槌をうちながら面接官の話を興味深く聞く姿勢を見せましょう。
ベルシステム24の面接攻略法(面接対策)
■ベルシステム24の企業理念を理解した上で自己分析をする
面接に臨む前に必ず理解しておきたいのがベルシステム24の企業理念です。
ベルシステム24は「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」ということを使命とし、人とのコミュニケーションはもちろん、新しいアイデアや技術を取り入れ企業に新たな価値を生み出すことで、社会に貢献することを目指しています。
また、その使命を達成するために下記の行動理念を掲げています。
「人にコミュニティーを提供する」
「企業として成長し続ける」
「社会の未来づくりに貢献する」
そういった姿勢はベルシステム24の企業文化であり、社員もその価値観を持ちながら業務に取り組んでいます。面接では、「応募者がベルシステム24の価値観に共感しているか」「社風に合っているか」が見極められるでしょう。
面接の前には、ベルシステム24の企業理念がどのようなものか理解して、自分のビジョンと照らし合わせる必要があります。そして、「ベルシステム24で自分が発揮できる力」「将来的にやりたいこと」などを明確に説明できるように準備しておきましょう。
■「なぜベルシステム24に転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
面接にあたっては、「ベルシステム24を選んだ理由は」という質問に対して明確に返答できるよう準備しておきましょう。この質問の意図は、「応募者がやりたいことは何か」「当社で力を発揮できる人材か」などを確認し、「どれくらい当社のことを理解しているのか」といったことも合わせて見極めようとしています。
競合他社は何社もありますが、その中でなぜベルシステム24を選んだのか、その理由を説明できるようにしておきましょう。競合他社の企業理念や社風、そしてそれぞれの事業の特徴などを調べ、ベルシステム24との違いを理解しておくことが重要です。
ここでは同社の競合となり得る4社をあげましたので、研究の参考にしてください。
- りらいあコミュニケーションズ株式会社
- トランスコスモス株式会社
- 株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティング アクト
- 株式会社KDDIエボルバ
ベルシステム24の採用面接で実際に聞かれた質問内容
企業研究を通して、ベルシステム24が目指している方向性や他社との違いなどが見えてきたのではないでしょうか。面接を受ける前には、多岐に渡る事業展開を理解するとともに企業理念に共感することがポイントとなります。面接の場では、「自分がベルシステム24で力を発揮でき、常に新しい発想を持って仕事に向き合える、今後の事業に必要な人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[30代前半・男性/コールセンタースタッフ] 【結果:入社】
[20代後半・女性/代理店営業] 【結果:入社】
[40代前半・女性/カスタマーサポート] 【結果:入社】
[20代後半・男性/コンサルタント] 【結果:二次面接で不採用】
ベルシステム24の採用面接に向けて
ベルシステム24の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
この3つのポイントを意識して準備をおこない、面接当日は緊張することなく積極的にアピールしましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。