【平均年収608.9万円】アドウェイズ社員の給料は実際いくらもらっているのか?

【平均年収608.9万円】アドウェイズ社員の給料は実際いくらもらっているのか?

【給与明細のひみつシリーズ】アドウェイズ社員の平均年収は高いのか?実際はいくらもらっている人が多い?給与制度は年俸・月給どっち?ボーナスは年何回で合計いくらもらえるのか?年収額だけでは見えてこないデメリットはあるのか?など、年収に関する話題をデータや口コミから明らかにします。就職・転職の判断にご活用ください。


アドウェイズの平均年収は608.9万円

アドウェイズの平均年収は608.9万円です(アドウェイズ有価証券報告書)。キャリコネに投稿された給与明細を参考にアドウェイズの年代別年収レンジを算出したところ、20歳代で500〜550万円、30歳代で640〜690万円、40歳代で730〜780万円という結果になりました。正規雇用者の平均年収は495.7万円(国税庁・令和2年分民間給与実態統計調査結果)で、比較して約1.23倍の額です。

アドウェイズの平均年収推移

アドウェイズ・5年間の平均年収・平均年齢・従業員数(単体)の推移
決算月平均年収平均年齢平均勤続年数従業員数
2021年12月期608.9万円32.8歳4.3年611人
2021年3月期589.8万円32.3歳4.1年558人
2020年3月期581万円32.8歳4.3年506人
2019年3月期581.1万円31.9歳3.8年510人
2018年3月期551.5万円31.7歳3.6年509人

出典:アドウェイズ・有価証券報告書

過去5年間の平均年収の推移をグラフと表組みで示しています。
アドウェイズの平均年収は前年を上回り608.9万円でした。
過去5年間では最高額になりました。

アドウェイズの年代別平均年収と中央値

アドウェイズの年収中央値は30代で662万円

続いて年収実態により近い年収中央値を見てみます。20代から50代までの平均年収・平均月収・平均ボーナス・年収中央値を表にまとめました。

アドウェイズの年収実態
年代平均年収平均月収平均ボーナス年収中央値
20代525万円45万円0万円472.5万円
30代662万円56.4万円0万円595.8万円
40代752.3万円63.9万円0万円677.07万円
50代769.9万円65.4万円0万円692.91万円

※キャリコネの口コミ、有価証券報告書、厚労省・経産省・国税庁発表の調査資料を元に、編集部で独自に算出

アドウェイズ社員の給与明細(キャリコネ)

同職種・同年代でも基本給の差が7万円

20代技術(非管理職)の 給与明細

20代技術(非管理職)の 給与明細

評価次第で20代で年収600万となるケースも

20代営業(非管理職)の 給与明細

20代営業(非管理職)の 給与明細

アドウェイズの職種別年収

マネジメント層でも給与水準は変わらない?

アドウェイズの職種は、「総合職」「エンジニア職」「デザイナー職」の大きく3つに分類されます。賃金制度については、次項にて詳述しますが、等級制度が導入されたばかりであり、その新制度の詳細については公開されていません。現状、新卒採用サイトにおいて公開されている初任給については、職種別に初任給が設定されています。
<初任給>
●総合職・デザイナー職:月額30万円(年俸360万円)
●エンジニア職:月額34万円~(年俸408万円~)

年2回の昇給の機会があるものの、過去の制度においては、「マネージメント層になったからと言って、給与水準は変わらない」という声も聞かれます。最も多い年収のレンジとしては、500~600万円といった当たりですが、その対象者は20代前半から30代までと、かなり広い年齢層です。その一方で、同じ30歳の場合でも、「デザイナーで年収300~360万円」の人もいれば、「営業で600万円」の人もいる、というバラつきの大きさも伺えます。

アドウェイズ社員の給与明細(キャリコネ)

同年齢でも年収100万円超の差も

20代技術(非管理職)の 給与明細

20代営業(非管理職)の 給与明細

同じ20代でも2倍以上の年収差に

20代その他(非管理職)の 給与明細

20代営業(非管理職)の 給与明細

アドウェイズで年収を上げる方法

評価次第で大幅な昇給も

先述した通り、同社では「等級制度」が導入されたばかりであり、その運用については、「給与にあまり変動がない」という声も多く見られます。制度移行期の最中であり、現状では大きく賃金に変化があるわけではないようです。

これまでの制度においては、年2回の査定による昇給が設定されており、半期ごとに年俸額が決定していました。評価制度については、「半期ごとに目標を立て、上長との面談によって評価結果=昇給額が決まる」というもの。評価基準については、「目標も評価基準も規則性はなく、上司の主観が強い」「結局は上司に気に入られているかが大事」と決して社員からの評判は高くないようで、これが制度改定の背景の一つであることが推測されます。しかしこの査定による昇給額は、高評価が得られれば大きく、「月3~10万円上がることもある」とのこと。先述のとおり、年齢や社歴によって年収が決まることはなく、評価結果がダイレクトに年収に響く制度であったようです。

アドウェイズ社員の口コミ(キャリコネ)

基本的に実力主義、しかし社内営業も必要

「基本的には成果を出している人間は出世しやすい 見せ方を意識した社内営業も必要……

評価結果は上司との相性次第

「個人目標の妥当性など社内で統一されたルールがない 結局は上司に気に入られているか……

アドウェイズと競合他社の平均年収を比較

アドウェイズの競合や同業界であるインタースペース、バリューコマース、ファンコミュニケーションズの4社で平均年収を比較します。
各社の最新有価証券報告書に記載されている額は、アドウェイズが608.9万円、インタースペースが571.7万円、バリューコマースが596.8万円、ファンコミュニケーションズが500万円です。
この4社の中で最高額はアドウェイズの608.9万円で、最低額がファンコミュニケーションズの500万円。その差はおよそ109万円で、かなりの差があります。
この比較企業の中ではアドウェイズは1番目に位置します。

社名平均年収平均年齢平均勤続年数従業員数(単体)売上高
アドウェイズ608.9万円32.8歳4.3年611人62.54億円
バリューコマース596.8万円36歳6.1年272人321.85億円
インタースペース571.7万円34.2歳5.9年310人195.84億円
ファンコミュニケーションズ500万円32.7歳4.8年422人248.79億円

出典・参考
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」「2019年国民生活基礎調査」
経済産業省「2021年企業活動基本調査速報-2020年度実績-」
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」
マイナビ「2022年版 業種別 モデル年収平均ランキング」

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この記事の執筆者

東京大学卒業後、大手自動車メーカー入社。人事部門に配属。女性の働き方プロジェクトリーダーを担当。


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