Success Holdersの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
1987年、「ぱど」という社名で誕生した同社は、フリーペーパー『ぱど』を独自の配布網構築などにより、日本を代表するフリーペーパーへと成長させました。しかし、インターネット広告の台頭による競争激化などで売上が減少。これを受けて、社内の構造改革を推進しながら「第二創業期」として新たなスタートを切ると同時に、2020年10月には「Success Holders」へ社名変更しました。
そんな同社は、設立以来営業に力を入れており、体育会的な雰囲気が特徴です。新規営業を通じて、さまざまな業種の責任者に提案する機会を持てるため、営業力や企画力を身につけるには恵まれた環境だと言えます。同時に、「年齢に関わらず、手を挙げれば誰でもチャレンジできるが、手を挙げたら最後までやり抜くしか方法がない」という声があるように、受け身にならずに主体性と責任感を持って業務に臨める人材が求められています。
また、「良くも悪くも大学のサークルのような雰囲気」といった口コミからは、社員同士仲が良く、風通しの良い職場であることがうかがえます。締め切り前は時間に追われることもあるとのことですが、ひとつの媒体をチームで作り上げるため、「職場は活気に満ちている」という声が聞かれました。
過去の口コミには長時間労働に言及するものが見られますが、現在では改善が進み、休日出勤や残業も減少しているようです。
面接では、体育会的で風通しの良い社風にフィットし、主体性と責任感を持って業務に臨める人材であるかが見極められます。
■選考は何次まで?
2021年6月現在、「ネットワークエンジニア」「営業担当」「採用担当」「経理マネージャー候補」「総務マネージャー候補」「経理担当」「総務担当」「人事(労務)担当」で中途採用をおこなっています。詳細はコーポレートサイトに設けられた採用ページで確認しください。
採用ページからエントリーした場合の選考フローは、「書類選考→1次面接(採用担当)→最終面接(責任者)」というものです。また、求人サイトや転職エージェントを通じて応募することもできます。その場合も、選考フローはおおむね同じですが、面接回数や面接担当者に多少の違いがあることも想定しておきましょう。キャリコネにも情報が掲載されていますので、参考にしてみてください。
■面接内容の傾向は?
奇をてらった質問は少なく、志望動機や転職理由といった一般的な質問によるやり取りがメインとなります。面接経験者の口コミには、「面接時にはよく話を聞いてもらえる」というものが見られました。これは、同社の営業が、「話す力」よりも「聞く力」を大切にしているからだそう。そうした点を意識した上で、気持ちの良い双方向のコミュニケーションを心がけて臨みましょう。
営業職の場合には、「飛び込み営業はできるか?」「売れるエリアと売れないエリア、どちらをやりたいか?」など、営業に対する意気込みを問われるような質問も。根拠とあわせて明確に回答できるようにしておくことが望まれます。また、「どんなアプローチで売るか?」というように、実際に営業トークをおこなわせることもあるようです。ヒアリング力や提案力はもちろん、臨機応変な対応力が見られますので、自分なりの営業トークを用意しておくとよいでしょう。
Success Holdersの面接攻略法(面接対策)
■Success Holdersの中期経営計画を理解した上で自己分析をする
面接の前に、Success Holdersの中期的な方向性について理解しておきましょう。同社では、2021年3月期~2023年3月期を対象とした中期経営計画を策定し、収益構造の改善に向けて、以下の8つの施策を打ち出しています。
1.営業・制作拠点及び本社機能の再編
2.フリーペーパー発行エリアの見直し
3.連結子会社の再編
4.フリーペーパー事業の推進のための組織再編及び採用
5.システム開発
6.希望退職制度による退職者募集
7.M&A 及び資本・業務提携に関する投資
8.財務基盤の安定化
フリーペーパー発行エリアに関しては、2020年8月までに収益性の高い横浜と埼玉の2拠点に集約して経営資源を集中させると同時に、発行エリア数を94から23へ削減しました。これにより収益改善を図る考えです。
また、希望退職による正社員の退職と正社員以外の自然減などにより人員削減を実行する一方、フリーペーパー事業推進のための新たな人員採用も掲げています。今回の中途採用もこうした戦略に基づく増員募集ですので、しっかりと戦略を理解した上で、自分の価値をどう発揮していくのかを具体的に示せるようにしておきましょう。
■「なぜSuccess Holdersに転職したいのか」の明確化には他社研究を
「なぜSuccess Holdersなのか」という質問は、入社への熱意だけでなく、仕事に対する意識や業界に対する理解を測る意味で、面接では最も重視される質問のひとつです。
この質問に効果的に回答するためには、競合となるうる他社との比較を通じて同社の魅力や特徴を掘り下げる研究が不可欠だと言えます。以下にご紹介する企業を例に、自分なりの軸で他社研究をおこなってみてください。
- 株式会社リクルート
- 株式会社サンケイリビング新聞社
- 株式会社タウンニュース社
- 株式会社地域新聞社
- 株式会社中広
Success Holdersの採用面接で実際に聞かれた質問内容
ここまでを読んで、同社の方向性や求める人物像が見えてきたのではないでしょうか。
採用面接を受ける際には、「体育会的で風通しの良い社風」を意識しながら、「主体性と責任感を持って業務に臨める人材」と印象づけられるよう、自分にしかないエピソードを準備しておくことが望まれます。
ここからは、実際に面接経験者が聞かれた質問をご紹介します。これらを参考にしながら、面接対策の総仕上げをおこないましょう。
株式会社Success Holdersの面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[40代前半・男性/企画営業] 【結果:入社】
[20代前半・女性/代理店営業] 【結果:結果待ち】
[20代前半・女性/その他] 【結果:二次面接で不採用】
[20代後半・男性/コンサルティング営業] 【結果:入社】
Success Holdersの採用面接に向けて
Success Holdersの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、次の3点です。
- 「体育会的で風通しの良い社風」を意識しながら、「主体性と責任感を持って業務に臨める人材」であるとアピールできるよう、さまざまなエピソードを用意しておく。
- 中期経営計画を理解し、これに沿った自己分析をおこなって有益な自己PRにつなげる。
- 競合他社についても研究し、「なぜSuccess Holdersなのか」に対する答えを明確にしておく。
上記を意識しながら準備をおこない、当日は明るく双方向のコミュニケーションで印象に残る面接にしましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。