ライクの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
「世代・国籍・経歴を問わず、全ての人生を応援します」というポリシーを掲げ、保育・介護・人材分野におけるサービスを展開するライク。具体的には、保育園や学童クラブなどの公的保育施設を240ヶ所以上、病院や企業などが設置する保育施設を130ヶ所以上、有料老人ホームを20ヶ所以上運営しています。人材サービスについては「物流・製造業向け」「建設業界向け」「総合人材サービス」「外国人就労支援」などを幅広く展開。さまざまな人の生活を多面的に支えます。
そんな同社では、人々の生活に密接した仕事に携わるため、利用者から感謝されることにやりがいを感じる社員が多いようです。多くの人の暮らしに貢献したい人や、コミュニケーションが好きな人には向いている仕事と言えるでしょう。
また、実力主義な一面もあり、年齢や経歴に関係なくやる気と結果が評価される環境だと言います。入社したばかりでも責任ある仕事を任せてもらえるケースもあり、やり遂げれば評価されますが、その分「同期・後輩に抜かれることもある」という口コミも見られました。
「結果をしっかりと出しながら、さまざまな人の人生を支える」。採用面接では、応募者がこのような社風にフィットするかどうかを見極められます。
■選考は何次まで?
同社では2021年6月現在、「総合職・一般職」として、営業・人事・財務・総務・労務といった職種の中途採用を一括でおこなっています。人事・財務・総務・労務は東京本社での勤務ですが、営業は全国の拠点が勤務地の対象となりますので、エントリーの際、あるいは面接の際に希望勤務地を伝えてください。
選考フローは職種や勤務地によって異なりますが、口コミによると4次面接までおこなわれるケースもあるようです。内定までの期間も、短くて1週間、長くて3ヶ月と幅があります。スケジュール管理にはじゅうぶん注意しましょう。
また、選考経験者の中には「履歴書の写真が汚い」と突っ込まれた人もいました。同社が担う保育・介護・人材サービスでは、丁寧さや清潔感が非常に重視されます。履歴書の写真は新しいものを使い、文字をきれいに書くなど細部まで気を配るとよいでしょう。
■面接内容の傾向は?
面接では特に難しい質問や意表をついたことは聞かれず、一般的な事項を中心に問われます。その中でも、特に「なぜこの仕事をしたいのか」など、志望動機を重点的に聞かれる傾向にあるようです。保育・介護・人材紹介に携わりたいと思ったきっかけや理由を、明確に伝える必要があるでしょう。
また、面接の雰囲気について、2次面接まで受けた選考経験者は「圧迫面接のような感じだった」と言います。さらには「暗そうな態度は非常に嫌われる」との口コミも挙がっています。同社は対人サービスを提供していることから、笑顔と明るさをアピールするとよいでしょう。場の空気に呑まれることなく、焦らず、そして明るく自分の考えを伝えることが重要です。
ライクの面接攻略法(面接対策)
■ライクの行動指針「ライクイズム」を理解した上で自己分析をする
ライクの面接を受けるにあたっては、同社グループの行動指針である「ライクイズム」を理解しておくことが必要です。同社は「ゆりかごからハッピーエンディングまで、人生のどの段階においてもなくてはならない生活総合支援企業グループ」を目指しています。この目的を明確化するために策定されたのが「ライクイズム」です。
コーポレートサイトでは、以下の5つの指針とその説明が、計10枚のカラフルなカードで表されており、これらが全てのスタッフにとって「自分の言葉」になるよう、いつも傍らにおいてほしいとの思いが込められています。
・批判より提案
・非常識が常識
・スピード! スピード!! スピード!!!
・個の力を活かし合うチーム
・頼られる存在であり続ける
同社には年齢、国籍、働き方など、まさに「十人十色」と言えるスタッフがいます。例えば「批判より提案」のカードからは、目の前の課題に対して自分の価値観だけで批判することなく、さまざまな思いを理解した上で解決に向けて動くという考えが読み取れます。
そのほか、同社の業務においては課題解決力やスピード感、コミュニケーション能力など、多角的な能力が求められるでしょう。
「ライクイズム」の内容からもわかるように、それぞれの個性を活かしつつチームとして支え合うことで、スピーディーかつ適切な対応が実現できます。面接では、その部分について具体的な経歴や実績を交えてアピールしてください。
■「なぜライクに転職したいのか」の明確化には他社研究を
面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜライクなのか」というものがあります。面接官はこの質問を通して、「保育・介護・人材サービス業に向いているか」「それまでの経験を同社で生かせるのか」といった点はもちろん、「本当に同社の特色を理解しているのか」ということを見極めます。
業界や職種の枠を超えてライクという企業について理解するためには、競合となりやすい企業についても調べておく必要があります。他社との違いを明らかにした上で、「なぜライクなのか」について、説得力のある答えを用意しておきましょう。例として、以下のような企業とライクとの違いを調べてみてください。
- 株式会社ベネッセスタイルケア
- 株式会社ニチイ学館
- 株式会社ソラスト
- パーソルテンプスタッフ株式会社
ライクの採用面接で実際に聞かれた質問内容
ライクの社風や目指している方向性を理解することで、同社がどのような人材を求めているのか分かってきたのではないでしょうか。
同社の採用面接を受ける際には、「結果をしっかりと出しながら、さまざまな人の人生を支える」という社風を意識して、「課題解決力やスピード感、コミュニケーション能力など多角的な能力をもつ人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
ライク株式会社の面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[20代前半・女性/その他] 【結果:入社】
[30代前半・男性/コンサルティング営業] 【結果:入社】
[20代後半・女性/販売促進] 【結果:入社】
[20代前半・男性/代理店営業] 【結果:入社】
ライクの採用面接に向けて
ライクの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、次の3点です。
- 「結果をしっかりと出しながら、さまざまな人の人生を支える」という社風の中で、「課題解決力やスピード感、コミュニケーション能力など多角的な能力をもつ」人材であることをアピールできるよう具体的なエピソードを用意する。
- ライクグループの行動指針「ライクイズム」を理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。
- 競合他社についても研究し、「なぜライクなのか」に対する答えを明確にしておく。
これらについて面接の前によく考えを深めておき、面接当日は自身の経験や能力、同社を選んだ理由などをアピールしましょう。
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