【20年3月期】テルモ、血管カテーテルの伸長で最高業績 医療現場の「パラダイムシフト」に事業機会
国内最大手の医療機器メーカー、テルモ。20年3月期の売上利益は過去最高を更新しました。グローバルでは血管カテーテルが業績をけん引していますが、国内では病院支援のホスピタルカテゴリーが最大。ポストコロナの医療現場におけるパラダイムシフトがビジネス機会と期待されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
国内最大手の医療機器メーカー。体温計や血圧計、尿検査試験紙などの家庭用商品で知られるが、カテーテルなどを扱う心臓血管カンパニー事業が売上高の過半数を占め、医療機器や医薬品を提供するホスピタルカンパニー事業が約3割。残りの2割弱を輸血関係の血液システムカンパニー事業が占める。海外売上は64%で、米国、欧州、アジアの順に多い。自ら考えチャレンジし柔軟な発想を持つ人を採用。社宅など福利厚生施設を備える。会社のキャリア採用情報ページで開発技術職と営業職を募集している。
業界区分
住所
東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目44番1号
代表者
佐藤 慎次郎
資本金
¥38,716,000
従業員数
8,250
設立年
1921年9月
上場区分
東証プライム