【20年3月期】NTTドコモ、新料金プランのお客様還元で減収減益も当初予想上回る
5年ぶりの減収減益となったNTTドコモですが、当初予想を上回る業績となり、株価も上昇しています。減益の理由は、新プラン「ギガホ」「ギガライト」のお客様還元によるもの。FOMA終了に伴うガラケーユーザーつなぎ止めという課題もあり、投資はしばらく続くかもしれません。財務分析などを基に会社の現状と課題を整理します。
移動体通信事業者の国内最大手。NTTグループの一員。会社創設以来、継続して携帯電話の国内シェア一位を誇る。ネットワークサービスの提供のほか、コンテンツサービスや金融・決済サービスの拡充も推進。AIエージェントなどの革新的なサービス創出にも積極的に取り組む。主な事業内容は、通信事業(携帯電話など)、スマートライフ事業(データ配信など)、その他の事業(システム開発・保守など)の3つからなる。人材育成研修にアクティブラーニングを導入。きめ細やかな研修体系を整備。採用面では「機会均等」を掲げ公平な基準を設ける。福利厚生の面ではスライドワークやテレワークの導入など多様な働き方を支援する制度が設けられている。
業界区分
住所
東京都千代田区永田町2丁目11番1号
代表者
井伊基之
資本金
¥949,680,000
従業員数
11,976
設立年
1991年8月
上場区分
非上場