【平均年収623万円】バイタルケーエスケー・ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収623万円】バイタルケーエスケー・ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

バイタルケーエスケー・ホールディングスは、バイタルネット、ケーエスケーなどを傘下に持つ持株会社です。医薬品卸売事業を主軸に、薬局や動物用医薬品、製薬、介護レンタルなど多岐にわたる事業を展開しています。直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


バイタルケーエスケー・ホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は52名、グループ連結従業員数は3,871名です。

同社グループは、医薬品卸売事業を主軸に、薬局事業、動物用医薬品卸売事業、製薬事業、介護レンタルその他事業の5部門を展開しています。子会社23社及び関連会社4社により構成され、幅広い医療・介護関連サービスを提供しています。

主な国内グループ会社は、当社、バイタルネット、ケーエスケー、ファイネス、オオノ、グッドネイバー、健康堂薬局、天王保健調剤センター、アグロジャパン、アローメディカル、メドリープファーマなどです。

直近では、2024年8月のアローメディカル、2025年4月の共和運送、同年12月の八千代ケアホールディングスの子会社化を実施しました。また、製薬事業(未承認薬導入支援事業)を新規事業として開始しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


同社グループは、人的資本を価値創造の原動力と捉え、事業戦略と組織戦略を両輪として経営を推進しています。従業員一人ひとりの資質向上に注力し、多層的な人材育成スキームと公平な報酬制度を通じて、地域ヘルスケアへの貢献と企業価値向上を目指す企業文化が特徴です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均年齢が43.3歳、平均勤続年数が6.1年となっており、比較的バランスの取れた年齢構成と、一定の定着傾向が見られます。多様な経験を持つ人材が活躍できる環境が整備されていると考えられます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 6,234,677円
平均勤続年数 6.1年
平均年齢 43.3歳
単体従業員数 52人
連結従業員数 3,871人
単体のグループ内比率 1.3%


同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方の退職給付制度を採用しています。同社および連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度および確定拠出制度を採用しています。
退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、当連結会計年度末における退職給付債務は115.8億円、年金資産は233億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、人的資本を価値創造の原動力と強く認識し、事業戦略と組織戦略を両輪に据えた経営を推進しています。地域のヘルスケアを支える社会課題解決と企業価値向上を同時に目指しており、従業員一人ひとりの資質向上に注力しています。
多層的かつ高度な人材開発スキームを導入しており、新入社員から上級管理職まで階層別研修や次世代リーダー育成を強化しています。国内ビジネススクールや大学院への派遣、他部門上級職とのメンタリング研修、自己申告制度に基づくキャリア構築支援など、多角的な視点を養う取り組みも実施しています。
報酬制度においては、単なる待遇改善ではなく「役割等級に基づく能力発揮度」を重視した公平な仕組みを採用しています。これにより、成果を上げた従業員が適切に評価され、モチベーション向上を図っています。
また、既存事業に加え新たなビジネスモデル構築を目指し、多様な価値観を持つ人材の専門性と独自性を活かした「知の探索」と「知の深化」を重視しています。医療市場の専門家「MAPs」や、がん治療薬・医療機器のスペシャリスト育成、女性の健康課題に特化した「ウィメンズヘルスケアソリューション(WHS)部」の発足など、高度専門性を持つ人材育成にも注力しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは開示されていません。

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
これらの数値は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」の規定に基づき算出されています。パート・有期労働者の賃金差異は、人員数について労働時間を基に換算し算出されています。

▼ ㈱バイタルネット

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 8.3%
男性労働者の育児休業取得率 57.9%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 55.6%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 55.3%


▼ ㈱ケーエスケー

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 15.4%
男性労働者の育児休業取得率 60.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 60.0%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) -
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 76.9%


▼ ㈱オオノ

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 44.1%
男性労働者の育児休業取得率 25.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 25.0%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) -
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 72.5%

グループ全体(連結)


対象範囲は株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス全子会社を含み、算定期間は2025年4月から2026年3月です。管理職は部下を持つ課長以上と定義されています。男性の育児休業は、該当年度における配偶者が出産した従業員を分母とし、その年度内に育児休業を取得した従業員を分子として計算されています。労働者の賃金差異においては、非正規労働者の時間換算を行わず、人員数で計算されています。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 16.6%
男性労働者の育児休業取得率 53.3%
労働者の男女の賃金の差異(全ての労働者) 67.4%
労働者の男女の賃金の差異(正規労働者) 71.2%
労働者の男女の賃金の差異(非正規労働者) 74.0%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングスは、医薬品卸売事業を主軸に、薬局事業、動物用医薬品卸売事業、製薬事業、介護レンタルその他事業を展開する持株会社です。幅広い医療・ヘルスケア関連分野で事業を多角的に展開しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、医薬品卸売事業を中核としつつ、薬局事業や動物用医薬品卸売事業、さらには新規事業である製薬事業や介護レンタルその他事業を通じて、多様な顧客ニーズに応えています。各事業が連携し、医療・ヘルスケア分野における総合的なサービス提供を目指しています。海外での売上高は計上されておらず、国内市場に特化した事業展開となっています。特定の主要顧客への売上集中は見られません。

医薬品卸売事業

病院、開業医、薬局等の医療機関に対し、医薬品、診断薬、医療機器、材料等の販売を行っています。収益は、医薬品や医療機器等の販売から得ています。運営は、株式会社バイタルネットと株式会社ケーエスケーが主な事業子会社として行っています。

薬局事業

主に東北地方および首都圏で保険薬局事業を展開し、調剤および医薬品の販売を行っています。収益は、国が定める調剤報酬や薬価に基づいた調剤および医薬品の販売から得ています。

動物用医薬品卸売事業

東日本を中心に、官公庁、農業共済組合、農場、牧場、動物病院、診療所等に動物用医薬品や飼料等の販売を行っています。収益は、動物用医薬品や飼料等の販売から得ています。

製薬事業

欧米で承認済みの未導入新薬の国内上市に向けた支援や、国内での医薬品の研究開発、製造、販売を行っています。収益は、当連結会計年度においては売上高は計上されていません。

介護レンタルその他事業

介護レンタル事業、介護サービス業、農薬等の卸売業、運送業、スポーツ関連施設運営事業、医療機関に対するコンサルティング業など多岐にわたる事業を含んでいます。収益は、各種サービス提供や商品の卸売から得ています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
医薬品卸売事業 5,646億円 5,729億円
薬局事業 196億円 200億円
動物用医薬品卸売事業 116億円 126億円
介護レンタルその他事業 45.8億円 50.5億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、過去5年間で増加傾向にあります。経常利益も同様に増加しており、親会社株主に帰属する当期純利益も堅調に推移しています。これは、事業活動が安定的に成長していることを示しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 5,788億円 5,813億円 5,875億円 6,004億円 6,105億円
経常利益 58.3億円 59.6億円 65.6億円 69.7億円 78.2億円
経常利益率 1.0% 1.0% 1.1% 1.2% 1.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 47.7億円 48.3億円 58.4億円 73.1億円 73.6億円
1株当たり当期純利益(円) 87.88 92.69 115.03 149.02 152.29

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は前期からわずかに減少しています。一方、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から減少する結果となりました。これらの指標は、同社グループ全体の生産性トレンドを示しており、事業活動における効率性の変化を読み取ることができます。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 159.8百万円 157.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 1.5百万円 1.0百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務の安定性について、現在の状況を解説します。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROE、そして手元資金の状況から確認できます。自己資本比率はプライム市場の非製造業平均と比較して高い水準にあり、財務の健全性を示しています。一方、ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回る水準となっています。

手元資金である現金及び預金は、前期からわずかに減少している状況です。これらの財務状況は、同社グループが安定した事業運営を継続するための基盤を構築していることを示しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 1,073億円 1,187億円
自己資本比率 35.4% 36.6%
ROE(自己資本利益率) 6.9% 6.6%
現金及び預金 231億円 230億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業で生み出す資金、投資に使う資金、そして財務活動による資金の流れを示しています。当期の営業活動によるキャッシュ・フローはプラスに転じ、本業で資金を生み出している状況です。これは税金等調整前当期純利益の計上や仕入債務の増加が主な要因となっています。

投資活動によるキャッシュ・フローは、前期の増加から当期は減少に転じています。投資有価証証券の売却収入があったものの、有形固定資産の取得や連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が減少要因となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや長期借入金の返済により、前期に引き続き減少しています。

フリーキャッシュ・フローは前期のマイナスから当期はプラスに転じており、事業活動と投資活動を通じて自由に使える資金が増加している状況です。これらの資金の流れは、同社グループが本業で安定的に資金を生み出し、投資活動も行いつつ、財務活動で資金を減少させている状況を示しています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF △80.2億円 48.3億円
投資CF 35.2億円 △10.7億円
財務CF △65.4億円 △44.0億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △45.1億円 37.6億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループの事業構造・収益性に関するリスクとして、医療保険制度改革および薬価基準改定の影響が挙げられます。薬価基準は実勢価格を反映させるために定期的に見直され、大半の品目の薬価が引き下げられる傾向にあります。

また、医薬品卸売業界では、競合他社の地域戦略などを要因とした過度の価格競争が発生する可能性があります。これにより市場価格が低下し、同社グループの業績に影響を与えることがあります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、情報漏洩に関するリスクを認識しています。予期せぬ事態により情報の流出が発生した場合には、社会的信用の失墜や損害賠償責任、取引停止処分が発生し、同社グループの業績に影響を与える可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


バイタルケーエスケー・ホールディングスは、「人々が安心して健康に暮らせるよう、地域のヘルスケアを支える」ことをパーパスに掲げ、医療の未来を革新することを目指しています。同社グループは、IT技術と医薬品流通技術の融合を通じて、地域社会の健康を支える企業文化を築いています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


バイタルケーエスケー・ホールディングスは、「人々が安心して健康に暮らせるよう、地域のヘルスケアを支える」ことをパーパスに掲げています。同社グループは、2023年5月に「長期ビジョン2035」を策定し、「垣根を越えて 薬の先へ “つなぐ”ことで医療の未来を革新する」ことを目指しています。

また、中期経営計画2027では「次代を見据えたビジネスモデルの革新―フェーズ2-」を中期ビジョンとして設定しています。既存事業の収益力強化と事業見直しに加え、積極的な成長投資を通じて、さらなるビジネスモデルの革新を実践していく方針です。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


バイタルケーエスケー・ホールディングスは、経営の基本方針として「経営のスピードアップと市場開拓の強化」「IT技術の駆使と長年培った医薬品流通技術の融合・進化」「シナジーの発揮による収益力の向上」に取り組んでいます。同社グループは、社会課題解決を通した企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進しています。

また、多様な価値観を持つ人材の専門性と独自性を活かし、「知の探索」と「知の深化」を実行することを重視しています。従業員一人ひとりが能力を発揮し、やりがいを感じて主体的に業務に取り組める環境を構築することを目指しています。人権を尊重し、ともに働く人々に誠実かつ公正に対応する企業風土を大切にしています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


バイタルケーエスケー・ホールディングスは、中期経営計画2027において「グループ経営体制の強化」を重点施策の一つとしています。東証プライム上場企業に相応しいガバナンス体制を強化し、サステナビリティ関連の取り組みも強化することで、持続可能な社会の実現に貢献しながら自社の成長にも繋げていく方針です。

具体的には、E(環境)、S(社会)、G(企業統治)のそれぞれに課題を設定し、実行しています。また、長期ビジョン2035の実践課題として、物流機能の高度化、行政・自治体との連携強化、ライフサポート事業の展開などを掲げ、医療の未来を革新することを目指しています。製薬事業への参入を通じて、日本のドラッグラグ・ロスの解消にも寄与していく考えです。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


バイタルケーエスケー・ホールディングスは、監査等委員会設置会社制度を採用しており、取締役会と監査等委員会が連携して経営の監督機能を果たしています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社の筆頭株主は合同会社MHです。上位株主には、信託銀行や複数の個人株主、従業員持株会などが名を連ねています。多様な属性の株主が上位に存在していることが、同社の資本構成の特徴です。

株主名 持株比率
合同会社MH 10.09%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 7.92%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 2.91%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性9名・女性3名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役社長は村井泰介氏が務めています。社外取締役比率は16.7%です。

氏名 役職 主な経歴
村井 泰介 代表取締役社長 1987年サンエス(現バイタルネット)入社。取締役、専務取締役を経て、2006年バイタルネット取締役副社長。2009年同社取締役、2015年同社代表取締役社長に就任し、2019年より現職。
一條 武 代表取締役副社長 1985年サンエス(現バイタルネット)入社。執行役員、取締役を経て、2015年バイタルネット代表取締役社長。2021年同社代表取締役副社長に就任し、2023年より現職。
井口 順之 代表取締役副社長 1990年ダイゴ(現ケーエスケー)入社。執行役員、取締役を経て、2025年ケーエスケー代表取締役社長。2025年同社代表取締役副社長に就任し、現職。
鈴木 三尚 取締役 2008年バイタルネット入社。執行役員、取締役を経て、2024年バイタルネット代表取締役副社長。2025年同社取締役に就任し、現職。
鈴木 宏一郎 取締役 2000年ニチエー(現バイタルネット)入社。執行役員、取締役を経て、2024年同社取締役兼常務執行役員営業本部長。2025年同社取締役に就任し、現職。
喜多 勇夫 取締役 1989年太陽神戸銀行(現三井住友銀行)入行。2019年同社経理財務部担当部長。2020年ケーエスケー取締役。2023年同社取締役、2025年ケーエスケー代表取締役に就任し、現職。
小野木 喜惠子 取締役 1979年郵政省入省。かんぽ生命仙台支店長、常務執行役を経て、2020年日本郵便常務執行役員東北支社長。2023年同社取締役に就任し、現職。
桂 淳 取締役 1983年ICIファーマ(現アストラゼネカ)入社。取締役オンコロジー事業本部長を経て、2018年オンコロジービジネスコンサルティング代表。2023年同社取締役に就任し、現職。
継田 雅美 取締役 1985年臨床検査技師免許取得、薬剤師免許取得。新潟市民病院薬剤部、新津医療センター病院薬剤部部長を経て、2016年新潟薬科大学薬学部教授。2023年同社取締役に就任し、現職。


社外取締役は、小野木喜惠子氏(日本郵便常務執行役員東北支社長)、桂淳氏(オンコロジービジネスコンサルティング代表)、継田雅美氏(新潟薬科大学医療技術学部臨床検査学科臨床感染症研究室教授)、西谷剛史氏(日本CGA代表取締役・公認会計士)、岩田摩美子氏(弁護士)です。

同社は監査等委員会設置会社制度を採用しています。取締役会は12名の取締役で構成され、うち5名が社外取締役です。社外取締役は、経営の透明性・健全性を確保し、取締役の職務遂行を監督・監視する役割を担っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社は、企業価値の持続的な向上と株主利益との連動を重視した報酬体系を採用しています。業務執行取締役の報酬は、固定報酬である基本報酬と、業績連動報酬としての株式報酬で構成されています。一方、監督機能を担う社外取締役には基本報酬のみを支給しています。業績連動報酬には、連結営業利益の目標達成度合いに応じた株式給付信託制度と、連結ROEの目標達成度合いに連動する業績連動型譲渡制限付株式報酬制度が導入されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
社外役員 6名 22百万円 3.7百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。