※本記事は、株式会社ウィルグループ の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。
1. 企業概要:どんな会社?
ウィルグループは持株会社であり、単体従業員数は105名、グループ連結従業員数は9,005名です。
同社グループは、人材派遣、業務請負、人材紹介、外国人雇用支援といった人材支援サービスを国内外で展開しています。連結子会社44社を中心に、特定の事業領域に特化し、サービス品質の強化を図っています。国内では販売、コールセンター、製造、介護、建設業など、海外ではオーストラリアやシンガポールを中心に事業を展開しています。
主な国内グループ会社は、ウィルオブ・ワーク(国内Working・事業)、ウィルグループファンド投資事業有限責任組合(その他)などです。
直近では、株式会社HR CAREERを新規連結した一方で、外国人向けモバイル通信事業「ENPORT mobile」の事業譲渡を行っています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ウィルグループは、「個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ」をミッションに掲げ、持続的な成長を目指しています。同社グループは、人材を重要な経営資本と捉え、社員一人ひとりのWell-beingと働きがいを高めることを重視しています。多様な人材が安心して能力を発揮し、挑戦や成長機会を通じて活躍できる環境整備に取り組んでいます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
ウィルグループの単体従業員は、比較的高い平均年齢と長い平均勤続年数を示しており、安定したキャリア形成が可能な環境であることがうかがえます。多様な人材が長期的に活躍できるような組織基盤の強化に注力していることが、これらの傾向に表れていると考えられます。なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,859,000円 |
| 平均勤続年数 | 8.8年 |
| 平均年齢 | 40.2歳 |
| 単体従業員数 | 105人 |
| 連結従業員数 | 9,005人 |
| 単体のグループ内比率 | 1.2% |
退職給付制度に関する記載はありません。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
ウィルグループは、人材を最重要の経営資本と位置付け、グループ横断での戦略的人材マネジメントへの転換を進めています。新中期経営計画「WILL-being 2029」では、AIに代替されにくいエッセンシャル領域を重点戦略領域とし、これを支える中核人材の育成・登用・配置に注力しています。独自の組織体制としてHRマネジメントパートナー(HRMP)を各事業に配置し、事業計画に基づいた人材要件定義や組織課題解決を主導しています。
従業員給与については、役割の大きさ、成果への貢献度、市場競争力、物価上昇率を考慮した公正かつ透明性の高い報酬体系を基本方針としています。国内では中長期的な能力向上と価値創出への貢献を重視し、海外では成果との連動性を重視した報酬設計を行っています。評価制度に基づく客観的なプロセスを通じて給与等が決定されます。
人材育成方針の中核には「すべての人に居場所と舞台を創り続ける」を掲げています。社員一人ひとりのWell-beingと働きがいを高め、「適所をつくる」「適材をつくる」「適所に適材をあてる」という考え方のもと、戦略的人材ポートフォリオの構築を推進しています。Well-beingスコアや働きがいスコア、女性の管理職比率、男性の育休取得率などを継続的にモニタリングし、多様な個が活躍できる組織基盤の強化を図っています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。各指標は、女性活躍推進法および育児介護休業法の規定に基づき算出されています。男女の賃金格差は、男女の管理職比率、短時間勤務の社員割合、中途社員の初任給設定の偏りによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 12.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 200.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 65.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正社員) | 67.0% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 株式会社ウィルオブ・ワーク
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 21.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 52.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 76.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正社員) | 80.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(契約社員) | 85.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正社員派遣) | 88.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(派遣スタッフ) | 86.8% |
▼ 株式会社ウィルオブ・コンストラクション
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 22.9% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 52.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 79.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正社員) | 78.2% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(契約社員) | 90.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正社員派遣) | 80.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(派遣スタッフ) | 58.0% |
▼ 株式会社クリエイティブバンク
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全従業員) | 85.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正社員) | 72.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(契約社員) | 100.5% |
グループ全体(連結)
提出会社及び国内Working事業に含まれる連結子会社の合計値、および海外子会社を含めた連結会社の集計値です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性労働者の育児休業取得率 | 51.2% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異 | 74.4% |
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(連結会社) | 29.6% |
「居場所」関連の指標
働きがいスコアは、年に一度実施するアンケートで「強く感じている」または「感じている」と回答した社員の割合を示しています。
| 指標 | 現状値(2026年3月) | 目標値(2030年3月) |
|---|---|---|
| Well-beingスコア(pt) | 66.6 | 67.0 |
| 職場の幸せ力スコア(%) | 69.5 | 70.0 |
| 働きがいスコア(%) | 61.5 | 67.5 |
「舞台」関連の指標
女性の管理職比率は、決算年月の翌日4月1日時点の数値を算出しています。
| 指標 | 現状値(2026年3月) | 目標値(2030年3月) |
|---|---|---|
| 女性の管理職比率(%) | 18.7 | 30.0 |
| 女性の管理職昇格希望割合(%) | 27.1 | 50.0 |
| 男性の育休取得率(%) | 51.2 | 100.0 |
「適所×適材」関連の指標
男女の賃金格差は、男女の管理職比率、短時間勤務の社員割合、中途社員の初任給設定の偏りによるものです。
| 指標 | 現状値(2026年3月) | 目標値(2030年3月) |
|---|---|---|
| 男女の賃金格差(%) | 74.4 | 80.0 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ウィルグループは、人材派遣、業務請負、人材紹介、外国人雇用支援といった人材支援サービスを国内外で展開する持株会社です。特定の事業領域に特化し、サービス品質の強化を図ることで、顧客から選ばれ続けることを目指しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、国内と海外で人材支援サービスを提供しており、主なビジネスモデルとして一般派遣(有期派遣)、正社員派遣(無期派遣)、業務請負、人材紹介、外国人雇用支援を展開しています。これらのサービスを通じて、企業の人材ニーズに応え、収益を上げています。為替レートの変動が売上収益やセグメント利益に影響を与える傾向があります。
国内Working事業
当事業では、国内における販売、コールセンター、製造、介護、建設といったカテゴリーに特化した人材派遣、業務請負、人材紹介、外国人雇用支援などの人材支援サービスを行っています。収益は、これらの人材支援サービスから得ています。当連結会計年度は、建設技術者領域の安定した成長や正社員派遣、外国人雇用支援への注力、新規連結による人材紹介売上の増加などにより、前期から増収増益となりました。
海外Working事業
当事業は、主にオーストラリアとシンガポールを中心に、人材派遣や人材紹介などの人材サービスを展開しています。人材派遣では政府や自治体、人材紹介では工業や金融など幅広い分野で事業を行っています。収益は、人材派遣および人材紹介サービスから得ています。当連結会計年度は、現地通貨基準での売上増加や円安の為替影響、販管費の抑制などにより、前期から増収大幅増益となりました。
その他の事業セグメント
当事業では、民間・地方自治体向けDX推進支援事業などを行っています。収益は、これらの事業から得ています。当連結会計年度は、外国人向けモバイル通信事業の事業譲渡があった影響により、前期から減収となり、損失を計上しています。
| セグメント | 売上収益(2025年3月期) | 売上収益(2026年3月期) | セグメント利益(2025年3月期) | セグメント利益(2026年3月期) | 利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国内Working事業 | 831億円 | 883億円 | 32.5億円 | 35.8億円 | 4.1% |
| 海外Working事業 | 565億円 | 585億円 | 14.3億円 | 24.3億円 | 4.1% |
| その他の事業セグメント | 1.6億円 | 95百万円 | △2.2億円 | △3.1億円 | - |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上収益は概ね増加傾向にあり、直近の当連結会計年度では前期から増加となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、変動が見られるものの、当連結会計年度は前期から大きく増加しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 1,311億円 | 1,439億円 | 1,382億円 | 1,397億円 | 1,469億円 |
| 税引前利益 | 52.9億円 | 51.5億円 | 44.2億円 | 21.8億円 | 31.4億円 |
| 税引前利益率 | 4.0% | 3.6% | 3.2% | 1.6% | 2.1% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 32.9億円 | 32.4億円 | 27.8億円 | 11.6億円 | 23.1億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 147.03 | 143.20 | 122.37 | 50.64 | 101.01 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上収益(連結)は、前期から減少しています。一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から増加しており、収益性の改善が見られます。これは、事業ポートフォリオの入れ替えや販管費の抑制などが影響していると考えられます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上収益(連結) | 17.6百万円 | 16.3百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.3百万円 | 0.4百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、安定した財務基盤を維持しながら、事業活動で得た資金を成長投資に充てています。これにより、将来に向けた事業拡大を進めている状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率はプライム市場の非製造業平均を上回る水準で推移しており、財務基盤の安定性を示しています。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回っており、効率的な経営が行われている状況です。手元資金も増加傾向にあり、事業運営の安定性を支える要素となっています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 自己資本 | 174億円 | 202億円 |
| 自己資本比率 | 34.8% | 35.8% |
| ROE(自己資本利益率) | 6.6% | 12.3% |
| 現金及び現金同等物 | 69.4億円 | 79.7億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは収入となり、本業で安定的に資金を生み出している状況を示しています。これは主に税引前利益の計上や減価償却費及び償却費、営業債務の増加が要因となっています。
投資活動によるキャッシュ・フローは支出となっており、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得や有形固定資産及び無形資産の取得など、将来に向けた投資を積極的に行っていることがうかがえます。財務活動によるキャッシュ・フローは支出となっており、長期借入金の返済や配当金の支払いなどが行われています。
これらの結果、フリーキャッシュ・フローはプラスとなっており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金がある状態です。この資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を基盤としつつ、成長に向けた投資を進めていることを示しており、長期的な雇用や給与の安定性、事業の成長性が期待できる状況です。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 18.1億円 | 49.6億円 |
| 投資CF | △6.9億円 | △13.5億円 |
| 財務CF | △12.3億円 | △31.2億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 11.1億円 | 36.0億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、国内Working事業における主要な3領域の人材サービスに売上収益が依存している状況です。今後の事業環境の変化により、これらの領域の売上が減少した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。
また、同社グループが属する人材サービス業界は多数の競合他社が存在しており、競争がさらに激化した場合には、経営成績に影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、競争優位性の確保や持続的な成長のために、優秀な人材の確保と育成を重要な経営課題としています。人材の確保・育成が計画通りに進まない場合や、従業員エンゲージメントの低下により離職率の上昇や生産性の低下が生じた場合には、経営成績に影響を与える可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ウィルグループは、人材サービスを主軸に、個と組織の変革を追求するチェンジエージェント・グループです。
働く、遊ぶ、学ぶ、暮らすという幅広い領域で、社会にポジティブな変化を生み出すことを目指しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
ウィルグループは、「個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ」をミッションとしています。
ビジョンとしては、「Working(働く)」「Interesting(遊ぶ)」「Learning(学ぶ)」「Living(暮らす)」の各事業領域において、期待価値の高いブランディングカンパニーを創出し、各領域でNo.1の存在になる「WILLビジョン」を掲げています。
競争が激化する中で顧客から選ばれ続けるため、特定の事業領域に特化し、サービス品質の強化を図っています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
ウィルグループは、「個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ」というミッションを掲げています。
同社グループは、サステナビリティへの対応を経営の重要課題と位置付け、グループ全体の持続的な成長と社会課題の解決の両立を目指しています。
人材育成方針の中核には「すべての人に居場所と舞台を創り続ける」を据え、人材を競争優位の源泉と捉えています。
社員一人ひとりのWell-being(身体的、精神的、社会的に良好な状態)と働きがいを高め、「適所をつくる」「適材をつくる」「適所に適材をあてる」という考え方で、多様な人材が活躍できる組織基盤の強化に取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
ウィルグループが中長期的な観点から対処すべき課題として、人材の確保と育成、サステナビリティの強化を挙げています。
人材の確保と育成では、スタッフの採用、育成、定着が重要な課題です。
採用力強化のため、サービスブランド「WILLOF(ウィルオブ)」に統一したブランドプロモーションを実施しています。
育成と定着に向けては、研修の充実や定期的なフォローアップ、給与評価制度の見直しに取り組んでいます。
サステナビリティの強化も重点テーマです。
環境への取り組みとして、気候変動に関する環境方針を定め、TCFD提言に賛同し情報開示を行っています。
社会への取り組みでは、多様な人材の活躍を推進し、働く人のキャリアの“最大化”と“最適化”に取り組んでいます。
ガバナンスの強化として、指名委員会及び報酬委員会の設置や、取締役会の実効性評価を継続的に実施しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ウィルグループは、監査役会設置会社として、経営の透明性とコンプライアンスを重視したコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。経営の意思決定と業務執行を分離するため、執行役員制度を導入しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ウィルグループの株主構成を見ると、筆頭株主は個人の池田良介氏であり、その次に池田企画事務所が続きます。これは創業家が上位株主として同社グループの経営を支えている構造を示しています。特定の株主グループが上位に並ぶことで、安定した資本基盤を形成していると考えられます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 池田 良介 | 16.48% |
| 池田企画事務所 | 8.41% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 6.75% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は8名(男性5名・女性3名)で構成され、女性役員比率は37.5%です。代表取締役社長は角裕一氏が務めています。社外取締役比率は60.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 角 裕一 | 代表取締役 社長 | 2003年4月株式会社セントメディア(現ウィルオブ・ワーク)入社。2006年4月株式会社ウィルホールディングス(現同社)入社。営業本部長、取締役、執行役員人事本部長を経て、2023年6月同社代表取締役社長就任より現職。 |
| 池田 良介 | 取締役 会長 | 1992年4月孝岡会計事務所入所。株式会社エイブル、株式会社ビッグエイドを経て、2000年2月株式会社セントメディア代表取締役就任。2006年4月同社代表取締役社長、2016年6月代表取締役会長を経て、2022年6月同社取締役会長就任より現職。 |
社外取締役は、腰塚國博氏(イオンモール社外取締役・指名委員会議長・報酬委員会議長)、高橋理人氏(HBIP代表取締役・指名委員会委員・報酬委員会委員)、市川祐子氏(マーケットリバー代表取締役・指名委員会委員・報酬委員会委員)、池田幸恵氏(有限責任あずさ監査法人パートナー・指名委員会委員)、澤田静華氏(澤田静華公認会計士事務所所長・指名委員会委員)、中村克己氏(国広総合法律事務所パートナー・指名委員会委員)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役5名中3名が社外取締役、監査役3名全員が社外監査役です。これにより、独立した立場からの助言と監督を通じて、取締役会の実効性向上と客観性の高い監査体制を確保しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ウィルグループの役員報酬は、企業価値の持続的な向上を促すインセンティブとして、株主利益と連動した体系を基本としています。業務執行取締役には、役位に応じた固定報酬に加え、単年度の会社業績と個人の達成度に応じた業績連動賞与、そして中長期的な企業価値向上を目的とした業績連動型株式報酬が支給されます。一方、監督機能を担う社外取締役には固定報酬のみが支給される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 2名 | 92百万円 | 46.0百万円 |
| 社外役員 | 7名 | 59百万円 | 8.4百万円 |
同社の役員報酬等の総額は1億51百万円で、対象となる役員の合計は9名です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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