※本記事は、株式会社力の源ホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
力の源ホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は23名、グループ連結従業員数は666名です。
同社グループは、連結子会社16社で構成される持株会社体制を採っています。国内外で食材の生産から販売までを一貫して手掛ける事業モデルを志向し、「一風堂」などの飲食ブランド運営、製麺・卸販売、関連商品の小売を展開し、日本食のグローバル普及を目指しています。
主な国内グループ会社は、渡辺製麺、力の源カンパニーなどです。
直近では、国内店舗運営事業において株式会社ライズの子会社化を実施しました。また、2026年4月1日には、連結子会社である株式会社力の源カンパニーが株式会社ライズを吸収合併しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
力の源ホールディングスは持株会社として、グループ全体の経営戦略を担っています。同社グループは人財を最大の競争源泉と位置づけ、多様な人財の確保と育成、働きやすい環境整備に注力しています。グローバルな事業展開を見据え、国内外での人財採用強化と従業員満足度向上を継続的に推進しているのが特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は平均年齢が30代後半であり、平均勤続年数は5年未満となっています。これは、比較的若い世代が活躍し、組織の新陳代謝が活発である傾向を示しています。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,259,000円 |
| 平均勤続年数 | 4.85年 |
| 平均年齢 | 38.7歳 |
| 単体従業員数 | 23人 |
| 連結従業員数 | 666人 |
| 単体のグループ内比率 | 3.5% |
力の源ホールディングスグループでは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を採用しており、国内および海外のグループ会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは「変わらないために変わり続ける。」という創業の精神のもと、人財を最大の競争源泉と定義し、人的資本経営を推進しています。従業員が誇りとやりがいを持って働き、能力を最大限に発揮できる環境を整えることで、顧客満足度と企業価値の最大化を目指しています。
人財戦略の柱として、少子高齢化に伴う労働市場の変化に対応するため、採用チャネルの多角化を推進しています。具体的には、新卒採用での学校連携強化、高校生採用の拡充、経験者・専門人財の積極採用、アルバイトからの登用制度、外国籍人財の受入体制強化、グループ間の人財交流促進、リファラル採用・再入社制度の拡充などに取り組んでいます。
人財育成においては、「人を大切にし、育てる」文化を深化させ、次世代を牽引するプロフェッショナルを育成する方針です。新入社員向けOFF-JT研修や階層別研修の体系化、外部研修を活用した幹部育成、グローバルリーダーシップカンファレンスによる理念・戦略共有、店長合宿、製造・接客に特化した実地研修など、充実した研修プログラムを提供しています。これらの取り組みを通じて、日本で培ったサービス基準をグローバル規模で確立できる人財の育成に注力しています。
給与・賞与の決定については、正規従業員の基本給は職務グレード制度に基づき、職種・等級・職位を勘案した市場水準との整合性を定期的に検証しています。昇給は年1~2回の人事考課結果に基づき、業績および行動評価を反映して決定されます。臨時従業員(パートアルバイト)の時間給は、地域別最低賃金を遵守しつつ、地域ごとの競合他社の時給水準を定期的に調査・比較検討し、業務習熟度に応じた昇給制度も設けています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率の「-」は、育児休業取得の対象となる男性労働者がいないことを示しています。パート・有期労働者の「-」は、男性非正規雇用労働者がいないため比較できないことを示しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 25.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 44.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 46.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | - |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ㈱力の源カンパニー
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 8.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 66.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 86.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 82.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 100.5% |
▼ ㈱渡辺製麺
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | - |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 74.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 84.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 93.0% |
▼ CHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGS PTE.LTD.
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 35.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 150.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 91.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 91.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | - |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 33.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 93.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 90.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 98.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 97.3% |
人的資本に関する指標と目標
| 指標 | 目標 | 実績 |
|---|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 2030年3月末時点で40.0%以上 | 33.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 2030年3月末時点で100.0% | 93.8% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
力の源ホールディングスは持株会社として、国内外でラーメン店を中心とした飲食事業を展開し、さらに食材や商品の製造販売も手掛けています。食を通して新しい価値を創造し、世界中に広めていくことを目指しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは持株会社制を導入しており、国内外において食材の生産から商品開発、製造、流通、販売までを一貫して手掛ける事業モデルを志向しています。報告セグメントは「国内店舗運営事業」「海外店舗運営事業」「商品販売事業」の3つで構成されています。
国内店舗運営事業
国内店舗運営事業では、「一風堂」ブランドを中核に、「RAMEN EXPRESS」「名島亭」「因幡うどん」といった複数のブランドで直営店舗を運営しています。また、暖簾分け制度によるフランチャイズモデルも展開しており、店舗運営技術や企業理念への理解度を審査した従業員が独立して店舗を運営する形態もとっています。収益は、直営店舗の売上と、商標及び営業ノウハウのライセンス供与によるロイヤリティから得ています。当期の売上高は前期から増加しています。
海外店舗運営事業
海外店舗運営事業では、「IPPUDO」ブランドを中心に、北米、欧州、オーストラリア、シンガポール、台湾、インドネシアなどで直営店舗を運営しています。また、中国・香港、マレーシア、タイ、フィリピン、ミャンマー、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドなどでは現地運営パートナー企業へのライセンス供与事業も行っています。現地における麺やスープの製造・販売にも事業を拡大しており、食材の生産から販売まで一貫したグローバル展開を進めています。収益は、直営店舗の売上と、ライセンス供与によるロイヤリティから得ています。当期の売上高は前期から減少しています。
商品販売事業
商品販売事業では、業務用を中心とした「信州蕎麦」「うどん」「つゆ」「麺」「スープ」などの製造及び卸販売を行っています。また、「一風堂」の味を家庭で楽しめる「おうちでIPPUDOシリーズ」の展開や、自社サイトでのEC事業も手掛けています。暖簾分け店舗への食材販売や「一風堂」商標のライセンス供与も行い、一般消費者から飲食企業まで幅広い客層に商品を提供しています。収益は、商品の製造販売とライセンス供与から得ています。当期の売上高は前期から増加しています。
同社グループの売上高は日本が最も大きく、次いでアメリカ、シンガポール、欧州、アジア・オセアニアが続いています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 国内店舗運営事業 | 156億円 | 174億円 |
| 海外店舗運営事業 | 147億円 | 144億円 |
| 商品販売事業 | 39.2億円 | 44.2億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期の業績を見ると、売上高は継続的に増加傾向にあります。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、直近の当期において前期から増減が見られます。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 194億円 | 261億円 | 318億円 | 342億円 | 363億円 |
| 経常利益 | 10.8億円 | 23.2億円 | 34.9億円 | 28.4億円 | 25.8億円 |
| 経常利益率 | 5.6% | 8.9% | 11.0% | 8.3% | 7.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 9.2億円 | 16.3億円 | 21.9億円 | 17.6億円 | 18.3億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 34.91 | 57.05 | 72.87 | 58.35 | 60.78 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの連結従業員数は前期から増加しています。従業員1人あたり売上高(連結)は前期からわずかに減少しており、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から減少しています。これらの数値は、同社グループの事業規模拡大と効率性の変化を示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 54.8百万円 | 54.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 4.5百万円 | 3.5百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務状況は、事業活動で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も行いつつ、手元資金を確保している状態を示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の非製造業平均を大きく上回る水準で推移しており、安定した状態を示しています。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準で、効率的な経営が行われていることがうかがえます。手元資金も増加傾向にあり、事業運営の安定性につながる要素となっています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 107億円 | 121億円 |
| 自己資本比率 | 57.5% | 60.3% |
| ROE(自己資本利益率) | 17.6% | 16.1% |
| 現金及び預金 | 71.5億円 | 75.9億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業の営業活動で安定的に資金を獲得している状況を示しています。当連結会計年度の営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の計上や減価償却費などの非資金的費用の計上により資金を獲得しましたが、法人税等の支払額により前期から減少しました。
投資活動によるキャッシュフローは、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出があったものの、定期預金の払戻による収入もあり、前期に比べて支出が減少しています。財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の返済や配当金の支払いにより資金が流出しており、前期から支出が増加しました。
結果として、フリーキャッシュフローはプラスを維持しており、本業で得た資金を投資に回しつつも、手元に資金を残せる健全な財務状況がうかがえます。この資金の流れは、事業の安定的な継続と成長を支える基盤となっていることを示しています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 30.8億円 | 27.8億円 |
| 投資CF | △15.9億円 | △12.3億円 |
| 財務CF | △8.3億円 | △11.2億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 14.9億円 | 15.5億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
国内外食産業市場は、人口減少や高齢化、少子化の影響で市場規模の拡大が期待できない状況にあり、多種多様な業態の参入や中食との競争激化により、来客数減少が売上高及び営業利益に影響を及ぼす可能性があります。
また、同社グループは欧米・アジア地域を中心に積極的な店舗展開を進めていますが、進出国における政情、経済、法規制、慣習等のカントリーリスクや工事の遅れが業績に影響を及ぼす可能性があります。現地パートナー企業の業績悪化や出店計画の遅れにより、店舗売上やロイヤリティ収入が減少するリスクも存在します。
③ 人材・組織に関するリスク
国内外への積極的な出店を進める中で、人財の育成と確保が重要です。理念を理解し賛同する人財の確保が順調に進まない場合、店舗のサービスレベル維持や店舗展開が計画通りできず、売上高及び営業利益が減少する可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
力の源ホールディングスは、博多ラーメン専門店「一風堂」を中核に、食を通じて新しい価値を創造し、世界中に「笑顔」と「ありがとう」を届けることを目指しています。創業の精神を大切にしながら、常に変化し続けることを追求する企業文化を持っています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
力の源ホールディングスは、「食を通して新しい価値を創造し『笑顔』と『ありがとう』とともに世界中に伝えていく。変わらないために変わり続ける。」という創業の精神を掲げています。この精神をグローバルに実現することを目指し、国内外で博多ラーメン専門店「一風堂」を中心とした飲食事業を展開しています。
食材の生産から販売まで一貫して手がける事業モデルを通じて、より高い顧客満足と企業価値の向上に努めています。顧客及び株主等のステークホルダーの利益最大化を目指し、常に変化を恐れず挑戦を続けています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
力の源ホールディングスは、創業の精神である「変わらないために変わり続ける」をグローバルに実現することを重視しています。同社グループの競争力の源泉は店舗運営力であり、人財の育成を他社との差別化につながる重要な要素と位置づけています。顧客満足度最大化のため、全事業で質の高い商品と接客を提供できるよう、継続的な従業員教育を行っています。
また、働き方の多様性を確保するため、地域限定社員や契約社員の採用を推進しています。労働環境の改善にも積極的に取り組み、ITシステムによる店舗業務の自動化や有給休暇取得の促進、AI・ロボティクス技術の導入も検討しています。サステナビリティ委員会を設置し、ESG課題への対応も経営レベルで議論する文化があります。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
力の源ホールディングスは、組織・文化・人材・社会的責任に関わる複数の重点テーマに取り組んでいます。国内事業基盤の強化では、QSC(商品の品質、サービス、清潔さ)向上と収益性向上のため、現場力推進ブロックを創設し、接客力や製造力の強化、DX施策を進めています。また、植物由来のプラントベースラーメン開発や食の多様化への対応も行っています。
人財の採用と教育においては、国内外での採用強化と従業員満足度向上を継続しています。給与のベースアップや働き方の多様性確保、充実した研修制度、グローバル人財の育成に注力しています。労働環境改善のため、ITシステム導入による業務自動化や有給休暇取得促進、AI・ロボティクス技術の検討も進めています。
衛生面の強化では、専門対策部署を設置し、工場から店舗までの全工程で衛生管理・品質管理を徹底しています。食習慣の多様化に対応するため、テイクアウト・デリバリーの継続、中食・EC事業の強化、ラーメン自動調理機事業への商品供給、プラントベースラーメンの販売など、新たな食の提案にも取り組んでいます。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
力の源ホールディングスは持株会社体制を採っており、グループ全体の統括管理を集中させることでコーポレート・ガバナンスの強化を図っています。監査等委員会設置会社として、意思決定の迅速化と経営の効率性、透明性、健全性、遵法性の確保を目指しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
力の源ホールディングスは、複数の主要株主によって支えられています。筆頭株主は海外の法人であり、創業者の河原成美氏も上位株主として名を連ねています。事業会社も主要株主として参画しており、多様な資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| E&RS' FORCE CREATION PTE.LTD. | 23.30% |
| 河原 成美 | 17.87% |
| 麻生 | 9.75% |
なお、河原成美氏の所有株式数には、力の源ホールディングス役員持株会における同氏の持分である71,546株を含めています。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
力の源ホールディングスの役員は6名(男性5名・女性1名)で構成され、女性役員比率は16.7%です。代表取締役会長兼Founderは河原成美氏、代表取締役社長兼CEOは山根智之氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 河原 成美 | 代表取締役会長 兼Founder | 1979年11月に「アフター・ザ・レイン」を開業し、1985年10月に「一風堂」を創業しました。1994年12月に同社(現力の源ホールディングス)代表取締役に就任し、2023年4月より現職。 |
| 山根 智之 | 代表取締役社長 兼CEO | 2010年5月にHEC Paris 経営大学院を卒業後、同社(現力の源ホールディングス)に入社しました。2020年6月に同社取締役CSOに就任し、2023年4月より現職。 |
社外取締役は、鈴木美奈子氏(鈴茂器工代表取締役会長・指名・報酬委員・コンプライアンス委員)、辻哲哉氏(弁護士・監査等委員・指名・報酬委員・コンプライアンス委員)、田鍋晋二氏(公認会計士・監査等委員・指名・報酬委員・コンプライアンス委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、独立性を保持した監査等委員が取締役会に出席し、業務執行に関する重要事項の決定と取締役の業務執行状況の監督を行う体制をとっています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
力の源ホールディングスでは、役員報酬は月額の固定報酬と賞与を基本としています。中長期的な業績向上と企業価値増大への貢献意欲を高めるため、業績連動型株式報酬制度も導入されています。役員報酬の決定プロセスにおいては、指名・報酬委員会が継続的に議論を行い、透明性・公正性・客観性の確保に努めています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 3名 | 86百万円 | 28.8百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 8百万円 | 8.4百万円 |
| 社外役員 | 3名 | 12百万円 | 3.9百万円 |
なお、上記以外に、取締役(1名)に対して連結子会社から14,474千円の固定報酬の支払いがあります。また、取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の総額には、業績連動型株式報酬制度による7,277千円が含まれています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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