※本記事は、株式会社イノベーションホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月16日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
イノベーションホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は44名、グループ連結従業員数は196名です。
同社グループは、東京を中心に飲食店等の店舗物件に特化した店舗転貸借事業と不動産売買事業を展開しています。連結子会社3社とともに、「貢献創造~挑戦と進化~」を企業理念に掲げ、事業活動を行っています。
主な国内グループ会社は、(親会社)クロップス(移動体通信事業)、(連結子会社)テンポイノベーション.4(店舗転貸借事業)、アセットイノベーション.5(不動産売買事業)などです。
イノベーションホールディングスは2024年10月1日付で会社分割を行い持株会社へ移行しており、第19期以降の経営指標はそれ以前と比較して大きく変動しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
同社グループは、店舗転貸借事業、不動産売買事業、家賃保証事業を展開する各事業会社を擁する持株会社です。事業に共感し、お客様と社会への価値提供に主体的に取り組む人材を重視し、社員の安心と成長を起点とした人材戦略を基本に据えています。社員一人ひとりの貢献が会社の成長に直結し、その成果が社員に還元される関係を重視する企業文化が特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、比較的若手から中堅層が中心となって活躍している組織であることがうかがえます。勤続年数も一定の期間を示しており、社員がキャリアを築きやすい環境であると考えられます。なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,618,000円 |
| 平均勤続年数 | 5.2年 |
| 平均年齢 | 38.1歳 |
| 単体従業員数 | 44人 |
| 連結従業員数 | 196人 |
| 単体のグループ内比率 | 22.4% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 株式会社テンポイノベーション | 35.8歳 | 3.7年 | 7,707,000円 |
同社グループは、確定拠出年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)と退職一時金制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)を採用しています。退職一時金制度については、勤務期間に基づいた一時金を支給する制度を導入しています。
当連結会計年度末における退職給付に係る負債の期末残高は71百万円、確定拠出制度への要拠出額は10百万円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、「貢献創造 ~挑戦と進化~」という理念のもと、事業に深く共感し、お客様と社会への価値提供に主体的に取り組む人材を最も重要な経営資本と位置付けています。社員の安心と成長を起点に会社の発展と利益を生み出す関係を人材戦略の基本に据え、特定の専門領域に偏らず、事業に共感する人材の確保・育成・定着を推進しています。
社員一人ひとりの貢献が会社の成長に直結し、その成果が社員に還元される関係を重視しており、年4回の業績連動賞与制度を導入しています。これにより、毎四半期ごとの業績に応じた処遇を通じて、社員の挑戦意欲及び成長意欲の向上を図っています。
具体的な人材育成としては、新入社員研修プログラムによる早期戦力化、OJTを通じた実践力の養成、コンプライアンス・情報セキュリティ研修を実施しています。社内環境整備では、育児期社員向けの短時間勤務制度や、短時間勤務者サポート手当、特別休暇制度(コンディション休暇)といった仕事と生活の両立支援策を導入しています。また、健康経営の推進として、人間ドック受診費用やインフルエンザ予防接種費用の会社負担、年間休日130日、テレワークや時間単位有給休暇制度、福利厚生施設(リゾートホテル会員権)の利用機会提供、住居支援制度など、多様な働き方と生活を支える制度を整備しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データは開示されていません。
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」の規定に基づき算出されたものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 株式会社テンポイノベーション 男性労働者の育児休業取得率 | 50.0% |
| 株式会社テンポイノベーション 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 57.1% |
| 株式会社テンポイノベーション 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 57.1% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性従業員比率 | 33.7% |
| キャリア採用者数 | 72名 |
| 年次有給休暇取得率 | 40.5% |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職の登用数 | 1名 |
| 女性管理職比率目標 | 1割 |
| 外国人管理職の登用数 | 0名 |
| 外国人管理職登用目標 | 1名 |
健康・安全
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| GHG排出量(スコープ1) | 0t-CO2 |
| GHG排出量(スコープ2) | 30t-CO2 |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
イノベーションホールディングスは、東京を中心に飲食店などの店舗物件に特化した事業を展開する持株会社です。店舗転貸借事業と不動産売買事業を主軸に、不動産オーナーから店舗出店者まで幅広い顧客にサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、「貢献創造~挑戦と進化~」を企業理念に掲げ、店舗転貸借事業と不動産売買事業を展開しています。収益モデルは、継続的に計上される賃料収入と、一時的に計上される手数料や不動産売却益の組み合わせが特徴です。
店舗転貸借事業
この事業では、不動産オーナーから賃借した店舗物件を店舗出店者に転貸しています。不動産オーナーは賃料回収業務が不要となり、店舗出店者は出店費用を抑えられる居抜き物件を多く利用できるメリットがあります。
収益は、店舗出店者から受領する賃料や更新料、礼金等の手数料、造作等の売却代金から得ています。運営は、テンポイノベーションおよびセーフティーイノベーションが行っています。
不動産売買事業
不動産売買事業では、取引先の不動産売買ニーズに応えるため、店舗不動産の仕入れ販売を行っています。市場性の高い都心の中小型物件を主要な対象とし、土地を購入後に小型ビルを建築するケースもあります。
収益は、販売用不動産の売却等により得ています。運営は、アセットイノベーションが行っています。
同社グループの事業は日本国内に限定されており、海外比率や為替リスクに関する特段の記述はありません。また、特定の顧客への収益集中もありません。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 店舗転貸借事業 | 152億円 | 178億円 |
| 不動産売買事業 | 15.0億円 | 22.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
直近5期(連結財務諸表を作成している2023年3月期以降)の業績を見ると、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は一貫して増加傾向にあります。特に当期は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期から大きく伸びており、好調な業績を示しています。
営業活動によるキャッシュ・フローも増加しており、本業で安定的に資金を生み出している状況がうかがえます。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | - | 131億円 | 143億円 | 167億円 | 200億円 |
| 経常利益 | - | 12.7億円 | 10.1億円 | 14.3億円 | 22.6億円 |
| 経常利益率 | - | 9.7% | 7.1% | 8.6% | 11.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | - | 8.9億円 | 6.7億円 | 10.3億円 | 13.6億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | - | 50.33 | 39.62 | 61.35 | 80.81 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から減少している一方、従業員1人あたり営業利益は増加しています。これは、事業拡大を目的とした人員増加策を実施したことによる従業員数の増加があったものの、利益率の高い事業展開や効率化が進んだことを示唆しています。組織全体の成長意欲と収益性の向上がうかがえる結果となっています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 115.7百万円 | 102.1百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 9.4百万円 | 10.4百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
株式会社イノベーションホールディングスは、本業で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も行いつつ、手元に余剰資金を確保している財務状況を示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROE(自己資本利益率)の両面で堅調な推移を見せています。自己資本比率はプライム市場の非製造業平均を上回っており、自己資本利益率も高い水準を維持しています。手元資金も増加傾向にあり、事業運営の安定性を示すものとなっています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 40.2億円 | 49.6億円 |
| 自己資本比率 | 25.6% | 26.5% |
| ROE(自己資本利益率) | 28.1% | 30.3% |
| 現金及び預金 | 42.8億円 | 57.9億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益や預り保証金の増加などにより、前期から増加し、20.2億円の資金を獲得しています。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得や敷金の差入による支出が、有形固定資産売却による収入を上回ったため、△5.4億円の資金を使用しました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入や新株予約権の行使による収入があったものの、配当金の支払額や長期借入金の返済による支出があったため、0.2億円の資金を獲得しています。
これらの結果、事業活動で得た資金で投資活動を賄い、さらに余剰資金を生み出すフリーキャッシュ・フローは14.9億円と、前期から増加しています。本業で安定的に資金を稼ぎ、成長のための投資も行いつつ、手元資金を積み上げている状況であり、事業の安定性や将来に向けた成長余力があることを示しています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 10.2億円 | 20.2億円 |
| 投資CF | 1.8億円 | △5.4億円 |
| 財務CF | △2.4億円 | 0.2億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 12.0億円 | 14.9億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの主要事業は店舗転貸借事業であり、飲食業界や不動産業界の景気動向、地価動向、不動産市況、外食産業市場動向、金融動向等の急激な変動が業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、不動産業界には大手事業者が多数存在しており、本格的な参入等により競合が激化した場合には、同社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは事業拡大において優秀な人材の確保及び育成が重要な経営課題であると認識しています。優秀な人材の確保が十分にできなかった場合や、現在在籍している人材が流出した場合、育成が計画どおりに進まなかった場合には、同社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
イノベーションホールディングスは、「貢献創造~挑戦と進化~」を企業理念に掲げ、事業用不動産領域のプロフェッショナルとして事業を展開しています。不動産オーナーや飲食店舗出店者などに対し、敬意と感謝の念を持ち、責任ある行動に尽力する企業風土を大切にしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
イノベーションホールディングスは、「貢献創造~挑戦と進化~」を企業理念として掲げています。同社グループは、不動産オーナーや不動産業者、飲食店舗出店者・撤退者に対し、敬意と感謝の念を持ち、初心を忘れずに事業用不動産領域のプロフェッショナルとして責任ある行動に尽力しています。
東京を中心とした1都3県での転貸借物件数の増加を目指し、不動産業者とのリレーションシップ強化に努めています。また、「事業用不動産を科学する」ことで取引先との信頼関係を構築し、店舗物件を中心とした事業用不動産を安心安全に使用収益できる環境の実現を図ることを目指しています。この分野の先駆者として優位性を持ち、店舗物件のスタンダード確立と専門性の追求、組織の充実を通じて、転貸借物件数を積み上げていく方針です。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
イノベーションホールディングスは、企業理念である「貢献創造~挑戦と進化~」に基づき、事業用不動産領域のプロフェッショナルとして責任ある行動に尽力する企業風土を大切にしています。不動産オーナーや飲食店舗出店者などに対し、常に敬意と感謝の念を持ち、初心を忘れないことを重視しています。
「事業用不動産を科学する」という姿勢で取引先との信頼関係を構築し、安心安全な事業用不動産環境の実現を目指しています。また、コンプライアンスを重視した企業経営を推進し、業務運営の効率化やリスク管理の徹底による内部管理体制の強化に努めています。人材育成においては多様性を考慮し、管理職登用では能力や適性を総合的に判断し、性別・国籍・採用ルートによる制約は設けていません。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
イノベーションホールディングスは、事業の安定的かつ継続的な成長のため、人材の採用・教育の強化を重要な課題としています。店舗物件や飲食業界、法務といった専門知識を持つ優秀な人材を継続的に確保・育成することに注力しています。
具体的には、シニアクラスの営業担当者を責任者とする専門部署を設置し採用を強化しています。また、eラーニングを活用した教育プログラムにより、効率的・効果的な社員育成を行っていく方針です。同社グループおよび店舗転貸借事業の認知度向上も課題としており、ウェブサイトでの情報発信や広告宣伝活動、IR活動等を通じた積極的な情報開示に努めています。
さらに、コーポレート・ガバナンス機能の強化も重要課題と認識し、コンプライアンス重視の企業経営と内部管理体制のさらなる強化に取り組んでいます。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
イノベーションホールディングスは、持株会社としてグループ全体の企業価値向上を目指し、健全で透明性の高い経営体制を構築しています。取締役会を中心とした監督・監視体制を重視したガバナンス体制を採用しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
イノベーションホールディングスの筆頭株主は事業会社のクロップスです。同社グループは、親会社であるクロップスとの間で取引はなく、今後も取引の予定はないとしています。支配株主と少数株主との利益相反が生じ得る取引・行為については、少数株主の保護を目的とした特別委員会を設置し、適切に対応する方針を示しています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| クロップス | 59.72% |
| UNION BANCAIRE PRIVEE | 4.66% |
| 志村 洋平 | 1.51% |
| 原 康雄 | 0.59% |
| イノベーションホールディングス従業員持株会 | 0.52% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.1%です。代表取締役社長は原康雄氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 原 康雄 | 代表取締役社長 | 2005年11月レインズインターナショナル入社。2008年5月同社取締役営業部長、2011年6月同社代表取締役社長兼開業支援営業部長を経て、2015年10月より現職。 |
| 志村 洋平 | 専務取締役 経営管理本部管掌 兼経営管理本部長 | 2001年4月レインズインターナショナル入社。2007年11月同社取締役管理部長、2011年6月同社常務取締役管理部管掌兼管理部長を経て、2023年10月より現職。 |
| 東城 学将 | 常務取締役 | 2008年7月テレウェイヴリンクス入社。2015年10月同社営業部長、2016年6月同社取締役営業部・営業推進部管掌を経て、2024年4月より現職。 |
| 北澤 学 | 取締役 | 2005年7月レインズインターナショナル入社。2008年1月同社出向、2009年10月同社企画営業部長、2017年6月同社取締役営業企画室長を経て、2024年10月より現職。 |
| 近藤 裕二 | 取締役 | 2009年2月同社入社。2018年4月同社営業部長、2019年6月同社取締役店舗転貸借第二本部長を経て、2024年10月より現職。 |
| 前田 有幾 | 取締役 | 2011年4月いすゞ自動車入社。2015年4月クロップス入社、2019年6月同社取締役、2021年4月同社代表取締役社長を経て、2019年6月より現職。 |
社外取締役は、川原誠氏(元いすゞ自動車取締役専務執行役員・特別委員会委員長)、青山理恵氏(毛塚会計事務所所長・公認会計士・税理士)、玉伊吹氏(曙綜合法律事務所弁護士)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役の業務執行に対する監査・監督機能の強化を図っています。また、指名・報酬委員会や特別委員会といった任意の諮問機関を設置し、経営の透明性と客観性を高める体制を構築しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
イノベーションホールディングスの役員報酬は、業務執行取締役に対しては固定報酬である基本報酬と業績連動報酬(賞与)で構成されています。一方、監査機能を担う非常勤取締役、社外取締役、監査等委員である取締役には基本報酬のみが支払われる仕組みです。報酬額の決定にあたっては、指名・報酬委員会での審議を経て取締役会で決定される体制となっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 6名 | 2.7億円 | 45.0百万円 |
| 社外役員 | 3名 | 13百万円 | 4.4百万円 |
なお、業績連動報酬(賞与)については、当該事業年度において支給はありません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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