※本記事は、SAAFホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月30日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
SAAFホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は24名、グループ連結従業員数は1,315名です。
同社グループは、コンサルティング、システム開発、人材、建設土木といった多岐にわたる事業を展開しています。連結子会社17社を中心に、官公庁や民間企業への支援、新規システム開発、専門人材の派遣・紹介、地盤調査・改良工事などを手掛けています。
主な国内グループ会社は、ITbook(コンサルティング事業)、サムシング(建設土木事業)、東京アプリケーションシステム(システム開発事業)、イスト(人材事業)、信栄保険サービス(その他事業)などです。
なお、同社グループは当連結会計年度より報告セグメントの変更を実施しており、NXTechの事業統合や「保証検査事業」と「海外事業」の「建設土木事業」への統合が行われました。また、「その他事業」は廃止が予定されています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
SAAFホールディングスグループは、コンサルティング、システム開発、人材、建設土木といった多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは「現場デジタルプロバイダー」を事業の柱とし、社員一人ひとりの成長を重視する方針を掲げています。国籍、年齢、性別、経験など多様な人材が個性を活かして主体的に働ける環境整備にも注力していることがうかがえます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
SAAFホールディングス単体では、平均勤続年数が比較的短く、平均年齢は高めの傾向が見られます。これは、持株会社としての組織特性を反映している可能性があります。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,904,000円 |
| 平均勤続年数 | 2.0年 |
| 平均年齢 | 52.0歳 |
| 単体従業員数 | 24人 |
| 連結従業員数 | 1,315人 |
| 単体のグループ内比率 | 1.8% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 株式会社サムシング | 42歳 | 7.9年 | 5,523,000円 |
| NXTech株式会社 | 47歳 | 6.4年 | 5,290,000円 |
同社グループでは、確定給付型と確定拠出型の退職給付制度を採用しています。提出会社単体では退職給付制度を採用していませんが、一部の連結子会社では確定拠出年金制度や中小企業退職金共済制度、複数事業主制度に加入しています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
SAAFホールディングスグループは、建設土木の施工現場を持つ強みを活かし、デジタル人材プラットフォームを通じて現場のデジタル変革を実装する「現場デジタルプロバイダー」となることを長期ビジョンとして掲げています。このビジョン実現のため、グループ内のデジタル人材数増加が必須であり、既存社員に対するリスキリングによる高付加価値化や、教育制度およびキャリアパス整備によるデジタル人材採用の強化を図っています。
同社グループの成長基盤は社員自身であるという考えのもと、社員・役員自身の自己研鑽や感動体験がグループの成長につながると捉えています。連結会社の従業員の給与は、グループ各社が属する業界内および競合会社との比較において競争力があり妥当な水準であることを前提とし、個人の評価に基づき決定されています。また、従業員持株会制度を通じて、従業員の経営参画意識の向上と株主との価値共有を図っています。
同社グループには多様な人材が在籍しており、その個性を活かし、主体的に考え、自主的に行動できる環境整備を進めています。具体的には、リモートワークの活用など柔軟な働き方ができる環境の整備や、シニア高専門性人材の積極的な採用、65歳以降の継続雇用の仕組みづくりを進めています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」の規定による公表義務の対象ではないため、法定開示データは開示されていません。
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ㈱サムシング
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 11.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 22.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 73.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 72.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 55.9% |
▼ NXTech㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 17.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 74.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 86.5% |
▼ 東京アプリケーションシステム㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 11.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | - |
グループ全体(連結)
算出基準は法定の算出方法と異なります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性の従業員比率 | 23.9% |
| 平均年齢 | 43.5歳 |
人材育成・エンゲージメント
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| コンプライアンス研修受講率 | 98.0% |
| ハラスメント研修受講率 | 97.2% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
SAAFホールディングスは、コンサルティング、システム開発、人材、建設土木の4つの事業セグメントを展開する持株会社です。情報サービス業界と建設業界を主軸とし、幅広い分野で事業を推進しています。
同社グループの事業は、情報サービス業界におけるDX化やIT投資の旺盛な需要、および建設業界における公共投資や企業建設投資の底堅い動きを背景に展開されています。一方で、情報サービス業界では技術者不足、建設業界では人件費・資材価格の高騰といった課題にも直面しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
建設土木事業
地盤調査改良、鉄道関連の土木基礎専門工事、土質調査試験、保証検査、海外事業などを手掛けています。建築基準法改正の影響を受けつつも、単価向上や顧客層拡大、大型重機への設備投資、工法の受注拡大に取り組んでいます。収益は、各種工事の受注や保証販売、調査業務の受託から得ています。
システム開発事業
ニアショア開発、ラボ開発、ソフトウェア開発、IoT機器分野での製品開発・販売を行っています。ガバメントクラウド対応や熱中症対策、Windows10サポート終了に伴うWindows11への需要など、時流に合わせた取り組みを進めています。収益は、ソフトウェア開発やIoT機器、機器販売から得ています。運営は、NXTechが行っています。
人材事業
製造業や流通業を中心とした人材派遣・紹介サービスを提供しており、教育分野での教員向け派遣・紹介サービスも強化しています。人手不足を背景に新規受注が順調に進み、人員供給体制の強化も図っています。収益は、新規受注の獲得と人員供給体制の強化によるサービス提供から得ています。
コンサルティング事業
中央官庁や地方公共団体向けの標準化支援、防災・教育DXなどの重点領域におけるコンサルティングを提供しています。人材育成分野やシステムインテグレーション分野での開発案件獲得も進めています。新規事業として地方企業や地方公共団体向けの人材紹介も展開しています。収益は、コンサルティングサービスの提供や開発案件の獲得から得ています。
その他の事業セグメント
金融事業、M&Aアドバイザリー事業、ドローンを活用したデータ解析事業などを含みます。同社グループは、各会社の清算等を進めており、このセグメントは廃止を予定しています。
同社グループの売上高は、本邦での事業が大部分を占めており、特定の顧客への売上集中は見られません。しかし、建設土木事業が同社グループ全体の売上高の約6割を占める主要な事業となっています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 建設土木事業 | 170億円 | 172億円 |
| システム開発事業 | 54.3億円 | 56.8億円 |
| 人材事業 | 42.1億円 | 44.3億円 |
| コンサルティング事業 | 19.9億円 | 22.8億円 |
| その他の事業セグメント | 2.3億円 | 16百万円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの業績は、直近5年間で売上高は増減を繰り返しながらも、当期は増加に転じました。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、過去に損失を計上した期もありましたが、当期は大幅な改善を見せています。
当期は売上高が増加し、売上総利益も伸びました。販売費及び一般管理費の削減も進んだ結果、営業利益は前期から大きく増加しています。親会社株主に帰属する当期純利益も、前期の損失から当期は利益へと転換し、大幅な改善となりました。営業活動によるキャッシュ・フローも大きく増加しており、本業での資金創出力が向上しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 263億円 | 305億円 | 293億円 | 289億円 | 296億円 |
| 経常利益 | 1.6億円 | 7.1億円 | 7.7億円 | 1.4億円 | 10.0億円 |
| 経常利益率 | 0.6% | 2.3% | 2.6% | 0.5% | 3.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △7.7億円 | 1.6億円 | 1.8億円 | △1.3億円 | 4.6億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | △35.59 | 6.93 | 7.59 | △5.28 | 18.87 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの収益性と生産性を見ると、従業員1人あたりの売上高および営業利益は、前期と比較して大きく増加しています。これは、売上高の増加と営業利益の大幅な改善に加え、連結従業員数の変化が影響していると考えられます。
これらの指標の向上は、同社グループが事業活動を通じて効率的に収益を生み出す力が強化されていることを示しています。組織全体の生産性向上への取り組みが進んでいる状況がうかがえます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 12.4百万円 | 22.5百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.1百万円 | 0.8百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
SAAFホールディングスグループは、本業で安定的に資金を創出し、投資活動も行いつつ、自由に使える資金を生み出している状況です。事業の持続的な成長を支える財務基盤が整っていると言えます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
SAAFホールディングスグループの財務基盤を見ると、自己資本比率は前期から減少傾向にあります。一方で、ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を上回る水準を示しています。手元資金として現金及び預金が34.4億円あり、事業運営に必要な流動性を確保している状況です。これらの財務状況は、同社グループの事業活動を支える基盤となっています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 28.4億円 | 26.0億円 |
| 自己資本比率 | 15.6% | 14.2% |
| ROE(自己資本利益率) | - | 18.1% |
| 現金及び預金 | 31.1億円 | 34.4億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
SAAFホールディングスグループのキャッシュフローを見ると、当連結会計年度の営業活動によるキャッシュフローは増加し、20.7億円の資金を獲得しています。これは主に税金等調整前当期純利益の計上によるものです。投資活動によるキャッシュフローは△18.8億円の支出となっており、主に投資有価証券の取得による支出があったことを示しています。その結果、フリーキャッシュフローは1.9億円のプラスに転じています。財務活動によるキャッシュフローは0.3億円の資金獲得となっており、借入れの返済による減少要因が借入れによる収入を下回ったことによるものです。本業で安定的に資金を創出し、投資活動も行いつつ、自由に使える資金を生み出している状況であり、事業の持続的な成長を支える基盤が整っていると言えます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 3.1億円 | 20.7億円 |
| 投資CF | △16.5億円 | △18.8億円 |
| 財務CF | △4.1億円 | 0.3億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △13.4億円 | 1.9億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、原材料価格の高止まりに加え、米中の通商政策や中東情勢の悪化等による経済の不透明な状況が続くことを事業リスクとして認識しています。また、その他事業については各会社の清算等の手続きを進めており、セグメントの廃止を予定している状況です。
③ 人材・組織に関するリスク
情報サービス業界において技術者の人材不足が続いており、人材確保と育成が急務であることがリスクとして認識されています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
SAAFホールディングスは、社会課題の解決を成長機会と捉え、ICT技術とDXを活用したソリューション提供を通じて持続的な企業価値成長を目指しています。社員一人ひとりの成長を基盤とし、多様な人材が活躍できる環境を重視する企業風土です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「持続可能な社会の実現とグループの持続的企業価値成長を目指す ― 様々な社会課題に対してソリューションを提供する企業 ―」をパーパスとして掲げています。経営理念としては、ICT技術・DXにより社会インフラの効率的、効果的付加価値の向上及び社会貢献を目指すことを掲げています。
また、中期経営計画MTG2028では、「現場デジタルプロバイダー」への進化を基本方針としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営基本方針として3つの柱を掲げています。一つ目は「成長基盤は社員自身であること」であり、社員・役員自身の自己研鑽、タフアサインメント、見聞、感動体験が成長基盤であるとしています。二つ目は「ガバナンス経営の実践」であり、公器としての企業と資本市場からの信頼を重視しています。
三つ目は「社員とその家族の安心と希望の実現」であり、会社の存続と成長、社員の成長、働きがいと成果の共有を目指しています。多様性のある人材が個性を活かし、主体的に行動できる環境整備にも取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、ガバナンス体制の強化を重要な経営課題として認識しています。経営の透明性向上と迅速な意思決定体制の構築を進め、内部統制体制の実効性向上に取り組んでいます。
また、事業の競争力の源泉となる人材の確保・育成も重要な課題です。グループ横断での採用活動や教育研修の充実を進めています。人材プラットフォーム機能の強化を通じて、既存人材のリスキリングや高付加価値人材の育成を推進しています。
さらに、事業持株会社体制への移行を見据えたグループ経営管理体制の強化も重点テーマです。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
SAAFホールディングスは、監査役会設置会社として、経営の透明性と適法性を確保し、株主重視の公正な経営システムを構築しています。経営監督機能と業務執行機能の分離を進め、指名・報酬委員会を設置することでガバナンスの実効性向上を図っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
SAAFホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主は投資事業有限責任組合であるFP成長支援F号投資事業有限責任組合です。個人株主や合同会社、事業会社など多様な株主によって支えられています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| FP成長支援F号投資事業有限責任組合 | 7.47% |
| 前 俊守 | 5.82% |
| 合同会社YN企画 | 4.39% |
| TMフィナンシャルストラテジー | 3.24% |
| ミツワ樹脂工業 | 2.55% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は10名(男性8名・女性2名)で構成され、女性役員比率は20.0%です。代表取締役社長執行役員は左奈田直幸氏が務めています。社外取締役比率は57.1%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 左奈田 直幸 | 代表取締役 社長執行役員 | 1984年ソニーケミカル株式会社(現デクセリアルズ株式会社)入社。同社で執行役員CFOなどを歴任。2021年日本電産株式会社(現ニデック株式会社)入社。2022年同社入社後、執行役員経営企画室長などを経て、2025年6月より現職。 |
| 坂口 岳洋 | 取締役 副社長執行役員 | 1996年株式会社ジャフコ・グループ入社。イノベーション・エンジン株式会社エグゼクティブ・パートナーなどを経て、2023年6月同社社外取締役就任。2026年6月より現職。 |
| 和田 洋 | 取締役 専務執行役員 | 1987年大和証券株式会社入社。アロエップル株式会社設立代表取締役、UNホールディングス株式会社設立代表取締役などを経て、2025年6月同社取締役常務執行役員就任。2026年6月より現職。 |
社外取締役は、塚本勲氏(加賀電子代表取締役会長執行役員・指名・報酬委員)、森本千賀子氏(株式会社morich代表取締役・指名・報酬委員)、仲岡一紀氏(株式会社京王百貨店相談役・指名・報酬委員)、馬場乃里子氏(KODAMA法律事務所弁護士)です。
同社は監査役会設置会社であり、業務執行と取締役会から独立した監査役および監査役会を設けることで監督機能の向上を図っています。また、任意の指名・報酬委員会を設置し、取締役会の監督・監視機能の強化に努めています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
SAAFホールディングスの役員報酬は、固定報酬のみで構成されています。取締役の報酬は、株主総会で決議された報酬総額の範囲内で、担当職務や各期の業績、貢献度を総合的に勘案して決定されます。監査役の報酬は、監査役会の協議により決定されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 6名 | 100百万円 | 16.6百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 9百万円 | 8.6百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 21百万円 | 3.6百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。総額には期中に退任した役員の報酬が含まれます。
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