【平均年収786万円】ミクリード 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収786万円】ミクリード 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

ミクリードは、中小飲食店向けに業務用食材の通信販売を展開しています。約4千点の豊富な商品を全国1.5万店舗超に提供し、直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、株式会社ミクリード の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月18日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


ミクリードは、個人経営の居酒屋を中心とした中小飲食店向けに業務用食材の通信販売を行う企業です。人手不足に悩む中小飲食店の仕入れや調理の手間を削減するため、約4千点の商品を統一価格で提供し、即日出荷・翌日配送の体制を構築しています。

単体従業員数は34名です。セグメントは業務用食材通販事業の1つです。

ミクリードは、肉・魚・野菜・串・揚物・デザートなど約4千点の商品を1千社のメーカーから供給を受け、365日受注・出荷できる体制で全国1.5万店舗を超える中小飲食店に直接販売しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


ミクリードは、業務用食材通販事業を展開しており、食のインフラを支える重要な役割を担っています。ここでは、同社で働く上での給与水準や働き方の特徴について、具体的なデータをもとに見ていきます。転職を検討されている方が、同社の企業文化や人材への考え方を理解する一助となるでしょう。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


ミクリードでは、従業員の平均年齢が45.2歳、平均勤続年数が5.2年となっています。このデータからは、経験豊富な人材が活躍しつつも、新しい人材も加わり組織が活性化している様子がうかがえます。従業員の定着と成長を重視する同社の姿勢が反映されていると言えるでしょう。

項目 数値
平均年間給与 7,862,000円
平均勤続年数 5.2年
平均年齢 45.2歳
単体従業員数 34人


ミクリードは、確定給付型の退職給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度)を採用しています。この制度は、退職金規程に基づく退職一時金制度として国内の従業員に適用されています。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


ミクリードは、長期的な成長のために人材の確保と育成を不可欠な要素と位置づけています。将来を担う人材の積極的な採用に加え、社内外での教育・研修を通じて社員の育成を図る方針です。また、社員が成長し続けるための社内環境整備も重視しており、社員満足度向上に資する各種施策を展開しています。

給与やその他の給付については、個々の社員の職務内容や能力に応じた適切な報酬水準を設定するため、個人目標の達成度合いに応じた評価制度を導入しています。経済状況や労働市場の変化に対応した定期的な見直しに加え、業績が全社目標を超過する場合には業績賞与を支給するなど、競争力のある報酬を提供することで優秀な人材の確保と定着を目指しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは開示されていません。

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


ミクリードは、個人経営の居酒屋を中心とした中小飲食店向けに、業務用食材の通信販売を主軸とする事業を展開しています。日常生活における食事のシーンに貢献することを経営理念としています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社は、人手不足に悩む中小飲食店の仕入や調理の手間を削減することを目指しています。肉・魚・野菜・串・揚物・デザートなど、約4千点の商品を即日出荷できる体制を構築しています。これらの商品は見積り不要の統一価格で提供され、一部地域を除き翌日には店舗へ配送されるため、顧客の仕入業務の効率化に貢献しています。

また、短時間で簡単に調理できる冷凍食品を多く取り揃え、小パックやバラ凍結、シート入りパックでの販売も行っています。これにより、顧客の調理時間や食材ロスの削減にも寄与しています。販売体制としては、飲食店が土日祝日も営業していることに対応し、365日受注・出荷が可能です。受注センターは深夜2時まで電話対応し、FAXやWEBでは24時間注文を受け付けています。

同社の顧客は日本全国で1.5万店舗を超える個人経営の居酒屋を中心とした中小飲食店です。和系・洋系の飲食店や喫茶店、食事を提供する施設など、運営効率を重視する多様な業態でも利用されています。同社は業務用食材通販事業の単一セグメントであり、海外の外部顧客への売上高はありません。

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


直近の業績は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも増加傾向を示しています。顧客基盤の維持・拡大に成功しており、ご購入いただいた顧客店舗数は過去最高を更新しました。全ての月で前年の売上高を上回る結果となっています。


■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社では、持続的な成長に向けた基盤構築のため、前期末に比べて従業員数が増加しています。組織体制の強化を進めることで、事業拡大に対応する動きが見られます。

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社の経営の安定性について、財務基盤と資金の流れ、そして事業を取り巻くリスクの観点から解説します。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社の財務基盤は、自己資本や手元資金の状況から安定性を判断できます。これらの指標は、事業活動を支える基盤の強さを示し、将来的な事業展開や雇用環境の安定性にも影響を与える要素となります。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
自己資本比率 -% -%
ROE(自己資本利益率) -% -%
現金及び預金等 - -

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


キャッシュフローは、同社が事業活動、投資活動、財務活動を通じてどのように資金を創出し、使用しているかを示します。営業活動によるキャッシュフローは本業の稼ぎを、投資活動によるキャッシュフローは将来に向けた投資の状況を、財務活動によるキャッシュフローは資金調達や返済の状況を表します。これらの資金の流れは、企業の成長性や安定性を測る上で重要な指標であり、入社後の雇用や給与の安定性、会社の将来性を見極める上で注目すべき点となります。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF -億円 -億円
投資CF -億円 -億円
財務CF -億円 -億円
フリーCF(営業CF+投資CF) -億円 -億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社は、主要顧客である外食業界の経済状況や競合環境に影響を受けるリスクがあります。特に、BtoC向けECを運営する大手競合が小規模飲食店市場に参入した場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、総仕入金額の45.4%を特定の仕入先である国分グループ本社株式会社に依存しており、この取引に支障が生じた場合には業務オペレーションに影響が出る可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社は、長期的な成長のために人材の確保と育成が不可欠であると認識しています。求める人材が十分に確保できなかった場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


ミクリードは、個人経営の飲食店を支え、食事シーンに笑顔を届けることを目指す企業です。通信販売を通じて、飲食店の経営課題解決に貢献しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社の経営理念は「日常生活の笑顔あふれる食事シーンに貢献する」です。個人経営の居酒屋を中心とした中小飲食店のお困りごとに対し、通信販売を通じてソリューションを提供しています。

飲食店の経営者や従業員、お客様など、飲食店に関わる全ての皆様を笑顔にすることに貢献することを経営方針としています。

安定的かつ持続的な事業成長を目指し、魅力的なECサイトによる集客力向上、顧客にとって利便性の高い商品・サービスの提供、安心・安全な商品の供給保証を3つの柱としています。特にWEBサービスの拡大・向上には優先してリソースを配分し、企業としての競争力強化を推し進める方針です。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社は、継続的に企業価値を高めるために、法令順守の徹底を図り、健全で透明性の高い経営を行うことをコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方としています。コーポレート・ガバナンスの充実を重要な経営課題と位置づけています。

サステナビリティ関連のリスク及び機会については、その他の経営上のリスク及び機会と一体的に監視及び管理する方針です。

長期的な成長のためには人材の確保と育成が不可欠であると考えており、将来を担う人材を積極的に採用するとともに、社内外での教育・研修を実施し、社員の育成を図っています。

また、社員が成長を続けるためには社内環境の整備も重要であるとし、社員満足度の向上に資する取り組みの検討・実施等、各種施策を展開しています。今後も引き続き、多様な人材が活躍できる風土と仕組みづくりに取り組むとしています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社は、長期的な成長を続けるためには人材の確保と育成が不可欠であると考えており、これを優先的に対処すべき業務上の課題の一つとしています。

将来を担う人材を積極的に採用するとともに、社内外の教育・研修を実施し、社員の育成を図る方針です。

また、社員が成長を続けるための社内環境整備も重要であるとし、社員満足度の向上に資する取り組みの検討・実施等、各種施策を展開しています。今後も引き続き、多様な人材が活躍できる風土と仕組みづくりに取り組むことを重点テーマとしています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


ミクリードの取締役会は社外取締役を多く含む構成となっており、透明性の高い経営体制を志向しています。監査等委員会設置会社として、経営の迅速化と監査・監督機能の強化を図るガバナンス体制を採用しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


ミクリードの株主構成を見ると、複数の事業会社が上位に名を連ねています。特に筆頭株主であるひとまいるは、同社の経営に大きな影響力を持つ主要な株主の一つです。

株主名 持株比率
ひとまいる 23.59%
国分グループ本社 18.04%
トーホー 9.07%


なお、2025年9月3日付の臨時報告書にてお知らせのとおり、SKYグループホールディングスが保有する同社株式の全部をひとまいるに譲渡したことにより、2025年9月2日付で主要株主である筆頭株主に異動が生じています。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は7名(男性5名・女性2名)で構成され、女性役員比率は28.6%です。代表取締役社長は片山礼子氏が務めています。社外取締役比率は71.4%です。

氏名 役職 主な経歴
片山 礼子 代表取締役社長 1988年4月 日興証券株式会社入社、1992年12月 株式会社ミスミ入社、2003年9月 同社フード事業部長、2007年10月 株式会社カクヤス執行役員、2012年11月 同社代表取締役社長より現職。
長島 忠則 取締役 2000年4月 株式会社ミスミ入社、2007年10月 株式会社カクヤス入社、2010年8月 アスクル株式会社入社、2017年3月 同社インフラ管理部長、2019年6月 同社取締役 事業部門担当、2026年4月 同社取締役 新規事業部門担当より現職。


社外取締役は、西谷浩司氏(CBグループマネジメント代表取締役社長)、浅井成朗氏(公認会計士)、藤田浩司氏(光和総合法律事務所パートナー弁護士)、引間多美氏(引間司法書士事務所開設)、井筒廣之氏(元株式会社トライト取締役)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役7名のうち5名が社外取締役で構成されています。監査等委員である取締役4名も全員が社外取締役です。社外取締役は経営会議にもオブザーバーとして参加し、豊富な経営経験や専門知識に基づき助言を行うことで、経営の客観性向上と監査・監督機能の強化に貢献しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


ミクリードの役員報酬は、固定報酬である基本報酬と、中長期的な企業価値向上を目的とした譲渡制限付株式による非金銭報酬で構成されています。株主総会で定められた報酬総額の範囲内で、各取締役の職責や貢献度を考慮して決定される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 3名 58百万円 19.3百万円
社外役員 5名 19百万円 3.8百万円


なお、取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)の報酬の額には、2025年6月24日開催の第13回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名が含まれています。また、非金銭報酬等の内訳は、当事業年度における取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)に対する譲渡制限付株式報酬に係る費用計上額6百万円です。

報酬等の総額が1億円以上の役員は存在しないため、個人別の報酬開示は行われていません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。