※本記事は、株式会社GENOVA の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
GENOVAグループは、「ヒトと医療をつないで健康な社会を創る」をミッションに掲げ、医療情報プラットフォームの運営や医療機関向けDXソリューションを提供しています。患者と医療機関双方の利便性向上と効率化を目指し、幅広いサービスを展開しています。
単体従業員数は415名、連結従業員数は529名です。同社グループの事業セグメントは、メディカルプラットフォーム事業、スマートクリニック事業、歯科流通事業、DX事業、その他事業の5つです。
主な国内グループ会社は、GENOVA DESiGN(その他事業)、ASANOなどです。
GENOVAグループは、株式会社ASANOの設立および事業譲受に伴い、当連結会計年度より事業セグメントを再編しました。これにより、従来の2事業から5事業体制へと変更されています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
GENOVAは、医療DXを推進し、社会に貢献することを目指す企業です。従業員の平均年齢が若く、活気のある環境がうかがえます。人材育成や働きやすい環境づくりにも力を入れており、従業員の成長と定着を重視する姿勢が見られます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、従業員の平均年齢が若く、平均勤続年数も比較的短い傾向にあります。これは、新しい人材が積極的に加わり、組織が常に変化と成長を続けていることを示しています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,269,000円 |
| 平均勤続年数 | 3.6年 |
| 平均年齢 | 29.4歳 |
| 単体従業員数 | 415人 |
| 連結従業員数 | 529人 |
| 単体のグループ内比率 | 78.4% |
同社グループでは、退職給付制度として確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)を採用しています。この制度は国内グループ会社に適用されます。
退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、イノベーションの源泉である「人財」を重要な経営基盤と位置づけています。医療DXの推進と地域医療への貢献という事業戦略を実現するため、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮し、自律的に挑戦できる組織の構築が不可欠であると考えています。
従業員の役割及び成果に応じた公正な評価と処遇の実現を基本方針とし、2026年4月より新人事制度を導入しています。この制度は、従来の勤続年数に基づく考え方に偏ることなく、職務や役割を踏まえた処遇を行うことで、従業員の主体的な挑戦と成長を促すことを目的としています。
また、人事戦略「Project The JUMP」を本格始動させ、評価報酬制度の再構築、人材育成体制の整備、次世代リーダーの育成を推進しています。特定の職務に限定せず、多様な経験機会の提供を通じて従業員の能力開発を図り、幅広い領域で活躍できる人材の育成を推進する方針です。
「GENOVAカルチャー」に共感し、行動できる人材の採用・育成・投資を重要課題としており、特に医療領域の専門知識を有する多様な人材の確保と育成に注力しています。2025年年初からは新たな行動規範として「チームドリブン(Team Driven)」を定義し、個の力だけでなくチームとして成果を上げることを重視した組織文化の醸成を進めています。
コンプライアンス意識の醸成に向けて、役職階層別のコンプライアンス研修やハラスメント研修を定期的に実施しています。営業部門内にはHRBP(Human Resource Business Partner)機能を持つ教育体制を整備し、新卒・中途いずれの人材もOJT形式のカリキュラムにより円滑にオンボーディングし、早期戦力化および離職抑制を図っています。
社内環境整備においては、性別、年齢、国籍、在籍年数等にかかわらず、意欲と能力を持つすべての従業員に公平なキャリア機会が提供されるよう、人事制度の見直しと透明化に取り組んでいます。労働時間の適正管理、ライフステージに応じた働き方の柔軟性、在宅ワークの導入など、従業員が働きやすい職場づくりを推進しています。
社内の風通しの良さを重視し、部署内での定期的な1on1ミーティングや、部長・執行役員クラスの先輩社員が相談役となるメンター・メンティー制度を採り入れ、心理的安全性の高い職場環境を提供しています。挑戦する社員を適正に評価する文化を推進し、処遇面における公正性・透明性を確保することで、成果を上げた社員がさらに高い目標に挑戦できる環境づくりを行っています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。連結子会社は公表義務の対象外のため、提出会社単体のデータを示します。各指標は、女性活躍推進法および育児介護休業法に基づき算出されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 16.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 25.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全従業員) | 67.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用者) | 70.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期雇用者) | 107.9% |
人材育成・エンゲージメント
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 離職率(目標) | 14%~16% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
GENOVAは、「ヒトと医療をつないで健康な社会を創る」というミッションのもと、医療情報を提供するメディカルプラットフォーム事業と、医療機関の業務効率化を支援するスマートクリニック事業を主軸に展開しています。加えて、歯科流通事業、DX事業、その他事業の計5つのセグメントで多角的なサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、医療情報メディアの運営から医療機関向けのDXソリューション提供まで、幅広いサービスを通じて医療業界を支援しています。収益は、各事業セグメントにおけるサービス提供の対価として顧客から得ています。
メディカルプラットフォーム事業
この事業では、日本最大級のヘルスケアプラットフォーム「Medical DOC」を運営しています。医師監修の医療情報記事や、著名人による闘病体験記事などを配信し、利用者に正しい予防情報や健康知識を提供しています。また、医療機関の紹介記事制作サービスも提供しています。
収益は、自社メディアへの医療機関の紹介記事掲載のための有料記事制作から得ています。
スマートクリニック事業
医療機関の現場における診療行為以外の利便性向上や効率化を目指し、「NOMOCa-Stand」というスマート簡易自動精算機・再来受付機や「NOMOCa-Regi」というスマートレジを販売しています。また、LINEを使ったCRMサービス「CLINIC BOT」や、高機能AIチャットボット「NOMOCa AI chat」といったソフトウェア関連サービスも提供しています。
収益は、これらのハードウェアおよびソフトウェアサービスの販売・提供から得ています。
歯科流通事業
この事業は、株式会社ASANOが担当しています。「歯科医療の今と未来を繋ぐ」をミッションに掲げ、歯科用器械・材料・薬品等の開発・販売、および歯科医院用クラウドサービスの開発・販売を行っています。海外先進メーカーと国内大手とのアライアンスを深化させ、高付加価値領域を拡充しています。
収益は、歯科医療用機器・器材・材料・薬品等の販売や、歯科医院用クラウドサービスの提供から得ています。
DX事業
医療機関向けのDXソリューションを提供しています。具体的には、クラウド型カルテサービス「カルテクラウド」の導入や、LINEと連携した予約管理などのクラウド型サービス「クリニッククラウドGR」の導入を加速しています。この事業も株式会社ASANOが担当しています。
収益は、クラウド型カルテサービスや予約管理サービスなどのDXソリューションの提供から得ています。
その他の事業セグメント
主に医療機関向けのWebサイト制作や、制作したWebサイトの運用保守、および予防医療等に関するサービスを提供しています。運営は、株式会社GENOVA DESiGNと智樹(大連)技術開発有限公司が行っています。新規顧客開拓は積極的に行わない方針です。
収益は、Webサイト制作や運用保守、予防医療等に関するサービスの提供から得ています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| メディカルプラットフォーム事業 | 62.7億円 | 50.3億円 |
| スマートクリニック事業 | 31.7億円 | 33.5億円 |
| 歯科流通事業 | - | 23.9億円 |
| その他の事業セグメント | 5.6億円 | 4.8億円 |
| DX事業 | - | 3.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、過去5期にわたり増加傾向にあります。特に直近の連結会計年度では、前期から売上高が伸長しました。一方で、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、直近の連結会計年度において前期から大幅に減少しています。これは、積極的な人員採用に伴う人件費の増加や、株式会社ASANOの連結子会社化による売上原価比率の上昇などが影響しています。営業活動によるキャッシュ・フローも前期から減少しており、投資活動によるキャッシュ・フローは事業譲受による支出が主な要因で大きく減少しました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 48.0億円 | 65.1億円 | 86.8億円 | 100億円 | 116億円 |
| 経常利益 | 10.6億円 | 17.1億円 | 23.1億円 | 20.2億円 | 4.3億円 |
| 経常利益率 | 22.1% | 26.3% | 26.6% | 20.2% | 3.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 6.9億円 | 12.6億円 | 17.3億円 | 14.1億円 | 2.8億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 42.96 | 76.61 | 97.35 | 79.78 | 15.89 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から減少しています。また、従業員1人あたり営業利益も前期から減少しており、生産性指標は全体的に低下傾向を示しています。これは、株式会社ASANOの連結子会社化に伴う従業員数の増加や、事業構造の変化、および先行投資による費用増加が影響していると考えられます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 24.5百万円 | 21.9百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 5.0百万円 | 0.8百万円
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
GENOVAグループは、本業で資金を生み出しつつ、将来に向けた投資を積極的に行っている段階にあります。これにより、事業の成長と拡大を目指している状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
GENOVAグループの財務基盤を見ると、自己資本比率は前期が76.9%、当期が61.6%となっています。これはプライム市場の非製造業平均と比較して高い水準を示しています。ROE(自己資本利益率)は前期が22.9%でしたが、当期は4.3%となりました。手元資金である現金及び預金は、前期末の58.7億円から当期末には53.2億円となっています。これらの財務状況は、事業運営における安定性を示す要素であり、従業員の雇用や給与の安定性にも影響を与える可能性があります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 70.0億円 | 69.0億円 |
| 自己資本比率 | 76.9% | 61.6% |
| ROE(自己資本利益率) | 22.9% | 4.3% |
| 現金及び預金 | 58.7億円 | 53.2億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
GENOVAグループのキャッシュフローを見ると、当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは2.0億円の収入となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上や仕入債務の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュフローは事業譲受による支出や有形固定資産の取得、敷金及び保証金の差入により△9.5億円の支出となっています。その結果、フリーキャッシュフローは△7.6億円のマイナスとなりました。財務活動によるキャッシュフローは、長期借入による収入があった一方で配当金の支払いなどがあり、2.0億円の収入となっています。同社グループは本業で資金を生み出しつつ、事業譲受などの成長投資を積極的に行っている状況であり、将来の成長に向けた基盤を強化していることがうかがえます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 11.9億円 | 2.0億円 |
| 投資CF | △2.8億円 | △9.5億円 |
| 財務CF | △10.1億円 | 2.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 9.2億円 | △7.6億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
GENOVAグループは、医療機関を主要顧客基盤とし、医療広告市場、医療システム市場、歯科流通市場に特化しています。医療制度の変更や法的規制の改定、社会情勢の変化により市場の成長が停滞または縮小する可能性があります。また、メディカルプラットフォーム事業、スマートクリニック事業、歯科流通事業、DX事業において競合他社が存在し、新規参入や競争激化が事業および業績に影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
GENOVAグループは、持続的な成長のために、医療関連の専門知識を持つ優秀な人材の確保と育成を重要視しています。労働市場における採用競争の激化や人事組織改革の遅れにより、事業遂行に必要な人員を十分に確保・育成できない場合、同社グループの事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
GENOVAは、「ヒトと医療をつないで健康な社会を創る」というミッションを掲げ、医療現場の課題解決と社会貢献を目指す企業です。人々の健康と医療体験の向上に貢献する価値観を大切にしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループのミッションは、「ヒトと医療をつないで健康な社会を創る」ことです。医療における利用者(患者)が抱える健康・病気・治療への不安や、医療従事者が求める快適な医療体験の実現を目指しています。
メディカルプラットフォーム事業とスマートクリニック事業、さらに子会社の歯科流通事業及びDX事業を通じて、これらの不安と不満の解決を図っています。社会的な責任を果たしながら、継続的な企業価値の向上に努めることを経営方針としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、人材こそが企業価値の中核であるとの認識のもと、同社グループのミッション・ビジョンを体現する「GENOVAカルチャー」に共感し行動できる人材の採用・育成・投資を重要課題としています。特に、変化の激しい医療関連法令や規制環境に対応するため、医療領域の専門知識を持つ多様な人材の確保と育成に注力しています。
2025年年初からは、新たな行動規範として「チームドリブン(Team Driven)」を定義し、個の力だけでなくチームとして成果を上げることを重視した組織文化の醸成を進めています。職種・部門を超えた協働による価値創出を促進し、挑戦する社員を適正に評価する文化を推進しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、組織体制の強化を課題として認識しており、各事業フェーズに沿った組織デザインの整備や、多様なバックグラウンドを持つ優秀な人材の採用・育成に取り組んでいます。また、今後のM&Aによる事業拡大を見据え、柔軟かつ強固なグループ管理体制の構築を推進しています。
人的資本経営の推進と営業組織のエンゲージメント向上も重点テーマであり、優秀な人材の適時採用と育成、評価報酬制度の刷新、処遇改善、自律型組織への文化変革を進めています。情報管理体制の強化として、個人情報を含む顧客情報や機密情報の厳格な管理、全従業員への社内教育、ISO27001の取得、グループ全体での情報管理水準の統一・高度化にも取り組んでいます。
さらに、コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の強化も重要な経営課題であり、公正・透明な経営、コンプライアンス体制の強化、M&A推進に伴うグループ全体のガバナンス体制構築に努めています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
GENOVAは、株主総会、取締役会、監査役会を設置する監査役会設置会社です。取締役会は経営の意思決定と職務執行の監督を担い、監査役会が監査機能を果たしています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
GENOVAの筆頭株主は代表取締役社長である平瀬智樹氏です。同氏と関連会社である平瀬商店が上位株主として名を連ねており、創業家が同社グループの主要な株主となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 平瀬 智樹 | 32.32% |
| 平瀬商店 | 7.69% |
| EPARK | 6.30% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 5.37% |
| 内藤 信至 | 2.44% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.1%です。代表取締役社長は平瀬智樹氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 平瀬 智樹 | 代表取締役社長 | 1997年12月株式会社テレウェイヴ入社。2005年7月同社設立、代表取締役社長に就任し現職。株式会社平瀬商店代表取締役、株式会社ASANO代表取締役も務めています。 |
| 武田 幸治 | 取締役執行役員 | 2007年12月監査法人トーマツ入所。2018年4月同社入社後、経理担当部長などを経て、2020年6月取締役執行役員に就任。2026年4月より取締役執行役員財務経理部長を務めています。 |
| 井上 祥 | 取締役執行役員 | 2009年4月横浜労災病院初期研修医。2015年5月株式会社メディカルノート代表取締役。2025年5月同社入社、事業推進室長を経て、2025年6月より取締役執行役員事業推進室長を務めています。 |
社外取締役は、提橋由幾氏(データインデックス代表取締役社長CEO・指名・報酬委員会委員長)、佐藤有紀氏(弁護士法人創・佐藤法律事務所代表社員・指名・報酬委員会委員)、佐野哲哉氏(グローウィン・パートナーズ代表取締役・指名・報酬委員会委員)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役は取締役会において中立的な立場から経営判断の妥当性や倫理性について意見を述べる役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
GENOVAでは、役員報酬の決定プロセスにおいて公正性・透明性・客観性を確保するため、任意の諮問機関として指名・報酬委員会を設置しています。取締役の報酬は、株主総会で決議された限度額の範囲内で、職責や貢献度などを参考に取締役会で決定されます。監査役の報酬は、監査役会で協議され決定されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 4名 | 1.3億円 | 31.5百万円 |
| 監査役(社外除く) | - | 0百万円 | - |
| 社外役員 | 9名 | 51百万円 | 5.7百万円 |
同社の役員報酬等の総額は1億7688万3千円であり、対象となる役員の合計人数は13名です。
なお、上記人数および総額には、当事業年度に退任した役員が含まれています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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