【平均年収1048万円】ジーエルテクノホールディングス 転職ガイド(ジーエルサイエンス、テクノクオーツなど):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収1048万円】ジーエルテクノホールディングス 転職ガイド(ジーエルサイエンス、テクノクオーツなど):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

ジーエルテクノホールディングスは、ジーエルサイエンス、テクノクオーツなどを傘下に持つ持株会社です。分析機器や半導体関連製品などを手広く展開し、グループ連結従業員数は千二百名を超えます。直近期は増収増益を達成し、生産性・収益性も向上しました。


目次

※本記事は、ジーエルテクノホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


ジーエルテクノホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は30名、グループ連結従業員数は1,245名です。

同社グループは、分析機器関連製品、半導体関連製品、非接触ICカード関連製品の製造・販売、および同種商品の仕入れ・販売を主な事業としています。これら各事業に関連する研究・開発や技術サービスも展開しており、子会社14社と関連会社2社で構成されています。

主な国内グループ会社は、ジーエルサイエンス(分析機器事業)、テクノクオーツ(半導体事業)、ジーエルソリューションズ(自動認識事業)などです。

なお、同社グループは当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


ジーエルテクノホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営戦略を統括し、人材を価値創造の源泉と位置付けています。同社グループは、多様な価値観を持つ社員一人ひとりが挑戦し続けられるよう、キャリア形成の機会提供や人材育成、職場環境の整備に注力しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均勤続年数が長く、平均年齢も高めであることから、従業員が長期にわたって安定して勤務する傾向が見られます。これは、同社グループが従業員のキャリア形成支援や働きやすい環境づくりに力を入れていることの表れとも言えるでしょう。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 10,480,000円
平均勤続年数 20.2年
平均年齢 49.5歳
単体従業員数 30人
連結従業員数 1,245人
単体のグループ内比率 2.4%


なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。

会社名 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与
ジーエルサイエンス 43.6歳 16.9年 6,574,000円
テクノクオーツ 38.2歳 13.7年 5,799,000円


同社グループは、退職給付制度として確定給付型と確定拠出型の両方を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度であり、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は国内グループ会社を対象としています。

退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、退職給付債務は24.7億円、年金資産は34.1億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、人材を経営理念の実現に不可欠な「人財」であり、価値創造の源泉となる重要な資本と認識しています。持続的な発展のため、多様な価値観を持つ社員一人ひとりが枠にとらわれない自由な価値創造に挑戦し続けることを重視しています。この考え方に基づき、社員の適性や志向に応じたキャリア形成の機会提供、人材育成、社内環境の整備に取り組んでいます。

人事制度においては、グループ各社で最適化を進め、従業員の知識・技能・能力の向上を図っています。性別、国籍、採用形態等にかかわらず、成果や役割に応じて昇給・昇格できる仕組みを整備し、経営戦略との連動を重視した制度構築に取り組んでいます。

給与・賞与の決定方針としては、従業員の業績達成意欲を高め、業績に応じた人件費の適正化を図るため、賞与支給月数を業績連動性の高い制度としています。具体的には、売上高目標達成率や売上高営業利益率の結果を総原資算定基準テーブルに適用して決定されます。また、物価高騰に対応し、従業員の生活基盤安定と有能な人材確保のため、基本給のベースアップも実施しています。

人材育成では、経営統合を通じて各社単独では実現し得なかった人事交流や多様な人材登用、キャリア形成の機会を提供しています。階層別研修や外部機関を活用した研修プログラム、管理職向けのエンゲージメント向上研修、評価者研修、高度な育成プログラムへの派遣等を通じて、中核人材の育成と多様性の確保を多面的に支援しています。従業員の自発的な学びを支援するため、通信教育制度や、期間限定で異なる部署の業務を経験できる社内留学制度も導入しています。

社内環境整備においては、グループ全体のエンゲージメント向上を図るため、業績に応じた公正な利益分配に努めています。健康経営の推進、ワークライフバランスの支援、DX推進による業務効率化等を通じて、誰もが安全・健康に、かつ安心して長く働くことができる職場環境の整備を進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは、公表義務の対象外であるため開示されていません。

連結子会社の法定開示


労働者の男女の賃金の差異について、海外勤務者の賃金を除いて算出されています。主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ ジーエルサイエンス

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 4.6%
男性労働者の育児休業取得率 88.8%
労働者の男女の賃金の差異(全従業員) 56.5%
労働者の男女の賃金の差異(正社員) 70.5%
労働者の男女の賃金の差異(契約社員) 52.3%
労働者の男女の賃金の差異(パートタイマー) 77.5%


▼ テクノクオーツ

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 4.9%
男性労働者の育児休業取得率 78.5%
労働者の男女の賃金の差異(全従業員) 63.3%
労働者の男女の賃金の差異(正社員) 71.2%
労働者の男女の賃金の差異(契約社員) 81.5%
労働者の男女の賃金の差異(パートタイマー) 89.2%

人材育成・エンゲージメント


▼ ジーエルサイエンス

指標 数値
労働者の有給取得率 72.9%


▼ テクノクオーツ

指標 数値
労働者の有給取得率 69.8%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


ジーエルテクノホールディングスは、分析機器、半導体、自動認識の3つの主要事業を展開しています。同社グループは、これら多岐にわたる分野で製品の製造・販売、研究開発、技術サービスを提供し、収益を上げています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、分析機器関連製品、半導体関連製品、非接触ICカード関連製品の製造・販売を主軸としています。各事業に関連する研究・開発や技術サービスも展開し、幅広い顧客層に価値を提供しています。

分析機器事業

ガスクロマトグラフや液体クロマトグラフの装置・消耗品等の開発・製造・販売を行っています。国内外ともに売上高は堅調に推移し、前期から増加しました。特にPFAS分析用質量分析計や固相抽出装置の販売が好調です。
収益は、分析用装置や分析機器用消耗品の販売から得ています。運営は、ジーエルサイエンス、フロム、GL Sciences B.V.、技尓(上海)商貿有限公司、GL Sciences, Inc.、グロース、技尓(上海)実験器材有限公司、JANUS SCIENTIFIC, INC.などが担当しています。

半導体事業

半導体用石英治具及び材料、光学研磨、分光光度計用石英セル等の製造・販売を行っています。AI向けデータセンターや生成AI関連製品の需要拡大を背景に、受注が急増し、売上高は前期から大きく伸びました。
収益は、半導体製造用石英製品やシリコン製品の販売から得ています。運営は、テクノクオーツ、杭州泰谷諾石英有限公司、GL TECHNO America,Inc.、アイシンテック、TECHNO QUARTZ VIETNAM CO., LTD.などが担当しています。主要顧客の一つとしてApplied Materials, Inc.が存在し、同社グループの売上高に占める割合は比較的高くなっています。

自動認識事業

非接触ICカードを使用した周辺機器の開発・製造・販売を行っています。入退室管理システムや他社機器への組込み型デバイス、試薬管理システムの開発・製造・販売を手掛けています。医療業界向けは堅調に推移したものの、全体としては売上高は前期からわずかに減少しました。
収益は、自動認識用機器組込製品、完成系製品、その他の自動認識関連製品の販売から得ています。運営は、ジーエルソリューションズが担当しています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
半導体事業 213億円 237億円
分析機器事業 200億円 215億円
自動認識事業 19.8億円 19.8億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、直近の連結会計年度において売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期から増加しました。特に親会社株主に帰属する当期純利益は前期から大きく伸びています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 - - - 433億円 472億円
経常利益 - - - 66.3億円 77.2億円
経常利益率 - - - 15.3% 16.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 - - - 40.6億円 53.6億円
1株当たり当期純利益(円) - - - 348.90 410.41

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から増加し、生産性が向上している傾向が見られます。また、従業員1人あたり営業利益も前期から増加しており、収益性の改善を示しています。これらの指標は、組織全体の効率的な運営と、従業員一人ひとりの貢献が事業成長に結びついていることを示唆しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 36.3百万円 37.9百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 5.3百万円 5.7百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


ジーエルテクノホールディングスは、堅実な財務基盤を築きながら、事業活動を通じて安定的に資金を生み出しています。同時に、将来に向けた投資も継続的に行っている状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、高い自己資本比率と安定した収益性によって堅固な状態を示しています。自己資本比率は75.4%と、プライム市場の製造業平均と比較しても高い水準にあります。また、ROE(自己資本利益率)も11.4%と、プライム市場平均を上回る水準で推移しています。

手元資金である現金及び預金も増加傾向にあり、事業運営における安定性がうかがえます。これらの財務状況は、事業の持続的な成長を支える基盤となり、従業員の雇用や給与の安定性にもつながる要素と考えられます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 444億円 495億円
自己資本比率 76.1% 75.4%
ROE(自己資本利益率) 10.4% 11.4%
現金及び預金 79.0億円 87.8億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは前期から減少したものの、当期もプラスを維持しています。これは主に税金等調整前当期純利益の計上によるものです。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出が増加したことで、前期に引き続きマイナスとなっています。これは事業拡大に向けた設備投資が活発に行われていることを示しています。

財務活動によるキャッシュフローは、前期のマイナスから当期はプラスに転じています。これは長期借入れによる収入があった一方で、配当金の支払いや長期借入金の返済も行われたためです。事業活動で得た資金と投資活動による支出を合わせたフリーキャッシュフローは、当期もプラスを維持していますが、前期からは大きく減少しています。これは、本業で稼いだ資金を積極的に成長投資に回している状況を示しており、将来的な事業拡大への期待が持てます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 64.4億円 41.5億円
投資CF △33.1億円 △41.1億円
財務CF △25.5億円 6.1億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 31.3億円 34百万円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、特定の販売先である米国Applied Materials, Inc.への依存度が高いことをリスクとして認識しています。同社の経営状態や需要動向の変化が、同社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、経済動向や製品市況の変動もリスク要因です。技術の急激な変化による製品需要の減少や価格競争の激化が、業績に影響を与える可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、有能な人材の確保と育成が事業成長に不可欠であると認識しています。有能な人材の確保・育成ができない場合や、人材流出を防止できない場合、同社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


ジーエルテクノホールディングスは、1968年創立のジーエルサイエンスが掲げた「創立の根本精神及経営理念」を継承しています。同社グループは「道は一つ、共に進もう」というスローガンを掲げ、オープンな経営姿勢を重視する企業風土があります。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、ジーエルサイエンスの「創立の根本精神及経営理念」を継承し、経営の基本方針としています。創立の目的は、「同一の思想を持ち、信頼し合う事のできる人間が集まって、何かの仕事を通して、経済的無から、一つの理想体(理想企業体)を造り上げる事への挑戦」と謳われています。

また、「社会に対し社会性を十分発揮してその存在価値を高め、社員個々の幸福を勝ち取り、企業の維持、発展をならしめること」を基本理念としています。その結果得られた利益を株主、社員、社会に公平に分配し、事業内容を充実させ発展させることが、最大の社会性を意味すると考えています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、「創立の根本精神及経営理念」を継承し、「道は一つ、共に進もう」というスローガンに沿った経営を躍進の原動力としています。創立以来、経営計画等を株主、金融機関、社員に公表するなど、情報の開示に努めてきました。

このようなオープンな経営姿勢に対する社員個々の意識の高まりが、互いの信頼感を強くし、個々の能力を十分に発揮させることにつながると確信しています。また、サステナビリティ基本方針として、持続的な企業価値の向上、環境保全への貢献、事業を通じた社会課題の解決、企業活動を支える人材の育成と活躍の推進、ガバナンス体制の強化を掲げています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)に掲げる各施策を着実に遂行し、さらなる経営基盤の強化と企業価値の向上に努めています。分析機器事業では「海外販売の強化」「国内市場の拡充」「R&D部門の強化」に取り組んでいます。

半導体事業では「生産能力増強」「営業力強化」「業務効率化」「人材育成」を推進しています。自動認識事業では「受託開発の効率化」「工事案件の拡大化及び効率化」「市場変化に対応した組織体制の整備と強化」「市場深耕及び開拓」に取り組んでいます。

サステナビリティ関連のリスク及び機会については、サステナビリティ委員会における経営リスク検討会を通じて、全社的なリスク管理体制に統合し、グループ全体でリスク管理の実効性向上に取り組んでいます。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


ジーエルテクノホールディングスは、ジーエルテクノグループの戦略機能強化と経営資源配分の最適化を目指し、2024年10月に経営統合により設立されました。同社は監査等委員会設置会社として、独立社外取締役の経営参加と執行役員制度を通じて、経営の透明性と意思決定の迅速化を図る体制を構築しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


ジーエルテクノホールディングスは、従業員持株会が筆頭株主として同社グループを支える資本構成となっています。その他、事業会社や個人株主が上位に名を連ねており、幅広い層からの支持を受けていることがうかがえます。

株主名 持株比率
ジーエルテクノホールディングス従業員持株会 6.96%
島津製作所 4.45%
森 禮子 4.05%
光通信KK投資事業有限責任組合 3.74%
日本カストディ銀行(信託口) 3.30%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は6名(男性5名・女性1名)で構成され、女性役員比率は16.7%です。代表取締役社長は長見善博氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
長 見 善 博 代表取締役社長 1982年4月ジーエルサイエンス入社。執行役員海外担当、取締役営業本部長などを経て、2015年6月同社取締役社長に就任。2018年10月技尓(上海)商貿有限公司董事長、2020年10月AGIグラスアカデミー取締役を兼任。2024年10月より同社代表取締役社長に就任し、現職。
園 田 育 伸 代表取締役副社長 1982年4月ジーエルサイエンス入社。執行役員営業企画部長、経営企画室長などを歴任。2019年6月テクノクオーツ取締役社長、GL TECHNO America,Inc.取締役を兼任。2024年10月より同社代表取締役副社長に就任し、現職。
梅 原 幸 治 取締役 1993年4月三和銀行(現 三菱UFJ銀行)入行。三菱UFJ銀行麹町支店長、岩崎通信機執行役員などを経て、2025年6月ジーエルサイエンス取締役管理本部担当兼管理本部長に就任。同月より同社取締役兼財務戦略本部長に就任し、現職。


社外取締役は、齋藤隆広氏(ソリューションデザイン代表取締役社長・常勤監査等委員)、永沢裕美子氏(金融庁参事・監査等委員)、森田岳人氏(松田綜合法律事務所パートナー・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である3名の社外取締役が経営の監督機能を担っています。社外取締役は、金融機関・事業会社での豊富な経験や弁護士としての専門性に基づき、客観的な立場から経営への助言や取締役会の機能強化に貢献しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


ジーエルテクノホールディングスの役員報酬は、企業価値向上と役員の意識改革を目的として設計されています。監査等委員を除く取締役には、固定報酬である基本報酬、業績連動報酬、そして譲渡制限付株式報酬が支給されます。一方、監査等委員である取締役には、その職務内容に鑑み、固定報酬としての基本報酬のみが支給される体系となっています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 4名 90百万円 22.5百万円
社外取締役(監査等委員) 3名 36百万円 12.0百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。