※本記事は、黒田グループ株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。
1. 企業概要:どんな会社?
黒田グループは持株会社であり、単体従業員数は67名、グループ連結従業員数は2,643名です。
同社グループは、連結子会社30社を擁し、製造事業と商社事業をグローバルに展開しています。製造事業では、日本、タイ、中国、ベトナムなどでニッチな分野に特化した独自の製品生産・供給体制を構築。商社事業では、日本と海外11ヵ国で車載関連顧客に対し、電子部品や電気材料などを供給するネットワークを築いています。
主な国内グループ会社は、黒田グループ、国内関係会社、日動電工、黒田データストレージ、ジャパンなどです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
黒田グループは、持株会社としてグループ全体の経営戦略を策定し、各事業会社がそれぞれの分野で価値を創造することを目指しています。同社グループは、人材を付加価値創出の源泉であり、持続的な企業価値向上を支える重要な経営基盤の一つと位置付けています。従業員が自己実現を果たし、モチベーションを高く成長し続けることが、同社グループの持続的な企業価値の向上に直結すると考えています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社単体の平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は7.7年となっています。このデータからは、一定の経験を積んだ従業員が在籍している傾向がうかがえます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,040,531円 |
| 平均勤続年数 | 7.7年 |
| 平均年齢 | 44.7歳 |
| 単体従業員数 | 67人 |
| 連結従業員数 | 2,643人 |
| 単体のグループ内比率 | 2.5% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| ・黒田電気株式会社 | 45.4歳 | 17.3年 | 8,334,124円 |
| ・日動電工株式会社 | 42.4歳 | 11.8年 | 6,243,000円 |
同社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、給与や勤続年数に応じて給付額が決まる確定給付型制度と、会社が拠出した資金を従業員が運用する確定拠出型制度を採用しています。退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
退職給付債務は32.3億円、年金資産は32.3億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、Missionのもと常に10年先の事業継続を見据え、Visionの実現に向けて人材を付加価値創出の源泉であり、持続的な企業価値向上を支える重要な経営基盤の一つと位置付けています。Valueを共通の拠り所として、取引先の変化し続けるニーズに対し、カスタマイズされたサービスや課題解決の技術を間断なく提供できる人材・組織能力の強化を図っています。
従業員の給与その他の給付の額及び内容については、原則として各社が事業特性・規模・地域の労働市場等を踏まえて定める人事・給与制度及び賃金規程等に基づき決定しています。決定にあたっては、同業他社・地域の賃金水準を参照しつつ優秀な人材の確保・定着に資する水準の維持に努め、賞与については会社業績及び個人の職務遂行状況を踏まえて決定し適切に還元することを基本としています。また、物価動向及び社会経済情勢を勘案した定期的な賃金水準の見直しを行い、給与・処遇の決定基準を各社の人事制度に明確に定め、公正かつ透明性のある運用を図っています。
人材戦略の重点課題として、計画的な採用活動及び階層別・職種別の継続的な人材育成、デジタル化の進展及び新技術の事業活用を支える人材の配置と育成強化、海外事業における現地人材の活用・育成推進、業務プロセスの見直し及びデジタルツールの活用による業務効率化、従業員が安心して長期的に活躍できる職場環境・制度の整備を推進しています。多様で優秀な人材の獲得のため採用活動を強化し、入社後は個々の実力と実績に基づいた評価や登用を行っています。従業員の自発的な能力開発を促進する「学び直し」にも力を入れ、自己実現と自己成長を遂げる環境を提供しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。パート・有期労働者の男女賃金差異は、対象となる労働者がいないため開示されていません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 10.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 74.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 75.0% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 黒田電気株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.9% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 16.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 72.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 70.8% |
▼ 株式会社コムラテック
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 3.6% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 57.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 40.4% |
▼ 株式会社Sohwa & Sophia Technologies
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | - |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 78.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 79.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 77.1%
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
黒田グループは、持株会社として、製造事業と商社事業の二つのセグメントを主軸に、グローバルに事業を展開しています。それぞれの事業会社が独立した経営単位として、国内外で戦略を立案し、事業活動を進めています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、製造と商社の二つの事業セグメントを通じて、幅広い製品とサービスを提供しています。特に、車載関連の顧客を中心に、電子部品や電気材料などのグローバルな供給体制を構築していることが特徴です。
製造
製造事業では、液晶用配向膜印刷版、精密組立・各種自動化装置、電設関連資材の製造・販売を手掛けています。また、電子回路設計や基板設計の受託開発、ハードディスク・ドライブ用部品、自動車向け大型樹脂成形金型、産業モーター用アルミダイカスト製品の製造・販売も行っています。収益は、これらの独自の製品の生産・供給から得ています。前期と比較して、売上収益は増加しています。
商社
商社事業では、主に自動車業界やエレクトロニクス業界の販売先に対し、電子部品や電気材料などを販売しています。日本と海外11ヵ国に進出し、独自のグループネットワークを活用して、各国・地域のニーズに合わせた商品を供給しています。収益は、グローバルな供給体制を通じた商品の販売から得ています。前期と比較して、売上収益はほぼ横ばいとなっています。
同社グループは「製造1:商社2」の売上構成を基本方針としており、商社事業が製造事業よりも大きな収益を上げています。また、デンソーグループが主要な顧客の一つであり、売上収益の一定割合を占めています。地域別に見ると、日本だけでなくアセアンや中国など海外での収益も大きく、グローバルな事業展開を進めています。
| セグメント | 売上収益(2025年3月期) | 売上収益(2026年3月期) | セグメント利益(2025年3月期) | セグメント利益(2026年3月期) | 利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 商社 | 929億円 | 930億円 | 32.7億円 | 32.5億円 | 3.5% |
| 製造 | 304億円 | 319億円 | 40.9億円 | 45.0億円 | 14.1% |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去数期の業績を見ると、売上収益は一時的に減少した時期もありましたが、直近の期では増加に転じています。税引前利益は変動が見られるものの、直近の期では増加傾向にあります。一方で、親会社の所有者に帰属する当期利益は、直近の期で減少となりました。これは、グループ会社からの配当源泉税や固定資産売却益にかかる税負担の増加などが主な要因とされています。営業活動によるキャッシュ・フローは直近の期で増加しており、本業による資金創出力は堅調に推移しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | - | 1,393億円 | 1,267億円 | 1,213億円 | 1,228億円 |
| 税引前利益 | - | 40.7億円 | 11.7億円 | 55.4億円 | 59.9億円 |
| 税引前利益率 | - | 2.9% | 0.9% | 4.6% | 4.9% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | - | 26.0億円 | 3.8億円 | 39.1億円 | 35.2億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | - | 55.76 | 8.70 | 92.20 | 82.95 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの連結従業員数は増加傾向にあり、それに伴う生産性の変化も注目されます。従業員1人あたりの売上収益は前期から減少していますが、従業員1人あたりの営業利益は前期から増加しています。これは、売上収益が伸び悩む中でも、事業運営の効率化や収益性の改善が進んでいる可能性を示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上収益(連結) | 48.1百万円 | 46.5百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.4百万円 | 2.5百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
黒田グループは持株会社として、事業活動と投資活動を通じて資金を創出し、財務基盤を維持しています。同社グループの財務状況と資金の流れから、経営の安定性について見ていきましょう。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率はプライム市場の製造業平均と比較するとやや低いものの、非製造業平均よりは高い水準にあります。ROEは当期においてプライム市場平均を下回る結果となりました。手元資金は増加傾向にあり、事業運営の安定性を示す要素の一つです。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 自己資本 | 384億円 | 411億円 |
| 自己資本比率 | 40.1% | 42.0% |
| ROE(自己資本利益率) | 10.8% | 8.9% |
| 現金及び現金同等物 | 155億円 | 173億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの営業活動によるキャッシュ・フローは、営業債権及びその他の債権の減少や税引前利益の増加を主な要因として増加しています。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入があった一方で、有形固定資産や無形資産の取得による支出があり、支出額は減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額や長期借入金の返済による支出が増加し、支出額が増加しています。
当期は営業活動で得た資金が投資活動への支出を上回り、フリーキャッシュ・フローはプラスとなっています。これは、本業で安定的に資金を稼ぎ出し、投資活動も行いつつ、手元資金を増やしている状況を示しています。この資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を継続し、将来の成長に向けた投資余力も確保していることを示しています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 70億円 | 97億円 |
| 投資CF | △35億円 | △20億円 |
| 財務CF | △30億円 | △64億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 35億円 | 77億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、世界的な需給環境の変動や取引先の購買方針の変更等により、取扱製品や商品の需要が短期間に減退する可能性があります。また、売上高の約35%がアセアン地区と中国に所在する会社の海外販売であり、各国の政治・経済状況等により業績及び財政状態が悪影響を被る可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、少子高齢化や労働人口の減少、エンジニアなどの高度なスキルを持つ人材への需要増加により、優秀な人材の確保が難しくなるリスクを認識しています。想定どおりに人材の確保及び育成が進まない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
当連結会計年度において、製造事業で1億43百万円、商社事業で2億74百万円の構造転換費用を計上しています。この費用は事業再編・拠点統廃合・人員削減等に伴うものであり、転職先を検討する際に留意すべき情報です。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
黒田グループは、商社事業と製造事業を両輪とし、取引先のニーズに応えるカスタマイズされたサービスと技術提供を通じて、社会に貢献する企業を目指しています。グループ全体で共有する明確な理念と行動指針のもと、持続的な企業価値向上に取り組む企業です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、Mission(グループ社是)として「大地深く生命の根を張り大空高く自由に伸びよ」を掲げています。また、Vision(経営の基本方針)には「価値をつくりお取引先様によろこんでいただく」ことを設定しています。
常に10年先の事業継続を見据え、様々な国・地域における取引先の変化し続けるニーズに対して、カスタマイズされたサービスや課題解決の技術を間断なく提供し続けることを目指しています。これにより、安定した財務基盤を維持し、企業価値を高めることで、取引先とともに発展し、社会に貢献する企業を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、Visionの実現に向けたValue(グループ行動指針)として、以下の3つを定めています。「常に挑戦し価値を創造する」「お互いに尊敬と信頼の念をもつ」「誠実に行動し説明責任を果たす」です。
これらの行動指針のもと、グループ全員が共通理解に立ち、製造事業と商社事業の両輪での事業運営を行いながら、付加価値の創造に努めています。
サステナビリティに関する基本方針では、業務品質の向上に努め、提供する付加価値を高めることでVisionを実現し、持続的かつ安定的な事業基盤を構築していくことを掲げています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、3ヵ年経営計画における基本方針に基づき、製造事業と商社事業のバランスを保ちながら、取引先に更によろこんでいただけるようサービスの質を一層高めることを課題としています。
グループ共通の課題として、ポートフォリオマネジメントの推進、デジタル対応・技術力の強化、現地化の徹底に取り組んでいます。具体的には、情報セキュリティ体制の構築やAIを活用した各種デジタル対応を推進しています。
また、国・地域ごとのニーズに対応すべく、子会社での迅速な判断と機動的な対応による現地化の徹底を進めています。
人的資本に関する戦略では、各事業分野での知識とマネジメントに精通した人材の確保・育成、働きやすい職場づくりに力を入れています。従業員の自発的な能力開発を促進する「学び直し」にも注力し、自己実現と自己成長を遂げる環境を提供しています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
黒田グループは監査等委員会設置会社であり、独立社外取締役が経営の監督機能を強化しています。業務執行と監督機能を分離し、迅速な意思決定とガバナンスの透明性を確保する体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社の筆頭株主は信託銀行であり、特定の事業会社や創業家による支配的な資本構成は見られません。複数の海外機関投資家が上位株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本カストディ銀行(信託口) | 2.65% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 | 1.99% |
| JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO | 1.80% |
なお、前事業年度末において主要株主であったケイエム・ツー・エルピーは、当事業年度末現在は主要株主ではなくなりました。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は5名(男性5名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長執行役員は細川浩一氏が務めています。社外取締役比率は40.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 細川 浩一 | 代表取締役社長執行役員 | 1981年4月黒田電気株式会社入社。同社執行役、代表執行役社長などを経て、2018年4月KMホールディングス株式会社(現 黒田グループ)代表取締役社長に就任。2023年4月より同社代表取締役社長執行役員。 |
| 田尾 吉伸 | 取締役 副社長執行役員 | 1986年4月日本電装株式会社(現株式会社デンソー)入社。同社調達グループ執行職、上席執行幹部を歴任。2025年5月同社副社長執行役員を経て、2025年6月より同社取締役副社長執行役員。 |
社外取締役は、戸澤晃広氏(T&K法律事務所パートナー・ポノス株式会社社外監査役)、川井一男氏(川井一男公認会計士・税理士事務所代表・SRSホールディングス株式会社社外取締役監査等委員)です。
同社は2023年4月1日に監査等委員会設置会社へ移行しています。独立社外取締役が取締役会において議決権を行使し、経営に対する監督機能を強化する体制です。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の役員報酬は、短期的な業績への偏重を抑え、中長期的な企業価値向上を目指す方針です。業務執行取締役には固定報酬と業績連動報酬を含む変動報酬が、監査等委員である取締役には固定報酬のみが支給されます。業績連動報酬の指標にはROICと営業利益成長度が採用されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 2名 | 1.1億円 | 54.5百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 33百万円 | 33.0百万円 |
| 社外取締役 | 4名 | 22百万円 | 5.5百万円 |
業績連動報酬に係る業績指標はROICと営業利益成長度であり、資本収益性と利益成長率を高めることが事業の持続的な発展につながるとの考え方から選択されています。同社の業績連動報酬は、業績指標の目標達成率により算定されています。取締役(監査等委員である取締役を除く。)の金銭報酬の額は年額4億円以内、取締役(監査等委員)の金銭報酬の額は年額70百万円以内と株主総会で決議されています。
連結報酬等の総額が1億円以上である役員は該当ありません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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