【平均年収877万円】佐藤商事 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収877万円】佐藤商事 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

佐藤商事は、鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業など多岐にわたる事業を展開し、幅広い業界に素材や製品を提供しています。直近期は過去最高の増収増益を達成し、連結従業員数は千名規模です。


目次

※本記事は、佐藤商事株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


佐藤商事は、鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つの事業を主として展開しています。自動車、建設機械、通信インフラ、百貨店など多岐にわたる業界に素材、加工品、電子材料、生活用品、機械工具、環境配慮型商品などを提供しています。

単体従業員数は661名、連結従業員数は1,075名です。セグメントは鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つです。

主な国内グループ会社は、(連結子会社)日本洋食器(ライフ営業事業)、メタルアクト(鉄鋼事業)、佐藤ケミグラス(非鉄金属事業)、冨士自動車興業(鉄鋼事業、・非鉄金属事業)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


佐藤商事は、流通・サービスを通じて社会に貢献するという経営理念のもと、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。人的資本を重要な経営基盤と位置づけ、社員一人ひとりの成長を支え、多様な人材が活躍できる職場環境の整備に注力していることが特徴です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、比較的長く勤める従業員が多く、経験豊富な人材が活躍している傾向が見られます。平均年齢と平均勤続年数から、安定したキャリアを築きやすい環境であることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 8,773,000円
平均勤続年数 14.3年
平均年齢 43.8歳
単体従業員数 661人
連結従業員数 1,075人
単体のグループ内比率 61.5%


同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を採用しています。これらの制度は同社および連結子会社に適用されます。

退職一時金制度があり、退職給付として給与と勤務期間に基づいた一時金が支給されます。なお、退職給付債務は25.0億円、年金資産は37.6億円となっています。

連結ベースの従業員給付費用は80億円(従業員1人あたり744万円)です。単体の平均年間給与と比較すると、連結ベースの1人あたり給付費用はやや低い水準となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、第四次中期経営計画のビジョン「The power to connect ~つなぐ力~」のもと、人的資本を最も重要な経営基盤の一つと位置づけています。社員一人ひとりの成長を支える人材育成体制の強化、持続的な価値創造を支えるエンゲージメント向上、多様な価値観・専門性を有する人材の確保と活用を基本方針としています。

給与その他の給付の額や内容については、個々の社員の職務内容や役職に応じた適切な報酬水準を設定し、業績や行動に対して適切に評価し報いる制度を導入しています。経済状況や労働市場の変化に対応するため定期的に見直しを行い、競争力のある報酬を提供することで、優秀な人材の確保と定着を図っています。

人材育成では、階層別・目的別研修の高度化や海外トレーニー制度の強化、技能職従業員の安全意識・力量向上に向けた研修に取り組んでいます。特に2026年度からは、海外グループ事業におけるグローバル人材の積極的な採用と育成強化、営業開発事業における人員体制強化などを実施しています。

エンゲージメント向上に向けては、従業員への補助手当等の投資やワークライフバランス、職場環境の改善を進めています。多様性の推進では、国内外グループ全体での新卒・中途採用活動の促進や、女性管理職の活躍を見据えたカリキュラムの実行を通じて、多様な視点と発想を事業創造に結びつけることを目指しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 2.3%
男性労働者の育児休業取得率 42.9%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 58.9%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 62.8%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 34.0%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 佐藤ケミグラス

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 11.1%


▼ 冨士自動車興業

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 7.7%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%


▼ 阪神特殊鋼

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 12.5%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%

コンプライアンスと倫理

指標 数値
コンプライアンス・倫理に関する研修を受けた従業員の割合 100.0%

コスト

指標 数値
総労働力コスト 80億円

多様性

指標 数値
従業員の平均年齢 43.8歳
従業員の女性比率 32.0%
障がい者雇用比率 2.4%
女性管理職比率 2.1%
男性の育児休業取得率 42.9%
新卒採用における女性比率 0.0%

健康経営

指標 数値
労働災害の発生件数 0件
労働災害によって死亡した数 0名
健康診断受診率 99.0%

採用・異動・離職

指標 数値
離職率 4.2%

スキルと能力

指標 数値
総教育費 52百万円

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


佐藤商事は、多岐にわたる商品を扱う専門商社として、幅広い産業分野に貢献しています。鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つの事業セグメントを通じて、多様な顧客ニーズに応えています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、素材から加工品、電子部品、生活用品、機械・工具、環境配慮型製品まで、幅広い商材を取り扱っています。各事業がそれぞれの専門分野で顧客の課題解決を支援し、多様な産業のサプライチェーンを支えることで収益を上げています。当連結会計年度の売上高のうち、アジア地域からの収益が一定の割合を占めており、海外展開も行っていることがわかります。

鉄鋼事業

同社グループの主要な事業であり、表面処理鋼板、冷延鋼板、特殊鋼、建築用資材などを自動車、建設機械、電機、造船などの幅広い業界に販売しています。倉庫を所有し、切断加工などの一次加工も手掛けています。収益は、鋼材や建築資材の販売、加工サービスから得ています。運営は、メタルアクトや大東鋼業などの複数の関係会社が行っています。

非鉄金属事業

アルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金などの素材や加工品を、自動車、機械器具製造、ダイカスト製造業といった業界に提供しています。海外で調達した地金や自動車部品を国内外に販売することも行っています。収益は、非鉄金属素材、加工品、海外調達品の販売から得ています。運営は、佐藤ケミグラスや井上マテリアルなどの複数の関係会社が行っています。

電子事業

AIサーバーや車載機器、各種電子・電気製品に使用されるプリント配線基板用積層板などの電子材料、液晶、電子部材を、通信インフラや自動車業界に販売しています。生成AI市場の拡大を背景に、素材・部品の販売が好調に推移し、輸出や新規案件の販売も大きく増加しています。収益は、電子材料、液晶、電子部材の販売から得ています。運営は、香港佐藤商事やSATO SHOJI ASIA PACIFIC PTE.LTD.などの複数の関係会社が行っています。

ライフ営業事業

マーシャンマークの金属洋食器、陶磁器、北欧デザインのテーブルウェアブランド「DANSK」、自社ブランド「D&S」、柳宗理氏デザイン商品などを百貨店、量販店、ホテルなどに販売しています。直営アウトレット店の多店舗化や小売事業の推進、SP商品の企画販売、パーソナルカラオケなどの通信販売も手掛けています。収益は、家庭用品、ギフト商品、SP商品、小売販売から得ています。運営は、日本洋食器などの関係会社が行っています。

機械・工具事業

旋盤、フライス盤、マシニングセンターなどの工作機械、各種設備・装置、工場生産ライン一式、輸入機械、切削工具、研削砥石などを自動車業界を中心に国内外に販売しています。収益は、工作機械、設備、工具の販売から得ています。

営業開発事業

工場建屋改修工事やLED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器、太陽光発電設備などの環境配慮型商品を自動車業界を中心に国内で販売しています。独自の技術を持つメーカーと連携し、最新技術と地球環境の保全を考えた製品の開発・提案を行っています。収益は、環境配慮型商品や工事案件の販売から得ています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
鉄鋼事業 1,779億円 1,758億円
電子事業 436億円 527億円
非鉄金属事業 420億円 407億円
ライフ営業事業 97.4億円 115億円
機械・工具事業 68.9億円 62.5億円
営業開発事業 44.3億円 52.7億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5年間で売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに堅調な推移を示しています。特に直近の連結会計年度では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の全てで過去最高を達成しました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 2,362億円 2,750億円 2,740億円 2,846億円 2,922億円
経常利益 62.6億円 67.2億円 72.9億円 71.9億円 81.6億円
経常利益率 2.7% 2.4% 2.7% 2.5% 2.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 40.2億円 61.9億円 64.8億円 60.1億円 65.7億円
1株当たり当期純利益(円) 189.52 293.34 306.89 285.90 314.18

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から増加しており、従業員1人あたり営業利益も同様に増加しています。これは、同社グループ全体の生産性が向上している傾向を示しており、組織の効率化が進んでいることがうかがえます。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 269.2百万円 271.8百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 6.4百万円 7.1百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


佐藤商事グループは、安定した財務基盤を築き、事業活動を通じて着実に資金を生み出しています。本業で得た資金を効率的に活用し、将来に向けた投資も行いながら、余剰資金を確保している状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


佐藤商事グループの財務基盤は、自己資本比率が当期で42.3%となっており、前期から増加しています。これはプライム市場の製造業平均と比較するとやや低い水準ですが、安定した財務体質を示しています。ROE(自己資本利益率)は当期9.1%で、プライム市場平均に近い水準で推移しています。手元資金である現金及び預金も増加しており、事業活動を安定的に継続するための資金を確保している状況です。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 685億円 769億円
自己資本比率 39.8% 42.3%
ROE(自己資本利益率) 9.0% 9.1%
現金及び預金 39.1億円 59.8億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


佐藤商事グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは当期で13.9億円の収入となりました。これは税金等調整前当期純利益があった一方で、売上債権や棚卸資産の増加、仕入債務の減少などにより、前期から減少しています。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出があったものの、投資有価証券の売却による収入もあり、13.7億円の支出となりました。これは前期と比較して支出が減少しています。財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金の純増額があった一方で長期借入金の返済や配当金の支払いがあり、17.7億円の収入となりました。その結果、フリーキャッシュフローは0.1億円のプラスとなり、本業で得た資金で投資を賄い、わずかながら余剰資金を生み出している状況です。この資金の流れは、事業の安定性と将来への投資意欲を示しており、雇用や給与の安定性にもつながるものと考えられます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 21.4億円 13.9億円
投資CF △30.0億円 △13.7億円
財務CF 12.9億円 17.7億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △8.6億円 0.1億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、連結業績の鉄鋼事業への依存度が高い状況です。当連結会計年度の売上高の60.2%を鉄鋼事業が占めており、主要得意先である商用車及び関連の自動車部品業界の動向が経営成績に影響を与える可能性があります。また、鉄鋼事業、非鉄金属事業、電子事業における主要製品や原材料は、国内外の商品市況により価格変動が発生するリスクがあります。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


佐藤商事グループは、「流通・サービスを通じて広く社会に貢献する」ことを経営理念に掲げ、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。人を活かす企業として、多様な人材が活躍できる環境づくりにも注力しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループの経営理念は、「流通・サービスを通じて広く社会に貢献する」ことです。社会・株主・取引先・社員に信頼され、働きやすい・働き甲斐のある「人を活かす企業」を目指しています。さらに経営基盤を強化し、「企業価値の向上」を図ることを目標としています。

2026年度から2028年度までの第四次中期経営計画では、「The power to connect ~つなぐ力~」をビジョンに掲げています。来たる「100年企業」に向けて、マルチステークホルダーへの還元を重視し、更なる成長へとつなぐことを目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、社員一人一人が高いモチベーションを持って働ける職場環境を整備し、多様な人材がそれぞれの能力を発揮できる会社を目指しています。サステナビリティに関する基本方針として、「持続的な成長の実現に向けたESG活動の戦略的実行」や「グループでのリスク管理体制の強化」を掲げています。

ガバナンス強化の方針には、「コンプライアンスの徹底、リスク管理体制の強化」と「グローバルなパートナーシップの確立とグループ管理強化」があります。人的資本に関する取り組みでは、人材育成、エンゲージメント向上、多様性を重視しています。具体的には、階層別・目的別研修の推進、海外トレーニー制度の強化、従業員への補助手当等の投資、ワークライフバランスや職場環境の改善、新卒・中途採用活動の促進、女性管理職の活躍を見据えたカリキュラムの実行に取り組んでいます。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、AIやIoTのデジタル技術進化や産業構造の変化、自国産化や保護主義の流れといった経営環境の変化に対応しています。第四次中期経営計画のビジョン「The power to connect ~つなぐ力~」に基づき、多様化する環境に対応し、マルチステークホルダーを意識しながら重点課題に取り組む方針です。

具体的な課題として、海外拠点の展開とグループネットワークの強化、海外駐在者や現地採用社員の採用・育成強化を推進しています。また、社員教育による人材育成強化、女性社員やシニア社員の積極的活用、勤務形態の多様化による働きやすい職場環境づくりも進めています。システムデータの高度活用による効率経営とグローバル化への対応、個人情報管理体制の構築と情報漏洩防止対策の強化にも取り組んでいます。サステナビリティ経営に関するESG活動、人的資本の活用と投資、脱炭素に向けた活動の推進も重点テーマです。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


佐藤商事のコーポレート・ガバナンスは、監査等委員会設置会社として、取締役会による経営上の重要事項の決定と職務執行の監督を基本としています。また、執行役員制度を導入し、指名報酬委員会を設置することで、経営の透明性と客観性を高めています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


佐藤商事の株主構成を見ると、筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、機関投資家が上位を占める傾向にあります。その他、三神興業やいすゞ自動車といった事業会社、さらには従業員を会員とするマーシャン持株会も上位株主として名を連ねています。多様な株主によって支えられている資本構成となっています。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 12.50%
三神興業 7.70%
いすゞ自動車 7.00%
佐藤商事取引先持株会 3.10%
NOK 3.00%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.0%です。代表取締役社長執行役員は野澤哲夫氏が務めています。社外取締役比率は55.6%です。

氏名 役職 主な経歴
野澤 哲夫 代表取締役 社長執行役員 1980年12月同社入社。滋賀支店長、統括部長、執行役員等を経て、2022年4月より代表取締役社長(現代表取締役社長執行役員)現職。
浦野 正美 代表取締役 専務執行役員 経営部門担当 1981年4月同社入社。経理部会計課長、監査部長、執行役員等を経て、2025年6月より代表取締役専務執行役員経営部門担当現職。
須賀 和徳 取締役 常務執行役員 電子事業部門担当 海外グループ事業部門 (電子)担当 1991年4月同社入社。電子材料部材料課長、統括部長、執行役員等を経て、2026年5月より取締役常務執行役員電子事業部門担当海外グループ事業部門(電子)担当現職。
伊藤 明彦 取締役 常務執行役員 非鉄金属部門担当 海外グループ事業部門 (非鉄金属)担当 1985年4月同社入社。非鉄金属部第3課長、名古屋支店長、執行役員等を経て、2026年5月より取締役常務執行役員非鉄金属部門担当海外グループ事業部門(非鉄金属)担当現職。


社外取締役は、大栗育夫氏(長谷工コーポレーション相談役)、佐藤元氏(カヤバ取締役副社長執行役員)、森隆浩氏(りそなカード顧問・常勤監査等委員)、小谷健氏(トピー実業相談役・監査等委員)、杉山涼子氏(岐阜新聞社社主・代表取締役・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会において議決権を有する監査等委員が取締役の業務執行を監査する体制を採用しています。これにより、独立かつ客観的な立場からの経営監督が実現され、コーポレート・ガバナンスの強化が図られています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


佐藤商事の役員報酬は、持続的な企業価値向上と株主価値共有を目的としたインセンティブとして機能する報酬体系を採用しています。基本報酬、業績連動報酬、そして中長期インセンティブとしての株式報酬(ストック・オプション)で構成されており、社外取締役の報酬は基本報酬と業績連動報酬で構成されています。第103期の報酬構成の平均は、基本報酬が34%、業績連動報酬が59%、株式報酬が7%となっています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
社外役員 6名 64百万円 10.7百万円


なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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