※本記事は、株式会社アインホールディングス の有価証券報告書(2026年4月期、2025年5月1日 ~ 2026年4月30日、2026年7月29日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
アインホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は182名、グループ連結従業員数は17,332名です。
同社グループは、調剤薬局の経営を主軸とするファーマシー事業を中心に、コスメティックストアやライフスタイルショップの経営を行うリテール事業、その他事業を展開しています。連結子会社48社及び関連会社1社により構成されています。
主な国内グループ会社は、アインファーマシーズ(ファーマシー事業・リテール事業)、アイン北陸(ファーマシー事業)、Francfranc(リテール事業)、AIN-AG1(持株会社)などです。
2025年8月1日には、さくら薬局グループの株式取得により同社グループに加わり、首都圏や関西圏、東海地方等での調剤薬局事業を強化しました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
株式会社アインホールディングスは、持株会社としてグループ全体の人的資本を重視し、社員の成長と多様な働き方を支援する方針を掲げています。社員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、働きがいのある環境を整備することで、顧客へのサービス向上とグループ全体のイノベーション創出を目指しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は比較的落ち着いた年齢構成で、長期的に働く社員が多い傾向が見られます。平均年齢が43.6歳、平均勤続年数が11.3年となっており、安定したキャリア形成が期待できる環境です。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,610,000円 |
| 平均勤続年数 | 11.3年 |
| 平均年齢 | 43.6歳 |
| 単体従業員数 | 182人 |
| 連結従業員数 | 17,332人 |
| 単体のグループ内比率 | 1.1% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 株式会社アインファーマシーズ | 33.4歳 | 7.6年 | 4,610,000円 |
同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を併用しています。これらの制度は、同社および連結子会社の一部で採用されています。
退職一時金制度もあります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。直近の退職給付債務は98.8億円、年金資産は52.2億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、人的資本を将来の収益基盤を形成する戦略投資であり、中長期的な企業価値向上を実現するための最も重要な経営資本と位置付けています。社員一人ひとりの生産性及び価値創造力の向上を通じて、顧客へのサービス向上とグループ全体のイノベーション創出を目指しています。
給与は医療・小売業界の市場水準をやや上回る競争力のある水準を基本とし、グループ理念に基づく公正評価や地域生活水準関連手当、資格手当、賞与等に配分されています。給与以外の処遇として福利厚生も提供し、長期にわたり安心して職務に専念できる環境を整備しています。
人材育成においては、社員一人ひとりが自ら挑戦し続け成長していくことを重視し、常に相手の想いに寄り添う「ホスピタリティ」を育むことで社会課題解決への「挑戦力」につなげています。性別、年齢、国籍、人種、信条、宗教、社会的身分、出身、障がい、性的指向、性自認等にかかわらず互いを認め合い、多様な働き方やキャリア形成を活かすことで、イノベーション創出を推進しています。
社内環境整備では、「まず、社員が幸せを感じられる会社でありたい」という考えに基づき、多様なキャリア形成のための体制や評価制度を拡充しています。ダイバーシティ&インクルージョンをサステナビリティ経営における重要課題の一つとして捉え、人権課題や両立支援、育児・介護、LGBTQ等に対応した仕組みづくりを進めています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合は、課長級に相当する本部マネジャー、薬局長、店長以上の役職者を対象としています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 34.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 71.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 73.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 62.7% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。男女賃金差異については、労働時間選択制度利用者等を含む短時間勤務労働者、パートアルバイト労働者等の時間補正を行っています。また、女性労働者は若年層が多く、管理職に占める男性労働者の割合が高いことから賃金の差異が生じていますが、同一役職間では差異は縮小します。人事制度や賃金体系における性別による処遇の差はありません。
▼ 株式会社アインファーマシーズ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 42.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 92.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 64.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 67.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 91.6% |
▼ 株式会社ファーマシィ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 31.9% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 85.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 62.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 62.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 98.9% |
▼ クラフト株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 59.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 81.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 64.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 70.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 84.5% |
グループ全体(連結)
グループ全体の集計値です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 45.1% |
| 離職率 | 7.1% |
| 社員エンゲージメント | 未達(対前年0.9㌽改善) |
| 新規採用数(新卒) | 1,403人 |
| 新規採用数(キャリア) | 450人 |
社員の成長と活躍
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 役職毎に必要な能力を習得するための階層別研修の受講率 | - |
| 部長及び課長ポジションの後継者候補の女性割合 | - |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
株式会社アインホールディングスは、調剤薬局の経営を主軸に、コスメティックストアやライフスタイルショップの運営、その他事業を展開する持株会社です。同社グループは、多角的な事業を通じて、人々の健康と豊かな生活をサポートするビジネスモデルを構築しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、「ファーマシー事業」「リテール事業」「その他の事業」の3つの報告セグメントで構成されています。各事業は、それぞれの専門性を活かしながら収益を上げています。
ファーマシー事業
この事業では、調剤薬局の経営および調剤薬局開設に係るコンサルティングを行っています。確かな専門性で地域のかかりつけ薬局を目指し、医療機関との連携や在宅医療対応などに取り組んでいます。収益は、処方箋に基づく調剤や投薬等の役務提供から得ています。運営は、アインファーマシーズ、アイン北陸、アイン中央、ファーマシィ、エーアンドエム、クラフト、さくら薬局などの子会社が行っています。医薬品等の販売や医療に関するコンサルティング、医師・薬剤師の人材紹介もこの事業に含まれます。
リテール事業
リテール事業では、コスメティックストア「アインズ&トルペ」とライフスタイルショップ「Francfranc」の経営を行っています。アインズ&トルペはコスメを中心とした独自の商品構成で差別化を図り、Francfrancは家具やインテリア雑貨の企画から販売まで一貫して手掛けています。収益は、各店舗での商品販売から得ています。運営は、アインファーマシーズなどの子会社が行っています。
その他の事業
その他の事業では、化粧品や飲食料品の販売、建物の賃貸などを行っています。収益は、これらの販売や賃貸収入から得ています。運営は、アインファーマシーズ、アユーララボラトリーズなどの子会社が行っています。
同社グループの売上高は、主に日本国内の外部顧客からの収益で構成されており、地域ごとの売上高の90%以上を占めています。
| セグメント | 売上高(2025年4月期) | 売上高(2026年4月期) |
|---|---|---|
| ファーマシー事業 | 3,848億円 | 5,564億円 |
| リテール事業 | 610億円 | 803億円 |
| その他事業 | 110億円 | 112億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は一貫して増加傾向にあります。特に直近の連結会計年度では、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも大幅な増加を示しました。これは、M&Aによる事業規模の拡大が大きく影響しています。
| 項目 | 2022年4月期 | 2023年4月期 | 2024年4月期 | 2025年4月期 | 2026年4月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,162億円 | 3,587億円 | 3,998億円 | 4,568億円 | 6,478億円 |
| 経常利益 | 160億円 | 171億円 | 214億円 | 181億円 | 284億円 |
| 経常利益率 | 5.1% | 4.8% | 5.3% | 4.0% | 4.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 70.9億円 | 92.3億円 | 114億円 | 92.6億円 | 173億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 201.47 | 262.87 | 324.64 | 264.32 | 491.62 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から増加しています。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から増加しており、従業員数の増加があった中でも、生産性が向上している傾向が見られます。これらの指標の改善は、同社グループが事業規模の拡大と並行して、効率的な経営を進めていることを示しています。
| 指標 | 2025年4月期 | 2026年4月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 35.1百万円 | 37.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.3百万円 | 1.7百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
アインホールディングスは、事業活動で得た資金を成長投資に充てている状況です。財務基盤の厚みや資金の流れから、同社グループの現在の経営状態を読み解きます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
アインホールディングスの自己資本比率は当期31.2%となっており、前期の45.7%から減少しています。これはプライム市場の非製造業平均(24.2%)を上回る水準です。ROE(自己資本利益率)は当期11.5%で、前期の6.7%から上昇し、プライム市場平均(9.4%)を上回っています。手元資金である現金及び預金は当期509億円を確保しており、事業運営に必要な資金を保持している状況です。これらの財務状況は、同社グループの事業活動を支える基盤を示しています。
| 指標 | 2025年4月期(前期) | 2026年4月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,426億円 | 1,592億円 |
| 自己資本比率 | 45.7% | 31.2% |
| ROE(自己資本利益率) | 6.7% | 11.5% |
| 現金及び預金 | 269億円 | 509億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
アインホールディングスの当期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが309億円の収入となりました。これは主に税金等調整前当期純利益や減価償却費、のれん償却額、仕入債務の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュフローはM&Aによる子会社株式の取得や有形固定資産の取得により、606億円の支出となっています。
この結果、フリーキャッシュフローは297億円のマイナスとなり、本業で得た資金を上回る投資を行っている状況です。財務活動によるキャッシュフローは537億円の収入となっており、主に借入金により資金を調達しています。同社グループは積極的なM&Aを含む成長投資を進めており、将来の事業拡大に向けた資金投入が活発に行われていることがうかがえます。
| 項目 | 2025年4月期(前期) | 2026年4月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 231億円 | 309億円 |
| 投資CF | △659億円 | △606億円 |
| 財務CF | 211億円 | 537億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △428億円 | △297億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループのファーマシー事業は、診療報酬や薬価の改定、医薬品販売に係る規制緩和の動向により、収益構造が影響を受ける可能性があります。また、ファーマシー事業の多店舗展開の成否や同業他社の出店動向、リテール事業における競争環境の激化や消費者ニーズの変化への対応も経営成績に影響を及ぼすリスクとして挙げられています。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、多様な人材の確保や育成、エンゲージメントの維持が不可欠と認識しており、これらが不十分な場合、人材不足や優位性の低下により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、安全衛生管理体制の不備やメンタルヘルスケアの不十分さも、従業員の健康や生産性、離職率に影響を与えるリスクとして認識されています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
アインホールディングスは、人々の健康と生活に貢献することを使命とし、持続可能な社会の実現を目指す企業です。顧客のニーズに応え、社会的な責任を果たすことを重視した経営を行っています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、処方箋に基づき調剤を行うファーマシー事業と、コスメを中心とした商品を販売するリテール事業を主として展開しています。人々の健康や生活に関与していることから、社会的に重大な責務を負っていると認識しています。
これまで培ってきた知見とサービスを通じて、人々の健康と生活に貢献することを使命としています。社会課題の変化に対応し、お客様の期待に応えるとともに、自律的な変革と持続可能な事業成長を実現することで、「この街にアインがあってよかった」とステークホルダーに実感してもらうことを目指しています。
中長期ビジョンとして「Ambitious Goals 2034 1兆円への果敢なる挑戦と革新の10年」を掲げています。ファーマシー事業では「規模と効率化で持続可能な次世代薬局を創出」を、リテール事業では「洗練された価値を発信するコンセプトストアの追求」を事業別ビジョンとしています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、グループ・ステートメント(企業理念)として「すべてはお客さまの元気と笑顔のために」を掲げています。この理念に基づき、良識と倫理観を持った企業活動を行い、多様なステークホルダーのことを考え、自ら変化し行動することを重視しています。
企業の持続的な成長と、社会・環境・経済価値を創出し、サステナビリティ経営を実現することを目指しています。社員の成長と活躍を重視し、心身ともに健康で多様に活躍できる環境を創造し、社員の自律と成長を支援する企業風土です。
性別、年齢、国籍、宗教、出身、障がい、性的指向等にかかわらず互いを認め合える企業風土の中で、多様な働き方やキャリア形成を通じたイノベーション創出を推進しています。健全な経営基盤として、誠実で公正な企業文化の継承と、すべての人権を尊重する姿勢を共有価値としています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、事業規模拡大のために人的資本投資が不可欠であると認識しています。優秀な人材の確保や女性の活躍推進のため、働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。
ファーマシー事業では、質の高い患者サービスの提供や「かかりつけ薬剤師・薬局」としての地域医療貢献が求められており、薬剤師の専門性強化や在宅医療への積極参画を進めています。リテール事業では、顧客接点の多様化や消費者ニーズの個別化・高度化に対応し、収益性の向上と顧客体験の強化を両立する取り組みが求められています。
両ブランドにおけるシナジーの発揮や、EC対応の強化、顧客ニーズに合った商品の展開等によるブランド力向上への投資を推進しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
アインホールディングスは監査役会設置会社であり、ファーマシー事業とリテール事業を展開しています。経営の意思決定・監督機能と業務執行機能を分離するため執行役員制度を導入し、独立社外取締役が3分の1以上となる取締役会で監督機能の強化を図っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
アインホールディングスの筆頭株主は、個人である大谷喜一氏です。上位株主には、事業会社であるセブン&アイ・ホールディングスや、OASIS JAPAN STRATEGIC FUND LTD.のような機関投資家も名を連ねています。創業家が筆頭株主として経営を支えつつ、多様な株主によって資本が構成されていることが特徴です。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 大谷 喜一 | 9.18% |
| セブン&アイ・ホールディングス | 7.78% |
| OASIS JAPAN STRATEGIC FUND LTD. | 7.45% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 6.29% |
| OASIS INVESTMENTS II MASTER FUND LTD. | 5.41% |
なお、オアシス マネジメント カンパニー リミテッドは2026年4月27日現在で5,911千株(株券等保有割合 16.68%)の株式を保有している旨が記載されています。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は14名(男性8名・女性6名)で構成され、女性役員比率は42.9%です。代表取締役社長は大谷喜一氏が務めています。社外取締役比率は45.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 大谷 喜一 | 代表取締役社長 | 1980年7月 株式会社オータニ(現同社)代表取締役社長、1988年5月 同社代表取締役社長より現職。 |
| 首藤 正一 | 代表取締役専務 開発統括及び 医薬運営統括管掌 | 1982年3月 株式会社第一臨床検査センター(旭川市、現同社)入社、2015年11月 同社代表取締役専務、2024年5月 同社開発統括及び医薬運営統括管掌より現職。 |
| 水島 利英 | 代表取締役専務 業務サポート及びDX戦略管掌 兼 リテール運営統括本部長 | 1986年4月 株式会社オータニ(現同社)入社、2015年11月 同社代表取締役専務、2026年5月 同社業務サポート及びDX戦略管掌より現職。 |
| 大石 美也 | 代表取締役専務 渉外担当 | 1993年7月 株式会社ダイチク(現 株式会社アイン北陸)取締役、2023年7月 同社代表取締役専務、渉外担当より現職。 |
| 木明 理絵子 | 取締役 人事本部長 | 1995年12月 株式会社第一臨床検査センター(札幌市、現同社)入社、2014年7月 同社取締役、2022年5月 同社人事本部長より現職。 |
| 髙倉 信行 | 取締役 サステナビリティ推進本部長 | 1981年4月 厚生省(現 厚生労働省)入省、2023年7月 同社取締役、2025年5月 同社サステナビリティ推進本部長より現職。 |
社外取締役は、遠藤典子氏(慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート特任教授)、栗山英樹氏(北海道日本ハムファイターズチーフ・ベースボール・オフィサー)、綿引万里子氏(岡村綜合法律事務所弁護士・公益社団法人家庭問題情報センター(FPIC)理事長)、服部暢達氏(早稲田大学大学院ファイナンス研究科客員教授)、木村成樹氏(セブン&アイ・ホールディングス代表取締役副社長)です。
同社は監査役会設置会社を採用しており、取締役会は独立社外取締役が3分の1以上となるよう構成されています。これにより、経営の健全性確保と監督機能の強化を図っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
アインホールディングスの役員報酬は、役割と責任に応じた月額固定の基本報酬、業績連動報酬である賞与、そして株主と同じ目線で持続的な成長を意識づける譲渡制限付株式報酬(非金銭報酬)で構成されています。社外取締役には基本報酬のみが支給されます。賞与は連結営業利益やROEなどの財務指標に加え、環境課題や社会課題への貢献度も勘案して決定されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 6名 | 2.3億円 | 38.2百万円 |
| 監査役(社外除く) | 2名 | 9百万円 | 4.5百万円 |
| 社外取締役 | 5名 | 56百万円 | 11.2百万円 |
| 社外監査役 | 2名 | 17百万円 | 8.5百万円 |
役員報酬の総額は3.1億円で、対象となる役員の員数は15名です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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