※本記事は、株式会社菊池製作所 の有価証券報告書(2026年4月期、2025年5月1日 ~ 2026年4月30日、2026年7月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
菊池製作所グループは、創業以来培ってきた金型設計・製作、板金加工、機械加工、成形加工、プレス加工などの技術を基盤に、試作製品および量産製品の製造、金型製作を手掛けています。また、介護用や産業用ロボットの開発・製造も主要事業の一つであり、多岐にわたるものづくりを展開しています。
単体従業員数は236名、連結従業員数は339名です。セグメントは金属製品加工事業の1つです。
主な国内グループ会社は、SOCIAL ROBOTICS(ロボット・装置等)、WALK-MATE LAB.6(同)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
株式会社菊池製作所は、従業員一人ひとりの能力発揮と組織成長を重視し、持続可能な企業価値向上を目指しています。モノづくりを通じたイノベーション創出を支える人材基盤の構築に力を入れ、働きやすい環境整備にも取り組んでいます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均勤続年数が長く、安定したキャリアを築ける環境がうかがえます。年齢構成も比較的落ち着いており、経験豊富な人材が活躍している傾向が見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 4,732,000円 |
| 平均勤続年数 | 19.3年 |
| 平均年齢 | 46.5歳 |
| 単体従業員数 | 236人 |
| 連結従業員数 | 339人 |
| 単体のグループ内比率 | 69.6% |
同社は、特定退職金共済制度と確定拠出年金制度を採用しており、国内および在外連結子会社1社で確定給付型の退職給付制度も導入しています。退職給付債務は1百万円となっています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、経営戦略と連動した人材戦略の実行を不可欠と認識し、「次世代の人材基盤の構築」を基本方針としています。従業員一人ひとりが最大限に能力を発揮し、組織とともに成長できる環境整備と体制強化を推進しています。
報酬については、公平かつ競争力のある報酬体系の構築を目指しており、年齢や勤続年数にとらわれず、個人の役割、成果、および会社業績への貢献度を公正に評価し、反映する運用に努めています。貢献度を明確にすることで、従業員のモチベーション向上と挑戦を促す方針です。経済情勢や労働市場の動向、財務健全性を総合的に勘案し、持続的な賃金水準の維持・向上(ベースアップや報酬体系の見直し等)にも努めています。
人材育成においては、変化に強い組織の構築と高い技術力の継承を目指し、社員の自律的なスキルアップと専門性の向上を支援しています。「キャリアシート」を活用した育成計画の策定を推進し、一人ひとりのキャリアプランに寄り添いながら、現場組織のレジリエンス(適応力)を高めるための「多能工化(マルチスキル化)」を進めています。外部教育機関の活用も視野に入れ、次世代の技術リーダーおよび管理職の組織的な育成に注力しています。
社内環境整備では、「健康経営宣言」に基づき、従業員の心身の健康と安全を最優先とした職場環境の整備を進め、ワークライフバランスの向上に努めています。ハラスメント撲滅に向けた定期的な研修会の開催や、心理的安全性を高めるための定期的な個別面談の実施等により、労働環境の継続的な向上を図り、組織と個人のエンゲージメントを高めています。また、従業員の多様な価値観や背景を尊重し、すべての社員が公平に機会を得て活躍できる組織風土の醸成にも取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社及び連結子会社は、女性活躍推進法に基づく公表義務の対象外につき記載を省略しています。男性の育児休業取得率は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の規定により100.0%となっています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性育児休業取得率 | 100.0% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
菊池製作所は、長年にわたり培ってきた金型設計・製作、板金加工、機械加工、成形加工、プレス加工などの技術を基盤に、多岐にわたる製品の製造を手掛けています。顧客の新製品開発を試作段階から量産まで一貫して支援する「ものづくり」企業です。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは「金属製品加工事業」の単一セグメントで事業を展開しています。主に精密機器、電気機器、自動車部品メーカーを顧客とし、新製品開発における試作製品や、新製品製造に使用される金型の設計・製造を行っています。同社グループ独自の「一括一貫」体制により、設計から金型製作、成形、加工まで多様な製造工程を通じて製品を製作しています。
収益は、顧客の新製品開発を支援する試作・金型製品の製造、および精密プレス加工などを活用した量産製品の製造から得ています。また、装着型アシストスーツやドローン、歩行支援ロボットなどの各種サービス・サポート系ロボットの開発・製品化も推進しており、スタートアップ企業への開発・試作・実証・量産・販売支援も包括的に受託しています。その他、放射線量測定サービスも提供しています。
直近の収益構成を見ると、試作・金型製品と量産製品が収益の大部分を占めており、前期と比較して増加しています。ロボット・装置等関連製品もわずかに増加しましたが、その他・ガンマカメラ関連等は減少しました。地域別では日本国内からの売上高が最も大きく、中国やその他の地域からの売上高も計上されていますが、前期と比較すると海外比率は減少傾向にあります。特定の主要顧客に売上が集中している状況は見られません。
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績推移を見ると、売上高は一貫して増加傾向にあります。経常損失は継続して計上されていますが、その額は縮小傾向にあり、直近の期では親会社株主に帰属する当期純利益が黒字に転換しました。営業活動によるキャッシュ・フローも直近の期で収入超過に転じており、本業でのキャッシュ創出力が改善していることが示されています。
| 項目 | 2022年4月期 | 2023年4月期 | 2024年4月期 | 2025年4月期 | 2026年4月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 50.5億円 | 51.0億円 | 52.1億円 | 54.6億円 | 60.9億円 |
| 経常利益 | △8.5億円 | △9.3億円 | △9.8億円 | △4.5億円 | △1.1億円 |
| 経常利益率 | △16.9% | △18.2% | △18.8% | △8.3% | △1.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △6.7億円 | △11.0億円 | △8.2億円 | 43百万円 | 1.0億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | △55.43 | △91.15 | △67.73 | 3.56 | 8.54 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は前期から増加しており、生産性が向上している傾向を示しています。従業員1人あたりの営業利益は依然として損失となっていますが、前期と比較して損失額が縮小しており、収益体質の改善が進んでいることがうかがえます。これらの指標の改善は、組織全体の効率化や事業構造の転換が進んでいる可能性を示唆しています。
| 指標 | 2025年4月期(前期) | 2026年4月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 15.2百万円 | 18.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | △1.5百万円 | △0.7百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
菊池製作所グループの財務状況は、営業利益は損失を計上しているものの、キャッシュフローは本業で資金を生み出し、投資活動も行いつつ、全体として資金を増やしている状況です。これは、事業活動を通じて資金を確保し、財務基盤を維持していることを示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
菊池製作所グループの財務基盤は、自己資本比率が前期から上昇し、65.4%となっています。これはプライム市場の製造業平均46.8%と比較して高い水準を示しています。ROE(自己資本利益率)は1.9%であり、前期から改善が見られますが、プライム市場平均の9.4%を下回っています。手元資金である現金及び預金は26.4億円を確保しており、前期から増加しています。これらの状況は、同社グループが安定した財務体質を維持しつつ、今後の事業展開に必要な資金を確保していることを示しています。
| 指標 | 2025年4月期(前期) | 2026年4月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 54.0億円 | 62.7億円 |
| 自己資本比率 | 59.2% | 65.4% |
| ROE(自己資本利益率) | 0.9% | 1.9% |
| 現金及び預金 | 24.5億円 | 26.4億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
菊池製作所グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが前期の支出超過から収入超過に転じました。これは売上債権及び契約資産の減少などが主な収入要因となっています。投資活動によるキャッシュフローは、前期の収入超過から支出超過に変化しており、定期預金の預入や投資有価証券の取得、生産設備への投資による支出が主な要因です。その結果、事業活動と投資活動を合わせたフリーキャッシュフローはプラスとなっています。財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の純減額や配当金の支払額により支出超過となりました。同社グループは本業で資金を生み出し、投資活動も行いつつ、借入金の返済を進めている状況であり、これは安定した事業運営と財務健全性の維持に繋がるものと考えられます。
| 項目 | 2025年4月期(前期) | 2026年4月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | △6.6億円 | 5.1億円 |
| 投資CF | 8.3億円 | △63百万円 |
| 財務CF | 5.7億円 | △4.3億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 1.7億円 | 4.4億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関するリスクについて、同社グループは営業損失が発生していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しています。しかし、営業活動量の増加や新規分野開拓、量産製品分野の拡大などの施策を推進し、収益性の改善を計画しています。資金面では、現金及び現金同等物残高が増加しており、売却可能な上場有価証券等も保有していることから、資金繰りに重要な懸念はないと判断しています。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの顧客は自動車、時計部品、事務機器メーカーなどであり、取引先の新製品開発計画や市場の需要動向の影響を受ける可能性があります。また、マッスルスーツ、ドローン、配送ロボット等のサポート・サービスロボットの開発・製造に積極的に取り組んでいますが、人材不足や開発の遅れ、各種実証や認証に時間を要するリスクがあります。
③ 人材・組織に関するリスク
人材確保及び育成について、同社グループは従業員の平均年齢が46.5歳であり、少子高齢化による労働人口の減少や人員基準を満たす人材獲得に積極的に取り組んでいます。しかし、生産技術の継承に支障が生じる可能性があり、今後の業容拡大や熟練技術者の退職により、人材確保及び技術者育成等が追いつかない場合、納期遅延や品質低下等の問題が発生するリスクがあります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
菊池製作所グループは、高い技術力と夢、チャレンジ精神を基盤に、顧客と社員の満足と幸福、そして環境・社会貢献を目指す企業です。総合加工メーカーとしてのトップランナーを目指しつつ、成長著しいサービス・サポート系ロボット分野におけるスタートアップ企業の包括的事業化支援にも注力しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、トータル試作部品加工から各種金型製作、量産加工までを手掛ける総合加工メーカーのトップランナーを目指しています。また、著しい成長が見込まれるサービス・サポート系ロボット分野においては、スタートアップ企業の包括的事業化支援企業としての地位確立を図っています。
高い技術力と夢、チャレンジ精神を持って、顧客には信頼と満足を、社員には生きがいと幸福の実現を提供することを経営方針としています。さらに、環境との調和を図り、地域社会・地球環境に対し良き会社であり続けることにより、社会に貢献することを目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念とグループ企業行動規範に基づき、お客様、取引先、株主・投資家、従業員、地域社会など全てのステークホルダーとの対話を尊重する企業風土を大切にしています。持続的な企業価値の向上と社会課題の解決を両立させるため、「次世代の人材基盤の構築」を基本方針としています。
従業員一人ひとりが最大限に能力を発揮し、組織とともに成長できる環境整備と体制強化を推進しています。具体的には、心理的安全性の高い職場づくりを通じたエンゲージメント向上、自律的なキャリア形成と能力開発の支援、ダイバーシティ&インクルージョンの確立に取り組んでいます。
また、報酬に対する基本方針として、年齢や勤続年数にとらわれず、個人の役割、成果、および会社業績への貢献度を公正に評価し、それを反映した報酬体系の運用に努めています。従業員の生活安定とエンゲージメント向上に資する持続的な賃金水準の維持・向上にも取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、競争激化や短納期化・低価格化の要求に対応するため、独自の「一括一貫体制」による総合ものづくり力のさらなる強化を課題としています。リモート化・DX化への取り組み、技術水準の向上、新規分野への営業展開を通じて競争力強化を図っています。
また、優秀な人材の確保と育成を急務とし、個々のスキルアップ・キャリアアップに重点を置いた育成プログラムを推進しています。特に、サービス・サポート系ロボット分野に注力し、スタートアップ企業との連携により人材を確保し、次世代を担うマルチな幹部候補生を育成する方針です。
精密機器の技術革新に伴う高難易度化に対応するため、常に新しい加工技術の導入、高精度の最新製造設備の導入、創業以来培ってきた「匠の技」の伝承を継続的に実施することで、技術研鑽に取り組んでいます。新規事業創出においては、サービス・サポート系ロボットを中心としたスタートアップとの連携を強化し、製造支援だけでなく資金調達や販売、保守まで含めた包括的な事業化支援企業への成長を目指しています。
さらに、サステナビリティ経営にも取り組み、「サステナビリティ委員会」を設置し、ガバナンスの強化、健康経営・働き方改革の推進、従業員の多様性の重視、技術者の育成・確保、ワークエンゲージメントの向上に努めています。CO2の削減目標を設定し、環境負荷軽減への取り組みにも注力しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
菊池製作所は監査役会設置会社であり、取締役会と監査役会が経営の健全性と透明性の維持を図る体制をとっています。取締役会は社外取締役を含む構成で、監督機能の強化に努めています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
菊池製作所の株主構成を見ると、筆頭株主は株式会社KIMです。上位には、同社の役員である菊池昭夫氏や、創業家と関連が深いとみられる個人株主、そして株式会社KIMと同じ住所を持つ株式会社SCが名を連ねています。これにより、創業家やその関連会社が同社の経営に一定の影響力を持つ資本構成となっていることがうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社 KIM | 27.20% |
| 菊池 昭夫 | 9.30% |
| 齋藤 恵美子 | 9.20% |
| 株式会社SC | 7.20% |
| AMT株式会社 | 3.60% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は7名(男性7名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は菊池功氏が務めています。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 菊池 功 | 代表取締役社長 | 1959年4月秋元光機入社、1970年4月菊池製作所創業、1976年3月同社設立代表取締役社長より現職。 |
| 菊池 昭夫 | 取締役 ものづくりメカトロ事業本部担当 | 1990年6月同社入社取締役開発担当、2017年11月同社取締役、2025年6月同社取締役ものづくりメカトロ研究所担当より現職。 |
| 乙川 直隆 | 取締役 管理本部担当 | 2007年3月同社入社、2013年7月取締役経営企画部長,総務・経理人事担当、2024年7月取締役管理本部担当より現職。 |
社外取締役は、横倉隆氏(元東京光学機械代表取締役社長)、馬場榮次氏(馬場法律事務所代表)、神山貞雄氏(公認会計士神山事務所開設)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役1名と社外監査役2名を含む体制で、外部からの客観的かつ中立的な経営監視機能を確保しています。これにより、経営の健全性と透明性の維持を図っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
菊池製作所の役員報酬は、取締役(社外取締役を除く)に対しては金銭による固定報酬と、企業価値向上へのインセンティブおよび株主との価値共有を目的とした譲渡制限付株式報酬を組み合わせています。社外取締役および非常勤監査役は、独立性の確保の観点から固定報酬である基本給のみが支給されています。報酬等の額の決定は、指名・報酬委員会の審議・答申を経て取締役会で決定される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 3名 | 12百万円 | 3.9百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 7百万円 | 7.0百万円 |
| 社外役員 | 3名 | 7百万円 | 2.4百万円 |
なお、使用人兼務取締役2人に対して支払われた使用人給与額は、上記の金額には含まれていません。
連結報酬等の総額が1億円以上の役員は存在しないため、個人別の開示はありません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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