【平均年収810万円】Sansan 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年5月期)

【平均年収810万円】Sansan 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年5月期)

Sansanは、クラウドソフトウェアと人力オペレーションを組み合わせたAXサービスを提供し、ビジネスインフラを目指しています。連結従業員数は2,336名と規模を拡大しており、直近期は増収増益となりました。


目次

※本記事は、Sansan株式会社 の有価証券報告書(2026年5月期、2025年6月1日 ~ 2026年5月31日、2026年8月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


Sansanグループは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げています。クラウドソフトウェアと人力オペレーションを組み合わせ、名刺や請求書などの非定型情報をデータ化し、業務効率化やデータ活用を可能にするAXサービスを提供しています。

単体従業員数は2,077名、連結従業員数は2,336名です。セグメントはSansan/Bill One事業、Eight事業の2つです。

主な国内グループ会社は、ナインアウト、言語理解研究所(その他)、Eightキャリア(Eight事業)などです。

当連結会計年度では、人材紹介事業を展開する株式会社イードアをグループ会社化し、Eightキャリア株式会社へ社名変更しました。また、連結子会社ログミー株式会社のログミーBusiness事業を承継後、同社の全株式を譲渡しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


Sansanは、ビジネスインフラを創造するIT企業として、多様な人材が活躍できる環境を重視しています。成長フェーズにある企業らしく、若手社員が中心となって事業を推進しており、新しい働き方やイノベーションを積極的に取り入れています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、比較的若い年齢層の従業員が多く、平均勤続年数も短めの傾向が見られます。これは、事業の成長に伴う活発な人材の流動性や、新しい挑戦を求める人材が集まっていることを示唆していると考えられます。

項目 数値
平均年間給与 8,100,000円
平均勤続年数 3.4年
平均年齢 32.1歳
単体従業員数 2,077人
連結従業員数 2,336人
単体のグループ内比率 89.0%


同社グループには確定給付型の退職給付制度があります。退職給付債務は62百万円です。

なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、人材を最も重要な経営資本の一つと位置付け、生成AIの急速な普及という環境変化を踏まえ、AIを前提とした組織開発を重要な経営戦略として推進しています。給与・報酬については、従業員の役割、能力、成果を適切に反映するとともに、優秀な人材の確保と定着、業績および市場動向を総合的に勘案して決定しています。人事制度には「ミッショングレード制度」を採用し、業務上の権限や責任、処遇を等級によって定めており、これまでの実績だけでなく今後の期待値に応じて等級を決定することで個人の成長を促しています。

人材戦略の重点課題として「人材の採用・育成・活躍推進」と「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進」を掲げています。優秀な人材の採用では、新卒採用やリファラル採用を積極的に推進し、HRBP(Human Resource Business Partner)組織を設置して現場と連携した採用活動を行っています。人材の育成・活躍推進では、OKR(Objectives and Key Results)と360度評価による人事評価、新入社員向けの初期研修プログラム「SCOP」、新卒社員向けの成果型研修「TOPGUN」などを実施しています。

また、社内コーチング制度「コーチャ」やキャリア相談制度「キャリトーク」を通じて、従業員の自律的な成長と中長期的なキャリア形成を支援しています。全従業員を対象とした生成AI活用プログラムや、従業員同士が強みを共有できる「強マッチ」、ピアボーナス®を軸とする「Unipos」の活用により、組織全体のパフォーマンス向上とエンゲージメント向上を図っています。ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進では、女性の活躍支援としてキャリア支援コミュニティ「We」や外部プログラムを提供し、外国籍従業員や障がい者の活躍機会の拡大にも取り組んでいます。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。連結子会社は公表義務の対象外のため、提出会社単体のデータを示します。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 14.2%
男性労働者の育児休業取得率 80.2%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 53.1%
労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) 81.1%
労働者の男女の賃金の差異(うち非正規雇用労働者) 52.1%

人材の採用・育成・活躍推進


当社単体の実績を集計しており、連結売上高の96.0%をカバーしています。教育・研修時間は当社単体を対象とし、1人当たりの年間教育・研修日数は1日を8時間として換算し、各月末時点の従業員数の平均を用いて算出しています。

指標 数値
リファラル採用比率 10.0%
年間教育・研修時間 244,989時間
従業員1人当たりの年間教育・研修日数 15.3日
社内コーチング延べ参加人数 757人
Unipos投稿率 50.9%
Uniposでの称賛投稿数 51,151件
エンゲージメントサーベイ回答率 77.4%
社員間交流施策への投資額 38百万円

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進


当社単体の実績を集計しており、連結売上高の96.0%をカバーしています。女性管理職比率の算出範囲には、課長職より1つ下位の職階も含みます。外国籍従業員比率は当社および一部子会社を対象に算出しています。障がい者雇用比率は3月期決算の期間に読み替えて算出しています。

指標 数値
女性管理職比率 19.9%
女性従業員比率 36.2%
外国籍従業員比率 6.5%
障がい者雇用比率 2.8%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


Sansanは、ビジネスにおける非定型かつアナログな情報を高精度にデータ化し、業務プロセスの効率化や高度なデータ活用を可能にするAXサービスを提供しています。同社グループは「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げ、「ビジネスインフラになる」というビジョンを実現するため、クラウドソフトウエアとテクノロジー、人力オペレーションを組み合わせています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループの事業は、主にSansan/Bill One事業とEight事業の二つの報告セグメントで構成されています。顧客から契約期間分の料金を一括で受領する前受金があることから、継続的なサービス提供による収益が中心のビジネスモデルとなっています。なお、同社グループの売上高は、本邦の外部顧客への売上高が大部分を占めており、海外比率は低い傾向にあります。

Sansan/Bill One事業

このセグメントでは、法人向けの営業AXサービス「Sansan」と経理AXサービス「Bill One」を中心に展開しています。「Sansan」は、名刺やメール、ウェブサイト経由の問い合わせ情報などを統合した独自のデータベースを構築し、企業の売上拡大とコスト削減に貢献するサービスです。「Bill One」は、紙やPDFなど多様な形式で届く請求書を一元管理し、経理業務の効率化と月次決算の加速を支援します。

収益は、使用可能な機能に応じたライセンス費用や、請求書のデータ化枚数に基づいた月額費用、導入支援等の付加サービスから得ています。また、契約AXサービス「Contract One」や、グループ会社のナインアウト株式会社が提供するAIインターフェース「Ask One」もこのセグメントに含まれます。当連結会計年度においては、売上高が前期から大きく増加しました。

Eight事業

Eight事業は、名刺アプリ「Eight」を基盤に、個人ユーザー向けのBtoCサービスと法人向けのBtoBサービスを提供しています。「Eight」は、デジタル名刺の交換や名刺管理といった基本機能を無料で提供し、プレミアム機能は有料サービスとして提供しています。BtoBサービスでは、「Eight」ユーザーを集客するビジネスイベントの開催や、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」、採用関連サービス「Eight Career Design」を展開しています。

収益は、Eightプレミアムの利用料、ビジネスイベントの出展料、Eight Teamの契約料、採用関連サービスなどから得ています。当連結会計年度においては、売上高が前期から大きく増加しました。

セグメント 売上高(2025年5月期) 売上高(2026年5月期)
Sansan/Bill One事業 378億円 468億円
Eight事業 50.4億円 67.0億円
その他の事業セグメント 3.9億円 2.5億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、過去5期にわたり継続的に増加しています。経常利益は、過去5期のうち第16期に一時的に減少しましたが、その後は回復基調にあり、当期には大幅な増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も同様に、第16期に損失を計上したものの、その後は大きく改善し、当期には大幅な増益を達成しています。第16期の純損失は、投資有価証券評価損の計上が主な要因であり、本業のキャッシュ創出を示す営業活動によるキャッシュ・フローは安定してプラスを維持しています。

項目 2022年5月期 2023年5月期 2024年5月期 2025年5月期 2026年5月期
売上高 204億円 255億円 339億円 432億円 538億円
経常利益 9.7億円 1.2億円 12.2億円 27.4億円 81.7億円
経常利益率 4.7% 0.5% 3.6% 6.3% 15.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 8.6億円 △1.4億円 9.5億円 4.2億円 67.8億円
1株当たり当期純利益(円) 6.87 △1.13 7.59 3.36 53.58

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は、2025年5月期から2026年5月期にかけて増加しています。また、従業員1人あたり営業利益も同様に増加しており、組織全体の生産性が向上している傾向が見られます。これらの指標の改善は、同社グループが効率的な事業運営を進めていることを示しています。

指標 2025年5月期 2026年5月期
従業員1人あたり売上高(連結) 19.3百万円 23.0百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 1.3百万円 3.5百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


Sansanグループの財務状況は、安定した経営基盤と成長への投資姿勢を示しています。手元資金の厚みやキャッシュフローの状況から、事業の持続可能性を読み取ることができます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率と手元資金の状況から安定していることがわかります。自己資本比率はプライム市場の非製造業平均と比較して高い水準にあり、ROEも大幅に改善しています。これにより、事業の継続性や将来の成長に向けた投資余力があることが示されています。

指標 2025年5月期(前期) 2026年5月期(当期)
純資産 160億円 211億円
自己資本比率 31.2% 36.4%
ROE(自己資本利益率) 2.9% 38.8%
現金及び預金 312億円 370億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出し、投資活動も効率的に行われている状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローは堅調に推移しており、投資活動によるキャッシュフローは支出が減少しました。これにより、フリーキャッシュフローは増加しています。

財務活動によるキャッシュフローは支出超過となっていますが、これは主に子会社株式の取得や長期借入金の返済、自己株式の取得によるものです。全体として、同社グループは本業で得た資金を元手に、将来の成長に向けた投資と財務基盤の強化をバランス良く進めていることがうかがえます。このような資金の流れは、事業の安定性と成長性を両立させる経営姿勢を示しており、入社後の雇用や給与の安定性にもつながるものと考えられます。

項目 2025年5月期(前期) 2026年5月期(当期)
営業CF 96.5億円 96.4億円
投資CF △25.5億円 △6.1億円
財務CF △6.5億円 △33.7億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 71.0億円 90.3億円


※フリーCF(フリーキャッシュ・フロー)とは、会社が事業活動と投資活動を通じて自由に使える余剰資金のこと。

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、生成AIをはじめとする技術革新への対応遅延や、予想外の開発費用の発生をリスクとして認識しています。また、AIを活用した競合サービスの台頭や画期的なコンセプトの他社サービス出現による競争激化もリスクとして挙げています。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、優秀な人材の不足や営業人材の確保遅延、流出を人的リスクとして認識しています。ハラスメントや多様性への配慮不足による生産性低下及び流出もリスクとして挙げられています。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


Sansanは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げ、ビジネスインフラとなることを目指しています。同社グループは、人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげ、働き方を変えるAXサービスを展開しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


Sansanグループは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを企業理念としています。その上で、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げています。

このミッションとビジョンの実現に向けて、人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげるAXサービスを展開しています。これらの事業活動を通じて、社会課題の解決に貢献し、企業価値の最大化を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


Sansanグループは、アナログ情報のデータ化精度99.9%を実現する技術力と独自の仕組みを事業共通の強みとしています。機械学習等のテクノロジーと人力の組み合わせにより、大量の情報を正確かつ効率的にデータ化する体制を確立しています。

同社グループは、人材を最も重要な経営資本の一つと位置づけ、多様な経歴を持つ一人ひとりが高い意欲を持って働ける環境を整備することを重視しています。企業理念に共感するミッションドリブンな姿勢を大切にしており、ミッションやビジョン、バリューズ(価値観)と自らのありたい姿が合致する人材の活躍を期待しています。

人事制度として「ミッショングレード制度」を採用し、OKR(Objectives and Key Results)と360度評価を通じて個人の貢献度と成長を評価しています。新入社員向けの「SCOP(Sansan Culture Onboarding Program)」や新卒社員向けの「TOPGUN」研修で組織文化への理解と実務力の醸成を支援しています。

さらに、「カタチ議論」で企業理念について全従業員で議論する機会を設け、「強マッチ」で従業員同士の強みや行動特性の共有を促進しています。「Unipos」による称賛文化の可視化や「ヨリアイ」による交流促進を通じて、従業員エンゲージメントの向上とイノベーション創出を目指す企業風土があります。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


Sansanグループは、持続的な成長のために、優秀な人材の採用・育成と多様性の確保を重要な課題としています。生成AIの急速な普及を踏まえ、AIを前提とした組織開発と人材戦略を一体で推進しています。

また、セキュリティリスクに対する管理体制の継続的な強化も優先課題の一つです。情報資産を厳重に管理し、社内AI利用ガイドラインの策定を通じて、AI利用に伴う情報漏洩や誤情報のリスク対応を強化しています。

さらに、アナログ情報を正確にデータ化する技術力の継続的な改善と強化も重要なテーマです。これまで培った技術と人の力に加え、独自に開発した生成AIを組み合わせることで、オペレーションのさらなる効率化に取り組んでいます。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


Sansanは監査等委員会設置会社制度を採用しています。経営の健全性と透明性向上を図るため、取締役による監督機能の強化に努めています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


Sansanの株主構成を見ると、筆頭株主はCNKです。また、代表取締役社長である寺田親弘氏をはじめ、複数の役員が上位株主として名を連ねています。これにより、経営陣が会社の株式を保有し、事業運営に深く関与している資本構成であることがうかがえます。

株主名 持株比率
CNK 26.01%
いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド(常任代理人 香港上海銀行東京支店) 10.90%
寺田 親弘 6.50%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 6.32%
富岡 圭 3.34%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は10名(男性8名・女性2名)で構成され、女性役員比率は20.0%です。代表取締役社長執行役員/CEO/CPOは寺田親弘氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
寺田 親弘 代表取締役社長執行役員/CEO/CPO 1999年三井物産に入社後、Mitsui Comtek社シリコンバレー勤務などを経て、2007年6月に同社代表取締役社長に就任し、現職です。
富岡 圭 取締役執行役員/COO Sansan事業部・Bill One事業部・Contract One事業部管掌役員 1999年日本オラクルに入社後、2007年6月に同社取締役に就任し、現職です。2021年6月からはUniposの社外取締役も務めています。
塩見 賢治 取締役執行役員/CISO/DPO 技術本部・Eight事業部管掌役員 1994年物産システムインテグレーションに入社後、三井物産Mitsui Comtek社出向などを経て、2006年ユナイテッドポータル代表取締役社長に就任。2007年6月に同社取締役に就任し、現職です。
大間 祐太 取締役執行役員/CHRO/CAXO 人事本部管掌役員 2006年ワークポートに入社後、Blast取締役を経て、2010年2月に同社に入社。2019年8月に同社取締役に就任し、現職です。
橋本 宗之 取締役執行役員/CFO コーポレート本部管掌役員 2004年リーマン・ブラザーズ証券に入社後、バークレイズ・キャピタル証券などを経て、2017年11月に同社に入社。2020年8月に同社取締役に就任し、現職です。


社外取締役は、赤浦徹氏(インキュベイトファンド代表取締役・指名報酬諮問委員会構成員)、古森茂幹氏(KRM代表取締役・指名報酬諮問委員会構成員)、鈴木真紀氏(佐藤真太郎法律事務所弁護士・監査等委員会委員長・指名報酬諮問委員会委員長)、塩月燈子氏(サイバーエージェント取締役常勤監査等委員・監査等委員会委員)、代田常浩氏(WiL, LLC, Partner・監査等委員会委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、社外取締役5名全員が独立役員として選定されています。これにより、客観的かつ専門的な視点から経営の意思決定と監督が行われる体制となっています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


Sansanの役員報酬は、取締役(監査等委員を除く)に対しては基本報酬、業績連動賞与、株価条件付ストックオプション、株式報酬型ストックオプションを組み合わせた体系です。一方、監査等委員である取締役には基本報酬のみが支給されます。報酬の決定プロセスには指名報酬諮問委員会が関与し、客観性と透明性の確保に努めています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 5名 3.7億円 73.4百万円
社外取締役 6名 30百万円 5.0百万円


同社役員報酬の総額は3.97億円で、対象となる役員の合計は11名です。なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。

個人別報酬が開示されている役員は、寺田親弘氏(1.02億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。