【平均年収777万円】エンビプロ・ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年6月期)

【平均年収777万円】エンビプロ・ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年6月期)

エンビプロ・ホールディングスは、エコネコル、NEWSCONなどを傘下に持つ純粋持株会社です。資源循環、グローバルトレーディング、リチウムイオン電池リサイクルを主軸に事業を展開し、直近の売上高と経常利益は減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は増加しました。


目次

※本記事は、株式会社エンビプロ・ホールディングス の有価証券報告書(2025年6月期、2024年7月1日 ~ 2025年6月30日、2025年9月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


エンビプロ・ホールディングスは純粋持株会社であり、単体従業員数は63名、グループ連結従業員数は632名です。

同社グループは、資源循環、グローバルトレーディング、リチウムイオン電池リサイクルを主軸とした事業を展開しています。連結子会社11社を中心に、環境経営コンサルティングや障がい福祉サービスも手掛けています。

主な国内グループ会社は、エコネコル(資源循環事業)、NEWSCON(グローバルトレーディング事業)、アストコ(その他)、VOLTAなどです。

直近では、2025年7月1日付で連結子会社のエコネコルが株式会社Genauを吸収合併しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


エンビプロ・ホールディングスグループは、持株会社としてグループ全体の人材マネジメントと企業文化の醸成を重視しています。事業活動を通じて経済的・環境的・社会的価値の創出を目指す企業理念を基盤に、従業員一人ひとりの成長と多様性を尊重する働き方を推進しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社単体の平均年齢は30代後半であり、平均勤続年数は6年台後半となっています。これは、比較的若年層から中堅層の従業員が中心となっており、一定の定着傾向が見られることを示しています。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 7,772,000円
平均勤続年数 6年9ヶ月
平均年齢 39歳7ヶ月
単体従業員数 63人
連結従業員数 632人
単体のグループ内比率 10.0%


同社および一部の連結子会社において退職給付制度が適用されています。確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の制度を併用しています。退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、良い組織風土と強い企業文化の形成を経営の最重要テーマと位置づけ、持続的な企業価値向上の源泉と考えています。従業員が自律的に考え行動する「創発的能力を備えた、自律した個人の規律ある集団」を目指しています。

報酬制度については、物価上昇や生活コストの変化に対応し、従業員の生活基盤を守りながら意欲向上につなげる待遇改善を重視しています。安定給部分を厚くすることで生活設計のしやすさと雇用の安心感を高めつつ、賞与支給月数を調整し変動費を適切にコントロールすることで財務健全性を維持しています。

具体的な取り組みとして、企業理念の浸透を最重要テーマとし、毎日朝礼での唱和や定期的な説明会を実施しています。また、ビジョンに向かって課題を認識し変化を推進できる「事業推進人材」の育成に注力し、次世代経営層やリーダー層向けの研修を強化しています。

さらに、業務遂行能力と創造力の両輪を育むため、目標管理とフィードバックを重視し、経営計画・実行計画発表会や週次報告を通じて進捗確認と双方向の意見交換を行っています。内部人材が講師を務める「エンビプロビジネススクール」や外部講師による専門研修を通じて、現場力の強化と役割・責任を担える人材の育成を加速しています。

採用活動では、企業理念や組織文化に共感し、変化を推進できる人材を長期的な人的資本投資と位置づけ、経験者採用と新卒採用をバランスよく行っています。新卒採用ではメンター制度やOJT、各種研修を組み合わせた育成体制を整備し、初任給の段階的な引き上げも実施しています。

コンプライアンス研修としてハラスメント・内部通報制度研修や内部情報管理研修を定期的に実施し、健全な職場環境と高い倫理観の維持に努めています。多様性を尊重し、女性が働きやすい職場環境の構築を目指しており、女性管理職比率20%を目標に掲げ、男性の育児休業取得促進や役割固定化の見直しにも取り組んでいます。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。各指標は、女性活躍推進法および育児介護休業法の規定に基づき算出されています。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 23.5%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 71.5%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 72.8%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期雇用労働者) 66.5%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 株式会社エコネコル

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 12.1%
男性労働者の育児休業取得率 25.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 84.8%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 88.6%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期雇用労働者) 70.7%


▼ 日東化工株式会社

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 2.9%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 69.4%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 74.0%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期雇用労働者) 71.4%

人的資本に関する評価指標

指標 数値
事業推進人材 135名
女性管理職比率 9.3%
男性育休取得率 54.5%
従業員満足アンケート 成長できる環境への満足度 66.0%
企業理念への共感度 83.4%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


エンビプロ・ホールディングスは、資源循環、グローバルトレーディング、リチウムイオン電池リサイクルを主軸に多角的な事業を展開しています。持株会社体制のもと、同社グループ全体で持続可能な社会の実現に貢献しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


エンビプロ・ホールディングスは純粋持株会社制を導入し、資源循環事業、グローバルトレーディング事業、リチウムイオン電池リサイクル事業などを展開しています。収益は、工場や解体物件から排出される金属スクラップや産業廃棄物のリサイクル、国内外でのリサイクル資源のトレーディング、そしてリチウムイオン電池のレアメタルリサイクルなど、多岐にわたる活動から得ています。同社グループは、大手企業の環境経営コンサルティングや障がい福祉サービス事業も手掛けています。

海外売上高も一定の割合を占めており、国際的な市場動向や為替変動が事業に影響を与える可能性があります。特定の顧客への売上集中も見られます。

資源循環事業

工場や解体物件から排出される金属スクラップや産業廃棄物を収集運搬し、中間処理工場でリサイクル資源を生産しています。鉄スクラップ、非鉄金属、プラスチック、ゴムなどのリサイクル資源を国内外に販売しています。
収益は、これらのリサイクル資源の生産・販売から得ています。運営は、エコネコル、NEWSCON、サイテラス、アストコ、ブライトイノベーション、VOLTA、日東化工などが行っています。

グローバルトレーディング事業

同社グループが生産したリサイクル資源や同業者から仕入れたリサイクル資源を国内外に販売しています。リサイクル資源の輸入や三国間貿易、輸出入に係る物流代行サービスも提供しています。
収益は、リサイクル資源の国内外での取引や物流代行サービスの提供から得ています。海外拠点はベトナム、英国、オランダにあります。

リチウムイオン電池リサイクル事業

電池工場から排出される工程廃材や使用済み電池を乾燥・破砕・選別し、コバルト、ニッケル、リチウムなどのレアメタルを含有するブラックマスを生産・販売しています。
収益は、レアメタルが含有されたブラックマスの生産・販売から得ています。

その他の事業セグメント

環境経営コンサルティング事業と障がい福祉サービス事業を展開しています。
収益は、環境経営に関するアドバイスや障がい福祉サービスの提供から得ています。

セグメント 売上高(2024年6月期) 売上高(2025年6月期)
グローバルトレーディング事業 347億円 313億円
資源循環事業 160億円 163億円
リチウムイオン電池リサイクル事業 11.0億円 10.9億円
その他の事業セグメント 4.7億円 4.5億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


エンビプロ・ホールディングスグループの過去5期間の業績を見ると、売上高は変動しながらも直近では減少傾向にあります。経常利益も同様に変動が見られ、直近の当連結会計年度では前期から減少しました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期から大きく増加しています。

項目 2021年6月期 2022年6月期 2023年6月期 2024年6月期 2025年6月期
売上高 409億円 573億円 492億円 522億円 491億円
経常利益 25.1億円 41.7億円 19.0億円 17.8億円 12.2億円
経常利益率 6.1% 7.3% 3.9% 3.4% 2.5%
親会社株主に帰属する当期純利益 14.9億円 31.1億円 12.4億円 5.4億円 11.8億円
1株当たり当期純利益(円) 50.57 105.20 41.64 17.87 39.19

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


エンビプロ・ホールディングスの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から減少しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から減少する結果となりました。これらの指標は、同社グループの生産性が前期と比較して低下傾向にあることを示しています。

指標 2024年6月期 2025年6月期
従業員1人あたり売上高(連結) 81.6百万円 77.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 2.2百万円 1.5百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


株式会社エンビプロ・ホールディングスは、本業で安定的に資金を創出し、将来に向けた投資余力も確保している財務状況を示しています。この状況は、同社グループの経営基盤の安定性を示しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


エンビプロ・ホールディングスの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均を上回っており、安定した状態を示しています。ROE(自己資本利益率)はプライム市場の製造業平均を下回っていますが、前期からは改善傾向にあります。手元資金である現金及び預金も確保されており、事業運営における不測の事態への耐性があると考えられます。これらの財務状況は、同社グループの雇用や給与の安定性につながる要素です。

指標 2024年6月期(前期) 2025年6月期(当期)
純資産 170億円 173億円
自己資本比率 49.5% 54.0%
ROE(自己資本利益率) 3.2% 7.0%
現金及び預金 69.2億円 70.1億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


エンビプロ・ホールディングスのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが前期に比べて増加し、34.7億円の収入となりました。これは棚卸資産の減少や税金等調整前当期純利益、減価償却費の増加が主な要因です。

投資活動によるキャッシュフローは△13.3億円の支出となり、前期に比べて支出が減少しています。これは主に有形固定資産の取得による支出があったためです。

財務活動によるキャッシュフローは△20.8億円の支出となり、前期に比べて支出が増加しています。これは長期借入金の返済、自己株式の取得、短期借入金の純減少が主な要因です。

結果として、営業活動によるキャッシュフローから投資活動によるキャッシュフローを差し引いたフリーキャッシュフローは21.4億円のプラスとなっています。これは、同社グループが本業で安定的に資金を創出し、事業投資を賄った上でなお余剰資金を生み出している状況を示しており、将来の成長に向けた再投資や財務健全性の維持に活用できる基盤があることを示しています。

項目 2024年6月期(前期) 2025年6月期(当期)
営業CF 29.4億円 34.7億円
投資CF △15.6億円 △13.3億円
財務CF △19.3億円 △20.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 13.8億円 21.4億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、原材料や製・商品の相場変動リスクを抱えています。鉄スクラップや非鉄金属の価格が急激に変動した場合、利益の減少や損失が発生する可能性があります。
また、事業分野には地域別に中小企業が多数存在し、価格やサービスを競い合っています。海外企業や異業種からの新規参入、業界再編成といった事業環境の変化により、業績に影響を及ぼす競合リスクがあります。

③ 人材・組織に関するリスク


同社グループは、優秀な人材の確保と育成が不可欠であると認識しており、人材獲得競争の激化を背景に、適切な人材の確保や育成が困難となるリスクを抱えています。このリスクは、同社グループの事業運営や成長戦略の推進、業績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


エンビプロ・ホールディングスは、「創業企業」「循環企業」「求道企業」という三つの企業理念を掲げ、社会にとって必要な事業を創造し続けることを目指しています。事業活動を通じて経済的価値、環境的価値、社会的価値を同時に創出し、良い世の中を作ることを使命としています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


エンビプロ・ホールディングスグループは、「創業企業」「循環企業」「求道企業」という企業理念を掲げています。創業企業としては、社会に必要な事業を日々、歴代、全員で創造し続けることを重視しています。循環企業としては、助け合い、活かし合い、分かち合う喜びの環を回し、あらゆるもののいのちを活かして使い回すことを目指しています。

求道企業としては、永遠に続く企業の道、人の道を追求し、独自の道を歩むことを大切にしています。同社グループは、事業活動を通じて良い世の中を作ることを目指し、サーキュラーエコノミー(CE)をリードする再生素材メーカーへの変革を進めています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


エンビプロ・ホールディングスグループは、「創発的能力を備えた、自律した個人の規律ある集団」を組織イメージとしています。組織風土としては、助け合い、認め合い、支え合う関係性を基盤とし、風通しが良く、主体的かつ挑戦的で協力的な環境を重視しています。

企業文化は、組織内で共有される価値観や信念、個性、独自性、こだわり、DNAによって表されるものと捉えています。同社グループは、企業理念の深い浸透を最重要テーマとし、多様性を尊重し、建設的な対立を厭わず率直に発言できる心理的安全性を大切にしています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


エンビプロ・ホールディングスグループは、サーキュラーエコノミー(CE)を実現するための独自性の追求を重要な課題としています。具体的には、高度な物理選別設備やリサイクルエンジニアリングの専門性、コンサルティング及び企画提案力、全国複数拠点と海外を含む流通ネットワーク、解体から資源循環までの一貫サービスを挙げています。

また、持続的成長を支える事業基盤の整備として、待遇改善による人材の確保と定着、次世代経営層・リーダー層の計画的育成、ガバナンス体制の強化、事業会社統合による業務プロセスの最適化に取り組んでいます。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


株式会社エンビプロ・ホールディングスは、監査等委員会設置会社として、取締役の職務執行に対する監査等委員による監督機能を強化しています。取締役会は、社外取締役を含む構成で、経営の健全性、透明性、効率性の向上を目指しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社グループの株主構成を見ると、筆頭株主はウィンデライトであり、佐野まるかがそれに続いています。これらの上位株主は、同社グループの創業家やその関連会社が中心となっており、経営基盤を支えていることがうかがえます。

株主名 持株比率
ウィンデライト 37.83%
佐野まるか 6.98%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 5.95%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は10名(男性9名・女性1名)で構成され、女性役員比率は10.0%です。代表取締役社長は佐野文勝氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
佐野 文勝 代表取締役社長 1981年に後藤商店に入社後、1983年に佐野マルカ商店(現エコネコル)に入社し、取締役を務める。エコネコル代表取締役社長、佐野まるか代表取締役を経て、2025年より同社代表取締役社長に現職。
佐野 富和 取締役会長 1974年に佐野マルカ商店(現エコネコル)に入社し、代表取締役社長を務める。2010年より同社代表取締役社長、2014年にウィンデライトを設立し代表取締役に就任。2025年より同社取締役会長に現職。
春山 孝造 専務取締役 1983年に小澤物産に入社後、有限会社春山金属代表取締役社長、3WM代表取締役社長などを歴任。2023年より日東化工代表取締役社長、同年より同社専務取締役に現職。
中作 憲展 常務取締役 1996年に岩田塗装機工業(現アネスト岩田)に入社。トーマツ環境品質研究所、リーテム執行役員を経て、アドバンスコアを設立し代表取締役に就任。2023年より同社常務取締役に現職。
竹川 直希 取締役 2001年に大宮製紙(現エリエールペーパー)に入社。佐野マルカ(現エコネコル)を経て、2010年より同社に転籍。2019年より取締役管理管掌兼経営企画部長、2021年より取締役管理管掌兼人事部長に現職。


社外取締役は、野村浩子氏(東京家政学院大学特別招聘教授)、今庄啓二氏(JOHNAN取締役)、村井俊朗氏(独立行政法人中小企業基盤整備機構アドバイザー・監査等委員)、神谷寛氏(神谷寛税理士事務所税理士・監査等委員)、白石智哉氏(セントケア・ホールディング取締役・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会の監督機能強化と監視体制の充実を図っています。社外取締役は、多様な専門知識と経験に基づき、経営意思決定への助言や社外からの経営監視の役割を担っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の役員報酬は、基本報酬、業績連動報酬と成果報酬、および譲渡制限付株式報酬で構成されています。企業価値向上へのインセンティブと株主との利益共有を目的としており、中長期的な視点を重視した報酬制度設計を目指しています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 5名 1.9億円 38.8百万円
監査等委員(社外除く) 4名 23百万円 5.8百万円
社外取締役 3名 19百万円 6.3百万円


なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。