【平均年収482万円】SYSホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年7月期)

【平均年収482万円】SYSホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年7月期)

SYSホールディングスは、エスワイシステム、エス・ケイなどを傘下に持つ純粋持株会社です。グループ連結従業員数は1,669名で、総合情報サービス事業を幅広く展開しています。直近期は売上高が過去最高を記録しましたが、経常利益と純利益は減少しました。


目次

※本記事は、株式会社SYSホールディングス の有価証券報告書(2025年7月期、2024年8月1日 ~ 2025年7月31日、2025年10月30日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


SYSホールディングスは純粋持株会社であり、単体従業員数は46名、グループ連結従業員数は1,669名です。

同社グループは、システムの開発およびソリューション・サービスの提供を中核とする総合情報サービス事業を展開しています。国内連結子会社17社、海外連結子会社2社の計20社で構成され、IT人材の創出・育成から情報インフラ構築、システム開発、保守・運用まで一貫したサービスを提供しています。ビジネス・システム、エンベデット・システム、ITインフラ構築、クラウド、ビッグデータ処理・解析、AR、VRなどの技術領域で実績があります。

主な国内グループ会社は、エスワイシステム、エス・ケイ(モバイル・ソリューション)、総合システムリサーチ(グローバル製造業ソリューション)、オルグ、ラーカイラムなどです。

直近では、2024年8月以降に複数のM&Aやグループ内再編を実施しています。SUNシステムズ、アダムアップ、シー・アイ・システム、ネットパーク21の吸収合併、アイビーシステムの全株式取得などが行われました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


SYSホールディングスグループは、慢性的なIT人材不足が続く中で、多様な人材の採用と育成、そして働きやすい環境づくりを重視しています。持続可能な社会の実現とグループの成長を両立させるため、ダイバーシティ推進、人材育成、健康経営といった取り組みを通じて、従業員が働きがいを持って活躍できる職場環境の整備に力を入れています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、従業員の平均年齢が30代後半であり、平均勤続年数は6年台となっています。これは、比較的若い世代が中心となって活躍しつつも、一定の定着傾向が見られることを示しています。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 4,822,000円
平均勤続年数 6.6年
平均年齢 38.0歳
単体従業員数 46人
連結従業員数 1,669人
単体のグループ内比率 2.8%


同社グループは、確定給付型と確定拠出型の両方の退職給付制度を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。

これらの制度は、同社および国内連結子会社、海外連結子会社を含む幅広い範囲で導入されています。退職一時金制度も設けられていますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、確定給付型の退職給付債務は1.6億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、慢性的なIT人材不足が続く中で、多様な人材の採用と育成、働きやすい環境づくりを持続的成長の鍵と捉えています。性別、年齢、国籍、障がいの有無などに関わらず、多様な人材が働きがいを持って活躍できる職場づくりを推進しています。特に、外国籍社員や高齢者の採用、女性の活躍推進、障がい者雇用に注力し、研修を通じて多様性を尊重する組織風土の醸成を図っています。

人材育成においては、変化し続ける顧客ニーズやIT技術に対応するため、役職員の継続的な成長を不可欠と考えています。グループ統一の研修制度として、キャリアに応じた階層別研修や、自律的なスキルアップを目的とした選択型技術研修を提供しています。OJTや抜擢人事も通じて、従業員の成長と組織力の向上を支援しています。

また、全ての従業員が仕事と生活を両立できるよう、働きやすい環境づくりや健康経営を推進しています。所定時間外労働の削減や、職業生活と家庭生活の両立のための制度導入を進めています。国内全従業員を対象としたエンゲージメントサーベイも実施し、働きがいのある組織・環境づくりに取り組んでいます。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社は、女性活躍推進法および育児介護休業法の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。提出会社単体の法定開示データは開示されていません。

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 株式会社エスワイシステム

正規雇用労働者においては、給与体系及び評価・運用は、男女の区別なく全社員同一としております。男女の賃金差異は、女性を積極的に採用しており、勤続年数が浅い女性社員が増加傾向にあり、役職に就く女性社員がまだ少ないためであります。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 18.6%
男性の育児休業等取得率 120.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 85.1%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 85.9%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 58.2%


▼ 株式会社総合システムリサーチ

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 9.5%


▼ 株式会社アイガ

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 9.1%

多様性・登用


提出会社および主要な事業を営む一部の連結子会社を対象とした集計値です。

指標 数値
女性従業員比率 26.1%
女性管理職比率 13.8%
女性経営者(役員)比率 3.9%
外国籍社員比率(うち国内) 12.0%(6.9%)

人材育成・エンゲージメント


提出会社および主要な事業を営む一部の連結子会社を対象とした集計値です。国内時間外労働時間および国内有給休暇取得率は、2024年8月および2025年1月、5月にグループに加入した会社を除いた集計数値です。国内従業員エンゲージメントスコアは、株式会社リンクアンドモチベーションの提供するサービス「モチベーションクラウド」のスコアを使用しています。

指標 数値
国内時間外労働時間 13.8時間
国内有給休暇取得率 70.1%
国内従業員エンゲージメントスコア 56.9

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


SYSホールディングスグループは、純粋持株会社であるSYSホールディングスと19社の連結子会社で構成されており、システムの開発やソリューション・サービスの提供を中核とする総合情報サービス事業を展開しています。同社グループは、IT人材の創出・育成から、顧客の企業価値向上を支える提案・コンサルティング、情報インフラ構築、情報システム開発、保守・運用、製品販売までを一貫して提供する「総合情報サービス」を事業領域としています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、社会生活や企業の競争力維持に不可欠な情報技術を通じて、健全な社会の発展に貢献することを目指しています。事業は「グローバル製造業ソリューション」「社会情報インフラ・ソリューション」「モバイル・ソリューション」の3つのソリューションに区分されています。

グローバル製造業ソリューション

このソリューションでは、海外市場を販路とする製造業企業をターゲットに、総合情報サービスを提供しています。主に自動車、重工業、工作機械、鉄鋼、搬送機などの関連企業を主要顧客としています。自動車関連顧客に対しては、車載ECU(電子制御ユニット)関連の開発や検証などを行っています。
収益は、製造業企業へのシステム開発やソリューション提供から得ています。前期に比べて売上高は増加しています。

社会情報インフラ・ソリューション

電力、金融、インターネット、データセンターなどの社会情報インフラを利用したサービスを提供する企業を主要顧客としています。基幹システムの開発やITインフラの構築、運用などの総合情報サービスを提供しており、ビッグデータ処理・解析などのサービスも提供しています。
収益は、エネルギー、金融、鉄道、不動産関連企業や官公庁・自治体などへのシステム開発・運用サービスから得ています。同社グループのソリューションの中で最も売上高が大きく、前期に比べて売上高は増加しています。

モバイル・ソリューション

法人向けのモバイル・アプリケーションや関連サービスを提供しています。流通グループ、訪問介護、鉄道、医療、ロードサービスなどの業種をエンドユーザーとしています。連結子会社の株式会社エス・ケイが、FieldPlus®、iContact+® Office、マップP+ Powerd by NAVITIME®、Quick Safety®といった製品を販売しています。
収益は、法人向けモバイル・アプリケーションの開発や製品販売から得ています。前期に比べて売上高は減少しています。

同社グループは、IT人材の創出に力を入れており、業界未経験者、女性、海外からのIT人材を積極的に採用し、独自の教育システムで育成しています。また、IT人材のチームによる「チームサポート・モデル」や、顧客現場と自社事業所の両方で請負体制を構築する「双方向持ち帰りモデル」、顧客予算に応じて既存情報システムの改良や運用・保守を定量的に発注する「定量発注モデル」といった事業特徴を持っています。
同社グループの売上高は本邦の外部顧客へのものが大部分を占めており、特定の主要顧客への売上高集中は見られません。

セグメント 売上高(2024年7月期) 売上高(2025年7月期)
社会情報インフラ・ソリューション 7兆6,038億円 8兆5,753億円
グローバル製造業ソリューション 4兆4,711億円 5兆2,196億円
モバイル・ソリューション 3,221億円 2,562億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


SYSホールディングスグループの連結業績は、過去5期にわたり売上高が継続的に増加し、当連結会計年度には過去最高の売上高を記録しました。これは、新規受注の獲得やリピートオーダーの増加、M&Aによる新規連結子会社の増加、社会情報インフラ・ソリューションの堅調な受注、技術者の稼働人数増加などが要因となっています。
一方で、経常利益は前期に比べて減少しました。M&A関連費用の増加や従業員の待遇改善による人件費の増加、一部の不採算プロジェクトによる利益の減少、国際情勢の変化による為替差損益の減少などが影響しています。親会社株主に帰属する当期純利益も、特別損失として減損損失や固定資産除却損を計上したことなどにより、前期から減少しています。

項目 2021年7月期 2022年7月期 2023年7月期 2024年7月期 2025年7月期
売上高 63.0億円 75.8億円 105億円 124億円 141億円
経常利益 4.0億円 4.6億円 5.9億円 7.5億円 7.3億円
経常利益率 6.3% 6.0% 5.6% 6.0% 5.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 2.8億円 3.1億円 3.7億円 4.7億円 4.2億円
1株当たり当期純利益(円) 26.79 29.57 35.60 45.11 40.29

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


SYSホールディングスグループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から増加しています。これは、売上高の増加が従業員数の増加を上回ったことを示しており、同社グループの事業規模拡大と効率性の向上がうかがえます。

一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は、前期から減少しています。これは、売上高の増加に対して、M&A関連費用の増加や人件費の増加、一部不採算プロジェクトの影響などにより、営業利益の伸びが相対的に小さかったことを示しています。同社グループは、事業拡大のための投資や人材への投資を進めつつ、収益性の維持・向上に取り組んでいる状況です。

指標 2024年7月期(前期) 2025年7月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 8.2百万円 8.4百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.5百万円 0.4百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


財務基盤の状況と資金の流れから、SYSホールディングスグループの経営の安定性について解説します。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


SYSホールディングスグループの自己資本比率は、非製造業のプライム市場平均と比較して高い水準にあります。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準を示しています。また、現金及び預金が増加傾向にあることから、手元資金の厚みが増している状況です。

指標 2024年7月期(前期) 2025年7月期(当期)
純資産 33.6億円 37.5億円
自己資本比率 50.9% 47.4%
ROE(自己資本利益率) 15.0% 11.9%
現金及び預金 34.1億円 42.3億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


SYSホールディングスグループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは5.6億円の資金取得となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上やのれん償却額があった一方、法人税等の支払額や売上債権の増加があったことによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは△3.3億円の資金使用となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出や有価証券の取得による支出があった一方、投資有価証券の償還による収入があったことによるものです。

財務活動によるキャッシュ・フローは5.6億円の資金取得となりました。これは主に、長期借入れによる収入があった一方、長期借入金の返済による支出があったことによるものです。結果として、本業で安定的に資金を生み出し、投資活動への支出を賄いつつ、手元資金を増加させている状況です。

項目 2024年7月期(前期) 2025年7月期(当期)
営業CF 7.2億円 5.6億円
投資CF △2.5億円 △3.3億円
財務CF △4.7億円 5.6億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 4.7億円 2.3億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループの事業は、企業や官公庁等のソフトウェア投資動向に一定の影響を受けます。経済情勢の変化や景気低迷等によりソフトウェア投資が抑制された場合、事業活動、財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、同社グループの総合情報サービス事業は、一般に3月決算の企業の各四半期末、特に3月に検収が集中することにより、売上と利益が集中する傾向にあります。連休等により稼働日数の少ない月は利益が減少する傾向があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループの属する情報サービス産業は労働集約型産業であり、業容の維持と拡大には人材の確保が必要となります。計画どおりの人材が確保できない場合、業容拡大、財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


SYSホールディングスは、「多様な人材と技術力で、日本のITを支える」というパーパスを掲げ、企業努力を重ねています。五方正義を基盤とし、顧客満足や高品質・高付加価値の追求、世界視野での挑戦を重視する企業文化を育んでいます。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


SYSホールディングスは、「多様な人材と技術力で、日本のITを支える」というパーパスの実現を基本方針としています。このパーパスは、五方正義(お取引先様、株主の皆様、従業員及びその家族、業界、社会)という企業理念を基盤としています。

同社グループは、顧客満足を実現する総合情報サービスの提供、高品質・高付加価値の追求、世界視野での斬新な挑戦、業界・地域・社会貢献を掲げています。事業の発展を通じた企業価値の継続的向上を目指しており、中期経営計画「SYSTarget2028」を推進しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


SYSホールディングスは、五方正義を企業理念の根幹に据え、多様なステークホルダーへの貢献を重視しています。特に、顧客満足の実現、高品質・高付加価値の追求、世界視野での挑戦を企業文化として大切にしています。

同社グループは、持続可能な社会の実現とグループの持続的成長のため、ダイバーシティ推進を重視しています。性別、年齢、国籍、障がいの有無等に関わらず、多様な人材が活躍できる職場づくりを推進しています。研修や教育を通じて多様性を尊重し、差別のない組織風土の醸成に努めています。従業員の個性を尊重し、仕事と生活の両立を図れる就労環境の整備にも取り組んでいます。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


SYSホールディングスは、情報サービス業における人手不足やDX化の推進、生成AIによる変革を経営環境として認識しています。これらの課題に対応するため、中期経営計画「SYS Target 2028」の達成に向けた重点テーマを推進しています。

具体的には、「基幹システムの総合サポート」により、案件の増大と大型化に対応し、高付加価値を追求しています。「未経験者の採用と独自の教育システム」では、IT人材不足に対応し、PMやPLを輩出し定着させることを目指しています。ダイバーシティを重視し、未経験者、外国人、シニア採用を推進し、女性管理職・女性経営者の積極登用にも努めています。

また、「ビジネスパートナー様の積極活用」や「付加価値のあるM&A」も重要なテーマとしています。従業員の健康を守り、安心して働ける環境整備を通じて従業員満足の向上にも取り組んでいます。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


株式会社SYSホールディングスは監査等委員会設置会社であり、取締役会が重要な業務執行の決定と監督を行っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


SYSホールディングスの筆頭株主は代表取締役会長兼社長である鈴木裕紀氏です。同氏が37.26%の株式を保有しており、創業家が経営に強い影響力を持つ資本構成となっています。上位株主には個人株主のほか、信託銀行や従業員持株会も名を連ねています。

株主名 持株比率
鈴木 裕紀 37.26%
安田 鉄也 13.72%
三井住友信託銀行(信託口 甲20号) 12.27%
SYSHDグループ従業員持株会 7.99%
光通信 1.90%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は8名(男性7名・女性1名)で構成され、女性役員比率は12.5%です。代表取締役会長兼社長は鈴木裕紀氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。

氏名 役職 主な経歴
鈴木 裕紀 代表取締役会長兼社長 1986年株式会社シスコン入社、1991年株式会社エスワイシステム設立代表取締役社長。2013年同社設立代表取締役会長、2014年より代表取締役会長兼社長現職。
後藤 大祐 取締役専務執行役員管理本部長 2001年株式会社エスワイシステム入社、2013年同社設立常務取締役管理本部長。2021年より取締役専務執行役員管理本部長現職。
玉本 真也 取締役事業統括本部関西ブロック長 1997年株式会社日本リサーチ研究所入社、2005年株式会社エスワイシステム入社。2023年より取締役事業統括本部関西ブロック長現職。
風間 哲也 取締役執行役員事業統括本部関東ブロック長 1997年協栄産業株式会社入社、2021年同社入社。2023年より取締役執行役員事業統括本部関東ブロック長現職。


社外取締役は、岩田則子氏(いわた行政書士事務所代表行政書士)、森戸尉之氏(弁護士法人森戸法律事務所弁護士・監査等委員)、深井貴伸氏(元日本インフォメーション代表取締役社長・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社です。社外取締役が経営全般に関する意見や指摘を行い、経営の監視・助言機能において重要な役割を担っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


SYSホールディングスの役員報酬は、固定報酬、単年度の業績を反映した業績連動賞与、企業価値の持続的な向上を目的とした譲渡制限付株式報酬で構成されています。社外取締役および監査等委員である取締役には、業務執行から独立した立場を考慮し、固定報酬のみが支給されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 5名 1.1億円 22.3百万円
監査等委員(社外除く) 1名 8百万円 7.7百万円
社外役員 3名 6百万円 1.9百万円


取締役の報酬には使用人分給与を含んでいません。また、非金銭報酬等はすべて譲渡制限付株式報酬です。連結子会社が同社役員に支払っている報酬は、取締役2名に対して32百万円(うち固定報酬29.6百万円、非金銭報酬等2.4百万円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。