※本記事は、株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス の有価証券報告書(2025年8月期、2024年9月1日 ~ 2025年8月31日、2025年11月27日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は15名、グループ連結従業員数は1,411名です。
同社グループは、成果追求型営業支援企業として、アウトソーシング事業、人材派遣事業、EC・TC支援事業、ホールセール事業を主要な事業として展開しており、連結子会社15社を中心に事業を推進しています。
主な国内グループ会社は、ヒト・コミュニケーションズ、ビービーエフ(EC・TC支援事業)、WSS、SALES ROBOTICS(アウトソーシング事業・その他)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
株式会社ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、人とサービス、仕事と人を結びつける「絆」ビジネスを展開し、社会課題解決に貢献することを使命としています。同社グループは、多様な人材の確保と育成を重視し、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境整備に力を入れています。このような方針は、持続的な企業価値向上と社会貢献を目指す同社グループの働き方の基盤となっています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、平均年齢が比較的高く、平均勤続年数も長い傾向にあります。これは、従業員が長期的にキャリアを築きやすい環境であることを示唆しています。多様な経験を持つ人材が安定して活躍できる組織文化がうかがえます。なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,282,833円 |
| 平均勤続年数 | 11.1年 |
| 平均年齢 | 48.5歳 |
| 単体従業員数 | 15人 |
| 連結従業員数 | 1,411人 |
| 単体のグループ内比率 | 1.1% |
同社グループは、従業員の退職給付制度として確定給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を採用しています。これらの制度は、同社および一部の連結子会社に適用されています。
退職一時金制度も設けられており、退職給付として給与と勤務期間に基づいた一時金が支給されます。確定拠出制度への当連結会計年度の要拠出額は1百万円です。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、事業推進の重要な要素として優秀な人材の確保と育成を掲げています。生産性向上やテクノロジーの進展といった環境変化に対応できる即戦力人材や専門性の高い人材のニーズに応えるため、現場力の強化に貢献するスタッフの確保に注力しています。特にデジタル営業支援分野に対応できる人材を新卒・既卒問わず採用し、社内外研修やグループ内人事交流を通じて育成を推進しています。
また、多様性を尊重した社内環境の整備にも力を入れています。従業員一人ひとりが生き生きと働けるよう、より良い職場環境や働き方の実現に向けた継続的な改善に取り組む方針です。これにより、従業員の能力を最大限に引き出し、持続的な企業価値向上を目指しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データは開示されていません。
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
集計対象には、同社グループが雇用している派遣スタッフを含めており、在籍日数や勤務時間に応じた人員数の案分は行わず、通常の従業員と同様に一人として算出しています。
▼ 株式会社ヒト・コミュニケーションズ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 17.7% |
| 男性の労働者の育児休業取得率 | 82.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 71.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正社員) | 85.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) | 86.2% |
▼ 株式会社fmg
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 16.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 93.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正社員) | 79.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) | 82.0% |
多様性・登用
当連結会計年度末におけるグループ全体の管理職に占める女性比率、リーダー的なポジションでの女性比率、および正社員に占める外国籍従業員の比率を示します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性比率 | 13.1% |
| リーダー的な存在・役職・ポジションでの女性比率 | 47.4% |
| 正社員に占める外国籍従業員の比率 | 20.0% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営管理を担い、成果追求型の営業支援を主軸とした多角的な事業を展開しています。ヒューマン営業支援とデジタル営業支援を融合した「オムニチャネル営業支援企業」として、幅広いクライアントの事業をサポートしています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、アウトソーシング事業、人材派遣事業、EC・TC支援事業、ホールセール事業を主要な柱としています。これらの事業を通じて、クライアントの販売戦略の企画立案から実行、顧客ニーズのフィードバックまで一貫したサービスを提供し、業績向上に貢献するビジネスモデルを構築しています。
アウトソーシング事業
この事業では、通信キャリアやメーカーなどから販売戦略の企画立案、マーケティング、販売体制の構築、人員の手配、教育研修、接客販売業務、販売管理、スタッフ管理、顧客ニーズのフィードバックといった一連の業務全体を受託しています。新規領域として航空会社からのグランドハンドリング業務も受託しています。収益は、業務委託契約に基づき、見積工数から積算した請負料金をクライアントから受領することで得ています。運営は、ヒト・コミュニケーションズ、ティーシーエイ、ジャッツ、WSS、SALES ROOTICS、FMG、fmg、FMG Ramp Solutionsが行っています。当連結会計年度においては、グループ全体の売上高の中で最も大きな割合を占め、前期から増加しています。
人材派遣事業
労働者派遣契約に基づき、通信キャリア、メーカー、スーパー・GMS、旅行業者などへ派遣先ニーズに応じたスタッフを派遣しています。収益は、人材派遣単価に派遣労働者の稼働時間を乗じて算出した派遣料金を派遣先から受領することで得ています。運営は、ヒト・コミュニケーションズ、ティーシーエイ、ジャッツ、WSSが行っています。当連結会計年度においては、前期からわずかに減少しています。
EC・TC支援事業
ECサイト運営受託業務とテレビショッピング販売支援業務の総称です。ECサイト運営受託業務では、ブランドのオフィシャルECサイトの企画・開発から受注管理、商品手配、配送、代金回収まで一連の業務運営全体をプラットフォーム化して展開しています。テレビショッピング販売支援業務では、テレビ通信販売会社とアパレルメーカーの間に入り、ブランド構築から商品企画、生産管理、オンエア時のプレゼンテーションまでを支援しています。収益は、ECサイト運営受託業務ではレベニューシェアによる成功報酬型の事業モデルも採用しています。運営は、ビービーエフが行っています。当連結会計年度においては、前期から減少しています。
ホールセール事業
国内大手小売店および海外大手小売店に対し、衣料品・雑貨等の企画、デザイン、製造、生産管理、卸売の一連の業務を行っています。ブランドやコンテンツホルダー、インフルエンサーとの協業により、商品の付加価値を高めています。収益は、これらの商品の卸売から得ています。運営は、ブランチ・アウト、上海布藍綺国際貿易有限公司が行っています。当連結会計年度においては、前期から大きく増加しています。
その他の事業セグメント
主にシステム開発関連サービス、富裕層向けリムジンサービス、訪日外国人旅行者を対象としたランドオペレーティング業務、訪問介護やグループホーム経営等の社会福祉サービス、オンライン接客サービスを実施しています。運営は、ヒト・コミュニケーションズ、ティーシーエイ、ジャパンリムジンサービス、SALES ROBOTICS、トライアングル、LOWCAL、UsideU、フィグニーが行っています。当連結会計年度においては、前期から増加しています。
| セグメント | 売上高(2024年8月期) | 売上高(2025年8月期) |
|---|---|---|
| アウトソーシング事業 | 232億円 | 258億円 |
| ホールセール事業 | 128億円 | 167億円 |
| EC・TC支援事業 | 108億円 | 92.5億円 |
| 人材派遣事業 | 88.7億円 | 87.9億円 |
| その他の事業セグメント | 29.2億円 | 30.4億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近5期間の業績を見ると、売上高は変動しながらも当期は増加に転じています。経常利益も同様に変動が見られますが、当期は前期から大きく増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に損失を計上したものの、当期は黒字に転換し、大幅な改善を示しています。
| 項目 | 2021年8月期 | 2022年8月期 | 2023年8月期 | 2024年8月期 | 2025年8月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 842億円 | 641億円 | 640億円 | 585億円 | 636億円 |
| 経常利益 | 51.2億円 | 57.6億円 | 43.0億円 | 15.4億円 | 25.0億円 |
| 経常利益率 | 6.1% | 9.0% | 6.7% | 2.6% | 3.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 27.7億円 | 32.3億円 | 18.9億円 | △43百万円 | 8.5億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 155.51 | 180.88 | 105.70 | △2.44 | 47.86 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から当期にかけて増加しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から当期にかけて増加しており、従業員一人あたりの稼ぐ力が向上している傾向が見られます。これらの指標の改善は、組織全体の効率化や事業活動の成果が従業員一人ひとりの生産性向上に繋がっていることを示しています。
| 指標 | 2024年8月期(前期) | 2025年8月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 41.7百万円 | 45.1百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.1百万円 | 1.8百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、本業で資金を生み出しつつ、将来に向けた投資を積極的に行っている状況を示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率はプライム市場の非製造業平均を上回る水準にあり、財務基盤の安定性を示しています。一方で、ROEはプライム市場平均を下回っています。手元資金は一定の厚みがあり、事業運営の安定性を支える要素となっています。
| 指標 | 2024年8月期(前期) | 2025年8月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 186億円 | 189億円 |
| 自己資本比率 | 43.0% | 42.6% |
| ROE(自己資本利益率) | -0.2% | 4.9% |
| 現金及び預金 | 143億円 | 121億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローはプラスとなっており、本業で安定的に資金を生み出していることを示しています。これは主に税金等調整前当期純利益の計上や法人税等支払いの減少によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスであり、主に有形固定資産の取得による支出が増加しています。これにより、フリーキャッシュフローはマイナスとなっていますが、これは将来の成長に向けた積極的な投資が行われている状況を示しています。財務活動によるキャッシュフローもマイナスであり、長期借入れによる収入と返済による支出が主な要因です。これらの資金の流れからは、本業で得た資金を成長投資に回しつつ、財務の健全性を保っている状況がうかがえ、入社後の安定性や成長性への期待につながるでしょう。
| 項目 | 2024年8月期(前期) | 2025年8月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 9.8億円 | 34.1億円 |
| 投資CF | △12.3億円 | △36.0億円 |
| 財務CF | △20.2億円 | △20.3億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △2.5億円 | △1.9億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、アウトソーシング事業の売上構成比率が高く、また通信分野やエアポート分野のクライアントに取引が集中する傾向があります。需要が大幅に縮小した場合、業績に影響を与える可能性があります。
また、アウトソーシング事業、人材派遣事業、EC・TC支援事業においては競合会社が多数存在し、競争がさらに激化した場合に業績へ影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、優秀なスタッフの確保を事業の重要な要素としています。雇用情勢の変化などによりクライアントニーズに適合した人材が確保できない場合、業績に影響を与える可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、「成果追求型営業支援」をビジネスモデルとし、お客様の笑顔と満足、明るく活力ある社会の創出に貢献することを事業テーマとしています。ヒューマンとデジタルの両面から「オムニチャネル営業支援」プラットフォームを推進し、「マーケティングの未来創造企業グループ」を目指しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、販売・営業・サービス分野に特化した「成果追求型営業支援」をビジネスモデルとしています。お客様の笑顔と満足を追求し、明るく活力ある社会の創出に貢献することを事業テーマとしています。
ヒューマン営業支援とデジタル営業支援を組み合わせた「オムニチャネル営業支援」プラットフォームを通じて、付加価値の高いソリューションを提供しています。同社グループは「マーケティングの未来創造企業グループ」として、事業領域の拡大と各事業会社の専門性向上を目指しています。
中長期的には「ビジネスにおける具現化の伴走者」をテーマに、クライアントの成果追求に貢献していく方針です。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、人とサービス、仕事と人を結びつける「絆」ビジネスを通じて社会課題を解決し、より良い社会を形成することを使命としています。顧客企業の伴走者として多くの「絆」を創造し、「誰ひとり取りこぼしのない持続可能な『絆』社会の創造と貢献」を目指しています。
人材育成においては、生産性向上やテクノロジーの進展に対応できる即戦力人材や専門性の高い人材の確保・育成を重視しています。新卒・中途を問わず優秀な人材を採用し、社内外研修やグループ内人事交流を通じて育成を推進しています。
社内環境整備では多様性を尊重し、社員一人ひとりが生き生きと働ける職場環境の継続的な改善に取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、事業領域と規模の拡大に伴い、グループ経営の高度化を重点課題としています。持株会社を中心にグループガバナンスを強化し、意思決定の迅速化と経営効率化を推進する方針です。
また、次世代経営者人材の登用と育成を通じて、人材面での競争優位確立にも取り組んでいます。デジタル営業支援体制の強化も重要課題であり、先端テクノロジーの活用により多様な事業環境に対応する先進的なソリューション提供を目指しています。
さらに、優秀な人材の確保と育成を推進し、現場力の強化に貢献するスタッフやデジタル営業支援分野の人材を積極的に採用・育成しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは、監査役会設置会社として、取締役会と監査役会を設置し、グループ全体の経営を統括する持株会社体制をとっています。社外取締役や社外監査役を配置することで、経営の透明性と監督機能の強化を図っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主は野村信託銀行(信託口2052116)です。これは信託契約に基づき、特定の個人が実質的な議決権を行使する形式となっています。上位株主には複数の信託銀行や資産管理会社が名を連ねており、安定した資本基盤を形成していることがうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 野村信託銀行(信託口2052116) | 30.92% |
| ダッチパートナーズ | 11.84% |
| みずほ信託銀行有価証券管理信託0700026 | 9.77% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性9名・女性2名)で構成され、女性役員比率は18.2%です。代表取締役社長グループCEOは安井豊明氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 安井 豊明 | 代表取締役社長 グループCEO | 1988年4月株式会社富士銀行入行、2004年9月ヒト・コミュニケーションズ代表取締役社長、2019年3月同社代表取締役社長グループCEOより現職。 |
| 福原 直通 | 常務取締役CFO | 1988年4月株式会社富士銀行入行、2017年11月ヒト・コミュニケーションズ取締役経理財務本部長兼業務部長、2019年3月同社取締役CFO、2025年9月同社常務取締役CFOより現職。 |
| 田村 淳 | 取締役 | 2005年10月ビービーエフ設立代表取締役社長、2014年10月同社代表取締役社長CEOより現職。2019年3月同社取締役より現職。 |
| 花堂 哲 | 取締役 | 1998年4月株式会社バックスグループ入社、2009年7月ヒト・コミュニケーションズ入社、2025年9月同社代表取締役社長営業統括本部長、2025年11月同社取締役より現職。 |
| 鳥越 靖司 | 取締役 | 1979年4月株式会社東亜国内航空入社、2015年7月株式会社キャスト代表取締役社長、2023年8月FMG代表取締役社長より現職。2025年11月同社取締役より現職。 |
社外取締役は、森忠嗣氏(エイチ・ツー・オーリテイリング取締役常務執行役員)、野村恭子氏(Social-i代表取締役)、石井清信氏(ONE STONE代表取締役)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会と監査役会を設置しています。取締役総数に占める社外取締役の割合は37.5%であり、経営の監督機能強化に貢献しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の役員報酬は、株主総会で決議された範囲内で、取締役の金銭報酬と業績連動型株式報酬、監査役の金銭報酬で構成されています。報酬の決定プロセスにおいては、客観性と透明性を確保するため、取締役会の任意の諮問機関として報酬委員会が設置されています。具体的な報酬額は、代表取締役社長が取締役会から一任を受けて決定し、監査役については監査役会の協議により決定される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 3名 | 60百万円 | 20.0百万円 |
| 社外役員 | 7名 | 27百万円 | 3.9百万円 |
個人別報酬が開示されている役員は、安井豊明氏(1.02億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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