【平均年収784万円】人・夢・技術グループ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年9月期)

【平均年収784万円】人・夢・技術グループ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年9月期)

人・夢・技術グループは、長大、順風路などを傘下に持つ持株会社です。グループ連結従業員数は2,150名で、コンサルタント、サービスプロバイダ、プロダクツの各事業を展開しています。直近期は増収増益となりました。


目次

※本記事は、人・夢・技術グループ株式会社 の有価証券報告書(2025年9月期、2024年10月1日 ~ 2025年9月30日、2025年12月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


人・夢・技術グループは持株会社であり、単体従業員数は129名、グループ連結従業員数は2,150名です。

同社グループは、コンサルタント事業、サービスプロバイダ事業、プロダクツ事業を主要事業として展開しています。連結子会社14社、非連結子会社8社、関連会社12社により構成されています。

主な国内グループ会社は、長大(コンサルタント事業)、順風路(サービスプロバイダ事業)、ニックス(コンサルタント事業業)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


人・夢・技術グループは、持株会社としてグループ全体の経営戦略を担い、多様な事業を展開しています。同社グループは「人が財産」という考えのもと、社員一人ひとりの成長と働きがいを重視する企業文化を醸成しています。多様な人材が協働し、能力を最大限に発揮できる環境づくりに注力しており、専門性を活かして長期的に活躍できる働き方が期待されます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


人・夢・技術グループの単体従業員は、比較的高い平均年齢と長い平均勤続年数を示しており、人材の定着性が高い傾向にあると考えられます。これは、従業員が長期的にキャリアを築ける環境が整っていることを示唆しています。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 7,843,000円
平均勤続年数 14.1年
平均年齢 46.5歳
単体従業員数 129人
連結従業員数 2,150人
単体のグループ内比率 6.0%


同社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を採用しています。これらの制度は、同社および連結子会社に適用されています。

退職一時金制度も設けられています。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

確定給付制度における退職給付債務は31.7億円、年金資産は2.7億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


人・夢・技術グループは、「人が財産」であるという考え方を基本に、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。社員一人ひとりが夢を持って暮らせる社会づくりに貢献するため、多様な人材が協働し、個性と能力を最大限に発揮できる組織風土の醸成と環境整備を推進しています。

サステナビリティに関する重要な項目として人的資本への取り組みを掲げており、社員の「個」の成長を重視しています。具体的には、DEI&B(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン&ビロンギング)の浸透を通じて、技術・サービスのイノベーションを実現することを目指しています。

この方針に基づき、「健康支援センター」「人財戦略部」「ダイバーシティ推進室」を設置し、グループ全体の健康、人材育成、DE&Iに関する施策を立案・推進しています。また、「人財戦略委員会」や「ダイバーシティ推進委員会」を通じて、これらの取り組みをグループ横断的に展開し、社員が”働きがい”を持って活躍・成長できる環境づくりに注力しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データは開示されていません。

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ ㈱長大
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
(注)2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
(注)3 「―」は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)における公表項目として選択していない場合、または「男性労働者の育児休業取得率」について分母がゼロとなる場合を示しております。

指標 数値
管理職に占める女性従業員の割合 4.6%
男性従業員の育児休業取得率 77.8%
従業員の男女の賃金の差異(全労働者) 77.8%
従業員の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 68.3%
従業員の男女の賃金の差異(非正規労働者) 68.6%


▼ 基礎地盤コンサルタンツ㈱
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
(注)2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
(注)3 「―」は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)における公表項目として選択していない場合、または「男性労働者の育児休業取得率」について分母がゼロとなる場合を示しております。

指標 数値
管理職に占める女性従業員の割合 3.9%
男性従業員の育児休業取得率 100.0%
従業員の男女の賃金の差異(全労働者) 100.0%
従業員の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 59.0%
従業員の男女の賃金の差異(非正規労働者) 61.1%


▼ ㈱ピーシーレールウェイコンサルタント
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
(注)2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
(注)3 「―」は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)における公表項目として選択していない場合、または「男性労働者の育児休業取得率」について分母がゼロとなる場合を示しております。

指標 数値
管理職に占める女性従業員の割合 6.0%
男性従業員の育児休業取得率 25.0%
従業員の男女の賃金の差異(全労働者) 25.0%
従業員の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 62.2%
従業員の男女の賃金の差異(非正規労働者) 71.0%

多様性・登用


中核子会社である長大の目標及び実績です。

指標 目標(2025年度) 実績(2025年度)
女性管理職比率 7.6% 4.1%

育児・介護支援


中核子会社である長大の目標及び実績です。

指標 目標(2025年度) 実績(2025年度)
女性の育児休業取得率 100.0% 100.0%
男性の育児休業取得率 100.0% 62.5%

健康・安全


中核子会社である長大の目標及び実績です。

指標 目標(2025年度) 実績(2025年度)
法定残業時間超過者 0人 0人

人材育成・エンゲージメント


中核子会社である長大の目標及び実績です。

指標 目標(2025年度) 実績(2025年度)
離職率 3.0%以下 6.2%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


人・夢・技術グループは、コンサルタント事業を主軸に、サービスプロバイダ事業、プロダクツ事業を展開する持株会社です。社会インフラの整備から地域創生、環境・新エネルギーまで幅広い分野で事業を手掛けています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、コンサルタント事業、サービスプロバイダ事業、プロダクツ事業の3つの主要事業を展開しています。各事業は社会インフラの維持管理や老朽化対策、地域創生、再生可能エネルギーなど、多岐にわたる分野で顧客の課題解決に貢献しています。収益は、主に顧客との契約に基づく役務提供や商品販売から得られています。

特定の顧客への収益集中が見られ、国土交通省や防衛省が主要な取引先となっています。

コンサルタント事業

橋梁・特殊構造物等の調査・計画・設計・施工管理、道路・総合交通計画、ITS、港湾・河川防災、情報処理、PFI、環境、建築、土質・地質調査、鉄道、再生可能エネルギーに関するコンサルティングなどを手掛けています。収益は、主にこれらのコンサルティングサービス提供から得ています。運営は、長大、ピーシーレールウェイコンサルタント、長大テック、基礎地盤コンサルタンツなどが行っています。

サービスプロバイダ事業

道路運営、公共施設の運営、PPP、デマンド交通システム、健康サポート、再生可能エネルギー事業、ファイナンス事業などを展開しています。収益は、これらの施設運営や事業運営サービスから得ています。

プロダクツ事業

エコ商品販売、レンタル、情報システムの販売・ASPなどを手掛けています。収益は、建設型枠リースシステムやコンクリート用夜間反射塗料などのオリジナル商品の販売・レンタルから得ています。

セグメント 売上高(2024年9月期) 売上高(2025年9月期)
コンサルタント事業 383億円 443億円
サービスプロバイダ事業 7.7億円 9.6億円
プロダクツ事業 7.7億円 7.2億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、直近の5年間で増加傾向を示しています。経常利益は変動が見られるものの、当期は前期から増加に転じました。親会社株主に帰属する当期純利益も、前期の損失から当期は利益を計上する結果となりました。

項目 2021年9月期 2022年9月期 2023年9月期 2024年9月期 2025年9月期
売上高 - 376億円 398億円 398億円 460億円
経常利益 - 38.9億円 32.0億円 17.6億円 27.1億円
経常利益率 - 10.3% 8.0% 4.4% 5.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 - 23.3億円 12.0億円 △1.9億円 15.6億円
1株当たり当期純利益(円) - 261.95 134.74 △21.30 176.75

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から増加しており、生産性の向上がうかがえます。従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から増加しており、組織全体の収益性が改善している状況が示されています。これらの指標の改善は、事業活動の効率化や収益性の高い案件の獲得が進んでいることを示唆しています。

指標 2024年9月期(前期) 2025年9月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 18.9百万円 21.4百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.9百万円 1.2百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務状況は、事業活動や投資活動において資金を使用している状況を示しています。今後の事業展開や資金調達の状況が、経営の安定性に影響を与える可能性があります。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の非製造業平均を上回る水準にあります。これは、財務の安定性を示す指標の一つです。一方で、ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回っています。手元資金である現金及び預金は前期から減少しており、資金の動きが見られます。これらの財務状況は、同社グループの事業運営における資金の健全性や、将来の成長に向けた投資余力に影響を与える可能性があります。

指標 2024年9月期(前期) 2025年9月期(当期)
純資産 202億円 209億円
自己資本比率 53.9% 50.7%
ROE(自己資本利益率) -0.9% 7.6%
現金及び預金 85.0億円 77.8億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加などにより資金を使用する状況となりました。投資活動によるキャッシュ・フローも有形固定資産の取得により資金を使用しており、事業への投資が行われています。フリーキャッシュ・フローはマイナスとなり、事業活動と投資活動を合わせた資金は外部からの調達に依存している状況です。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入れや社債の発行により資金を調達しています。これらの資金の流れは、同社グループが事業拡大のための資金需要に対応しつつ、外部からの資金調達も活用している状況を示しており、今後の事業展開や雇用・給与の安定性を見極める上で注目すべき点です。

項目 2024年9月期(前期) 2025年9月期(当期)
営業CF 9.8億円 △11.4億円
投資CF △8.2億円 △6.4億円
財務CF 8.5億円 10.4億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 1.7億円 △17.8億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループの売上高は、本邦の官公庁に対する割合が63.1%を占めており、公共事業投資額の縮減や受注単価の下落が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、売上高が年度末に集中することから、業績に季節的変動が生じる傾向があります。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


人・夢・技術グループは、「人が夢を持って暮らせる社会の創造に技術で貢献する」という経営理念のもと、持続可能な社会の実現を目指しています。建設コンサルタント事業を基盤とし、多様な技術と人材を通じて社会課題の解決に取り組む企業です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


人・夢・技術グループは、「人が夢を持って暮らせる社会の創造に技術で貢献する。」を経営理念としています。同社グループは「人」「夢」「技術」をモットーに、国内外で人権を尊重し、法令や国際的ルールを遵守しながら持続可能な社会の創造に貢献することを目指しています。

長期経営計画「長期経営ビジョン2030」を掲げ、その実現に向けた中期経営計画「持続成長プラン2025」を策定しました。このプランでは、国土基盤整備・保全分野の強化に加え、環境・新エネルギー分野および地域創生分野を新たな事業分野として確立することを基本方針としています。また、事業を支える多様な人材が働きがいを持てる環境づくりも推進しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、「人が財産」という考えのもと、多様な人材が協働し、社員が個性と能力を発揮し働きがいを持って活躍・成長できる組織風土の醸成と環境整備を重視しています。

サステナビリティ基本方針「人・夢・技術グループは、人が夢を持って暮らせる持続可能な社会づくりに技術をもって貢献します。」を掲げ、社員の「個」の成長、DEI&B(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン&ビロンギング)の浸透によるイノベーション実現を目指しています。

グループガバナンスの強化と適切な情報開示も重視しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、当面の対処すべき課題として、より一層の働き方改革の推進を掲げています。人的投資やDX推進、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)方針に基づく多様な働き方制度の整備を進めています。

また、頻発する大規模災害へのグループとしての対応や、持続可能なグローバル社会形成への貢献も重要なテーマです。ICTの進展とインフラ技術への活用推進、再生可能エネルギー分野の拡大にも取り組んでいます。

多様化する海外事業のリスク管理と、グループガバナンスの強化も継続的な課題です。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


人・夢・技術グループは監査等委員会設置会社であり、経営の監視体制を強化し、意思決定の透明性・公正性・迅速性を確保することを基本的な考え方としています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


人・夢・技術グループの株主構成を見ると、信託銀行が筆頭株主となっています。また、同社の社員持株会も上位に位置しており、従業員による株式保有も特徴の一つです。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 11.41%
人・夢・技術グループ社員持株会 10.62%
有限会社ピーシー 6.59%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は9名(男性6名・女性3名)で構成され、女性役員比率は33.3%です。代表取締役社長は永冶泰司氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。

氏名 役職 主な経歴
永冶 泰司 代表取締役社長 1980年4月に長大橋設計センター(現長大)に入社し、2009年12月に長大の代表取締役社長最高執行役員に就任。2021年10月より人・夢・技術グループ代表取締役社長、2024年12月より長大会長執行役員より現職。
野本 昌弘 代表取締役副社長 1983年4月に長大橋設計センター(現長大)に入社。長大で取締役専務執行役員海外事業本部長などを歴任し、2021年12月より長大代表取締役社長最高執行役員、2024年12月より人・夢・技術グループ代表取締役副社長より現職。
野村 英雄 取締役副社長 1994年4月に基礎地盤コンサルタンツに入社。同社で取締役執行役員営業本部長などを務め、2024年12月より基礎地盤コンサルタンツ代表取締役社長社長執行役員、人・夢・技術グループ取締役副社長より現職。
塩釜 浩之 常務取締役経営企画担当 1990年9月に長大に入社。基礎地盤コンサルタンツ取締役、長大取締役常務執行役員経営企画担当などを経て、2021年10月より人・夢・技術グループ常務取締役経営企画担当、2025年10月より長大取締役副社長副社長執行役員経営企画担当兼事業戦略推進本部長より現職。
加藤 聡 上席取締役社長室担当 兼 健康支援室担当 兼 コーポレート・ガバナンス担当 1997年4月に旺文社に入社。東洋大学大学院客員教授、東京都市大学大学院客員教授などを務め、2024年12月より基礎地盤コンサルタンツ取締役。2025年10月より人・夢・技術グループ上席取締役社長室担当兼健康支援室担当兼コーポレート・ガバナンス担当より現職。


社外取締役は、二宮麻里子氏(弁護士・BACeLL法律会計事務所入所・監査等委員)、酒井之子氏(桃山学院大学ビジネスデザイン学部特任准教授・監査等委員)、岡田直子氏(ネットワークコミュニケーションズ代表取締役・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員が取締役会で議決権を行使することで経営への監視体制を強化しています。社外取締役は33.3%を占め、客観的な立場から監査体制に貢献しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


人・夢・技術グループの役員報酬は、取締役(監査等委員および社外取締役を除く)に対しては固定報酬、業績連動報酬、株式報酬で構成されています。監査等委員および社外取締役に対しては、職責を考慮し、基本的に固定報酬のみが支給される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 7名 1.5億円 21.1百万円
監査等委員(社外除く) 1名 14百万円 14.0百万円
社外取締役 3名 13百万円 4.3百万円


同社グループの役員報酬の総額は1.8億円であり、支給対象となった役員の総数は11名です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。